フィリピン・マニラへの出張を繰り返すまじめなサラリーマンが、KTVやゴーゴーバーなどのマニラの夜遊びを満喫するためのホテルを大まじめに厳選してご紹介します。プール付きホテル、朝食がおいしいホテル、大浴場のあるホテル、高級ホテルからコスパ系ホテルまで。もちろんすべてJF（ジョイナーフィー・連れ込み料）は無料です。
けんたあの〜…今度マニラに出張行くんですけど、夜遊びに便利で、コスパのいいホテルあります？
あるよ。
ほんとマニラの駐在員は遊びまくってますからねぇ…夜遊びのこと、良く知ってますわｗ。
今回の情報は、現地マニラに駐在している先輩にもいろいろと教えてもらいつつ、本当に夜遊びに特化したホテル情報を厳選したものです。実際、僕も、マニラ出張の時には、ここでご紹介したホテルの中から予算や気分に合わせてチョイスしていますので、マニラへの出張や旅行を企画中の方にも役立つ情報ではないかと思います。
マニラの夜遊びの基本情報
マニラの代表的な夜遊びスポット（①LAカフェ（出会いカフェ）、②マラテ（KTV密集エリア）、③ブルゴス通り（ゴーゴーバー密集エリア）、④マカティ・パサイロード沿い〜リトル東京周辺（日本人向けパブの集中エリア））（紫色で表示）と、それらの夜遊びスポットが含まれるエリア（地区）（赤・青・黄で表示）を地図に落とすとこんな感じになります。
ちなみに、パサイのエドサコンプレックス（通称エドコン）はコロナ禍に閉鎖されています。
夜遊びホテルを選ぶ際には、この地図を見ながら、どこで遊びたいかをまず決めて、それが含まれるエリア（地区）を選ぶ必要があります。
とはいえ、エドコンの無くなった今、パサイが選択肢から外れています。そのため、選択肢はマラテ地区（黄色）かマカティ地区（赤色）だけ。2択ですね。
もちろん、出張の場合は、会社やクライアントへのアクセスの良さが最優先です。マカティに会社があるのに、マラテのホテルに泊まってたら、「仕事する気あるの？」ってなっちゃうので（笑）
マラテ地区
マラテ地区はKTVを中心とした夜遊びスポットの密集エリアです。世界的に有名な出会いカフェ「LAカフェ」も近くにあります。
夜遊び目的ならマラテ地区（マラテエルミタ地区）が第一の選択肢。ここでご紹介するホテルの中から選んでおけば間違いないでしょう。
なお、LAカフェがあるのはマラテではなくエルミタなので、LAカフェあたりまで含めて、マラテエルミタ地区と呼ばれることもあります。
シェラトン・マニラ・ベイ
ロケーション （4.5）
設備 （4.0）
サービス （5.0）
マラテの中心にあり、LAメトロのあるエルミタ方面にも、マラテのKTV密集地にも、アクセス抜群の好立地。ロビンソンモールも近く、ショッピングやレストランの選択肢も多く、エルミタ・マラテを楽しむにはこれ以上ないロケーションです。が、繁華街に近い高級ホテルであるがゆえに、ホテル周辺には物乞いやストリートチルドレンなども多く、フィリピン慣れしていないと少し戸惑うことがあるかもしれません。
パンパシフィックホテルからシェラトンにリブランドし、ホテル内のリノベーション工事を行った関係で、設備は概して新しくなっています。また、ホテルスタッフの接客・対応の評価も高く、日本人のリピーターがとても多いホテルです。予算が許すのであれば、マラテ地区で一番おすすめできる、間違いない安定のラグジュアリーホテルです。
ニューコースト ホテル マニラ
ロケーション （4.5）
設備 （3.5）
サービス （4.5）
このエリアではシェラトンホテルに並ぶ5つ星ホテルと称されるホテルですが、シェラトンと比べて料金が各段に安いため、料金込みで（コスパ）No.1ホテルと言う人もいる、隠れた人気ホテルです。
ただし、歴史のあるホテルなので設備の老朽化がネックですが、一方で、一番小さなルームタイプで35㎡とゆったり設計なのも魅力。古いホテルにありがちなジレンマがあります。多少の古さは気にならないよ、それより広い部屋でゆったり過ごせた方がいい、と言う方には、ストライクだと思います。
LAカフェやKTVなどのナイトスポットへのアクセス抜群の立地はマラテ最強レベル。周辺にはコンビニ・両替所があって、ロビンソンモールも余裕の徒歩圏。買い物や食事に困ることはありません。
料金・ロケーション・グレードのバランスがとれた高級ホテル。最も快適に夜遊びを楽しめるホテルの一つです。
⭐8.5 ¥14,797～
ダイヤモンド ホテル
ロケーション （4.0）
設備 （3.5）
サービス （4.5）
シェラトンホテル・ニューコーストホテルと共に、マラテで5つ星ホテルと称されるホテル。トップがシェラトン、少しランクが下がって、ダイヤモンドホテルとニューコーストホテルという位置付け。
違いはロケーション。マニラ湾沿いに建つダイヤモンドホテルは、シェラトン・ニューコーストと比べて、ナイトスポットまで若干距離があります。その代わり、部屋からサンセットビューが楽しめるという特典つき。
部屋も一番狭いタイプでも40㎡。ニューコーストよりさらにゆったり設計ですが、ニューコースト同様歴史あるホテルであるため、設備の経年劣化が気になるところ。
予算に余裕のある方は迷うことなくシェラトン。ある程度しっかりしたホテルを希望する方で予算の制限のある方は、ダイヤモンドホテルとニューコーストホテルを料金も含めて比較しながら、選んでいます。
ロスマン ホテル
ロケーション （5.0）
設備 （2.5）
サービス （4.0）
1985年新設、2002年改装。躯体は古いですが、改装を繰り返しつつ、フィリピンクオリティではそれなりのレベルを保っているホテル。設備の古さは否めないとはいえ、部屋の広さは最低でも32㎡。結構広いです。
徒歩圏には30軒以上のKTV、10軒以上のマッサージ店、カジノも近く、コンビニ、両替所も至近。ロビンソンモールもすぐ近く。マラテを楽しむならこれ以上ないロケーションにあります。
日本語を話せるスタッフがいることもあって、日本人の利用者が多いホテルでもあります。ホテルスタッフの評価も上々です。
抜群のロケーションと部屋の広さ。この2点を重視するなら、料金が安いだけに、コスパはかなり高いですね。ただし、高級ホテルではないので、ラグジュアリーを求めるなら、ダイヤモンドホテルとかニューコーストホテルとかにした方がいいです。
リヴィエラ マンション ホテル
ロケーション （4.5）
設備 （2.5）
サービス （4.0）
周辺には日式KTVやマッサージ店がたくさんあり、目の前にはカジノもあり、夜遊びには最高の立地。ロビンソンモールやセブンイレブンも近く買い物にも便利。夜遊びだけでなく、マラテステイを不自由なく満喫できるロケーションが最大の魅力のホテルです。
1992年建築。2010年に改装を実施しているとはいえ、建物の老朽化が難点。シャワーのお湯の出や空調の騒音など、フィリピンの大衆ホテルではよくあるネガティブコメントが散見されます。一方で、部屋は28㎡からとゆったり設計。部屋の広さを評価する声が多いホテルでもあります。
ホテルスタッフの対応がよく、親日的なホテルであるため、日本人のリピーターが多いホテルです。
ホップ イン ホテル エルミタ マニラ
ロケーション （4.0）
設備 （2.5）
サービス （2.0）
2016年に開業した築浅のホテル。必要な設備をコンパクトに収めた簡易タイプのホテルです。
簡易ホテルなので、サービスは最低限。冷蔵庫もなく、無料のミネラルウォーターもありません。アメニティも最低限です。あるのは、シャワールームに設置されているシャンプーとボディーソープ、それにトイレットペーパーくらいですね。それ以外は、歯ブラシもなければ、ティッシュもなく、スリッパもありません。
1階がセブンイレブンなので、必要なものがあればすぐに買えますが…。
繁華街からは路地1本2本離れているため、ナイトスポットの騒音からは解放されますが、行き帰りの暗がりは少し危険を感じます。また、ロビンソンモールまでは500メートルちょっとあるので、微妙に行きにくくなります。
料金が格段に安いので、どの程度まで許容できるか。料金重視なら選択肢の一つになるホテルです。
マラテ地区のホテル選びのコツ
・高級ホテルは、シェラトン、ダイヤモンドホテル、ニューコーストホテルの3択。最上位はシェラトンだが価格が高い。
・高級ホテルで、かつ予算を抑えたい方は、ダイヤモンドホテルかニューコーストホテル。ニューコーストホテルの方が夜遊び目的のロケーションは良い。
・中級ホテルなら、ロスマンホテルか、リヴィエラマンションホテル。どちらもマラテの夜遊びには絶好の立地。設備の老朽化とフィリピンクオリティに慣れている方なら、部屋が広くてコスパは良い。
・料金をさらに抑えたければ大衆ホテルはたくさんあるが、比較的新しい簡易ホテル、ホップ イン ホテル エルミタ マニラが人気。
なお、このマラテエルミタ地区は、マニラの観光名所が集まる「イントラムロス」まで3〜4kmと比較的近く、昼の観光にも適したエリアでもあります。
マカティ地区
マカティは金融機関や外資系企業のオフィスが集中するエリア。高級ブランドショップを備えるハイソなショッピングモール「グリーンベルト」を中心に近代的な街並みが特徴です。マニラの中では比較的治安のいい場所としても有名です。
多くの日系企業はマカティにオフィスを構えており、日本人駐在員もたいていマカティ周辺に住んでいます。そのため、多くの日本人出張者はマカティ周辺のホテルに泊まります。
パサイロード沿いのエリアには、リトル東京をはじめとした日本食レストランや日本人向けカラオケパブが集中し、日本人が安心して夜のマニラを楽しめる場所があります。少し足を延ばしてブルゴス通りへ行けばゴーゴーバーの密集エリア。もう少しディープなマニラの夜を楽しむことができます。
ビジネス目的の方、安全第一の方は、マカティの中でもグリーンベルトモール周辺のホテルがいいと思います。逆に夜遊びを重視するならブルゴス通りに近いホテルがおすすめです。
ザ ペニンシュラ マニラ
ロケーション （3.5）
設備 （4.5）
サービス （5.0）
ザペニンシュラホテルは、マカティにある高級ホテルの中では比較的ブルゴス通りに近いロケーション、グリーンベルトモールの裏手、ブルゴス通り方面にあります。それでも、ブルゴス通りまでは約1kmあります。
ロビーフロアの豪華さが評判のマニラでも一目置かれているラグジュアリーホテルです。名門ペニンシュラなのでホテルサービスは折り紙付き。快適なホテルステイが約束されています。
夜遊びホテルとしては、ロケーションに若干難ありですが、料金が安く設定されていることが多く、料金が安い日を発見したら是非泊まっておきたいホテルかなと思います。日本のペニンシュラ東京なんか余裕10万円を越えてきますからね。ペニンシュラマニラは破格です。
アイム ホテル
ロケーション （4.5）
設備 （4.5）
サービス （3.0）
ブルゴス通りの近くの上級ホテルといえば、このアイムホテルと次にご紹介するシティガーデングランドホテル。この2つのホテルが人気です。シティガーデングランドホテルが2014年開業、アイムホテルはそれから2年後の2016年開業と、アイムホテルの方が若干新しい。いずれも、オープンからそれなりの期間が経っていますが、まだまだ新しい雰囲気が残っています。
アイムホテルの売りは、ブルゴスに近いロケーションと、新しめの設備、サウナ付きの大浴場（SPA）、床がシースルーになっている天空プールなど。特徴のあるホテルではありますが、ホテルサービスの評価が低く、サービス内容からは、高級ホテルのジャンルではなく、キレイめなデザイナーズホテルといった感じでしょうか。
設備のキレイさから、ブルゴス近郊No.1と評価する人もいるホテル。特に大浴場が好きな方にはおすすめのホテルです。
シティ ガーデン グランド ホテル
ロケーション （4.5）
設備 （4.0）
サービス （4.0）
一つ前にご紹介したアイムホテルとマカティアベニューを挟んで隣にあるのが、このシティガーデングランドホテルです。
周辺にコンビニやレストランが多数、ちょっとしたモール（センチュリーシティーモール）も近く、便利な立地にあり、なおかつブルゴス通りへも徒歩2,3分という夜遊びにも適したロケーション。
アイムホテルにような大浴場はないですが、眺望のいい大きなルーフトップバーや朝食ビュッフェ、そしてホテルサービスの評価が高い点で、アイムホテルより若干評判のいいホテルです。
ホスピタリティを含めて雰囲気重視の方には、こちらのシティガーデングランドホテルがおすすめです。
セントジャイルズ マカティ – セントジャイルズ ホテル
ロケーション （5.0）
設備 （3.5）
サービス （3.5）
アイムホテル・シティガーデングランドホテルから、カラヤーンアベニューを渡り、さらにブルゴス通りに近づいた場所にあるのが、セントジャイルズホテルです。ゴーゴーバーまで1,2分という超至近距離。ブルゴス通りで遊ぶためのホテルといっても過言ではありません。
2010年開業とアイムホテル・シティガーデングランドホテルよりも古く、ルームサイズは20㎡〜25㎡とアイムホテル・シティガーデングランドホテルよりも狭い。ホテルスタッフの対応や朝食ビュッフェなどのソフト面の評価も分かれており、サービスにムラがある印象です。
でも、アイムホテル・シティガーデングランドホテルよりも料金が格段に安い。料金を重視するならセントジャイルズマカティ。設備のキレイさを重視するならアイムホテル・シティガーデングランドホテルという感じでしょうか。
⭐8.2 ¥5,376～
レッド プラネット マカティ アベニュー マニラ
ロケーション （4.0）
設備 （3.0）
サービス （2.0）
レッドプラネット マカティアベニューは2012年開業。2016年には改装を行っており、まだまだ新しい雰囲気を残しています。お部屋も清潔でキレイですが、広さは16㎡とかなり手狭です。歯ブラシなどのアメニティやミネラルウォーターの備え付けなどはないので、持参するか周辺のコンビニ等で調達する必要があります。
日本のビジネスホテルのようなスペース感ですが、キレイで、宿泊料金もリーズナブルなので、料金重視の方にはフィットするホテルです。
ブルゴス通りの終点（カラヤーンアベニュー側）まで徒歩2,3分なので、夜遊びスポットへのアクセスは良好です。
⭐7.9 ¥4,551～
マカティの夜遊びホテル、日本人街で食事をして、飲んで、カラオケをして帰ってくるだけなら、どこでも同じかなと思います。一方で、ブルゴスへ行って、GOGOバーのようなフィリピンらしい遊びをしっかり楽しみたい、という場合は、ブルゴス周辺のホテルが絶対便利なので、ここでご紹介したホテルの中から予算にあったホテルをチョイスしましょう。
マカティ地区のホテル選びのコツ
・日本人街でカラオケをするだけなら、グリーンベルトモールの周辺の高級ホテル（フェアモントマカティ・ニューワールドマカティ・マカティシャングリラ・ラッフルズマカティ）がおすすめ。
・マニラらしいナイトライフを楽しむならブルゴス通りへ行きましょう。
・ブルゴス通りへアクセスしやすい高級ホテルなら、ザ・ペニンシュラ ホテルがおすすめ。
・ブルゴス通りで遊ぶなら、繁華街に近いホテルがおすすめ。その場合は
①アイムホテル（新しい・大浴場・料金高め）
②シティガーデン グランドホテル（まあ新しい・ホスピタリティ・まあまあ高め）
③セントジャイルズ ホテル（近い・普通グレード・リーズナブル）
④レッドプラネット マカティ（新しい・狭い・リーズナブル）
あたりから、ニーズに合わせて選べば問題ないでしょう。
パサイ地区
パサイ地区には夜遊び目的のおすすめホテルはありません。
エドサコンプレックスが元気に営業していた2020年頃までは、夜遊び目的でこのあたりのホテルに泊まる人もいましたが、現在はエドサコンプレックスが廃業して無くなっているので、パサイ地区にメジャーな夜遊びスポットはありません。
ということで、このエリア（地区）に夜遊び目的のおすすめホテルはありません。
最終日はオカダマニラがおすすめ
パサイ地区は空港から近いので、初日や最終日に泊まる方が多かったのですが、エドコン（エドサコンプレックス）が無くなってしまったので、つまらない。
代わりに、空港から近くて、退屈しない場所として選ばれているのが、マニラベイエリア（地区）。24時間営業のカジノがあるので、夜までしっかり遊べます。夜遊びの意味が違いますけど…
おすすめはオカダマニラ。カジノだけでなく、煌びやかな噴水ショーや豪華なレストランを楽しめる、ベイエリア最大のエンタメホテルです。マニラ空港から近いので、最終日に泊まると移動時間の心配をあまりしなくて済みます。
⭐9.1 ¥30,661～
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