シンガポールの船の形をしたホテル、マリーナベイサンズの屋上サンズスカイパークにあるインフィニティプール。営業時間、時間ごとの楽しみ方、こども用プールや浮き輪の有無など、シンガポールを知り尽くした現地在住者が、写真と動画を使いながら、またまた徹底的に解説しちゃいます。
もちろん最新情報です!
どんどん変わるシンガポールでは古いサイトにご用心!更新日付を必ずチェックしましょう。旅行者の方の情報も一時的なので今と違うかも。現地在住者のサイトが安心です。
マリーナベイサンズの屋上プールの料金・営業時間
【利用料金】無料
ただし、屋上プールを利用できるのは、マリーナベイサンズの宿泊者だけです。
【インフィニティプールの営業時間】6時 ~ 21時
結構早くから、結構遅くまでオープンしています。こうなると、朝陽や夕陽を見たくなる方もいるんじゃないかと思います。
また、朝晩の冷え込み具合も気になる方も。
こちらが、いつも使っているシンガポールの日の出・日の入時間の目安と、月平均の最高気温・最低気温のデータです。
屋上プールだけ利用できるか?
エレベータホールとプールのあるエリアとの境にはゲートが設置されていて、係員が常に立っています。
ゲートは、日本の電車の改札と同じで、ルームキーをタップすると扉が開く仕組みです。
なので、ルームキーが無ければ、このゲートは突破できませんし、知らん顔で入って行こうとしても、常に係員が居るのでそれもできません。
つまり、宿泊者以外の方はプールあるエリアに入ることもできません。
レストランからも基本的にはチラ見できればいい方です。
写真の左側、レストランに並んでいる人たちが、みんな右側(プールサイド方向)をみて、恨めしそうにしている、そんな雰囲気は伝わるでしょうか。プールサイドへも行けずに、チラ見だけというのは、かえって辛い。プールを見るためにレストラン利用する、という作戦だけはおすすめできません。
屋上プールの深さはどれくらい?
一般プールの水深は120センチ(1.2メートル)です。
日本の一般的なプールと深さは1メートルか1.1メートルなので、マリーナベイサンズのプールは若干深めです。
一般プールでは浮き輪は使えません。プールは地上200メートルのビルの屋上にあるので、風が吹いて浮き輪が飛ばされる可能性があり、その浮き輪が市街地や高速道路に落下したら大事故になってしまう恐れがあるからです。
水深1.2メートルではちょっと足が届かないし、泳ぎも不安だなという方は注意が必要です。
浮き輪は?子供用プールは?
小さいですが子供用のプールもあります。
子供用プールの水深は50センチ。高めのガラスフェンスで囲まれているので、転落などの危険も一切ありません。
このプールの中は浮き輪を使うことができます。水深50センチだから逆に要らないかも、なんですけど😅
久々に覗いたら、こども用のプールの横に、子ども用のライフジャケットが登場してましたね。タダ(無料)です。
インフィニティプールを写真と動画で紹介します
インフィニティプールは、マリーナ・ベイ・サンズホテルの屋上、サンズ・スカイパーク内にあるプール。世界中から観光客が集まるシンガポールの超人気スポットです。
高さ200メートル、57階の屋上にある、天空のプール。長さ150メートル。世界一高いところにある屋外インフィニティプールです。
まあ長い。ちまたにはいろいろな写真があるんですが、写真だとなかなか伝わらないなぁと思っていたので、動画を撮ってきました。
プールの真ん中に立って、左端からぐるっと右端までカメラを回してみました。
この方が一番イメージがつかめそうな気がします。
動画ですが音声は消してあるので、再生しても音は出ません。パノラマ写真のイメージでざっと流していただければいいかなと思います(24秒)。
プールのヘリが見えないように作られているので、プールが宙に浮いているような感じにも見えます。これがこのインフィニティプールの魅力のひとつです。
利用者はみなプールのヘリまで行ってポーズをとります。
プールのヘリに近づくとこんな感じです。まさかこの先がビルの下じゃないですよね?
実際はこんな構造です。落ちることはまずありませんが、このヘリから体を乗り出すと係員に笛を吹かれて怒られます。
これがプールそのものの感じです。
マリーナベイサンズの屋上プールはプールの構造も見どころではありますが、やっぱり地上200メートル、長さ150メートルというスケールの大きさではないでしょうか。
写真ではなかなかお伝えできないので、150メートルのプールサイドを、端から端まで歩いて動画を撮ってきました。
インフィニティプールの雰囲気がもっとよくわかるんじゃないかと思います。
こちらの動画、どこでも再生できるように、上記と同様に音は消してあります。
インフィニティプールの夜景
インフィニティプールの営業時間は24時まで。夜になってもインフィニティプールは大勢の人で賑わっています。
気温は25度くらいまで下がると思います。プールに入っている間はいいけど、あがるとちょっと寒い感じです。
昼間とはまた違った絶景。プールからシンガポールの夜景が楽しむことができます。
夜遅くなるとさすがに利用者も減るので、写真は撮りやすくなります。
夜も、プールの端から端まで、歩いて動画を撮ってきました。
こちらも音声なしで約2分。全体の感じがお分かりいただけると思います。
サンライズ(朝日)ビュー
実は朝のインフィニティプールはかなりおすすめです。
インフィニティプールの営業開始は朝6時。シンガポールの日の出時刻は年間通して7時くらいなので、営業開始直後はまだ高層ビルのライトが残り、夜景的要素もあります。
なにより人が少なくて空いています。
プールの半分はこんな感じでロープが張られて、泳ぎを楽しむ方のために空けられます。
だんだん空が明るくなる景色も幻想的です。
陽が昇るのは、プールと反対側のガーデンバイザベイ、シンガポール湾側です。
シンガポール湾の様子をぐるっと撮ってみました。スカッと晴れていればかなりキレイな画が撮れると思います。
なんか寂しいのでBGMを入れてしまいました。音楽が流れるので、再生する際はご注意ください。
サンセット(夕陽)ビュー
夕陽は屋上プールの正面に落ちて行きます。
シンガポールの日の入り時刻は年間を通して午後7時くらいです。
残念ながら地平線、水平線は、ビルで隠れてしまいますが、赤く染まる高層ビルとインフィニティプール。これもまた幻想的です。
photo by Studio Sarah Lou
インフィニティプールでサンセットを堪能して、その後、夜のシンガポールを堪能するという流れもいいかもしれません。
マリーナベイサンズの噴水ショー【スペクトラ】
マリーナベイサンズの噴水ショースペクトラの開催時間は、日曜日~木曜日が8時と9時の2回、金曜日と土曜日は8時、9時、10時の3回です。
屋上から見ると…たまたまやっていたのをズームで撮ったものがありました。そもそも角度的に隣のモールの屋根が邪魔してよく見えないですね。
噴水ショー「スペクトラ」は、目の前で見る、対岸から見る、リバークルーズの船の上から見るなど、いろいろな選択肢がありますが、屋上プールから見るという選択肢は無し!でお願いします。
✅ こちらも写真と動画をたっぷり使ってむちゃむちゃ詳しく【スペクトラ】を解説しています。
✅ 船上から見る【スペクトラ】も圧巻です。船上からの【スペクトラ】のフル動画付きです。
インフィニティプールの利用方法
マリーナベイサンズの屋上にあるインフィニティプールを利用する場合の注意点などをまとめておきましょう。最新情報です。
屋上プールの行き方
部屋のルームキー(カード)を持っていってください。
タワー1のエレベーターは22階で、タワー2のエレベーターは22階と55階で、タワー3のエレベーターは34階で乗り換えて、57階へ向かいます。
エレベーターはタッチ式です。だいぶ前からこの形ですね。カードを挿入式のエレベーターの写真が載っているサイトがあったら、それはだいぶ古い情報ですのでご注意ください。
といいつつ、この緑のカードキーも2,3年前のものですかね(今のカードキーはこの下の写真のような絵のかいてるものです)。
カードキーはプールの入口でも必要です。
1人ずつこのカードキーをタッチする必要があるので、1人1枚持っていきましょう。
プールへの入場にはこのカードキーが必要なので、チェックアウトした後は、プールを利用することはできなくなっています。(でも、チェックイン前は、仮のカードを発行してくれます(裏技))
デッキチェアは早い者勝ちです
デッキチェアは早い者勝ちです。
週末はこんな感じでかなり混みあっています。が、上でご紹介した「端から端まで歩いてみた」の動画を見ていただければお分かりいただけますが、この感じで150メートルのプールサイドにびっしりデッキチェアが並んでいるので、チェアが確保できないということはないと思います。
プールサイドの他に、こんな感じのプールの真ん中に設置してあるデッキチェアもあります。ここ暑いです^^;。でも、あまり良く知らない中国人系に人気があります。
インフィニティプールを味わうなら、プールサイド最前列のチェアがベストです。
日よけのあるチェアもあります。チェアは全部タダですが、早いもの勝ちです。
服装・更衣室の有無
更衣室はないので、水着には部屋で着替えていってください。
部屋のバスローブを羽織って行ってもOKなので、バスローブを利用することをおすすめします。部屋で着替えてからエレベーターに乗るのでちょっと人目が気になると思います。(特に女性の方は)
プールに入らない場合は水着でなくても構いません。
ただし、部屋のスリッパでは入場できないので、ビーチサンダルか靴を履いていく必要があります。
水着も買えますが…
以前はプールサイドでも水着を売っていましたが、無くなってしまいました。
マリーナベイサンズの1階で買うことができますが、尋常ではなくくらい高いので、水着は日本から持っていきましょう。
タオルは無料で借りれます
タオルは無料で借りることができるので、部屋から持っていく必要はありません。
何も言わなくても、気持ちのいい厚手のホテルタオルを2枚、渡してくれます。
貴重品ロッカーなどはありません
貴重品を預けるところがないので、貴重品は自己管理になります。
オーダーしたドリンクはルームチャージが可能なので、お金を持っていく必要はありません。
写真を撮るのにスマホとかを持っていく人が多いと思いますが、泳いでいるときも、デッキチェアにおいた私物から目を切らないようにしましょう。シンガポールは比較的安全な国ですが、日本よりは用心が必要です。
こんな感じの防水ケースがあったら安心かもしれません(サンプルをお示ししたかっただけなので、ここから買う必要はないです)。
子供用プールも温水ジャグジーもあります
子供用プールは先にご紹介したとおりですが、水深50センチ。
別の角度からの写真です。Lの字型で小さなお子様なら楽しく遊べる大きさです。
温水ジャグジーもあります。インフィニティプール側ではなく、ガーデンバイザベイ側・シンガポール湾側です。
東側なので、朝日がキレイです。
夜は…なんか温泉みたいになってます(笑)
マリーナベイサンズに泊まらずにプールに行きたい…
最後に、マリーナベイサンズの屋上プールは有名だから見てみたいけど、マリーナベイサンズの宿泊料は高いので、泊まらずにプールに行きたいというご要望が結構あると思います。
そんなご要望の足元を見て(笑)、変なタイトルのサイトが多いのでちょっとご説明しておきたいと思います。
- ホテルに泊まらなくても屋上プールに行く裏技はある?
-
残念ながら、ありません。
屋上レストランやカフェに行くとかいうサイトがあったりして、もしかしたらプールだけ利用する方法があるんじゃないかという期待から、情報を探す方もいるんですが、残念ながらプールだけ利用する方法はありません。
- プールに入らなくても、プールサイドまで行く方法はある?
-
残念ながら、宿泊者以外は、プールサイドへも行けません。
屋上プールのあるエリアは、ゲートで仕切られていて、ルームキーをタップしてゲートを通過して入場します。すべてのゲートには係員が立っていて目を光らせています。ルームキーなしで、そのゲートを通過することは100%できません。
- レストンやカフェから、屋上プールへ行く方法はある?
-
残念ながらレストランやカフェからもプールサイドへは行けません。
ここもしっかりゲートで区切られて、係員が見張っています。なので、宿泊者以外は、プールに近づくことはできません。
ちょっと強めに繰り返してしまい申し訳ありません🙇
なぜこんなことを書くかとというと、巷には、マリーナベイサンズに泊まらなくても屋上プールに行けるかのようなタイトルで、クリックを誘う悪質サイトが溢れているからです。
たぶん、そういう記事をパクった人がまたウソ記事を書いていたりするんですよね。行きもしないで(笑)。
せっかく楽しみにしてきたシンガポール旅行で、変なサイト情報に騙されて楽しくない思いをしたんじゃつまらないじゃないですか。そういう騙しサイトは、他の記事でもウソを書くので、マジで注意していただきたいと思います。
プールに一番近づけるレストラン&カフェ
一番近づけるのは、屋上にあるレストラン&カフェのセラヴィのクラブラウンジです。
夜はこんな感じです。
クラブラウンジから見るとこんな感じです
インフィニティプールを見るだけ、ならここが一番プールに近づくことができるレストラン&カフェです。
セラヴィは、①レストランと②クラブラウンジの2つあります。レストランの方へ行くと、プールは全く見えないので、プールを見たい場合はクラブラウンジへ行くようにしましょう。
マリーナベイサンズホテル
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