プラウンミー（Prawn Mee・プロウンミーまたはエビそば）は、シンガポールローカルフードとして有名なので、シンガポールを訪れたら一度は食べておきたいですよね。
でも、シンガポールに観光にきて、普通はプラウンミーを何回も食べたりしないですよね。
ラクサもチリクラブも食べたいし、チキンライスも食べたいし、バクテーも食べたい、余裕があればフィッシュヘッドカレーが食べたいし…、いっぱい食べたいものがありますよね。
だからみんな思っているんですよ、あれこれ情報は要らないからって。
厳選10店とか言ったって、どうぜ全部なんか行けないんだから、とにかくNo.1のプラウンミーのお店を教えてくれと。
No.2の情報は要りません。
その笑顔で言われると怖い…^^;
そんな方のために、現地の情報を総合的に勘案して、もっともおすすめな1店のみをご紹介する「決定！シンガポールで一番おいしい！」シリーズです。
今回はシンガポールローカルヌードルのサブキャラにして激うま、コアなファンの心を掴んで離さない「プラウンミー」です！
プラウンミーとは
プラウンミー（Prawn Mee）のプラウン（Prawn） は英語で有頭海老のこと、ミー（Mee）はマレー語で麺のことです。
有頭海老（Praun）の出汁からとったスープ＋麺（Mee)、つまりは「海老そば」です。
麺は基本的には黄色い太麺の福健麺（ホッケンミー）を使うことが多いですが、シンガポールは人種のるつぼ。東南アジア各国の文化が流入して白い米麺を使うお店も増えてきました。
海老（Praun）と麺（Mee）があれば、プラウンミーなので細かい縛りはないようです。いずれにしても、アジアの麺類はスープが命なので、スープメインで食べるイメージで食べていただくと、本場の味を堪能できると思います。
シンガポールで一番美味しいお店の選定基準
この記事でお店をご紹介する趣旨は、観光でシンガポールに来た方に、観光の一環として、シンガポールグルメを味わっていただくのに役立つ情報をご提供すること。
なので、その趣旨にかなうお店はどこか、シンガポールで働く現地日本人と（飲みながら🍻😁）協議に協議を重ね、「観光で来て1店だけ行くならばココ！」というお店を決定いたしました。
選定条件は以下の通り。
① 知名度があること。
（やっぱり観光なので人気店に行っておきたいですよね。なので、シンガポーリアンや駐在員が密かに美味しいと言っていても、あまりマイナーなお店は対象外です。）
② 味がおいしいことに加えて、代表的な味であること。
（やっぱり観光目的なので、ローカルらしいベーシックな味を堪能したいですよね。なので、美味しくてもベーシックなスタイルから大きく外れているお店は対象外にしました。）
そして、行きやすいこと。上記①②が優先なんですが、まあタクシーで行かなければならないようなところは、外しました。特にプラウンミーの場合、知名度のある郊外店があるんですが、それはちょっと…。所詮プラウンミーなので（笑）
そして… 栄えあるナンバー１ラクサ店は… ドゥルルルルゥ…… ジャーン！😂
ブランコ コート プラウンミー
ブランコ コート プラウンミー（Blanco Court Prawn Mee）！
漢字表記は「白蘭閣街蝦麵」です。
シンガポールには、ビーチロードプラウンヌードルハウス（Beach Road Prawn Noodle House）という有名店もあるんですが、ブランコ コート プラウンミー（Blanco Court Prawn Mee）が暖簾分けしたお店（オーナーの2代目が経営）なので、こちらが元祖です！
シンガポールのプラウンミーのルーツといってもいい有名店です。
場所はアラブストリートの人気スポット、アートな壁画で有名なハジレーンの端です。
シンガポールのインスタ映えスポット「アラブストリート」観光との相性も抜群です。
ちょっと古い話しですが、シンガポールを舞台にした名探偵コナンの映画「紺青の拳」にも登場した有名店なので、行列は必至です。
店頭には常に行列の先頭はココ、という看板が置かれています。
営業時間は朝7時30分からと早いので、オープン時間に出掛けるのがおすすめですね。シンガポールではプラウンミーは朝ごはんとして食べられているので、朝いちの店内を覗いてみるとシンガポール文化に触れられるかもしれませんよ。
営業時間
7時30分〜16時00分（火曜日定休）
行き方・アクセス
アドレス：243 Beach Rd, #01-01, シンガポール 189754
【アクセス・行き方】
MRTのグリーンラインもしくはブルーライのBugis（ブギス）駅か、イエローラインのNicole Highway（ニコルハイウェイ）駅から、徒歩7，8分です。
メニュー
メニュはお店のカウンターの上に掲げられています。
Prawn Noodle（海老）、Pork Ribs Noodle（ポークリブ）、Prawn & Pork Ribs Noodle（海老＆ポークリブ）、Jumbo Prawn Noodle（大海老）など、Prawn・Ribs・Tail（海老・リブ・テイル）などがあります。
注文は番号を言えば通じます。
サイズはS、M、L。
麺の種類も選べます。卵麺はYellow（イエロー）、米粉麺はWhite（ホワイト）、両方の場合はMix（ミックス）と言えばOKです。何も言わなければ、Mix（ミックス）が出てきます。
注文の仕方
テーブルを先に確保します。
ポケットティッシュでも何でも置いておくとテーブルをキープしたことになるのがシンガポール・ルールです。盗られて困らないもの（ハンカチとかチラシとかでもOK）を置いてカウンターへ行きます。
テーブル番号を言って、メニューから選んで、サイズ・麺の種類を伝えて、お会計をしてテーブルで待ちます。番号札のようなものはくれません。
不愛想な店員さんが運んでくれますので、不愛想に受けとって、おもむろに食べ始めましょう（笑）
味は
こちらがPrawn NoodleのS、麺はミックスです。観光の方が一発勝負で食べるならコレだと思います。
濃厚な海老味のスープがめっちゃうまい。
日本のえびそばのような海老味噌感はなく、海老のエキスだけが溶け出した感じです。
麺はMixがおすすめです。
麺は「よく茹で」なのでイエロー麺だけだと甘さが勝ってしまうので、Mixがちょうどいいと思います。
プラウンミーはスープがメインです。
レンゲでスープをすくって、そこに麺をのせて、飲むように食べる感じがローカルスタイルです。周りを見ながら、マネしてみてください。そんなローカル感も旅の思い出になると思います。
「決定！シンガポールで一番美味しい」お店シリーズ
1店舗狙い撃ちなら、シンガポールのローカルフードを全部制覇できるかも。
