ミシュラン・チャークイテオの名店「Lao Fu Zi」本店|ブラックvsホワイト

シンガポールのミシュラン屋台・チャークイテオの名店「Lao Fu Zi」本店|ブラックチャークイテオとホワイトチャークイテオどっちがおいしい

こんちわ。シンガポール在住のサラリーマンけんたです。

今回は、シンガポールの歴史あるホーカー、オールドエアポートロード・フードセンターにあるミシュラン・ビブグルマン屋台、老夫子炒粿條(Lao Fu Zi Fried Kway Teow)へ行ってきました。

この店のチャークイテオは、甘辛いダークソースで炒めたブラックと、麺と具材の色をそのまま生かしたホワイトの2種類。どちらも美味しい…さすがはシンガポールNo.1のチャークイテオの名店です。

Lao Fu Zi Fried Kway Teowのブラックとホワイトのチャークイテオ
左がブラック、右がホワイト。Lao Fu Zi名物のチャークイテオ食べ比べです。
店名老夫子炒粿條(Lao Fu Zi Fried Kway Teow)本店
住所51 Old Airport Road Food Centre, #01-12, Singapore 390051
アクセスMRTダコタ駅A出口から徒歩5分
オールドエアポートロード・フードセンターの01-12番屋台
営業時間11:45~22:00
定休日水曜日・土曜日
料金ブラック/ホワイト 各8シンガポールドル
所要時間45分程度(待ち時間は行列の長さから予想されるよりも長めです)
公式情報ミシュランガイド
もくじ

Lao Fu Zi Fried Kway Teowとは

老夫子炒粿條(Lao Fu Zi Fried Kway Teow)は、シンガポールのローカル麺料理、チャークイテオの専門店です。オールドエアポートロード・フードセンターの屋台番号は#01-12。2025年のミシュラン・ビブグルマンにも選ばれた実力店です。

オールドエアポートロード・フードセンターのLao Fu Zi Fried Kway Teow
緑とピンクの大きな看板が目印。屋台番号は#01-12です。

チャークイテオとは、平たい米粉麺を卵、もやし、青菜、エビ、貝、ソーセージなどと一緒に強火で炒めるシンガポールの定番ローカルフード。甘辛くて香ばしく、一皿で肉、魚介、野菜、麺を豪快に楽しめます。

Lao Fu Zi Fried Kway Teow店頭のミシュラン・ビブグルマン表示
店頭にはミシュラン・ビブグルマンの大きな赤いパネル。受賞歴のアピールがすごい。

Lao Fu Ziは2023年に観光客にも便利なラオパサへ出店しましたが、本店はこちら。ミシュランビブグルマンに選ばれているのも、正確には本店のこちらです。

理由は実はシンプル。オーナーが直接鍋を振るのが本店のオールドエアポートロード店だからです。そういえばラオパサ店ではオーナーはいつもお店の外から指示だけしてますね。体力的な問題か、後継者を育てているのかは不明ですが…

場所はオールドエアポートロード・フードセンター

51 Old Airport Road Food Centreの正面外観
Lao Fu Zi本店が入る51 Old Airport Road Food Centre。

住所は51 Old Airport Road, Singapore 390051。最寄り駅はMRTサークルラインのダコタ(Dakota)駅で、A出口から歩いて5分です。

GoogleマップでLao Fu Ziの場所を確認する

オールドエアポートロード・フードセンター1階の飲食スペース
観光客向けではない、ローカル感たっぷりのホーカーです。

ホーカー全体の雰囲気や、ほかのミシュラン掲載屋台の営業状況は、オールドエアポートロード・フードセンターの訪問記事で詳しくご紹介しています。

行列が長い理由は注文後にオーナーが調理するから

Lao Fu Zi Fried Kway Teowの前にできた行列
通路に沿って延びる行列。列は短く見えても、待ち時間は長めです。

Lao Fu Ziの前には行列ができています。しかも、この列がなかなか進みません。

理由はシンプル。作り置きを出すのではなく、注文を受けてからオーナー自ら中華鍋を振っているからです。強火で麺と具を一気に炒め、ブラックとホワイトをそれぞれ仕上げる。小さな屋台でこの調理を繰り返すので、どうしても時間がかかります。

でも、目の前に出てくるのは湯気と香りをまとった出来たて。行列が長いのは人気だけでなく、味を落とさないためです。ここは急かさず、オーナーが鍋を振る姿を眺めながら待ちましょう。

メニューはブラックとホワイトの2種類

Lao Fu Zi Fried Kway Teowのブラックとホワイトのメニュー
ブラックとホワイトは各8シンガポールドル。写真付きなので注文は簡単です。

看板メニューはもちろんチャークイテオ。濃い色のFried Kway Teow(Black)と、淡い色のFried Kway Teow(White)から選びます。値段はどちらも8シンガポールドルです。

初めてなら、できれば2人以上で行って両方を注文してください。同じ麺と具材を使っているのに、ソースが違うだけで別の料理に変わります。

ブラック|濃厚な甘辛ソースが絡む王道の味

Lao Fu Ziのブラック・チャークイテオ
ソースをまとって艶々に光るブラック・チャークイテオ。

ブラックは、ダークソースの甘みと濃いコクを前面に出した王道タイプ。平たい米粉麺にソースがしっかり絡み、口に入れた瞬間から甘辛さと香ばしさが押し寄せます。

箸で持ち上げたLao Fu Ziのブラック・チャークイテオ
幅広の米粉麺と黄色い麺に濃厚ソースがたっぷり。焦げた部分がまたうまい。

具は大きなエビ、もやし、卵、青菜、貝、魚のすり身、甘い中華ソーセージ。麺だけを食べても濃厚、ソーセージを一緒に食べるとさらに甘みとコクが増します。

ブラック・チャークイテオに入った大きなエビ
存在感のある大きなエビ。濃いソースの中でも海鮮の旨味が負けていません。

濃い味が好きなら、まずブラックで間違いなし。人気があるのもブラックの方です。

ひと口目のインパクトは完全にブラックの勝ちなんですが、食べ進めると甘さと油のコクが積み重なり、後半はかなりこってりしてきます。この重さは日本人には合わないかも…

ホワイト|魚介の出汁と鍋の香りを味わう一皿

Lao Fu Ziのホワイト・チャークイテオ
こちらが一番のおすすめ、ホワイト・チャークイテオ。

そしてホワイト。見た目はブラックより地味ですが、ひと口食べると印象がひっくり返ります。

ダークソースを使わない分、最初に広がるのはエビや貝から出た魚介系の出汁。そこへ中華鍋で一気に炒めた香ばしさが重なります。ソースのコクと甘さで押すブラックに対して、ホワイトは麺、具材、出汁、焼きの香りを全部味わうチャークイテオです。

箸で持ち上げたホワイト・チャークイテオの平打ち麺
もちっとした平打ち麺。淡い色でも味はしっかり入っています。

もちもちの米粉麺、シャキッと残ったもやし、ぷりっとしたエビ、貝の旨味。具を変えながら食べるたびに味が動くので、最後まで飽きません。

ホワイト・チャークイテオに入った貝と中華ソーセージ
貝、中華ソーセージ、もやし、青菜。具材ごとの味がよく分かるのもホワイトの魅力。

ブラックが「濃厚でわかりやすくうまい」なら、ホワイトは「食べるほどにうまい」。Lao Fu Zi本店に来たら、ホワイトを注文してください。こちらが本店で食べるべき一皿です。

ホワイトは味変しながら食べるのがおすすめ

ホワイト・チャークイテオは、そのまま完食するのはもったいない。味変しながら食べると、魚介の出汁がさらに引き立ちます。

  1. 最初は何も足さず、魚介の旨味と鍋の香りを味わう
  2. 半分ほど食べたらライムを搾り、酸味で一気に軽くする
  3. 最後にチリを少し混ぜ、辛味とコクを足して締める
ホワイト・チャークイテオにライムを搾る様子
途中でライムをぎゅっと。香りが立ち、後味が一気にさっぱりします。

特にライムは必須です。魚介の旨味は残したまま、油の重さだけがすっと消える。そこからまた箸が加速します。ひと皿の中で味を三段階に変えると、8シンガポールドルのチャークイテオを最後のひと口まで楽しめます。

まとめ|並んでもホワイトを食べたいミシュラン屋台

Lao Fu Zi Fried Kway Teowの本店は、注文後にオーナーが一皿ずつ炒めるため、待ち時間は長め。それでも、出来たての麺から立ち上がる香りを味わえば、並んだことはすぐに忘れます。

濃厚なブラックも美味しい。でも、本店で選ぶなら魚介の出汁が香るホワイトです。最初はそのまま、途中でライム、最後にチリ。この順番で食べれば完璧です。

アクセス重視ならラオパサ店。本場の空気とオーナーが鍋を振る一皿を味わうなら、オールドエアポートロード本店。シンガポールのミシュラン屋台とローカルフードが好きなら、しっかり並ぶ価値のあるチャークイテオです。

シンガポールで次に食べる一皿を探している方は、在住者おすすめのシンガポール・ミシュラン屋台10選もあわせてどうぞ。

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