シンガポール・チャンギ空港の大型複合施設JEWEL(ジュエル)の中にトランジットホテルがオープンしました。ちょうどいいサイズのトランジットホテルで、空港隣接ということで、出発時にも到着時にも使えそうな最高のロケーション。
日本からシンガポールに旅行や出張でくる方や、トランジットでシンガポールチャンギ空港を使う方にとって、とても便利なホテルになりうるため、ちゃんとご紹介したいなと思い、単なるレポート目的で泊ってみました。
予想通り、新しくてキレイで快適だし、ジュエル観光にもとても便利。チャンギ空港隣接なので出発や到着時の時間調整にも便利に使えそうなホテルです。
ヨーテルホテルはシンガポール2軒目です
ヨーテルはイギリス・ロンドンを本拠地とするホテルチェーンで、キャビンタイプの簡易ホテルを世界展開しています。
ホテル案内のVTRで日本式のホテルのいいとこどりをしたと言い切っていますので、私たち日本人にとっては居心地がいいベースがあるホテルです。
ちょっとくらい部屋が狭くてもいいから必要なものはしっかり揃っていて、ベタベタした対応は要らないから必要なことはちゃんと対応してほしい、みたいな。そういった要望を満たしてくれるホテルですね。
ヨーテルホテルグループは、2017年オーチャードで、すでにこのキャビンタイプのホテルをオープンさせています。客室の狭い簡易ホテルなので、オープン当初は、様々なレビューが飛び交っていましたが、現在は予約が取りにくい状況です。
簡易ホテルの運営スタイルがすっかり定着したようですね。2年以上運営して、利用者評価が8.8点なので、顧客満足度のかなり高いホテルであることが伺えます。
ヨーテルシンガポール オーチャードロード
ヨーテルエア シンガポール チャンギ エアポート
このヨーテルホテルグループが、空港に設置するトランジットホテルブランドがヨーテルエアです。
ヨーテルエア チャンギ エアポートは、チャンギ空港の大型複合施設JEWELがオープンした2019年4月に営業を開始しました。チャンギ空港の管理区域外に簡易型のホテルができたとあって、シンガポールでも結構評判になっていましたね。
しかもチャンギ空港の新観光名所といってもいい超人気のJewelの4階というロケーション。高級ホテルでもないのに、わざわざ泊まる人が結構いました。自分もその一人ですね。
でも、この評判がとても悪かったんです(過去形です)。トランジットホテルとして営業していたので、ホテルの滞在期間を1日単位ではなく、6時間単位にしていました。夕方6時チェックイン真夜中12時チェックアウトとか、真夜中の12時チェックインして早朝6時チェックアウトとか。
これが不評。夜の12時まで待ってチェックインして、早朝の6時にチェックアウトさせられるものの、行くところはどこもなし。
ホテルのロビーで佇む旅行者。次にチェックインしてくる利用者がいるでもなし。なんでチェックアウトさせられたん?みたいな。
これが不評過ぎたので、オープンから3ヶ月で方針転換!
今は14時チェックイン、翌日12時チェックアウトの普通のホテルになりました。
まずは、チェックイン・アウトの時間が改善されないと、皆様におすすめできなかったので、良かったです。それくらい重要です。
チェックイン・チェックアウトの時間を普通のホテルになったので、今度はこのホテル、とてつもなく便利なホテルになりましたね。
日本への直行便は、どの航空会社も、深夜便とか早朝便があって、ちょっと安かったりしますよね。
安い早朝便を取って、浮いたお金でこのホテルに泊まって、最後の一泊をJEWEL(ジュエル)観光に充てる。そういった使い方ができるようになりました。
14時以降チェックイン可能ということであれば、いつでも気にせずチャンギ空港にきて、荷物を自分の部屋に放り込んで食事や観光に出かけるということができます。
なにしろ、チャンギ空港第1ターミナル隣接の複合施設JEWEL内ですから、空港の出発ロビーまで徒歩5分です。絶好のロケーションを活かして、いろんな使い方ができそうです。
部屋はとてもキレイで清潔です
部屋は2人用で10㎡、ファミリー用で19㎡です。
流石に狭いですけど、私たち日本人は慣れっこです。施設がとてもきれいなので、狭さなんかほとんど気にならない。そんな感じでした。
ベッドは稼働式。ボタン一つで、こんな感じにフラットになベッドになったり、ソファーのようになったり。
まあそんなに感動はないですけど😅
シャワーは各部屋についています。キャビンタイプなので、日本であれば水回りは共同というホテル多いですが、そのあたりは外国人対応なためなのか、やっぱり意外とちゃんとしてますね。
オープンしたてということもあるんでしょうけど、施設はピカピカで、必要なアメニティはすべてそろっています。
ハイテク風の技術を駆使しています
このホテルのもうひとつの売りは、シンガポールらしいハイテク設備。ルームサービスを頼んだら、このロボット君が運んできてくれます。
まあ、みたらタオルとかアメニティグッズがお腹のところのストレージに入っていました。こういうアイデアは面白いし、わくわくしますね。
このロボット、ドアも自分で開けます(というか自動で開きます)。
チェックイン・チェックアウトはセルフサービス
セルフチェックインがこれはヨーテルホテルグループの売りのようです。奥に小さな有人チェックインカウンターがありますが、宿泊者は手前のテーブルにあるタブレットに必要事項を入力して、自分でチェックインする、そういう姿を目指しているようです。
ただし、パスポートの読み取りやデポジットの支払いまで含めると、利用客がセルフで間違いなくチェックインをすますのは、難しそうでした。
ホテルのスタッフもそのあたりをよく理解しているようで、有人カウンターでのチェックインをすすめていましたね。
一度はやってみたいということで、タブレットでチェックインしましたが、結局スタッフの方がつきっきりで教えてくれましたので、セルフでチェックインをしたという感覚はないです。
セルフチェックインで運用するには、越えなければいけないハードルがいくつかありそうな感じでした。
(無料)ラウンジがあります
フロントと宿泊スペースとの間に小奇麗なラウンジがあって、コーヒーを飲むことができます。
宿泊費を安くした分、人員を減らして、利益を確保しようという経営戦略だと思われるところ、従業員の目が届きにくくなっているように思います。コーヒーはあれど、コーヒーカップがなかったので。
コーヒー、紅茶が飲めるので、朝ちょっと一息ついてから出かけるとか、飛行機の時間まで少し時間調整する、なんてこともできそうです。
予約はお早目に
海外では珍しい簡易キャビンホテルであるためか、物価の高いシンガポールでは比較的安くステイできるためか、とても注目されている人気があるホテルです。
1日単位でステイできるようになってからは、さらに予約が取りにくくなっています。
キャンセル料無料プランなどを使って、早めにお部屋を押さえておいた方がいいかもしれません。
ヨーテルエア シンガポール チャンギエアポート
※ 上記に記載した評価レートと料金は、この記事を記載時点のものなので、その後変動する可能性があります。
※ 料金は1部屋単位です(1人あたりではありません)。
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