シンガポールのお土産 ベスト3

シンガポールのおみやげが思い浮かばない時点で、それはシンガポールのお土産選びの難しさを物語っています。シンガポールにはおみやげにできるような名物がほとんどありません。

それもそのはず、シンガポールがマレーシアから独立し、国家になったのは1965年。わずか半世紀前の話しです。つまりシンガポールはまだ半世紀くらいしか国家として生きていないので、伝統とか名物となるとカラッきし。すぐにイギリス統治下にあったマレーシア時代の云々というよう話しをにすり替えて行きます。

自分はそんな時いつも思うわけですよ。それマレーシアの話しやんって😅

びっくりする人がいるかもしれませんけど、シンガポールが今のような姿になったのは、ここ10年くらいの話しです。チャンギ空港のターミナル3が出来たのは2008年、それ以前のチャンギ空港はターミナルが2つしかない普通の国際空港でした。また、マリーナベイサンズができて、ユニバーサルスタジオシンガポールの本格稼働したのが、2011年です。

そんな歴史の浅いシンガポールですから、シンガポールに自然にできた名物なんてありません。

無ければ創る!それがシンガポールの真骨頂です。

何もない海を埋め立ててマリーナベイサンズを建て、ベイエリアとして一大観光地を創ったように。

マレーシア料理をアレンジしつつシンガポール料理として世界に広めたラクサやバクテーのように。

いわゆるブランディングですね。絶えず宣伝を続け、知名度を上げ、商品(観光スポットや料理も同じ)のブランド化を図る。シンガポールという国はこのブランディング戦略がとても上手な国なんです。

マリーナベイサンズなんて変な形したホテルがあるらしい…みたいなところからスタートしたはずなのに、世界中で宣伝をし続け、様々なメディアへの露出を繰り返した結果、今では押しも押されぬシンガポールの名物スポットとなり、世界中からたくさんの観光客が集まってきます。

おみやげについても振り返ればそれをずっと続けてきました。そして、今ようやく、シンガポールのおみやげとして定着しそうなものが出てきました。それが以下の3つです。ポークジャーキー、カヤジャム、それにTWCの紅茶ですね。

5,6年前はシンガポール人に日本へのおみやげは何がいいかと聞くと、だいたい困っていましたが、最近は自信をもってこの3つのうちのどれかを薦めてくるようになってきました。

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シンガポール人おすすめ!シンガポールのお土産ベスト3

先日、日本へ一時帰国する時に、シンガポーリアン(マレーシア出身のシンガポール在住も含む)の同僚に、買っていくべきおみやげを聞いてみました。

その結果、シンガポール人が支持しているシンガポールみやげは、だいぶ固まってきたと感じましたので、それを勝手にランク付けしてみました。

ちなみに、日本からシンガポールに戻るときに要求される日本みやげの人気No.1は、白い恋人(ホワイトチョコレート)ですね。鉄板です。

シンガポールもそういうのがあると楽なんですけど…。

第1位 ポークジャーキー

ポークジャーキーの方がわかりやすいのですが、正式名は、バクワ。福建語で干した肉という意味だそうです。つまり、ルーツは中国福建省です。

最近はいろいろなブランドが登場していますが、一番有名なのは、老舗の美珍香(BEE CHENG HIANG)です。

同僚のシンガポーリアンもこのお店を指定して薦めています。シンガポールのチャンギ空港内の目立つところに何店も営業しているので、帰国途中シンガポール空港で最後に買えるというのが便利でいいですね。空港内で買えば免税ですし。

味はスパイシーやらなんやら、何種類もあって、言えば試食もさえてくれます。がオリジナルがいいと思います。少し甘口ですが、万人受けする味で贈り手を選ばない味です。

シンガポールの友人が日本に来た時もこれをお土産に持ってきましたので、彼らにとって定番のお土産なんだと思います(美珍香(BEE CHENG HIANG)の店舗を探す【美珍香のウェブサイト】

と2,3年間、思いこんでいましたが…

実はこのポークジャーキー(バクワ)ですが、有名な美珍香(BEE CHENG HIANG)なんかよりもおいくて、春節などのお祭りのときには大行列ができて入手困難になるお店が、チャイナタウンにあるんです。

それが林志源(LIM CHEE GUAN)というお店です。

美珍香(BEE CHENG HIANG)は観光客向け、林志源(LIM CHEE GUAN)はローカルが愛する本物の味。観光地によくある構図ですが、これがポークジャーキー(バクワ)にもありました。

チャイナタウンの大通りのわかりやすい場所にあるんですが、何も知らない方に対しては説明しにくい。

MRTのチャイナタウンのすぐ近くです。カキ氷で有名な味香園の近くです。

グーグルマップはこちら。

チャイナタウン駅から徒歩3分くらいです。

という情報までが前回までです。紹介しておいてなんなんですが、林志源(LIM CHEE GUAN)のバクワは、いくら美味しくても、チャイナタウンまで行って買うか?という疑問あありました。

ところがこのほどチャンギ空港にとうとう林志源(LIM CHEE GUAN)がオープンしました。

ターミナル1直結の複合施設ジュエル(Jewel)の地下2階。中心の滝から空港方面へ上がるエスカレーターの右手にオープンしました。 

こちらのバクワの方がバーベキューらしく香ばしくスモーキーな味わい。美珍香(BEE CHENG HIANG)は少し甘めなのでそんなにたくさんは食べられないんですが、こちらは醤油ベースのシャープで本格的な味わい。結構いくらでもイケちゃいます。

ジュエルの滝の周りにあるエスカレータを2つ下るだけで、すぐに発見できると思います。地下2階のフェアプライスでバラマキみやげを買うついでに立ち寄ることができます。

おすすめです。

シンガポールチャンギ空港のジュエル(Jewel)のご紹介記事はこちら。

シンガポールチャンギ空港の新複合施設「Jewel」(ジュエル) |超完全ガイド!
シンガポールのチャンギ空港に滝がある!? 営業開始以来、世界中の人々を魅了し続けている、シンガポールチャンギ空...

第2位 カヤジャム

カヤジャムとは、砂糖、卵、ココナッツミルク、それにパンダンリーフを加えて煮詰めたマレーシア系のスイートジャム。

シンガポール名物のカヤトーストにつかわれて有名になったジャムですね。カヤトーストは、トーストにこのカヤジャムとバタースライスを挟んたものなので、カヤジャムさえあれば自宅でも簡単にカヤトーストが作れます。

カヤトーストのご紹介記事はこちらです

決定!シンガポールで一番美味しい「カヤトースト」のお店
シンガポールで一番おいしいローカル料理レストランを1店舗に厳選してお伝えしている本サイトの人気コーナー、【決定...

こちらの記事でご紹介しているヤクンというお店のカヤジャムは可愛い小瓶に入っていて、また味も本格的なのでおすすめです。

それ以外でも、空港のお土産屋さんへ行けば、こんなアソートも売っています。こちらは4種類のセットで15.5シンガポールドル(1,3000円くらい)です。ぎりぎり、バラマキ対応ですかね。

カヤジャム

第3位 TWGの紅茶

シンガポール創業のTWG Teaは世界屈指のラグジュアリーティーブランドであり、商工会議所設立によって、シンガポールが茶葉やスパイスなど美食家に愛される食材・食品の貿易基地となった1837年をブランドのシンボルとしています。The Wellbeing Group(ザ・ウェルビーイング・グループ)のイニシャルをブランドネームに冠したTWG Teaは、ユニークで個性的な販売店舗、洗練を極めたティールーム、プロのクライアントに向けた国際的な流通網を3本柱とするラグジュアリーコンセプトを掲げて、2008年に誕生しました。

TWGの公式ページ

ということです。

実は最近日本の観光客の方からTWGの名前を聞くことが多くなったんですけど、TWGが誕生したのは2008年。とても若い企業なんです。

が、これ絶対(絶対の根拠はないですけど)シンガポール政府がバックについていますね。ブランディングの力の入れ方が半端じゃないので。

たとえばこちらがチャンギ空港のTWGの紅茶売り場。

なんですか?これ?ゴールドのはぜんぶ紅茶の缶です!

ちょっと寄ってみましょう。

紅茶の種類はなんと800種類以上。

そんなにあっても分からないので、結局は平積みしてある紅茶を選ぶと思います。

紅茶だけではなく、紅茶関連グッズがかわいいのもTWGの魅力です。こんな感じ。たしかにかわいい陶器がいっぱい。女性に人気があるわけですね。

TWGはマカロンも有名ですね。

バラマキみやげなら

職場の同僚やママ友など、たくさんのおみやげが必要になることって多いですよね。

海外旅行でそんなバラマキみやげが必要になった時には、地元のスーパーマーケットに行くのが鉄則です。

シンガポールでは、Fair Price(フェアプライス)というスーパーが圧倒的最強で、ほとんどのショッピングモールに入っているといってもいいくらい有名です。

そのフェアプライスですが、わざわざ街へ出掛けなくても、シンガポールのチャンギ空港の新複合施設ジュエル(JEWEL)の中に出来ちゃいました。

シンガポールチャンギ空港の新複合施設「Jewel」(ジュエル) |超完全ガイド!
シンガポールのチャンギ空港に滝がある!? 営業開始以来、世界中の人々を魅了し続けている、シンガポールチャンギ空...

値段も、厳密に比較したわけではないですが、街のFair Price(フェアプライス)とほぼ同じ価格です。

バラマキみやげの基本中の基本、チョコレートもかなりお得です。

おすすめは、このTOBLERONEチョコレート。三角柱の形のチョコレートで、細かいナッツやキャラメルなどが、アクセントに少しだけ入っています。ビターはなかなか高級感があっておすすめです。

お徳用サイズが3袋で9.95シンガポールドル(800円くらい)です。だいたい会社にはこれを買っていきます。3袋渡すと3千円くらいに見えます。実は800円です(笑)

もう少し、おみやげで旅行の話題を展開したい感じのバラマキみやげもあると思います。

ママともとか、仲のいい友達とか。

そういう時はご当地カップラーメンがおすすめです。

味(フレーバー)が多すぎる。しかも謎のフレーバーもあって結構楽しめます。

  • トムヤムシーフード
  • ジャパニーズチーズカレー(笑)
  • ブラックペッパークラブ
  • チリクラブ
  • 九州ホワイト(笑)
  • スパイシーシーフード
  • コリアンアーミーシチュー(笑)
  • ラクサ
  • シーフード
  • チキン

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重たいおみやげを運んで体力を消耗したくない。

そう感じたことありますよね。

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