ニュートンのミシュラン屋台「Kwang Kee」|フィッシュスープ&ビーフンがうまい

ニュートンのミシュラン「Kwang Kee」

こんにちは。シンガポール在住のサラリーマンけんたです。

ニュートンフードセンターで、さっぱりしたローカルフードを食べたい。そんなときにちょうどいいのが、Kwang Kee Teochew Fish Porridge(光記潮州魚糜)です。ミシュラン・ビブグルマンにも選出された、シンガポールのフィッシュスープの名店です。

店名は最後にFish Porridge(魚のお粥)が付けられていますが、フィッシュスープのお店と考えると注文で迷いません。

Kwang Keeのフィッシュスープは、基本的に3種類。①茹でた白身魚のSliced Fish Soup(スライスド・フィッシュスープ)と②揚げた白身魚のFried Fish Soup(フライド・フィッシュスープ)、そして両方が入った③Dual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)の3種類です。

このラインナップを見たら、両方入った③Dual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)でええやん、と思った方。正解です。Kwang Keeでは、臭みのない白身魚も香ばしい衣がスープに絶妙にマッチする白身魚のフライも、どっちも美味しいので、欲張りセットのDual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)を注文しましょう。

スープが決まったら、それに、ごはん、イエロー麺、ビーフン(米粉麵)、平打ち麵などを選びます。おすすめは、ビーフン。ミシュランのおすすめもビーフン。店頭でおばちゃんにおすすめを聞いてもビーフンと言います(笑)。

ということで、今回ご紹介するのは、Dual Fish Soup+ビーフンです。澄んだ魚介スープに太めのビーフン(米麺)、白身魚、スープを吸った白身魚のフライ、野菜が入る一杯です。

Kwang Kee Teochew Fish Porridgeの揚げ魚ビーフン
Kwang Keeのフィッシュスープ。太い米麺、白菜、白身魚のフライが、澄んだスープの中にたっぷり入っています。
もくじ

Kwang Keeはニュートンフードセンター#01-20

Kwang Keeは、ニュートンフードセンターの#01-20。青い看板に大きく書かれた「光記潮州魚糜」と、ミシュランの赤いパネルが目印です。

ニュートンフードセンター20番のKwang Kee Teochew Fish Porridge
Kwang Keeは#01-20。Sliced Fish PorridgeとFried Sliced Fish Bee Hoonの写真が大きく出ています。

ミシュラン・ビブグルマンに選ばれているお店ですが、ミシュランの看板以外、店構えはいたって日常的。魚、麺、野菜が並ぶ小さな調理場で、頑固そうなおっちゃんが注文を受けてから一杯ずつ丁寧に仕上げています。

注文は店頭のおばちゃんにします。店頭の上にメニューがあるので、一番右のDual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)を指さして、ワンと言えばOKです。

正確には、S(7 SGD)、M(8 SGD)、L(10 SGD)、LL(12 SGD)からサイズを選びます。それにビーフンをトッピング(+0.5 SGD)。

一番右の写真を指して、「プラス、ビーフン、M、ワン」でいいんじゃないでしょうか。テキトーで大丈夫です(笑)。トータル8.5シンガポールドルですね。

ミシュラン掲載パネルを掲げたKwang Keeの屋台
2021年から2025年までのミシュラン掲載を掲げる店頭。青い看板とオレンジ色の丼を探してください。

おすすめはDual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)+ビーフン

魚と揚げ魚が入ったKwang Keeの揚げ魚ビーフン
白身魚のフライだけでなく白身魚の切り身も入ったボリューミーな一杯。

見た目は素朴です。しかし、ひと口ごとに違う具材が入ってくるので単調さがありません。太い米麺、ふっくらした白身魚、香ばしい白身魚のフライ、やわらかい白菜。これらすべてをまとめるのが、澄んだ魚介スープです。

澄んだスープは軽いのに、魚のうま味がしっかり

Kwang Keeの魚介のうま味が溶けた澄んだスープ
透明感のある魚介スープ。油で押す味ではなく、魚のうま味をまっすぐ味わえます。

まずは何も足さずにスープから。口当たりは軽く、後から魚のうま味がじわっと広がります。白身魚のフライが入っていても油っぽくならず、暑いシンガポールでも箸が進む味です。

ビーフンは日本で想像する細麺ではない

Kwang Keeの揚げ魚ビーフンに入る太い米麺
麺はつるりとした太い米麺。日本で「ビーフン」と聞いて想像する細い麺とは別物です。

シンガポールのFish Bee Hoonで使うのは、丸くて太めのビーフン(米麺)です。もちもちというより、つるんとなめらか。スープを重く抱え込まないので、魚の味を邪魔しません。

白身魚は厚く、やわらかい、そして臭みは一切なし。

Kwang Keeの揚げ魚ビーフンに入る厚切りの白身魚
厚みのある白身魚。しっとりやわらかく、魚の臭みはありません。

箸で持ち上げると、白身魚の厚さがよく分かります。火を入れすぎず、身はしっとり。淡白な魚にスープの塩気が重なり、すっきり食べられます。

一番うまいのは、スープを吸った白身魚のフライ

衣にスープが染みたKwang Keeの揚げ魚
外側の衣にスープが染み、中の白身はふっくら。白身魚のフライはかなりうまい。

このお店で一番おいしいのは、実はフライドフィッシュ(白身魚のフライ)です。衣の香ばしさを残しながら、表面には魚介スープがじんわり染みています。

一口食べると香ばしさが鼻を抜け、その次にふっくらした白身魚の香りが口いっぱいに広がります。スープとの相性抜群。たんぱくになりがちなフィッシュスープの良いアクセントにもなっています。

Kwang Keeの揚げ魚ビーフンで特においしい揚げ魚
これがうまい。スープを吸わせすぎないうちに食べると、衣と白身の食感を両方楽しめます。

仕上げはお店のおばちゃんが。勝手にやると怒られます(笑)

奥の調理場で大将が作った一杯を、最後に店頭のおばちゃんが仕上げます。

おばちゃんが両手に持ったスプーンと蓮華で青ネギやフライドオニオンを手早くのせてくれます。手を出そうとすると怒られるので、静かに待ちましょうw

Kwang Keeの店員がフライドオニオンを丼にのせる様子
たっぷりのフライドオニオン。澄んだスープに香ばしさを足す重要な薬味、これがうまいんです。

辛いタレは、箸先で少し取ってスープに溶かす

一緒に出てくる赤唐辛子は、最初から全部入れてはいけません。まずはスープをそのまま飲み、途中で唐辛子を箸の先にちょんと付けて、スープに少しずつ溶かします。

Kwang Keeのフィッシュスープに添えられる赤唐辛子入りのタレ
輪切りの赤唐辛子が入ったタレ。これは一気にかけるのではなく、少量ずつ使います。

ドバドバッとスープに投入しないのが、シンガポール流です。

少量でも辛さはしっかり立ちます。入れすぎると、せっかくの澄んだ魚介スープが唐辛子一色になってしまうので、注意しましょう。

箸先で赤唐辛子を少量取るKwang Keeのフィッシュスープの食べ方
箸先に少しだけ取るのがちょうどいい。透明なスープの味を残しながら、辛さを足せます。

左手にレンゲを持ち、麺やスープをすくい、右手のお箸の先でチョンと赤唐辛子を付けて、レンゲのスープにお箸の先に付いた赤唐辛子をチョンとつけて、レンゲでスープを食べる。足りなければ、このチョンを何往復かする。

この付いたか付いてないか…くらいの付け方がシンガポール流です。

シンガポーリアンは麺類をはじめとしたスープ系の料理を食べる時、左手のレンゲを結構使う、というのもあるんですが…

箸先の赤唐辛子をKwang Keeの澄んだフィッシュスープに溶かす様子
箸先の唐辛子をスープへ。魚のうま味はそのままに、味がきりっと締まります。

Kwang Keeの営業時間・アクセス

店名Kwang Kee Teochew Fish Porridge(光記潮州魚糜)
屋台番号#01-20
住所500 Clemenceau Avenue North, Newton Food Centre, Singapore 229495
営業時間火~日曜 11:00~20:00
定休日月曜
おすすめDual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)+ビーフン

最寄りはMRTニュートン駅。B出口へ進み、地上から屋根付きの歩道を歩けばニュートンフードセンターに着きます。駅から近く、初めてのシンガポール旅行でも行きやすいホーカーです。

ニュートン駅B出口のNewton Food Centre案内表示
ニュートン駅ではB出口へ。案内板にNewton Food Centreと表示されています。
ニュートン駅からニュートンフードセンターへ続く屋根付き歩道
地上に出たら、この屋根付き歩道をそのまま進みます。緑の中を歩く短い道です。
Newton Food Centreの入口看板
Newton Food Centreの青い看板が見えたら到着。Kwang Keeは#01-20です。

📍 GoogleマップでKwang Kee Teochew Fish Porridgeを確認する

ニュートンフードセンター全体の雰囲気や、ミシュラン・ビブグルマン掲載5店をまとめて見たい方は、ニュートンフードセンターのミシュラン屋台5店の記事もどうぞ。

まとめ|Dual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)+ビーフンを食べたい

Kwang KeeのDual Fish Soup(デュアル・フィッシュスープ)は、澄んだ魚介スープを中心に、白身魚のスライスと、白身魚のフライを一度に楽しめる一杯です。

特においしいのは、スープを吸った白身魚のフライ。香ばしい衣とふっくらした白身が、軽いスープの中でしっかり主役になっています。

派手なシーフード料理が目立つニュートンですが、こういう魚のスープを選ぶのもいい。最初はそのまま、途中で赤唐辛子を少しだけ。最後まで飽きずに食べられます。

夜ににぎわうシンガポールのニュートンフードセンター
夜は観光客でにぎわうニュートンフードセンター。店を決めて行けば、ミシュラン屋台のローカルフードをまっすぐ楽しめます。

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