【2026年最新】シンガポールMRTの乗り方完全ガイド|路線図・料金・空港アクセス

シンガポールMRTの乗り方完全ガイド|路線図・料金・空港アクセス

シンガポール旅行で市内を移動するなら、MRT(地下鉄・電車)が安くて便利です。路線は色と駅番号で分かれており、改札ではクレジットカードやスマートフォンをタッチするだけ。初めてでも、仕組みを知っておけば難しくありません。

この記事では、2026年7月時点の最新路線図、料金、支払い方法、チャンギ空港から市内への行き方、改札の通り方、乗車時の注意点まで、現地写真を交えてまとめます。

先に結論2026年のポイント
旅行者にとって一番簡単な利用方法タッチ決済対応のクレジットカード、Apple Pay、Google Walletなど
大人運賃距離制で1回S$1.28〜S$2.57
紙の切符販売なし。1回券のStandard Ticketは廃止済み
空港から市内Tanah MerahまたはExpoで1回乗り換え
運行時間の目安おおむね5時30分ごろ〜深夜0時ごろ
もくじ

【2026年最新】シンガポールMRTの路線図

2026年7月のシンガポールMRT最新路線図
サークルライン完成後のシンガポールMRT路線図(2026年7月)

2026年7月現在、シンガポールのMRTは次の6路線です。駅では路線名だけでなく、色と駅番号を見れば目的地を探しやすくなっています。

路線略号主な駅・エリア
North South LineNSLOrchard、City Hall、Marina Bay
East West LineEWLChangi Airport方面、Bugis、City Hall
North East LineNELHarbourFront、Chinatown、Little India
Circle LineCCLHarbourFront、Botanic Gardens、Marina Bay
Downtown LineDTLExpo、Bugis、Chinatown、Botanic Gardens
Thomson-East Coast LineTELWoodlands、Orchard、Marina Bay、Gardens by the Bay

たとえば、Changi Airport駅は「CG2」、City Hall駅は「NS25/EW13」です。英語の駅名に自信がなくても、路線色と番号を照合すれば乗り換えられます。

公式の最新路線図は、LTA(シンガポール陸上交通庁)のRail Networkでも確認できます。

2026年7月、サークルラインが一周つながりました

2026年に開通したサークルラインのHarbourFront駅からMarina Bay駅までの区間
2026年に開通したHarbourFront〜Marina Bay間

2026年7月12日、HarbourFront〜Marina Bay間の新線が開通し、サークルラインが一周つながりました。Keppel、Cantonment、Prince Edward Roadの3駅が加わり、ベイエリアからHarbourFront方面へ移動しやすくなっています。

セントーサ島へ向かう場合も、サークルラインでHarbourFront駅まで行き、VivoCityからSentosa Expressへ乗り継げます。新駅やClockwise/Anticlockwiseの見分け方は、【2026年開通】シンガポールMRTサークルライン完全ガイドで詳しく解説しています。

あわせて読みたい
【2026年7月開通】シンガポールMRTサークルライン完全ガイド|路線図・新駅・乗り方 2026年7月12日、シンガポールMRTのサークルライン(Circle Line)がついに一周つながりました! 今回開通したのは、HarbourFront(ハーバーフロント)駅とMarina Bay(...

シンガポールMRTの料金はS$1.28〜S$2.57

MRTの大人運賃は、乗車距離に応じて決まります。2025年12月27日から適用されている2026年のカード運賃は、1回S$1.28〜S$2.57です。

乗車距離大人カード運賃
3.2kmまでS$1.28
5.3〜6.2kmS$1.59
10.3〜11.2kmS$1.90
20.3〜21.2kmS$2.30
40.2km超S$2.57
2026年7月時点。運賃は利用区間により変わります。

タッチ決済のクレジットカード、モバイルウォレット、EZ-Linkカードはいずれも通常の大人カード運賃です。正確な金額は、出発駅と到着駅を入力できるLTA公式Fare Calculatorで確認できます。

MRTの支払い方法は3つ|旅行者にはタッチ決済がおすすめ

以前あった1回券のStandard Ticketは、2022年3月までに廃止されました。

現在は、次のいずれかを使って改札を通ります。

支払い方法向いている人注意点
クレジットカード・スマホのタッチ決済短期旅行者、すぐに乗りたい人外国発行Visa/Mastercardは利用日ごとにS$0.60の管理手数料
EZ-Linkカード現金で管理したい人、カードを記念に残したい人カード代が必要。残高不足になる前にチャージ
Singapore Tourist Pass1日に何度もMRTとバスを使う人連続した日数で利用。Sentosa Expressなどは対象外

1. クレジットカード・スマホのタッチ決済

このタッチ決済マークが目印

一番簡単なのは、タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカードを、そのまま改札にかざす方法です。Visa、Mastercard、American Expressに対応しており、クレジットカードのタッチ決済なら事前のチャージ等は必要ありません。

iPhoneのApple Pay、AndroidのGoogle Wallet(Google Pay)、GalaxyのSamsung Walletなども利用できます。

スマートフォンでMRTに乗る前の設定方法

スマートフォンを改札へタッチするだけで乗れますが、利用前に対応するクレジットカードやデビットカードをスマートフォンの決済アプリへ登録しておく必要があります。

  • iPhone:Walletアプリへカードを登録し、Apple Payを設定
  • Android:Google Walletへカードを登録
  • Galaxy:Samsung Walletへカードを登録

MRT専用アプリのインストールや、SimplyGoへの会員登録は必要ありません。普段のお店でスマートフォンのタッチ決済を使う時と同じ設定で乗車できます。

SimplyGoアプリは必須ではありませんが、乗車履歴や請求された運賃を確認したい場合には便利です。利用するカードをSimplyGoアプリへ登録すると、交通利用履歴や運賃をスマートフォンから確認できます。

スマートフォンで改札を通る手順

  1. 改札へ行く前に、Apple PayやGoogle Walletなどで使用するカードを表示する
  2. 顔認証、指紋認証、パスコードなどで支払いを有効にする
  3. スマートフォンを改札の読取部へタッチする
  4. 降車駅でも、同じスマートフォンの同じカードをタッチする

入場時と出場時は、必ず同じカード・同じスマートフォンを使ってください。Apple Payで入場した場合は、出場時も同じ端末のApple Payを使います。

同じクレジットカードでも、物理カードとスマートフォンのWalletでは別の支払い手段として処理されます。物理カードで入場し、スマートフォンで出場すると、入出場記録が正しくつながらず、余分な運賃が請求されることがあります。

Apple Watchなどのスマートウォッチを使う場合も同様です。iPhoneで入場したらiPhone、Apple Watchで入場したらApple Watchで出場してください。

財布の中には複数のタッチ決済対応カードが入っていることがあるため、財布ごと改札へかざすのは避けましょう。物理カードを使う場合は、使用するカードを1枚だけ取り出してタッチします。

American Expressは2025年5月15日からシンガポールの公共交通機関で利用できるようになりました。海外利用を停止しているカードは改札で反応しないことがあるため、出発前にカード会社の設定も確認しておきましょう。

なお、日本発行を含む外国発行のVisa/Mastercardには、利用した日ごとにS$0.60のForeign Bank Card Admin Feeがかかります。カード会社側の海外事務手数料や為替手数料が加わる場合もあります。

対応カードやモバイルウォレットの最新情報は、SimplyGo公式のタッチ決済FAQで確認できます。

2. EZ-Linkカード

日本のSuicaやPASMOに近いEZ-Linkカード

EZ-Linkは、日本のSuicaやPASMOに近いチャージ式の交通カードです。通常のEZ-LinkカードはS$10(カード代S$5+利用残高S$5)で、MRT駅のSimplyGo Ticket Officeなどで購入できます。カード代のS$5は返金されません。

駅のTicketing Service KioskやTop-Up Kioskでチャージできます。機械によって現金対応の有無が異なるため、現金を使う場合は「Cash Accepted」の表示を確認してください。SimplyGoアプリに対応カードを登録すると、利用履歴の確認などもできます。

EZ-Linkカードのチャージ方法

STEP
駅の「Ticketing Service Kiosk」または「Top-Up Kiosk」を探す
MRT駅にあるカードのチャージ機
STEP
EZ-Linkカードを読取部に置いて、チャージ金額を選んで支払う
トレイにezリンクカードが置かれているチャージ用のキオスク
キオスクの下部のトレイにカードを置いて、チャージします。
STEP
完了表示が出たらチャージ完了です。
チャージ完了のサインが出ているezリンクカードのキオスク
チャージ完了となるまで動かさないようにしましょう。

現金を使う場合は「Cash Accepted」と表示された機械を選びます。利用できる金額や支払い方法は機械によって異なるため、画面の案内を確認してください。

短期旅行ではタッチ決済の方が手軽ですが、家族分を別々に用意したい場合や、旅の記念にカードを残したい場合はEZ-Linkも便利です。

お得な観光情報!!

シンガポールEZ-LINKカードの割引予約

3. Singapore Tourist Pass

シンガポールのMRTと路線バスが乗り放題になるSingapore Tourist Pass
MRT・LRT・基本路線バスが乗り放題になるSingapore Tourist Pass

Singapore Tourist Passは、有効期間中にMRT、LRT、基本路線バスを何度でも利用できる旅行者向けパスです。2026年7月時点の料金は次のとおりです。

有効期間料金
1日S$17
2日S$24
3日S$29
4日S$37
5日S$45

1日券は最初に使った時刻から24時間ではなく、その日の公共交通機関の運行終了までです。2〜5日券は連続した日付で使います。Sentosa Express、RWS8、エクスプレスバスなどは乗り放題の対象外です。

MRTの通常運賃は1回S$1.28〜S$2.57なので、1日に数回乗る程度ならタッチ決済やEZ-Linkの方が安いことが多いです。朝から夜までMRTとバスを何度も乗り継ぐ日には、金額を気にせず使えるTourist Passが便利です。販売場所などはSingapore Tourist Pass公式サイトで確認できます。

チャンギ空港から市内へMRTで行く方法

チャンギ空港駅のプラットホームはターミナル直結です。

Changi Airport駅(CG2)は、ターミナル2とターミナル3に直結しています。ターミナル1からはJewel経由またはSkytrain、ターミナル4からは無料シャトルバスでT2/MRTへ移動できます。

City Hall・Bugis方面:Tanah Merahで乗り換え

  1. Changi Airport駅(CG2)から乗車
  2. Tanah Merah駅(EW4/CG)で下車
  3. East West LineのTuas Link方面へ乗り換え
  4. Bugis、City Hallなど目的の駅で下車

空港からCity Hall周辺までは、乗り換え時間を含めておおむね40〜50分が目安です。

Downtown Line沿線:Expoで乗り換え

  1. Changi Airport駅(CG2)から1駅のExpo駅(CG1/DT35)で下車
  2. Downtown LineのBukit Panjang方面へ乗り換え
  3. Bayfront、Downtown、Chinatownなど目的の駅で下車

ホテルの最寄り駅がDowntown Lineなら、Expo乗り換えの方が分かりやすい場合があります。Googleマップなどでホテルの最寄り駅を確認し、Tanah Merah経由とExpo経由を比べてください。

チャンギ空港駅の始発・終電

Changi Airport発時刻
始発(月〜土)5:31
始発(日曜・祝日)5:59
Tuas Link方面へ接続できる最終23:18
Pasir Ris方面へ接続できる最終0:06
2026年7月確認。臨時変更の可能性があるため、利用日は公式情報も確認してください。

深夜到着便では、入国審査や荷物受け取りに時間がかかると終電に間に合わないことがあります。最新時刻はチャンギ空港公式の交通案内やSMRT Journey Plannerで確認してください。

シンガポールMRTの乗り方を5ステップで解説

STEP
目的地の路線色と駅番号を確認する

路線図で、現在地と目的地の路線色・駅番号を確認します。乗り換え駅には複数の路線番号が表示されています。たとえばBayfront駅は「CE1/DT16」、Marina Bay駅は「NS27/TE20/CC33」です。

STEP
進行方向を確認する

ホームへ向かう案内には、終点の駅名や「via ○○」が表示されます。目的地がどちら側にあるか、路線図と照らし合わせて進みましょう。

サークルラインでは、2026年の全線開通後からClockwise(時計回り)/Anticlockwise(反時計回り)という案内も使われています。ホーム上の画面に表示される「via Marina Bay」「via HarbourFront」など、経由駅を見ると判断しやすくなります。

STEP
改札でカードまたはスマートフォンをタッチする
改札の読取部にカードやスマートフォンをタッチ

改札の読取部に、クレジットカード、スマートフォン、EZ-Link、Tourist Passのいずれかをタッチします。ゲートが開いたら入場します。

タッチ決済対応カードなら、そのまま改札を通れます
STEP
ホームで電車を待つ

MRTは基本的に各駅停車で、急行や特急の区別はありません。ホームドア上の路線図と案内画面で、次の駅と進行方向をもう一度確認します。

STEP
降車後、同じカード・端末でタッチする

目的の駅で降りたら、入場時と同じカードを改札にタッチします。運賃は乗車区間に応じて自動計算されます。

MRTは路線や駅によって異なりますが、通常は朝5時30分ごろから深夜0時ごろまで運行しています。運行間隔の目安は、平日朝のピーク時が約2〜3分、その他の時間帯が約5〜7分です。

終電時刻は「駅を出る時刻」ではなく、乗り換えの接続可否も含めて考える必要があります。早朝便・深夜便を利用する日は、LTAやSMRT、SBS Transitの公式Journey Plannerで確認してください。

MRTの運行時間と運行間隔

MRTは路線や駅によって異なりますが、通常は朝5時30分ごろから深夜0時ごろまで運行しています。運行間隔の目安は、平日朝のピーク時が約2〜3分、その他の時間帯が約5〜7分です。

終電時刻は「駅を出る時刻」ではなく、乗り換えの接続可否も含めて考える必要があります。早朝便・深夜便を利用する日は、LTAやSMRT、SBS Transitの公式Journey Plannerで確認してください。

MRT車内・駅構内の禁止事項と注意点

駅や車内では禁止事項の表示を確認しましょう
  • 飲食禁止:最大S$500の罰金表示があります。水を飲む行為も避けましょう。
  • 喫煙禁止:最大S$1,000の罰金表示があります。
  • 可燃物の持ち込み禁止:最大S$5,000の罰金表示があります。
  • ドリアンの持ち込み禁止:強いにおいのため、駅や車内へ持ち込まないよう表示されています。

優先席は、高齢者、妊婦、けがをしている方、障がいのある方、乳幼児連れなど、必要とする人のための席です。プライオリティシート(優先席)ではなく、リザーブドシート(確保済みの席)という表記だからか、車内が空いていても、この席に座る人はほとんどいません。

エスカレーターでは左側に立つ人が多く、右側を急ぐ人のために空ける習慣があります。ただし、駅の案内や安全を優先してください。

シンガポールMRTのよくある質問

紙の切符は買えますか?

紙の切符はありません。以前の1回用Standard Ticketも廃止されているため、タッチ決済対応カード、モバイルウォレット、EZ-Link、Singapore Tourist Passなどを利用します。

日本のSuicaやPASMOは使えますか?

Suica、PASMO、ICOCAなど、日本の交通系ICカードは使えません。ただし、日本発行のVisa、Mastercard、American Expressでタッチ決済に対応しているカードは利用できます。

クレジットカード1枚で家族も乗れますか?

1枚のカード・1台のモバイル端末は1人用です。入場と出場をひも付けて運賃を計算するため、人数分の支払い手段を用意してください。

JCBカードは使えますか?

タッチで使えるクレジットカードは、Visa、Mastercard、American Expressだけ。JCBカードは使えないので注意してください。

改札でカードが反応しない時は?

カードを財布から1枚だけ取り出し、読取部へしっかりタッチします。海外利用設定、利用可能額、タッチ決済マークも確認してください。それでも通れない場合は、駅員のいるPassenger Service Centreで相談し、別のカードやEZ-Linkを使います。

MRTと路線バスで同じカードを使えますか?

はい。MRTで使えるタッチ決済カード、モバイルウォレット、EZ-Link、Tourist Passは、基本路線バスでも利用できます。バスでは乗車時と降車時の両方で同じカード・端末をタッチしてください。

まとめ|MRTならシンガポール観光の移動が簡単

シンガポールMRTは、路線色と駅番号が分かりやすく、タッチ決済対応カードがあれば切符を買わずに乗れます。2026年7月にはサークルラインも一周つながり、Marina BayやHarbourFront、セントーサ島方面への移動がさらに便利になりました。

  • 短期旅行なら、クレジットカードやスマートフォンのタッチ決済が簡単
  • 運賃は距離制で、2026年の大人カード運賃はS$1.28〜S$2.57
  • 空港から市内へはTanah MerahまたはExpoで乗り換え
  • 入場と出場では必ず同じカード・同じ端末を使う
  • 車内・駅構内では飲食しない

ホテルの最寄り駅と路線色を先に確認し、この記事をスマートフォンで見られるようにしておけば、到着後もスムーズに移動できます。シンガポールで使えるSIM・eSIMについては、シンガポールのおすすめSIMカード・eSIMで詳しく解説しています。

あわせて読みたい
【割引クーポン】シンガポール旅行のSIMカード・eSIMおすすめ比較!空港受取や日本購入も この記事では、シンガポールへの旅行や出張で使える、海外用SIMカードを一番安く買う方法をご紹介していきます。 いつでもどこでもスマホを使っていると思うので、海外...

【シンガポール旅行情報】

現地駐在員がシンガポールの人気観光スポットを完全ガイド!

もくじ