【辛口レビュー】西面のカルグクスの行列店「機張ソンカルグクス」はまずい？おいしい？

釜山グルメの中心街「西面（ソミョン）」のデジクッパ通り、デジクッパの「松亭3代クッパ」やナッコプセの「ケミジプ西面店」、ミルミョンの「西面開琴ミルミョン」など、日本人に人気のお店が集中するこのエリアで、地元民が行列を作るお店がこの「機張（キジャン）ソンカルグクス」です。

地元民に推されるローカル店ということで、十中八九「おいしい」と思われるこのお店、日本のガイドブックではあまり紹介されない「ソンカルグクス」というローカルフードが名物とあって、気になるところですね。

デジクッパ通りで「なんじゃあの行列は？」と思って気になった方も、地元民が楽しむローカルフード店に行きたいと思っている方も、ちょっと気になる「機張（キジャン）ソンカルグクス」の辛口レビュー。いつも通り、場所や行き方などの基本情報を押さえつつ、人気のメニューだけど実際どうなの？をお伝えしていきたいと思います。

機張ソンカルグクスの基本情報

機張（キジャン）ソンカルグクスの開店は朝9時。お昼の時間帯には結構な行列ができます。

機張ソンカルグクスの基本情報
場所	５６ Seomyeon-ro, Busanjin District, Busan, 韓国   地図を開く
電話番号	+82518066832
行き方	1号線・2号線 西面駅7番出口から徒歩3分
営業時間	9時～20時
所要時間	15分くらい
料金	ソンカルグクス（温麺） 6,000ウォン

メニューはこんな感じです。

カルグクスは3タイプ。温かい（ソル・カルグクス）・冷たい（ネン・カルグクス）・混ぜ（ビビム・カルグクス）のカルグクスがあります。

お店の名前が「機張（キジャン）ソンカルグクス」なので、温かい（ソル・カルグクス）がメインなのかな…と思いつつ、お客さんの注文は偏ってない気がしました。気分で頼んでもOKなんじゃないかと思います。

あと、右下のキンパプ（キンパ）を食べている人も結構いました。2,000ウォンは安いので、お腹に余裕があったら是非頼んでみてください。

カルグクスとは

カルグクス（칼국수）は、韓国全土で愛される手打ち麺で、釜山では特にその独自の味わいが楽しまれています。

「カルグクス」という名前は、「칼（包丁）」と「국수（麺）」が組み合わさったもので、包丁で切った手作り麺を意味します。釜山のカルグクスは、アサリを中心とした魚介類をベースにしたスープが特徴。さっぱりとしながらもコクのある味わいが楽しめます。

機張（キジャン）ソンカルグクスのカルグクス

今回注文したのはソン・カルグクス（温麺）です。

こちらがそのソンカルグクス。

春菊がどっさりのった透明なスープ。白ごま、唐辛子粉、ニンニク、ネギ、人参など、薬味もたっぷり。魚介系スープと春菊の香味の優しいバランスが新鮮です。ニンニクなどの薬味がアクセントになって旨さを倍増させます。

この一口めのスープがめっちゃおいしいです。

面はこんな感じ。若干透明がかっていて、うどんのような見ため。温麺なのでコシは弱まっていますが、春菊が薫る優しいスープとのバランスは完璧。美味しいです。

思いのほか柔くなるのが早いので、急ぎめがおすすめかな。

機張（キジャン）ソンカルグクスという店名から、今回はソンカルグクス（温麺）を注文しましたが、この麺の感じだと、ネンカルグクス（冷麺）の方が期待できるかも。

いずれにしても、これは美味しいですね。地元民に支持されるお店なので、お値段も控えめ。コスパもいいです。

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