
マカオの夜で最も人気のある水上ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(水舞間)」を、シティ・オブ・ドリームズで観てきました。
円形の舞台を取り囲むように配置された観客席。中心の舞台は巨大なプールから一気に排水して床のステージに切り変わり、水中から高い塔が現れたと思ったら、頭上でもワイヤーを使ったエアリアル(空中芸)が始まる。再びプールになった中央舞台への高所からのダイビング、トランポリンやブランコを使った激しいマッスル系ダンス、オートバイを使ったスタントショー、噴水やレーザーのド派手な演出まで、約90分間、息をつく間もなく展開される圧巻のアクロバット系ミュージカル。これ相当レベル高いです。
2025年にパワーアップして帰ってきたザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター、すでに人気に火が着いており、連日満員御礼状態。チケットは早めに手配しておいた方がいいのは間違いないんですが、問題はどのシート(座席)にするか?
ギャラリー、シグネチャー、グランド、プレミアム、ゴールデンサークル…と種類が多くて迷ってしまうんです。
色々迷った結果、今回はゴールデンサークル(VIP席)をチョイス。理由は、日本の皆さまにどの席がいいかお伝えするため。一番いい場所から全体を眺めれば、その他の席の良し悪しもわかりますからね。
ということで、この記事では、マカオの人気ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」の見どころとともに、ゴールデンサークル(VIP席)の通常席との違い、舞台の見え方、無料のフードやドリンクなどの特典、そしてちょっと割高なVIP席のチケットを安く買う方法などを、実際に現地で撮った写真を使って詳しく紹介していきたいと思います。

ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターとは
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターは、マカオのシティ・オブ・ドリームズに造られた専用劇場でしか観られない、世界最大の水上ショーです。2010年の初演から約5年間の休演を経て、2025年5月、物語、登場人物、衣装、振付、映像、舞台技術まで再構築した新作として復活しました。
初代を生み出したのはFranco Dragone(フランコ・ドラゴーニュ)。現在の新版は、Peparini Studios(ペパリーニ・スタジオ)の芸術監督Giuliano Peparini(ジュリアーノ・ペパリーニ)が新たに演出し、Our Legacy Creations(アワー・レガシー・クリエーションズ)が制作しています。旧作の再上演ではなく、その名を受け継いで水上エンターテインメントの水準をもう一段引き上げた作品です。
中央舞台の下にあるのは、約1,700万リットル、深さ9メートルの巨大プール。32本の油圧シリンダーが舞台リフトを動かし、演者が泳ぐプールを1分以内に乾いた床へ変えます。


239基の噴水は最高18メートルまで上がり、25メートルの高さからダイバーが水面へ飛び込む。さらに123台のウインチ、540基の可動照明とレーザーが、水中、床上、空中を一つの演技空間につなぎます。

舞台に立つのは30か国から集まった90人を超えるパフォーマー。その裏側を、プロダイバーを含む170人以上の技術スタッフが動かしています。約2,000席の客席に囲まれた劇場そのものが、巨大な水中機械であり、空中劇場でもある。水、ダンス、ダイビング、アクロバット、映像、レーザー、バイクスタントを約90分の物語へまとめ上げる、世界最高水準のライブエンターテインメントです。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 会場 | シティ・オブ・ドリームズ1階 ダンシング・ウォーター・シアター |
| エリア | マカオ・コタイ地区 |
| 上演時間 | 約90分、途中休憩なし |
| 公演日 | 水曜~日曜が基本、1日1~2公演 |
| 劇場 | 約2,000席、舞台を270度囲む専用劇場 |
| 中央舞台 | 直径約20メートル、プールの深さ9メートル 水量約1,700万リットル |
| 座席料金 | MOP 698~1,598 VVIPボックスは1室MOP 28,000/38,000 |
| 言語 | 台詞は少なく、音楽と身体表現を中心に進行 |
| 入場 | QRコードまたはバウチャーと、パスポートなどの身分証明書を提示 |
観る前に知っておきたい登場人物と物語の前提

ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターは、言葉が分からなくても楽しめるんですが、ストーリーを一度で完全に理解するのは簡単ではありません。台詞が少ないうえ、人物の名前や過去は舞台上で詳しく説明されず、王国から未来都市へ場面が一気に飛んだりすることもあります。しかも、目の前では高所ダイブや空中演技が続くので、初見ではストーリーよりパフォーマンスを追うだけで精一杯。ぶっちゃけそれでも十分満足できると思うんですが、ストーリーも理解できたもっともっと楽しくなると思うんですよね。
そこで、ここでは公式デジタルプログラムをもとに、登場人物、本編以前の出来事、結末までの流れを整理します。
先に人物関係を知っておくと、衣装の色、剣の行方、アーニ姫の胸元にある青い宝石、男性の主人公ジーンと行動を共にしていたサルバドールの行動が一本につながり、同じ場面でも見えるものがまるで変わると思います。
登場人物|ジーン、アーニ姫、だけではない
- アーニ姫(Princess Aani/プリンセス・アーニ):波の王国の王女。亡き母から受け継いだ青い宝石を持ち、水の声を聞き、その流れを操ります。優しさと強さを兼ね備えた物語の中心人物です。
- ジーン(Jean/ストレンジャー=異邦人):イギリス生まれの教師。海と古い地図を愛する旅人で、異世界へ迷い込み、アーニ姫と恋に落ちます。「ストレンジャー」というのは、王国へ来た異邦人という立場を表しています。
- リリス(Lilith/ダーククイーン=闇の女王):アーニ姫とジョンの継母。美貌と魔術で王へ近づき、王国を奪った支配者です。アーニ姫の力と「水の剣」を狙います。
- サルバドール(Salvador/セーラー=船乗り):船上で生まれた流浪の船乗りで、腕の立つ泥棒。自分本位に見えますが、「水の剣」を盗み出して物語を動かし、終盤では剣を奪い返す重要人物です。
- ジョン(Zhong/フィッシャーマン=漁師):アーニ姫の兄弟で、王位を継ぐ王子。幼い頃に王国から逃がされ、漁村で育ったため、自分の出自を知りません。武術に優れ、ジーンと共に戦います。
- ワボ(Wabo/賢者):森と自然の声を知る賢者。幼いジョンを守り、異世界を進むジーンを導く精神的な案内役です。
- イアーゴ(Iago/ダーククイーン(闇の女王)の重臣):強い者には従い、弱い者には横柄に振る舞う二面性のある家臣。リリスの命令で剣や捕虜を管理し、物語に不気味さと滑稽さを加えます。
農村でワボと暮らしていた漁師のジョンは、実は主人公アーニ姫の弟であり「水の剣」の正当な後継者。これを知らないと最後にジョンが「水の剣」でアーニ姫の命を復活させ、国王の座についたことの意味がわからないかもしれません。
本編が始まる前に王国で起きたこと(ストーリーを理解するための予備知識)
ストーリー(あらすじ)に入る前に、なんと、その前提知識が必要なんです。こちらを読んでから、次のストーリー(あらすじ)を読みましょう。
ストーリー理解のための予備知識
物語の舞台は、自然と人が調和して暮らす「波の王国」。王は国を守る「水の剣」を受け継ぎ、王妃との間にアーニ姫とジョン王子がいました。王妃は亡くなる前、アーニ姫へ青い宝石を託し、ジョンは水の剣の継承者となります。
そこへ、追放された貴族を装ったリリスが現れます。王を魅了して後妻となったリリスは、偽の侵略騒ぎを起こして王を罠にかけ、王国を支配。アーニ姫を苦しめ、水の剣を継ぐジョンの命まで狙います。
アーニ姫は賢者ワボにジョンを託し、遠い漁村へ逃がしました。そのため、この時点ではジョンは自分が王子であることを知りません。
一方、船乗りの泥棒サルバドールは、リリスが求める水の剣を盗み出します。本人は知らないまま、サルバドールは王国に残された最後の希望を手にしていた――ここから舞台上の物語が始まります。
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターのストーリー(あらすじ)
ここからはショーの起点から結末までを書いておきます。観賞前に読めば人物と場面を追いやすくなり、観賞後に読めば、目の前で起きていた出来事をつなぎ直せます。
サルバドールからジーンへ渡る「水の剣」
ダーククイーンの兵から逃げるサルバドールは、偶然そこにいたジーンへ水の剣を押しつけます。争いの中で2人は海へ転落。漁師として暮らすジョンが竹のいかだから2人を救い上げますが、サルバドールは再び剣をつかみ、水中へ消えます。
やがて海中から巨大な金色の船が出現。ジーン、サルバドール、ジョンがしがみつく3本のマストが高くせり上がり、嵐にのみ込まれていきます。旅人ジーンは、ここで波の王国の運命へ引き込まれます。
アーニ姫との出会いとダーククイーンの宮殿
ジョンに救われたジーンは、賢者ワボと不思議な動物たちに出会います。水面から光る檻が現れ、その中に囚われたアーニ姫を見た瞬間、ジーンは彼女に心を奪われます。しかし剣へ手を伸ばした途端に雷鳴が響き、アーニ姫の檻は暗い水底へ沈み、ダーククイーンに捕まってしまいます。
ジーンとサルバドールも捕らえられ、リリスは水の剣を奪って祝宴を開催。イアーゴが仕切る舞踏会では、人間の身体で作る巨大な空中シャンデリアが宮殿を覆います。サルバドールは剣へ飛びつきますが兵に阻まれ、混乱の中でジーンだけが水中へ逃れます。

魔法の庭園、沈むパゴダ、繰り返される別れ
ジョンは笛の音でアーニ姫の檻を呼び戻し、ジーンが彼女を解放します。アーニ姫の足が地面に触れると、水が踊り、荒れた空間は生命に満ちた魔法の庭園へ変わります。ようやく救い出したと思った瞬間、イアーゴと兵が襲来。ジョンの仲間たちも加わって激しい戦いになりますが、アーニ姫は再び連れ去られ、黄金のパゴダも海へ沈みます。

ジーンはイアーゴの舟に縛られたアーニ姫を追いますが、あと一歩のところで引き離されます。ダーククイーンの拷問部屋へ送られた後、サルバドールの助けで脱出して檻を引き上げようとするものの、アーニ姫は海の底へ。絶望するジーンに、ワボはもう一度水へ飛び込めと道を示します。
未来都市を駆け抜け、水の剣を取り戻す
水を越えたジーンがたどり着くのは、高層ビルとネオンに包まれた未来都市。ジョンに導かれ、再び捕らわれたアーニ姫を見つけたジーンは、赤いバイクを奪って夜の都市へ飛び出します。古代の王国から一転してバイクスタントが始まるのは、時間と場所を越えるジーンの旅そのものです。

未来都市を抜けて荒野へ逃れたジーンは、小さな箱を抱えた男と出会います。箱の中から現れたのはワボ。彼が空を指すと、月明かりの中に何人ものアーニ姫の幻が現れ、届かない高さで空中バレエを舞います。姫を追い続けるジーンは再び水へ沈み、最後の戦いへ向かいます。
月夜の演出では、複数のパフォーマーが同じ高さで宙に浮き、噴水の軌跡と身体の線をそろえます。物語の孤独を、大きな動きではなく空中で静止する身体によって見せる場面です。

一方のサルバドールは、水の剣を抱いて眠るイアーゴの部屋へ忍び込みます。剣を奪う途中で見つかり、部屋中を水がのみ込む騒ぎになりますが、最後には水の剣を確保。最初は剣を盗んだ張本人だったサルバドールが、最終決戦へ必要な剣を持ち帰ります。
最終決戦、アーニ姫の選択、ジョンの戴冠
イアーゴが門を開くと、ダーククイーンの軍勢が現れます。ジーン、ジョン、仲間たちは総力戦に挑みますが、ジーンが倒されてしまいます。アーニ姫は胸元の青い宝石に宿る「水の心」を使い、自らの命と引き換えにジーンを救います。ジョンは水の剣を振るい、ついにリリスを檻へ封じ込めます。

戦いの後、ジョンは水の剣の力でアーニ姫を蘇らせます。王国はアーニ姫を新たな統治者として迎えようとしますが、彼女は権力よりジーンとの愛を選び、王位を本来の継承者であるジョンへ譲ります。アーニ姫とジーンが手を取り合って水の中へ消え、離れ離れだったジョンは王として故郷を取り戻す。恋愛だけでなく、家族、継承、自己犠牲まで回収して物語は幕を閉じます。
ジーンとアーニ姫だけを追うと単純な救出劇に見えますが、剣を盗み、奪い返すサルバドール、王子であることを知らず姉を助けるジョン、2人を導くワボまで理解すると、各演目が物語のどこに置かれているのかがはっきりします。
このショーは登場人物とあらすじを知ってから観る方が圧倒的に面白いです。
参考:City of Dreams Macau「House of Dancing Water」公式サイト・公式デジタルプログラム
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターの圧巻のパフォーマンス
床とプールが入れ替わる舞台転換
このショーで最初に圧倒されるのは、パフォーマンスよりも舞台そのものかもしれません。
観客席に囲まれた中央の舞台は最初はプール。なるほど、題名にウォーターが付いていますからね。水を使ったショーなんでしょう…ふむふむ。という感じで始まります。

次のシーンでは、このプールの中から高い塔、Dream Pagoda(ドリーム・パゴダ)がせり上がり、パフォーマーたちが塔の上からプールへ飛び込みます。

プールの周りからもどんどん飛び込み、バシャバシャと水しぶきが上がります。

かと思ったら、次のシーンではみるみる水が捌け、さっきまでダイビングプールだった深いプールが完全な床となり、映像を投影した広い演技空間へ変わります。

この場所、後半のシーンでは、バイクが走り回ったりするんです。

噴水を使って荒れ狂う海を表現したして…まさに変幻自在。

先まで高いところから人が飛び込んでいた深いプールがあった場所を、今はバイクが走り回っている…この特殊装置のすご技に一瞬頭がバグるはずです(笑)。
Human Chandelier 2.0(ヒューマン・シャンデリア2.0)と空中アクロバット
頭上にも注目です。視線を舞台へ固定していると、今度は頭上からワイヤーパフォーマンス装置、Human Chandelier 2.0(ヒューマン・シャンデリア2.0)が降りてきます。
大勢の演者が円形の装置に乗り、身体だけで幾何学的な形を作る新版の代表的な演目です。この写真の装置の下にぶら下がっているのはみんな人です。

別のシーンでも壮絶なワイヤーアクションが展開されます。大量の放水を受けながらの空中アクション。しかも地面は床。すごい迫力です。

優雅な水上ダンスからバイクスタントまで
落ち着いたシーンでも随所に現れるスーパーパフォーマンス。まさに息を抜く間もなく、次々と圧巻のパフォーマンスが繰り広げられていきます。

Future City(フューチャー・シティ)のシーンでは、レーザー、照明、水、プロジェクションマッピングを駆使して奥行きを作ります。舞台の真ん中にできた青い道が、どこまでも続いていくような錯覚を覚えます。

静から動へ。終盤にはジャンプ台が現れ、複数のバイクが円形舞台を宙返りしながら横切ります。水とダンスの世界から、爆音とスピードのスタントまで、最初から最後まで本当に息をつく暇もありません。
Klookでは評価4.8/5、口コミ20.1K件、予約400K件超。写真付きの購入者口コミでも、舞台転換と演目の完成度が高く評価されています。
「舞台の変貌は信じられないほどで、一瞬プールだったかと思えば、次の瞬間には固い床に変わります。すべてのダイブ、ジャンプ、スタントが完璧に実行されていました。」出典:Klook公式サイト(自動翻訳による)
フィナーレでは、出演者が水の残る円形舞台を埋め尽くします。高所ダイブ、空中演技、ダンス、バイクという異なる演目が、最後には一つの物語として着地。割れんばかりの大歓声がショーの完成度を物語っています。

ショーが終わった後の得も言われぬ満足感、最後は自然と立ち上がり拍手を送っていました。
正直ここまで凄いとは思ってなかったです…。「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」、マジで凄いです。おすすめです。
おすすめの座席(シート)|座席表と見え方を比較
ショーのクオリティーは相当高く、是非観ておくべきなのは間違いないんですが、悩ましいのは座席(シート)なんですよね。ギャラリー、シグネチャー、グランド、プレミアム、ゴールデンサークルと5種類もあって、料金もそれなりに違うので、どれを選ぶべきか?が結構悩ましいんです。
ポイントは2点かなと思います。
1点目はステージの広さです。ショーが行われるステージ自体が広いうえに、ワイヤーを使った空中アクションも頻発するので縦(高さ)の空間も演出に含まれています。なので、単純に演者に近い前方の座席がいいとは言い切れません。前方の座席は、近くでど迫力のパフォーマンスが見られますが、舞台の変化や背景映像、ライティング、噴水、空中演技など、制作者がつくり上げた大きな構図で舞台を見れないという欠点があります。
2点目はステージの形です。円形のステージを、1か所大きく開けて、観客席が取り囲むという構造で、観客席のない空間には大きなディスプレイがあり、ショーに使われています。座席の位置によってはこの部分が見えない可能性があります。ただし、パフォーマンス自体はほぼ100%円形ステージで行われるので、ちょっとくらい死角があったとしてもパフォーマンスを観るだけならほとんど影響ないでしょう。欠点は演出の一部が見れないので物語への没入感が減るくらいだと思います。

| カテゴリー | 公式料金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ギャラリー | MOP 698 | 料金を抑えてショー全体を楽しみたい人 |
| シグネチャー | MOP 898 | 価格と舞台への近さを両立したい人 |
| グランド | MOP 1,098 | 斜め前から迫力を感じたい人 |
| プレミアム | MOP 1,298 | 中央正面から完成された構図を見たい人 |
| ゴールデンサークル | MOP 1,598 | 広い席、中央からの全景、飲食サービスを重視する人 |
KKdayやKlookで予約する場合に選べるのは上記の座席カテゴリーまで。カテゴリー内の細かい座席の場所は自動割り当てだそうで、当日に割り当てられます。同行者と並んで観たい場合は、同伴者の分も一緒に予約すると隣同士の席を割り当ててくれます。
通常席(ギャラリー、シグネチャー、グランド)の広さと座り心地
ギャラリー、シグネチャー、グランドの通常席は、赤と紫の柄が入った布張りシートです。客席には大きな傾斜があり、前の列と高さをずらして舞台を見やすくしています。

各席の肘掛けにはドリンクホルダーがあります。座面と前後の間隔は一般的な劇場サイズで、ゴールデンサークルほどの余裕はありません。

初めてなら中央正面、参加型ならスプラッシュエリア
背景となる巨大スクリーンには物語の理解に必要な情報が映し出されたりします。このスクリーンが常に見えない席だとストーリーの理解が半減しそうです。

おすすめは、これを正面から見ることができるプレミアムまたはゴールデンサークル。ここからなら、背景映像、中央の演者、手前の水面が縦に重なり、ショー全体を意図された構図で見続けることができます。
コストを抑える場合でも、グランドかシグネチャーにはしておきたいところです。ギャラリーだとスクリーンに何が写っているかはわからないと思います。見えないものはずっと見えないので、そういうもんかなぁで済みそうですが…
こういう場面だと、ギャラリー席からは、スクリーンだけではなく、演技も見えないでしょうね。こうなってくると何かやっているのに見えない…という風になるので、結構ストレスを感じると思います。

A~B列はスプラッシュエリア
一方、各カテゴリーのA~B列はスプラッシュエリアです。

水しぶきを受け、演者との掛け合いまで含めて楽しむ席なので、完成された全景よりも舞台への参加感を優先する人に向いています。前列は予約時に選べるので、前の方でびしょびしょになりながらショーを楽しみたいという方は、スプラッシュエリア(A~B列)を選んで予約しましょう。
「水しぶきも楽しく、何よりも演者と交流できます。ショー全体は飛び込み、ダンス、アクロバット、武術、スタントが融合されており、90分間内容が充実していました。」出典:Klookの口コミ(プレミアム・スプラッシュエリアA~B列/自動翻訳)
ゴールデンサークル(VIP席)を実体験
ゴールデンサークルは、中央後方を一段高くした専用区画です。通常席のファブリックシートとは異なり、無地の赤い革張りチェアが少数ずつ配置されたちょっとゴージャスな雰囲気。低い間仕切りで区画が分けられていて、ちょっとだけ特別感を感じます。

シートピッチ(前後の間隔)も通常席より余裕があります。足元へ荷物を置いても人が通れるくらい幅があるので、ゆっくり足を伸ばしてショーを観ることができます。各席には簡易テーブルが付いていて、予めエビアンがセットされています。

背もたれと座面が大きく、各シートにそれぞれ肘掛けがあるので、隣の人との肘掛け争いも起きません(笑)。食べ物や飲み物を置くことができる専用スペースがあるので、何かを食べながら寛ぎながらショーを観れますね。

ゴールデンサークルからの見え方
正面を見ると、円形舞台の輪郭、背景セット、左右の客席、頭上の装置まで視界に入ります。手すりは舞台より低い位置に収まり、着席したままでも全景を遮りません。

演者の表情を追う距離ではありませんが、水面に描かれる模様、左右から入る出演者、背景映像、空中演技を同じ視野に収められます。食事をしながらでも舞台全体の動きを見失いません。

ゴールデンサークルなら対象のフード・ドリンクが無料
劇場の売店では、ポップコーン、ホットドッグ、ポルトガル式エッグタルト、アイスクリーム、ソフトドリンク、アルコールを販売されています。ホットドック、ポップコーンは50マカオパタカ、コーラは45マカオパタカです。
ゴールデンサークル席ならこれらが無料です。

といっても食べたのは、ホットドッグ、ポップコーン、それに最初に用意されていたエビアンだけです。夕食の代わりになるような内容ではありませんが、開始前にホットドックで腹ごなし、公演中はポップコーンをつまみながらリラックス…これはこれで、いい時間です。

というのは半分強がりで、スマホで追加注文ができることに気付かなかったんです(笑)。
座席横のQRコードから注文する
注文用QRコードは各席の肘掛けに貼られています。コードには座席番号が登録されており、スマホで読み取ると自分の席へ届けてもらう注文ページが開きます。

最初の画面には「Dancing Water Concession」と座席番号が表示されます。番号を確認して「ORDER」を押すとメニューへ進みます。

フード欄にはポップコーン、ポルトガル式エッグタルト、ホットドッグが並びます。対象商品にはMOP 0と表示され、注文画面で追加料金が発生しないことを確認できます。

テーマドリンクには「Princess Aani(アーニ姫)」「Dark Queen(ダーククイーン)」など、物語の登場人物を使った名前が付いています。チケットに含まれるテーマドリンクは、この専用タブから1杯選びます。

テーマドリンクは、アルコール入りのカクテルとノンアルコールのモクテルから選択できます。お酒を飲まない人も同じ見た目のドリンクを楽しめます。

これからゴールデンサークル席を予約する方は、座席横のQRコードを読み込んで、ガンガン食べまくってくださいね(笑)。
ゴールデンサークル席(VIP席)の感想まとめ
広い革張りシート、シートピッチ、専用テーブル&肘掛け、座席注文の飲食サービス、それにショーを中央正面から死角なしで観ることができる点も合わせると、ゴールデンサークルはそれなりに価値のある席だと思います。せっかくのマカオ旅行、1つや2つ贅沢してもいいんじゃないかなと思える内容だと思います。
ただし料金がそこそこするので、ここでは出費を抑えて、他に回すというのもアリだと思います。
そんな時でも、少なくともギャラリーは避けることをおすすめします。つまり、プレミアム・グランデ・シグネチャーから選んでほしいわけですが、この3つはそこまで違わない印象です。
あとは、舞台の間近で迫力のパフォーマンスを観たいという方はスプラッシュエリア(A・B列)を選んでください。そこまで近いと視角の広さは関係ないはずなので、できるだけ安いところを選ぶ、というのもアリだと思います。つまりギャラリー席&スプラッシュエリア(A・B列)というのも楽しみ方としてはあり得る選択だと思いますね。
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予約から当日の入場まで
予約では、観賞日、開演時刻、座席カテゴリー、人数、パスポートと同じ氏名を入力します。決済後に届くバウチャーには、公演情報と入場用QRコードが記載されています。

当日は、このQRコードを、出入口のスタッフさんに提示します。ゴールデンサークル席は予め席が割り当てられていて、スタッフさんが席まで案内してくれました。
日本ではそうでもないかもしれませんが、実は海外では、KlookやKKdayのこの仕組みの利用者がほとんどなので、この画面を見せれば、何も言わなくてもスタッフさんは何のことかわかってくれます。なのでまったく心配なしです^^
アクセス|シティ・オブ・ドリームズへの行き方
会場のシティ・オブ・ドリームズ(新濠天地)は、マカオ半島ではなくコタイ地区にあります。マカオ国際空港とタイパ・フェリーターミナルから近く、空港から車で約15分です。正面には「CITY OF DREAMS 新濠天地」の文字が大きく掲げられています。

道路側には「COD」の大型デジタル塔が立っています。CODは、City Of Dreamsの略です。タクシーでは「新濠天地」または「City of Dreams」と見せれば、この車寄せへ到着します。

館内はホテル、カジノ、レストラン、高級ブランド店を結ぶ大きな商業空間です。GUCCI、FENDI、Cartierが並ぶ明るい通路を進み、頭上案内の「The House of Dancing Water/水舞間」を追います。

劇場は1階です。ロビー中央に「水舞間」の縦長看板があり、頭上の画面にはEチケット所持者が直接入場できる案内も表示されています。スマホでQRコードを開き、入場列へ進みましょう。

観賞前に知っておきたい注意点
座席指定とキャンセル
予約時に選べるのは座席カテゴリーまでで、細かい席番号は自動的に割り当てられます。同行者と並ぶ場合は全員分を一度に予約します。予約確定後は基本的に変更、キャンセル、払い戻しができません。
A~B列はスプラッシュエリア
ギャラリー、シグネチャー、グランド、プレミアムのA~B列は水しぶきが届きます。防水雨具が用意されますが、スマホ、カメラ、バッグは自分でも水から守れるようにしておきます。
子どもも1人1枚のチケットが基本
座席を使用する観客には年齢にかかわらず1人1枚のチケットが必要です。2歳以下は身分証明書を提示し、大人の膝の上で観賞する場合に限り無料。無料で同伴できる幼児は大人1人につき1人です。12歳以下は大人が同伴します。
途中休憩なし、トイレはホールの外
約90分の公演に途中休憩はありません。トイレはホールの外にあり、途中で出ると再入場時にQRコードを使います。入場前に済ませ、バウチャーは終演までスマホですぐ開ける状態にしておきます。
フラッシュと動画は禁止
写真はフラッシュを切って撮影できますが、動画撮影は禁止です。スマホを頭より高く掲げず、画面の明るさも落とします。演者の動きは水中から頭上まで広がるため、撮影に集中しすぎると重要な場面を見逃します。
遅刻するとシーン替えのタイミングまで入場できない
開演後はすぐに自分の席へ入れません。スタッフが指定する場所で待ち、安全に案内できるシーン替えのタイミングで入場します。QRコードで直接入場する場合も、開演15分前には劇場入口へ到着します。
まとめ|洗練された舞台装置と圧巻のパフォーマンス!必見です!
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターは、噴水ショーや水中ダイビングを繰り広げるだけの退屈な水上ショーではありません。約1,700万リットルのプールを一瞬で舞台に変える最新鋭の舞台設備を使って、世界中から集まったトップアスリート、トップパフォーマーが、ダンス、空中演技、バイクスタントなどの超人級パフォーマンスを90分間息をつく間もなく展開される、世界でも類を見ないスーパーエンターテイメントです。
座席の種類は5種類。料金優先ならギャラリーだけど死角が多いので、ギャラリーはおすすめしません。価格重視でもシグネチャーかグランドをおすすめします。
中央正面から死角なしで観るならプレミアムかゴールデンサークルが選択肢です。広い革張りシートで、中央からの死角なしの全景が約束されていて、かつ座席で無料フード&ドリンクが付いたVIP席のゴールデンサークルも十分選ぶ価値があります。
チケットは、日本語で買える、KKday、Klook、楽天トラベル観光体験を比較してから買うと、あのサイトの方が安かった…みたいな後悔をしないで済みますよ。
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