ベトナムハノイ在住のフェイさんに教わった、歩いて回れるハノイのおすすめ観光スポット17選。定番から穴場まで、ガイドブックには載っていない地元民ならではのマル秘スポットも公開します!
ハノイの観光スポットはコンパクトにまとまっているので、ちょっとがんばれば、主要な観光スポットは歩いて回れます。でも定番の観光スポットだけだけじゃつまらないので、地元民しか知らないようなおすすめスポットも教えてもらいました。
やっぱり地元の人は良く知ってるわ😊
それではまずは17選、行ってみましょう♪
地元民が教える ハノイのおすすめ観光スポット 17選
1. トレインストリート
ベトナム鉄道が民家すれすれを走り抜けて行くことで有名になったハノイの人気観光スポットの「トレインストリート」。
ホアンキエム湖から西に1kmくらい。歩いて行くと15分くらいあります。
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民家の軒先にある椅子に座って、電車が目の前を通り過ぎるのを見る、だけです。
が、実際人気があるのは、この風景です。
ベトナムの古民家や古民家風のおしゃれなカフェの間に敷かれた真っすぐな線路。これを背景に撮った写真がSNSで大人気。
暗くなると、また違う素敵な雰囲気を醸し出してくれるので、夜もおすすめです。
詳しくはこちら。
動画はこちらです。
2. ホアンキエム湖
ハノイ市民の憩いの場であり、ハノイ観光の中心的存在でもある、ホアンキエム湖。週末や夜になると多くのハノイ市民や観光客が集まってきます。
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ベトナムの王に勝利の剣を捧げた亀が住むと言われる場所。湖の中心にある亀の塔を望むこの風景が有名です。(亀の塔へは橋が架かっていないので行けません)
亀の塔やその奥にある玉山祠がライトアップされる夜のホアンキエム湖もロマンチック。おすすめです。
3. 玉山祠(ぎょくさんじ)Ngoc Son Temple
ホアンキエム湖の北側の湖上にあるお寺が玉山祠(ぎょくさんじ)です。お寺のある小島に掛かる赤い反り橋が人気のフォトジェニックスポットです。
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入場料は30,000ドン(約180円くらい)です。
入口の白虎と龍の壁画も有名です。ここまでは無料です。
次の門の守衛さんにチケットを渡して入場すると、すぐに人気のインスタスポット、赤いそり橋が現われます。
このそり橋を渡った先にあるのが玉山祠(ぎょくさんじ)。ここにもアオザイを着て、写真撮影を楽しむ女性がいますね。
ホアンキエム湖を一望できるこの場所も人気があります。
ここも、夜はライトアップされて、とてもキレイな場所になります。
4. ハノイ旧市街(オールドクォーター地区)
ハノイ旧市街(オールドクォーター地区)もハノイの必見スポットです。
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フラフラッと歩くだけで、安い洋服がたくさん見つかります。ほとんどバッタもんですけど^^;
週末の夜にはこんな露店が立ち並びます。歩行者天国なんですが、歩行者の歩くスペースが無いという落ちです。
ホアンキエム湖の北側にあるドンキンギアトゥック広場にも行ってみましょう。周辺にはたくさんのレストランやカフェがあります。
ベトナムの人気のコーヒーチェーン「HAGHLANDS COFFEE」で、コンデンスミルクの入った甘いベトナムコーヒーでも飲みながら、人間ウォッチングも楽しいです。
裏路地も、道路にまでテーブルや椅子が置かれていて、歩くスペースがありません。
ちょっとゴミゴミしていますが、急成長するベトナムのパワーを肌で感じることができる場所です。
マッサージ店も多いエリアなので、疲れたらマッサージを受けてみるのもいいと思います。ここ、Orient Spa(オリエントスパ)、よかったですよ。
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5. 聖ヨセフ大聖堂
フランス植民地時代の1886年に建てられたハノイで最も古い教会です。ホアンキエム湖の西側にあります。
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英語表記は、Church(教会)ではなく、Cathedral(大聖堂)です。ノートルダム大聖堂と似た建築様式を採っていると言われる通り、かなりの重厚感。
夜はライトアップされて相当いい雰囲気が出ています。周辺にレストランも多いので、夕食と合わせてスケジュールするを組むといいかもしれません。
6. バインミー25
ベトナムハノイで最も人気のあるバインミーのお店です。ハノイ旧市街(オールドタウン・オールドクォーター地区)にあります。
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バインミーは、1個40,000ドン(250円くらい)です。
このバインミー、ただのフランスパンのサンド一イッチと侮るなかれ。
バリ旨です。そして映えます😊
7. タンロン水上人形劇場
シュールな人形が特徴的なベトナムの水上人形劇を観ることができる、タンロン水上人形劇場もホアンキエム湖周辺の人気観光スポットです。
ホアンキエム湖の北東のほとりにあります。
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人形劇か…と、こちらも侮るなかれ。ベトナムの伝統芸能という位置付けなので、劇場は激コミです。
チケットは100,000ドン(2等席)〜200,000ドン(VIP席)です。
確実に観たい場合は予約がおすすめです。
詳しくはこちら。
動画はこちら。
8. ハノイオペラハウス
ハノイオペラハウス(ハノイ歌劇場)は、1900年代初頭にフランスの植民地政権によって、パリ・オペラ座に倣って建立されました。
場所はホアンキエム湖の南東、ホアンキエム湖からの距離は100mくらいです。
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ベトナムはもともとフランスの植民地だったので、それっぽい建物がもっと残っていても良さそうですが、ハノイには意外とこういう建物が少ないです。観光スポットのホアンキエム湖から近いので、ついでに外観だけでも見ておきたいところです。
9. ハノイ駅
ハノイの名所、トレインストリートが程近いところにあるのハノイ駅。駅舎は1902年のフランス統治時代に建てられたものだそうです。
建物も雰囲気がありますが、ホームも雰囲気たっぷりです。運がよければ、ベトナム鉄道の寝台列車が見られます。
10. 文廟(孔子廟)
入場料は30,000ドン(180円くらい)です。
そしてこちらが100,000ドン紙幣に描かれている「奎文閣」です。
この先にある大きな池。この回りに記憶遺産の亀の(石碑の下の部分が亀になっている)石碑があります。
そして最後に大聖堂。ここに触るとご利益があるとされるツルと亀の銅像や孔子像が祀られています。
ベトナムの学問の神様。長い歴史を感じる日本で言うなら重要文化財という感じの場所ですね。フォトジェニックな写真を撮りたい場合は、次のタンロン城跡がおすすめです。
11. タンロン城跡
タンロンとはハノイの旧称で、昇龍という意味だそうです。ベトナム諸王朝がほぼ一貫してこの場所に都を置いた城跡であり、2010年8月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
場所は、文廟(孔子廟)の北500mくらい、ホーチミン廟の南東500mくらいです。
文廟(孔子廟)→ タンロン城跡 → ホーチミン廟(もしくはその逆)で、一気に3つの重要観光スポットを制覇することができます。
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入場料は30,000ドン(180円くらい)です。
敷地はとても広く、とても綺麗に整備されています。
いかにもいい写真が撮れそうな場所ですが、実際、アオザイを着て写真を撮っている女性がとても多いですね。
お城は上にも登れるます。そこでも写真を楽しんでいる方が多かったです。
とにかく、映えそうなスポットが多いのが、ここタンロン城跡です。
なるべく避けても、アオザイを着て写真を撮っている女性が写真に入り込んでくるくらい、いたるところで写真を撮っています^^;
フォトジェニックな写真を撮るなら、断然タンロン城跡ですね。
12. ホーチミン廟
ホーチミン廟は、1975年に建立された、ベトナムの初代大統領であるホー・チ・ミンの遺体が永久保存処理されて安置されている場所です。
ハノイ市の北部、西湖・チュックバック湖の南にあります。
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まず敷地内に入るのにセキュリティチェックを受ける必要があります。
急に共産主義色出しまくりの物々しい雰囲気が出ています。
ホーチミン廟の建物はベトナム軍が常に警護しています。
なお、内部は完全に撮影禁止です。
入館前に厳重なセキュリティチェックがあります。バッグの中は慎重に確認されて、館内の撮影防止のため、カメラ・携帯・スマホも預けなければいけません。
また、露出の多い服装はNG。タンクトップ・ミニスカート・ショートパンツだと入場を断られます。サンダルやサングラスもNGです。私語も禁止。立ち止まることすら禁止です。厳しぃ〜。
13. 一柱寺(延祐寺)
一柱寺は、その名の通り一本柱で支えられた建築様式のお寺です。池に浮かぶ蓮の花に見立てて建立されたとされるユニークな外観がなぜか人気のちっちゃくてかわいいお寺です。
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14. クアンタン寺(鎮武観)
クアンタン寺(鎮武観)は、11世紀に建立され、玄天鎮武神を祀っています。
場所は、ホーチミン廟の北100mもない場所、チュックバック湖の南端にあります。
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入場料は10,000ドン(60円くらい)です。
上殿には高さ約4m、重さ4tの玄天鎮武神の銅像が祀られており、足先に触れると御利益があるといわれています。
小さなお寺ですが、敷地内には歴史を感じさせる巨木が生い茂り、神聖な空気が流れています。スーッと心が落ち着く感じがします。
15. バイントムホータイ(Bánh Tôm Hồ Tây)
ベトナムハノイ在住のフェイさんが超おすすめしていたのがこのお店、バイントムホータイ。ここのベトナム風の海老の天ぷらが超人気なんだとか。
場所は、西湖・チュックバック湖を結ぶ通りにあるチャンクオック寺の向い側です。
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場所はチュックバック湖の湖畔。風が気持ちいいです。
まずは、フェイさんがおすすめの海老の天ぷらをメニューから探します。
流石に人気メニュー。一番上に写真付きで載っています。英語でHo Tay shrimp cake.
Ho Tay(西湖)のシュリンプケーキ…。
とりあえず注文してみました。
やってきたのがこちら。海老の天ぷら、つゆと、葉っぱ。
ツユは酸味系。味は濃くないです。天ぷらは衣厚めで、(ホットケーキ系の)甘い香りがちょっとします。まずは天ぷらをこのつゆにつけて食べてみます。
次に葉っぱも一緒に付けて食べてみます。(後で聞いたらこの食べ方が正解だそうです)。
サッパリしていていいんですが、葉っぱの中には香りがキツいのもあるので、チョイスが難しかったです。
改めて周りを見ると、ほとんどのお客さんがこの海老の天ぷらを頼んでいます。しかも大盛りでw。人気なんですね。
こちらは一緒に頼んだチャーハンです。こっちの方が好きだな…(笑)。
なんちゃって。ハノイの人気料理「ベトナム風海老の天ぷら」、時間があったら試してみてくださいね。
16. ケムホータイ(Kem Hồ Tây)
こちらもフェイさんのおすすめ店。バイントムホータイの隣にあるアイスクリーム屋さんケムホータイです。ベトナム人にとても人気があるんだとか。
Kemはベトナム語でアイスクリームのこと、ホータイは西湖なので、特に特徴のない名前ですね。店先には、隣の海老の天ぷらのお店「Bánh Tôm Hồ Tây」のサインボードが出ているので、系列店です。
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ここでは、コーンのアイスクリームが美味しいということなので、バニラアイスクリーム・コーンを注文。
金額を二度見、そして三度見。9,000ドンって…50円くらいです^^;
でも受け取ってちょっと納得。小さいです。
アイスはソルベ系で、甘さは控えめです。どうせめっちゃ甘いのが出てくると警戒していたので、これは嬉しい誤算です。まあまあかな。
特筆すべきは、このコーンです。
厚めのクレープを焼いたような感じで、サクッとした軽い食感が新鮮です。そして食べるとエコルセみたいな香ばしい香りが鼻を抜けていきます。
これは…日本にはないコーンですね。
こんなに壊れやすいコーンじゃ商売にならないし、たぶん作るのにも相当手間がかかっていそうなので、日本じゃ採算が合わないと思います。
アイスクリーム自体はまあ普通です。海老の天ぷらと同様、ベトナムの人はこういうのが好きなんだな…みたいな感じですが、このコーンは普通に美味いです。時間があれば是非食べてみてください。
17. チャンクオック寺
チャンクオック寺は、11重の塔「チャン コック パゴダ」が有名な、西湖湖畔に建てられた仏教寺院です。
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有名なチャンクオック寺のこの塔ですが、建立は2004年と新しいです。高さは15mあります。
遺跡好きとしては、塔が新しいのは残念ですが、写真好きとしては、この風景…心が擽られます。
暗くなるとライトアップされて、日没前のマジックアワーにはこんな幻想的な姿を見せてくれます。
このチャンクオック寺のある、西湖とチュックバック湖の間のタインニエン(Báo Thanh Niên)通りは、フォトジェニックスポットとしてたくさんの女性が写真を撮りに集まる場所です。
チャンクオック寺へ行く時、もし時間が合うなら、夕暮れ時を狙ってみましょう。西湖のサンセットビューとともに素敵な写真が撮れるに違いありません。
ハノイ観光はツアーがおすすめ
という感じで、ハノイっ子のフェイさんに教えてもらった、ハノイのおすすめ観光スポットをご紹介してきましたが…
正直歩いて観光するのは大変です。なにせ夏は暑い💦 そして秋春も暑い💦 冬は涼しいけれど、歩きはやっぱり大変です。
灼熱のハノイを歩きながら、羨望の眼差しで見ていたのが、このピカピカの2階建てバスです。屋根なしの2階に座って、涼しそうな顔をして通り過ぎていく人達。金持ちですか?と思ってました(笑)
ハノイ観光おすすめ情報
ハノイ2階建て市内観光バス【割引】乗車チケット
この市内観光バスのチケットを安く買うことができるklook(クルック)というサイト。ご存じでしょうか?
今回のハノイ旅行で、ハロン湾のクルーズツアーや、ロッテ展望台・タンロン水上人形劇のチケット購入に使った、海外旅行のツアーやチケットの割引サイトですが、ここのところプロモーションを強化しているので、日本でも目にする機会が多くなっているのではないでしょうか?
もしklook(クルック)なんて知らな〜いという方がいらっしゃったら、こちらの記事を覗いてみてください。klook(クルック)って何?というところはもちろん、最新の割引クーポン情報や、割引クーポンを使ってお得にツアーやチケットを予約する方法を詳しく解説していいます。
正直おすすめ観光スポット17選とか言われても、覚えられないし、調べるのも大変。という方も多いんじゃないかと思います。
そんな時はぜんぶ地元ガイドさんに任せちゃいましょう。やっぱり、これが一番楽だし、間違いないんですよね。元も子もない話しですけど😅
ハノイ観光ツアー
最後にちょこっと入れたKKdayというサイトも、klook(クルック)と同様、海外旅行のツアーやチケットを割引価格で販売しているサイトです。
klookよりもちょっと高いんですが、日本語ガイドツアーに強いサイトで、結構よさげなツアーがたくさん用意されています。
≫ ハノイの日本語ガイドツアーをチェック(KKday公式サイト)
KKdayも割引クーポンを発行してプロモーションを強化中なので、予約の際は、こちらの記事でまとめている、最新の割引クーポン情報をチェックするようにしてください。
歩いてはいけないけれど…
ホアンキエム湖やオールドクォーター地区から歩くのはちょっと大変だけど、やっぱりアミューズメント系の観光をもう少し入れておきたいなと思います。
ハノイの観光地はちょっと真面目過ぎる感じがするので。
そんな時におすすめなのが、ロッテセンターハノイ(ビル)の屋上にあるトップオブハノイ(ルーフトップバー)と、65階にあるハノイスカイ(ロッテ展望台)です。
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トップオブハノイ(ルーフトップバー)
屋上のルーフトップバー「トップオブハノイ」はこのLOVEのオブジェが有名です。
生演奏を聴きながら、夜景を見ながら、カクテルを飲む。そんなことがハノイでもできちゃいます。
ハノイスカイ(ロッテ展望台)
65階にあるのが展望台のハノイスカイです。
この大きなハートマークが入ったガラスのボックスで撮った写真がSNSを賑わせています。
ハノイに来たら絶対行かねば…
ハノイから車で2,3時間離れますが、ハノイに来たら、ここハロン湾だけは絶対に外せないですね。何がなんでも行っておきたいところです。
ハロン湾
この風景は唯一無二。ハロン湾でしか見れません。
クルーズ船ツアーがハロン湾観光の定番コースです。
カヤックで岩や洞窟に近づいたり。
下船して巨大な洞窟を探索したり。
ハロン湾だけは行っておかないと後悔します。
動画はこちら。
【ベトナムハノイ観光情報】