【シンガポール】世界一高い屋上バー「1-ALTITUDE」で夜景を楽しもう!




1-ALTITUDE(ワン アルティチュード)。世界一高いところにある屋外のバーとホームページでは謳っていますが…😏。

ちょっと裏を取ってみようと思い、日本語で「世界一高いバー」とかで検索すると、バンコクの5つ星ホテルルブアの屋上にあるレストラン”シロッコ”の中にある”スカイバー”がヒットします。

さて…。どっちが一番高いところにあるバーなんでしょうか。

ネット情報では、バンコクのシロッコのスカイバーは地上247メートル、対してシンガポールのワンアルティチュードは海抜282メートル。定義が少し違うので、よくわかりません…。

シロッコのスカイバーは64階、ワンアルティチュードは63階にあるので、階数だけだとシロッコのスカイバーの勝ちです。

英語のサイトでは、上海のリッツカールトンのフレアルーフトップというのがかなり高いところにある屋外バーのようですが、自身のサイトで「中国で一番高い屋上バー」と書いてあるので、世界一ではなさそう。階数も58階。さすがに64階のシロッコスカイバーと63階のワンアルティチュードを抜くのは厳しそうです。

ということですので(どういうことかわかりませんが)、ワンアルティチュードがおそらく世界で一番高いところにあるルーフトップバーなんですが、地上といったり海抜といったり、ちょっとその辺の比較の仕方がわかりません。

なので、ここは慎重に、ワンアルティチュードは世界で一番標高(海抜)の高いところにある屋上バーと定義しておきましょうか。店名にも、ALTITUDE(アルティチュード)、すなわち「標高」という言葉が使われていますから、それでいいですよね(笑)

ワンアルティチュードは地上からの高さはシロッコより低くて、高台に立っているから海抜ではシロッコよりも高い、という可能性もなくは無いですし、シロッコが世界一だと言っているのでそれを否定し切れる根拠も持っていないので。

とはいえ、ワンアルティチュードのあるビルはラッフルズプレイスというシンガポール川の下流、マリナベイのすぐ近くですから、そんなに高い所にあるわけじゃないんですけどね。

やっぱり、ワンアルティチュードが世界で一番高いところにある屋上バーで間違いないでしょうね…

ちなみに、屋内も含めた、世界で一番高いところにあるバーは、香港のリッツカールトンホテルにあるOZONEという屋内のバーです。その高さは480メートル、118階という桁違いの高さです。

高い所でお酒飲むと気圧の関係で酔っ払いやすいんでしたっけ😅

という記事を書きながら思い出しました…。

シロッコのスカイバーにも、そういえば行ったことありました…。友人に送った写真もありましたw。

確かに高いところでした。でも、この写真じゃあ。どこかもわかりませんけどね😅

もくじ

ワンアルティチュード(1-ALTITUDE)

前置きが長くなりましたが…

すくなくとも標高では世界で最も高いところにある屋外のバー、ワンアルティチュードをご紹介しましょう。

これまで、なぜか日本語のメジャーサイトでは、この場所の取り扱いが少なく、以前は穴場的な場所でしたが、最近日本からくる友人や同僚にこの場所を聞かれることが多くなってきました。

ワンアルティチュードの秘密

ワンアルティチュードのあるワンラッフルズプレイスというビルは、シンガポールで2番目に高いビル、その高さは282メートルです。

シンガポールは小さい国で、すぐ近くにシンガポール空港(チャンギ空港)があるので、ビルの高さは280メートルまで、という規制があるそうです。

あれ?このビルは282メートルじゃないの?

2メートルはこれです。下の写真の右側のビルがワンアルティチュードのあるワンラッフルズプレイスというビルですが、上になんか赤い物体が…。これ屋上バーの建物なんですが、これが2メートルの正体です。なんでも、特に飛行機の往来の邪魔にならないから特別に許可されたんだとか…。いい加減なもんです🤣

もうひとつ疑問が。一番高いビルって?

シンガポールで一番高いビルは、2016年に完成した、タンジョンパーガーセンタービルです。その高さは290メートル。

え?280メートルまでじゃないの?

なんでも、10メートルの追加は特に飛行機の往来に支障をきたさないので、特別に許可されたんだとか。マジっすか🤣

という、いい加減なシンガポール当局の規制事情のウラ話も見え隠れするワンアルティチュードですが、ルーフトップバーとしての魅力は間違いなくあります。

その理由がこれです。

マリーナベイサンズの高さは200メートル。対してワンアルティチュードの高さは282メートル。

つまり、マリーナベイサンズのを見下ろすことができるんです。なんとも言えない優越感😁

夜にはマリーナベイサンズのショー【スペクトラ】も下に見ることができます。首も疲れません(笑)

シンガポールの夜景はマリーナベイサンズの展望デッキから見るのが一番キレイなんですが、マリーナベイサンズからはマリーナベイサンズが見えません。

ワンアルティチュードからの夜景は、こんなマリーナベイサンズからはマリーナベイサンズが見えないという難問も、見事に解決してくれます。

ワンアルティチュードの場所・行き方

場所(住所)

1 Raffles Place 61-63F, Singapore 048616

行き方・アクセス

最寄駅は地下鉄MRT(グリーンライン・レッドライン)のRaffles Place(ラッフルズプレイス)です。

Exit(出口)Bから駅を出ると、両サイドがショッピングモールの公園に出ますので、出口を出たらすぐ右手です。出口からは20メートルも離れていないところに、「ALTITUDE」と書かれた大きな黒いサインボードの掲げられている専用エレベーターがあります。

ビルの名前は、One Raffles Place(ワンラッフルズプレイス)です。案内版などで探す場合はこの名前を覚えておくといいかもしれません。このビルの北側にはタクシースタンドがあるので、タクシーで行くのもいいと思います。

有名な場所なので1-ALTITUDE(ワン アルティチュード)と言えば、運転手さんもわかると思います。

ワンアルティチュードへ行くおすすめの時間帯

昼間に行くのもいいと思いますけど、やっぱり何かイベントがあったほうが見ごたえが違うと思います。

早朝は入れないので、ターゲットはサンセット鑑賞と、あとはマリーナベイサンズで行われるレーザーショー【スペクトラ】ですね。

上の写真のように、ショーの一貫としてマリーナベイサンズからレーザー光線が出ますから、おおっ!!て感じになります。

時間を確認しておきましょう。

サンセットの時間がおすすめ

こちらがザックリですが、月別のシンガポールの日の出日の入りの時間です。

シンガポールは赤道に近いところにあるので、年間を通して日の出日の入り時刻に大きな変化はないので、日没はだいたい午後7時前後という押さえ方でいいと思います。

夕日を見たいなという方は、日没時間よりも少し早めの18時30分ごろに行くようにすればいいかなと思います。

マリーナベイサンズのショーの時間もおすすめ

マリナベイサンズのショー「スペクトラ」の開催時間は以下の通りです。

日曜日~木曜日:20時と21時の2回

金曜日と土曜日:20時、21時、22時の3回

あとでご紹介しますが、ここワンアルティチュードの入場料は、21時からアップします。なので、マリーナベイサンズのショーが目当ての方は、20時の開催を狙いたいですね。

18時半過ぎに着て、19時頃のサンセットを見て、20時からのマリーナベイサンズのショーを観て、帰るというのもいい流れですね。

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世界一高い標高にあるルーフトップバー

このワンアルティチュードは、夕方以降はバーとして営業していますが、日中は展望デッキとして開放しています(もちろん、いずれも有料です)。

夜はこんな感じです。ライティングされたテーブルで夜景を見ながらお酒を楽しむ感じです。中央には開けた場所があって、ライブ演奏が行われ、その周辺で時間を持て余した外国人が踊ったりしています。

シンガポールのルーフトップバーはこのスタイルが多いです。外国人仕様なんだと思いますけど、日本人にはちょっとあいません。誰といっても意外と気後れして、なんとなく微妙な空気になります😅。

22時まではこどもも入場できますが、こども向きの雰囲気ではないかも😄

家族で行くならやっぱり昼間かなと思います…

屋上展望デッキの営業時間・入場料金

ワンアルティチュードの席

日中は展望デッキ(カフェ)としての営業になります。

(営業時間)

午前8時30分~17時30分まで(最終入場時間は17時00分)

(入場料)

25シンガポールドル(ソフトドリング1杯付)

ルーフトップバーの営業時間・入場料金

18時からはバーとして営業になります。かなり遅くまで営業しています(これもシンガポールの屋外バーではよくあるスタイルです)。

(営業時間)

日~火曜日:午前2時まで

木曜日:午前3時まで

祝日前日と水・金・土曜日:午前4時まで

(入場料)

21時までが35シンガポールドル(2ドリンク付き)、21時以降は45シンガポールドル(2ドリンク付き)です。

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シンガポールの景色を味わうなら、マリーナベイサンズの展望デッキの方もおすすめです。ワンアルティチュードよりも高さは低いですけど…。その秘密はこちら。

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レストラン STELLAR(62階)

屋外ということに拘らなければ、レストラン【ステラー】もかなりおすすめです。ワンアルティチュードの展望デッキ・ルーフトップバーの下、272メートルの場所にあるシンガポールで一番高い所にあるレストランです。

ワンラッフルズプレイスの最上階62階には、ワンアルティチュードが運営するレストラン【ステラー】があります。

日本料理に魅了されたオーストラリア出身のエグゼクティブシェフChristopher Miller(クリストファー・ミラー)がプロテュースする、和テイストのオーストラリア料理のレストランです。

ミシュランガイドの最右翼ともいわれる実力のある料理のクオリティーと地上272メートルからの絶景。シンガポールを楽しむには完璧なレストランです。

ディナーは高いですが、ランチは比較的リーズナブル。月替わりでメニューの変わるランチコースは日本人の間でも評判がいいですね。シンガポールのローカル料理に飽きたら、プチ贅沢で訪れるのもありですね。

【営業時間】

ランチ:正午12時~14時(平日のみ)

ディナー:18時30分~22時(平日)、18時~22時(土曜日)、18時~21時(日曜日)

マリーナベイサンズの高さが200メートル、このレストラン【ステラー】の高さが272メートルです。わざわざ屋上に行かなくても、ここで美味しい料理を食べながらシンガポールの夜を楽しむのがいいかも。

クラブ ALTIMATE(61階)

クラブもあります。若い方ならシンガポールのクラブシーンを味わってみるのもいいかもしれません。

営業は金曜日と土曜日だけ。22時から午前4時までやっています。

料金は40ドル(1ドリンク付き)です。

夜になっても、シンガポールは危なくなることはないですが、クラブ内は暗いですし、お酒を飲んで盛り上がっている人もいるので、ちょっとだけ気をつけましょう。帰りは、そこらへんでタクシーを拾えます(タクシーは夜でも全く危なくないです)。

※どのフロアも、男性のドレスコードがあります。フロアごとにドレスコードが微妙に違うんですが、最大公約数的に言うと、男性はショートパンツ、サンダル、タンクトップ(ノースリーブ含む)を避ければOKです。

英語ですがワンアルティチュードの公式HPはこちらです☞http://www.1-altitude.com/




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