フィリピン・アンヘレスで見かけるサイドカーの付いた三輪車のようなバイク「トラシクル」の乗り方と料金相場を解説しましょう。
トライシクルはフィリピンではポピュラーな移動手段、バイク版のタクシーです。
こんな感じでバイクの横にサイドカーが付いた乗り物です。
歩くにはしんどい、ちょっと遠くへ行くにはめちゃくちゃ便利な乗り物ですが、日本にはない乗り物なので、乗り方がわからないんですよね。
トライシクルの乗り方
乗り方
トライシクルは、ショッピングモールの周りとか、ホテルの周りとか、最近では、こんな専用のパーキングスペースに停まっていたりするので、ドライバーに行き先を告げて、料金交渉をします。
もちろん流しのトライクルでも、ちょっと手で合図すれば停まってくれます。
ドライバーに「I wanna go to SMクラーク」とか言えば、ドライバーが「〇〇（ペソ）」とか言ってきますので、その値段でOKなら「OK】とか言って、サイドカー部分に乗り込めばOK。
ご想像の通り、乗り味はガタガタですが、ローカル感たっぷりで結構楽しめます。
こちらが実際の映像です。臨場感が伝わるように、敢えてアクティブモードのない、古いiphoneで撮影しまし。フィリピンローカルの街並み、無秩序な道路状況、渋滞、風を切る爽快感…が伝わるんじゃないかなとか。
颯爽と走るトライシクル。アンヘレスの街を走ってみた♪
何人乗りか？
サイドカー部分には2人乗れます。でも狭いので男同士とかだと気持ち悪いと思いますｗ。
現地の人はさらにバイクの後部座席に2人乗ったりします（合計4人とか）が、日本の皆さまは危ないのでやめましょうｗ
料金の支払方法
目的地に到着したら、ドライバーに払います。支払方法は現金だけです。
大きなお金で払おうとすると、「お釣りがない」とか言ってトラブルになる可能性もあるので、小銭は用意しておいた方がいいです。
トライシクルの相場
トライシクルの料金はその都度交渉で決まります。
交渉ごとなので観光客料金とフィリピン人料金は明確に違います。当然観光客向けの料金は高いです。
これをぼったくりという人もいますが、相手も商売ですし、料金が交渉で決まる以上、距離感も相場感もない観光客が不利なのは明白ですよね。なので、ここはひとつ、細かいことには目をつむる感じの方がいいと思います。そのスタンスの方が結果的に楽だと思います。
観光客向け料金の相場感
観光客向けの料金の相場観としては、近く（1キロ以下）で50ペソ、ちょっと遠く（2キロくらい）で100ペソ、遠く（4〜5キロ）で200ペソくらいです。
現地人向け料金の相場観
現地の人はその半分くらいで乗っていると思います。
例えば、クラークの英語学校CIPに通っていた時に、学校からネポモール（ショッピングモール）までは2kmくらいありますが、40ペソでした。
この時は絶対に40ペソ以上で合意しないように、と言われていました（相場が崩れるので）し、実際いつでも40ペソでした。2kmで40ペソ。これが現地価格に近い相場観ですね。
トライシクルに安く乗るための交渉術
観光客から多めにとろうとするのは、日本でも海外でも同じです。
トライシクルのドライバーも日本人っぽいと思えば当然高めの料金を言ってきます。
でも、ここアンヘレスでは、もしドライバーの言い値が高かったらムキになって交渉する必要はないです。あっそう、と言って（言わなくてもいいですｗ）、別のトライシクルを当たりましょう。トライシクルはいくらでも走っていますので。
競争が激しいので、それだけでたぶん値引きしてきますよ（笑）
でも、あんまりガシガシ交渉すると疲れるし、逆につまらなくなるので、個人的にはテキトーなところで折り合った方がいいと思います。
近く（1キロ以下）で50ペソ、ちょっと遠く（2キロくらい）で100ペソ、遠く（4〜5キロ）で200ペソくらい。その前後ならOKでいいと思いますよ。
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