シンガポールの人気観光スポット【ガーデンズバイザベイ】(英語表記:Gardens by the bay)の行き方、営業時間、チケットの料金、夜のショー【ガーデンラプソディ】の楽しみ方、そして割引チケットを一番安く買う方法など、シンガポールの旅行観光に役立つ情報を、現地シンガポール在住のサラリーマンけんたがご紹介します。
今回も、日本の皆様がシンガポール旅行を思いっきり楽しんでいただけるよう、現地から正しい情報をしっかりとお伝えしていきたいと思います。
ガーデンズバイザベイとは?
ガーデンズバイザベイはシンガポールのマリーナベイエリア観光の目玉のひとつ。110ヘクタール(東京ドーム約20個分)の敷地、150万点以上の植物が展示されている、巨大植物園です。
マリーナベイサンズ、マーライオンパーク、シンガポールフライヤー(大観覧車)などの人気の観光スポットと同様、シンガポール政府が国の威信を掛けて本気で造り上げた植物園なので、その規模、クオリティは、植物園という概念を超越しています。
トリップアドバイザーが、数あるシンガポールの観光アトラクションの中から、この「ガーデンズバイザベイ」をシンガポールNo.1アトラクションにも選出するなど、今世界中から注目されているシンガポールを代表する観光スポットです。
ガーデンバイザベイの人気施設
広大な敷地を持つ園内には、テーマを持った植物エリアや施設がたくさん設置されていて、どの施設もシンガポールを訪れる観光客から絶大な人気を集めています。
その中心にあるのが2つのドーム型植物園「フラワードーム」と「クラウドフォレスト」(写真左側)、巨大人工ツリー「スーパーツリーグローブ」(写真右側)です。
「フラワードーム」「クラウドフォレスト」は植物園ですが、その規模・エンタメ性は日本ではありえないレベル。世界中探してもここまで大規模な植物園は無いと思います。シンガポールに来たら必見です。
パーク中心部に林立する巨大人工ツリー「スーパーツリーグローブ」も人気です。ガーデンズバイザベイの象徴、シンガポールの象徴ですね。
最近はただ下から見ているだけじゃつまらないということで、そのスーパーツリーグローブ間に展望遊歩道をかけたり(OCBCスカイウェイ)、その上に展望台をつくったりしています(スーパーツリーオブザーバトリー)。
そして、夜には、巨大人工ツリー「スーパーツリーグローブ」を使ってライトアップショーが行われます。その名も「ガーデンラプソディ」。世界中の観光客を魅了しつづける唯一無二のスーパーショーです!ショーは毎日開催しています。そして世界最高水準のクオリティを保ちながら、なんと無料です!
ガーデンズバイザベイ!シンガポール政府の本気度がビンビン伝わってくる観光施設です。これまで見たこともないハイレベルの植物園エンターテインメントに感動すると思います。たかが植物園と侮るなかれ、必見です。
「ガーデンラプソディ」は絶対に観て行ってくださいね
シンガポール在住者の自分が、シンガポールで必ずすべきことを3つ挙げるとするならば、「ガーデンラプソディ」の観賞は、間違いなく入れるでしょう。
夜のショー「ガーデンラプソディ」の観賞は無料です。是が非でも旅行プランに組み込んでいただきたいと思います。
ガーデンズバイザベイの見どころ
ガーデンズバイザベイの見どころを、詳しく見ていきましょう!
フラワードーム
ドーム型の巨大植物園です。徹底的に温度管理されたドーム内には、世界中の植物が集められ、展示されています。
広さも凄いんですが、さらに凄いのは、この広いドーム内、隅から隅までメンテナンスが行き届いていて、キレイに保たれているところ。
どのエリアへ行っても、作業員が何やらメンテナンスをしています(おそらく目立たないように緑色のシャツを着ています)。こんな不断の努力があってだと思います。ドーム内には枯れた枯れた草花はほぼ見当たりません。
✅ インスタスポットの宝庫
写真撮影を意識して造園されていると言ってもいいでしょう。
単に花を展示するだけでなく、撮影ポイントになりそうなオブジェや窓枠などがたくさんあります。実際そういったところで立ち止まって写真を撮っている女性やカップルがたくさん。
✅ 特に女性におすすめ
幸せそうに花を鑑賞する女性がたくさんいました。これだけたくさんの花に囲まれると自然とテンションが上がるって感じで。
カップルでも、ご夫婦でも、ほんと女性が幸せそうにしていると、男性も幸せになる。みたいな。館内がとっても明るいのがほんと不思議でした。これが花のパワーなんでしょうか。
自分もついつい写真を撮り過ぎてしまいました。ここにいっぱい貼り付けても仕方がないので、割愛しますが…。みなさんも素敵な写真がいっぱい撮れると思いますよ。
✅ 季節のイベント
花の見ごろに合わせて、季節ごとにイベントが開催されます。例えばクリスマス。ポインセチアが咲き誇るクリスマスイベントが開催されます。
夜はライトアップされて幻想的。というよりロマンチックな雰囲気になります。
クラウドフォレスト
クラウドフォレスト。ここがまた凄い!
ドーム内に入るといきなり滝が迎えてくれます。フラワードームの和やかな感じから一転、ちょっとアドベンチャーな匂いがしてきます。
そのまま順路通り進むと、エレベーター乗り場に到着、自然な流れのままこの滝がある山の最上階に辿りつきます。
そこからが、また凄い!山を取り囲むように設置された回廊。その名も「クラウドウォーク(雲の散歩)」。かなりの高さ!これがまたドーム内にあるから、不思議な感じです。
下から見あげても、それが結構な高さにあることがわかります。
こんなものを室内につくってしまうところがシンガポールらしい。
世界に類を見ない、オリジナリティ溢れる植物園。というか、冒頭に書いたように、もう植物園の域を脱しています。植物園というよりもアトラクション?ですかね。
夜はまたとても幻想的な雰囲気になります。
シンガポールは滝のライトアップが得意ですからね。近未来と古代が融合したような…みたこともない風景が展開されていきます。かっこいいです。
クラウドフォレストの最終エリアには、チームラボさながらのプロジェクションマッピングゾーンができました。 人の動きに合わせてライトが動くタイプのやつです。これが結構ハマるります。
クラウドフォレスト…こりゃあ人気になるわけです。
フローラルファンタジー
MRTベイフロント駅から地下道を通ってくると一番最初にあるのがこの「フローラルファンタジー」です。
フローラル、お花を可愛らしく飾ることをテーマにした植物園なので、見た目も華やかです。
植物を使ったいろんなオブジェがあるのは、シンガポール・チャンギ空港の滝があるジュエルにある植物公園「キャノピーパーク」に似ています。
お花がメインなので、なんかこう…ロマンチックな雰囲気になみたいです。
女子受けが強そうな展示なのでカップルやご夫婦にお勧めなのかなとは思いますが、展示のダイナミックさで言うと、「フラワードーム」や「クラウドフォレスト」には遠く及ばないので、観光の方は無理して訪れる必要はないかなと思います。
スーパーツリーグローブ
この不思議な形をした人工ツリーが「スーパーツリーグローブ」、その高さは22メートル、7階建てのビルくらいの高さです。
この「スーパーツリーグローブ」は、向こうに見えるマリーナベイサンズ、周囲を取り囲む亜熱帯植物と融合して、何とも不思議な光景を作りだします。
写真好きには堪らない、いわゆるインスタスポットです。いろいろな角度から、素敵な写真がたくさん撮れますよ。
夜になると、この「スーパーツリーグローブ」はライトアップされ、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。CGかと見紛うほど。近未来感たっぷりです。
OCBC スカイウェイ
この「スーパーツリーグローブ」をつなぐ回廊が「OCBCスカイウェイ」です
ここにもシンガポールの大好きなスカイウェイがあります。木と木の間を歩く回廊です。
入場料は14シンガポールドル。料金はびっくりするほど高いわけでもないですが、回廊はそれほど高いところを通っているわけでもない…微妙です。
個人的にはちょっともったいないかなと思います。
ショーを観ているとスカイウェイに人影が見えることがあります(下の写真のように)。
ショーの時間帯にスカイウェイを歩くには最低でも1時間程度前から順番待ちする必要があります。夕方は、早いうちからこの行列です。
夜のショーはこのスカイウェイから見なくても十分に楽しめます。むしろ、少し離れて全体を見た方が楽しめると思います。
ショーをスカイウェイから見るために列に並んで時間を消費するのはおすすめしないです。旅行の時間は限られているので、時間がもったいないです。
スーパーツリーオブザーバトリー
前述のスカイウェイがちょっと物足りないかな…ということで、2021年に出来たのがこちら、スーパーツリーオブザーバトリーです。
そうは行っても高さ22メートルですからね。14シンガポールドルの価値があるかは正直微妙です。
でも、屋上からの見晴らしは、予想以上に素晴らしいです。抜ける風が予想以上に気持ちがいいです。
そしてこの画。マリーナベイサンズをここまで正面から見ることできる場所は、ここだけですね。たぶん。
先ほどのOCBCスカイウェイもだいぶ下に見えます。
新しいアトラクションなので試す価値はあると思います。
でも、同じ展望デッキならマリーナベイサンズの屋上の方が数段上、という感じはします。
その他の人気のある施設等
✅ プラネット
とても有名なオブジェです。子どもが宙に浮かんでいるように見えます。
実は結構大きいんですw
どうやって浮かんでいるか?
浮かんでいるんじゃなくて、手の甲でバランスをとっているだけ、なんですね。
✅ ワールドオブプランツ
東南アジアの様々な動物を模った造形植物も人気です。シンガポールが最近得意なやつですw
✅ フラワークロック(花時計)
2つのドームの前にある、ガーデンバイザベイのシンボル的な存在です。写真撮影ポイントでもあります。
✅ 動物の行列
フラワークロックのそばの通りに実物大の動物の行列が出現して話題を集めています。
リアルな動物像が何十メートルに渡って連なっている姿はかなりの壮観です。どう撮ったら映えるのかわかりませんが、象の足に寄り掛かったり、抱き着いたりして、写真を撮っている人が結構いました。
✅ サンパビリオン
砂漠地帯をイメージした展示施設。いろいろな種類のサボテンをみることができます。
✅ ドラゴンフライ(トンボ)
この組み合わせの写真はよく見かけます。トンボの像とマリーナベイサンズ。シルバーのオブジェが多いこの場所は、シルバーガーデンとも呼ばれています。
✅ チルドレンズガーデン
お子様のいる地元民の間ではもとても有名な場所です。
チルドレンズガーデンはこの水浴び遊具以外にもたくさんの遊具があります。小さなお子様連れの場合はここでちょっと遊んでいくのもアリです。2つのドーム型植物園のすぐ隣りにあります。
✅ アクティブガーデン
マリーナベイサンズ川のはずれにできた、アスレチックガーデン。地元の人が運動するための道具が置いてあるという感じ。鉄琴かな?楽器的なものも置いてあって、暇そうな人がずっと弾いていますw
目立つので何かなと思う方もいるかと思いますが、観光の方は無視でOKですw
光と音楽のショー「ガーデンラプソディ」
ショータイムの時間
開始時刻:午後7時45分・午後8時45分・午後9時35分(9時35分は金・土だけ)
ショーの時間:約12分くらい
ガーデンズラプソディとは
人工巨木のスーパーツリーグローブを使った光と音楽のイルミネーションショーです。
ショーはミュージカル仕立て。人工のスーパーツリーグローブが音楽に合わせて次々と色を変え光を放っていきます。これがなんとも幻想的。スーパーツリーグローブの世界にぐーっと引き込まれていきます。
ショーの時間は12分間あるはずなんですが、あっという間に終わってしまいます。それくらい惹きつけられるショーですね。これは。
シンガポールで有名なナイトショーは、マリーナベイサンズの正面で開催される光と水のショー「スペクトラ」とマリーナベイサンズの裏「ガーデンバイザベイ」で開催される光と音楽のショー「ガーデンラプソディ」です。
シンガポールにきたら、この2つのショーは是非見て、日本に帰っていただきたいと思います。
実はこの2つのショー、これまで、徐々に進化を遂げて、今はかなり完成度の高いものになったと感じています。
ショーを楽しむためにポジショニング
一つのツリーに近づきすぎると、文字どおり「木を見て森を見ず」になってしまいます。全体を見渡せそうなところ、ツリーから少し離れた場所から観るのが、ショーを楽しむコツです。
おすすめは、全体が見渡せるところの地べたに座って、または寝ころんで、見る方法です。
ショーの上演時間中は、ツリーを見上げている時間が長いので、座って観ると首が疲れます。なので、個人的には、地べたに寝そべって見るのが好きです。
地べたに寝そべって?
現地へ行ってみるとわかりますが、これが結構いるんですよ。最初っから寝っ転がっている人とかも居ます(笑)。
みなさんも遠慮せずに空いている場所を陣取って、地面に寝転んでショーを見ちゃましょう〜^^
地面に寝転んで見上げるように見る【ガーデンラプソディ】はこんな感じです。
…こんなところに、ガーデンラプソディのフルバージョンを放り込むとは(笑)。フルバージョンなので、これからシンガポールへ行く方はネタバレ注意です。チラ見でお願いしますね。
【関連記事】
ガーデンラプソディを楽しむ方法を完全解説!ガーデンズバイザベイに行くなら必見です。
「スペクトラ」と「ガーデンラプソディ」の両方を効率よく回る方法を考察しまとめた記事はこちらです。
ガーデンズバイザベイの場所・アクセス・行き方
場所
18 Marina Gardens Dr, シンガポール 018953
アクセス・行き方
① MRT ベイフロント駅から行く方法
ガーデンズバイザベイの最寄駅は、MRT(地下鉄)のベイフロント(Bay Front)駅です。
改札を出たら、3方向に分かれているので、右へ進んでください(真っ直ぐ行くとマリーナベイサンズ、左へ行くとカジノやショッピングモールになります)。
ガーデンズバイザベイ(Gardens by the bay)行きの標識が出ているので、それに沿って、出口B方面を目指してください。
そのまま地下道を真っ直ぐ行きます。
突き当りの左手の階段を上がって地上に出ます。
そこは、もうガーデンズバイザベイの端っこです。
フローラルファンタジーの入口です。
駅の改札を出た後に、案内表示に従って右に行きさえすれば、あとは勝手に着きます。
これがMRTのベイフロント駅から行く方法です。
② MRT ガーデンズバイザベイ駅から行く方法
シンガポールでは新しくブラウンライン(Thomson-East Coast Line(トムソンイーストライン))が運行を始めています。そしてその終着駅にガーデンズバイザベイ駅というのができました。
ガーデンズバイザベイ駅を利用する場合は1番出口から出ます。
駅はこんな感じでとても立派です。
駅を出たらマリーナベイまで行き左折。その後はマリーナベイ沿いをまっすぐ進みます。
しばらく進むと左手にチルドレンガーデンが見えます。
さらに進むとクラウドフォレストが見えてきます。
スーパーツリーグローブなどガーデンズバイザベイの中心に近いのは、ベイフロント駅のほうですが、ブラウンライン(Thomson-East Coast Line)はオーチャード駅やマックスウェル駅に停まるので、電車の便を考えると、ガーデンズバイザベイ駅を利用する方が早い方もいると思いますので、2つの行き方を押さえておいた方がいいと思います。
※そのサイトの情報古くないですか?
このブラウンカラーのMRT(地下鉄)のトムソン・イーストラインは新しい路線、ガーデンズバイザベイ駅も新しい駅なので、これを写真で紹介できないサイトの情報は、たぶんサイト全体が古いと思います。読む時はちょっと気を付けましょう。
③ マリーナベイサンズから行く方法
まずマリーナベイサンズとガーデンズバイザベイの位置関係を押さえておきましょう。
パンフレットを写真でとったものなので少し見難くて申し訳ないですが、この図が位置関係を掴むのに一番いいと思います。
右下にあるのがマリーナベイサンズです。
マリーナベイサンズから海の方向に歩いていくと、橋を渡ることになり、自動的にガーデンズバイザベイに着く。それくらいの感覚でいいと思います。
マリーナベイサンズからは、1本しかない道をみんなゾロゾロ歩いていますので、迷いようがないといってもいいでしょう。心配は要りません。
以下がマリーナベイサンズとガーデンズバイザベイを結ぶドラゴンフライブリッジと呼ばれている橋です。これを渡ります(写真はガーデンズバイザベイからマリーナベイサンズ方向)。
また、上のパンフレットの地図の中にはMRTの地下通路の出口も記されています。小さくて見にくいのですが、右下にある赤いポチにはMRTと書かれています。
ベイフロント(Bay Front)駅から地下道を通って地上に出てくる場所が、この赤いポチのところです。あとは、ただ橋を渡るだけ。あまり考える必要がない距離感であることだけは、お分かりいただけると思います。
営業時間・混雑状況
営業時間
ガーデンズバイザベイ(敷地内に入れる時間):早朝5時 ~ 深夜2時
各施設の営業時間
各施設の基本営業時間は以下のとおりです。
- フラワードーム:午前9時 ~ 午後9時
- クラウドフォレスト:午前9時 ~ 午後9時
- フローラルファンタジー:午前10時 ~ 午後6時(土日祝:午前10時 〜 午後7時)
- OCBCスカイウェイ:午前9時 ~ 午後9時
- スーパーツリーオブザーバトリー:午前9時 ~ 午後9時
- チルドレンズガーデン:午前9時 ~ 午後7時(月曜休)
ナイトショー(ガーデンラプソディ)の開始時間
開始時刻:午後7時45分・午後8時45分・午後9時35分(金・土)
ショーの時間:約12分
混雑状況
ほんとうは混雑状況なんか書かなくても大丈夫なんですが…。ネットで旅行者ブロガーさんが、テキトーな情報を拡散しているのを見かけたので微力ながら訂正しておきます。
混雑状況に関しては、実はガーデンズバイザベイのHPにちゃんと書かれています。
これが正確な情報です!
【フラワードーム/クラウドフォレスト】
混雑する時間帯:午後4時 ~ 午後7時
(待ち時間が長くなります=クラウドフォレストのエレベーター待ちの時間が長くなりますという意味です)
⇒ Longer waiting time may be expected. と記載されています。それほど強烈な待ち時間をイメージさせる記述ではありません。実際、夕方に何度か行っていますが、それほど長く待った経験はありません。
【OCBCスカイウェイ】
混雑する時間帯:午後5時 ~ 午後8時30分(15分刻みで入場制限がなされます。ショーが始まる時間の枠を取るために、はかなり前から並ぶ必要があります。)
⇒ 旅行の場合、時間がもったいのでこれはやめましょう。
ガーデンズバイザベイ+ベイエリアの観光スケジュール
ガーデンバイザベイの人気観光施設「フラワードーム」「クラウドフォレスト」の2つのドーム型植物園へ行くなら、夜のショー「ガーデンラプソディ」の前に行くのが効率的。というのは誰でも考えつくことでしょう。
夜のショーが午後7時45分または午後8時45分から、なので、そこから逆算して皆さんガーデンズバイザベイに出かけてきます。
夕方からを見て、そのあとレストラン(園内にはマックもあります)で食事でもして、7時45分から「ガーデンラプソディ」を見るというスケジュールが、みんなが思いつくスケジュールです。
そして、もう少し研究していくと、「ガーデンラプソディ」のあと、マリーナベイサンズまで歩いて、9時から「スペクトラ」(無料)も観れることがわかります。
以上を整理しながら、スケジュールを組むとこんな感じです。このスケジュールで動く人が相当数いると思います。
①午後4時「フラワードーム」(所要時間1時間~1時間30分)
②午後5時30分「クラウドフォレスト」(所要時間1時間~1時間30分)
(周辺のレストランで夕食(園内にはマクドナルドもあります))
③午後7時45分「ガーデンラプソディ」(所要時間12分)
徒歩でマリーナベイサンズの前まで徒歩で移動(所要時間10分~15分)
④午後9時「スペクトラ」(所要時間12、3分)
※ ①のフラワードームの前に、MRTベイフロント駅やマリーナベイサンズから一番近いところにある「フローラルファンタジー」へ立ち寄るのも効率的です。
※ ④「スペクトラ」の開催時間は、午後8時と午後9時の2回。金曜日・土曜日は10時の開催が加わって全3回の上演になります。
※ ⑤ ④のあと余裕があれば、シンガポールフライヤー(観覧車)へ行くのも観光効率はいいと思います。(スペクトラの観賞会場から徒歩10分)
ということなので、ガーデンズバイザベイは、夕方以降から混みだします。みんな考えることは同じなので。
ガーデンズバイザベイからマリーナベイサンズまでは、10分~15分くらい掛かるので、「ガーデンラプソディ」のあとに「スペクトラ」を観ようと思ったら、7時45分からの「ガーデンラプソディ」を観る必要があります(8時45分のガーデンラプソディ→9時のスペクトラは無理)。
金曜日と土曜日は、8時45分からの「ガーデンラプソディ」を見ても、10時からの「スペクトラ」に間に合います。
日本の皆様の対応策としてははこんな感じでしょうか。
(ベイエリアのホテルに泊まっている場合)
夜には必見のガーデンラプソディ鑑賞のために、またガーデンズバイザベイに戻ってくることになったとしても、(夕方の混雑時を避けて)日中にガーデンズバイザベイを訪れるのもありだと思います。
つまり、日中空いているうちにガーデンバイザベイの「フラワードーム」と「クラウドフォレスト」に一度訪れて、マリーナベイサンズの展望デッキやアートサイエンスミュージアムなど周辺の人気施設を回った後、夜にまた「ガーデンラプソディ」を見るためにガーデンズバイザベイに足を運ぶ、というコースも考えられますね。
ガーデンズバイザベイの見どころは、ドーム型植物園「フラワードーム」や「クラウドフォレスト」だけじゃないので、園内に散りばめられているオブジェを見ながら散策するのも結構楽しいですよ。日中に訪れてそういう時間をつくるのもおすすめです。ただし、暑いので、水分補給に気を付けて、ゆっくり歩くようにしてくださいね。
(ベイエリア以外のホテルに泊まっている場合)
何度も行ったり来たりするのは正直大変だと思います。
なので、夕方から「フラワードーム」「クラウドフォレスト」へ行って、そのまま夜のショー「ガーデンラプソディ」を観るために、というスケジュールでいいと思います。
実際これが一番効率的な動き方ですし。人が多いというだけで、ストレスを感じるほど混むことはありません(なにせ敷地が広いですから)。
チケットの料金
ガーデンズバイザベイの敷地内への入場料は無料です。
敷地内にはこれだけの展示物があって、一部の施設以外は全部無料です。
gardens by the bay official HP
ガーデンズバイザベイの有料施設は以下のとおりです。
施設名 | 料金(SGD) |
フラワードーム&クラウドフォレスト | 大人 32 小人 18 |
フローラルファンタジー | 大人 20 小人 12 |
OCBCスカイウェイ | 大人 14 小人 10 |
スーパーツリーオブザーバトリー | 大人 14 小人 10 |
どれか選ぶとしたら、フラワードーム&クラウドフォレストですね。
どちらも、かなりレベルの高い植物園です。日本の皆様が植物園と聞いて想像するアレとはぜんぜん違います。
ガーデンズバイザベイのチケットを安く買う方法
私たちシンガポール在住者は、観光スポットのチケットを窓口で買うことはありません。
シンガポールの観光スポットのチケットはオンラインで割引チケットを買う。これは、私たちシンガポール在住者にとって、いわば常識です。
メールアドレスを登録して、クレジットカードで決済すると、eチケットがメールに送られてくるという、とてもシンプルな仕組みです。この簡単な手続きで何ドルも、時には何十ドルも安くなるので、オンラインで割引チケットを使うのは、当たり前といえば当たり前なんです。
当日の使い方もかんたん。入口でスマホ画面を見せるだけで終わりです。
「日本語で」「割引料金で」シンガポールのチケットが安く買えるサイトとしては、楽天グループの【楽天トラベル観光体験】、ソフトバンクグループが出資する【KLOOK】、台湾系でHISなどが出資する【KKday】というサイトが有名です。どのサイトもチケットの買い方・使い方なのどの仕組みは同じなので、これらのサイトを比較しつつ購入すれば、一番安いチケットがゲットできます。
ここでは、シンガポール在住者の私がいつもやっている、観光スポットのチケットを一番安く買う方法をご紹介したいと思います。
チケット販売サイトを比較する
まずは3つのサイトの割引チケットの価格をチェックしてみましょう。それぞれのサイトから探すのは大変なので、チェックボックスを作りました。ちゃちゃっと比較して当たりを付けてください。
ガーデンバイザベイの最安チケットを検索
【KKday】【KLOOK】【楽天トラベル】を比較して、一番安いところから買いましょう♪
各サイトとも定価よりも安い価格でチケットを販売していますが、為替レートの変動なんかもあって、チケットの価格は結構変動します。ここ最近は【KLOOK】か【KKday】が最安値であることが多い気がします。
割引クーポン情報をチェックする
ただし、最終的なチケット購入価格は、ここから各サイトが発行しているクーポン割引を適用した後の価格になります
特に【KLOOK】と【KKday】は、お得な割引クーポンを発行しているので、購入前に必ずチェックしておきましょう。
【KLOOK】の割引クーポン情報
【KLOOK】のチケットはオープンチケット(日付変更可能)。当日の購入も可能です。セットチケットが多いので、逆に少し悩むかもしれません。
悩んだら、鉄板コースの「フラワードーム+クラウドフォレスト」でいいと思います。
お得な割引チケット情報
KLOOKの割引チケット
Klook(クルック)からは、①6%割引クーポン(初回限定・最大1,500円割引)、②6%または3%割引クーポン(2回目も使えるクーポン)が発行されています。
① 6%割引クーポン!(当サイト限定クーポン)
購入金額の6%割引、MAX1,500円まで割引可能という割引幅(割引金額)の大きなクーポンです。【KLOOK】を初めて利用する際に使えます。
クーポンコードにこのサイト名あじあ(ASIA)が入った【KLOOK】とのコラボクーポンなので、【KLOOK】を初めて聞いたという方も安心して使っていただけます(むしろ【KLOOK】を初めて聞いたという方がお得になるクーポンですね)。
KLOOK 6%割引クーポン
【クーポンコード】(コピペできます)
スマホ対応/PayPay・Apple Payも使えます
ただし、この6%割引クーポンは【KLOOK】を初めて使う人だけが使えるクーポンなんですね。
【KLOOK】の経験者さんは、最初にこの割引クーポンを使ったはずなので…スミマセン。なんですが。それじゃあお得意さんに対してあんまりだ…ということで、今までに【KLOOK】を使ったことがある方も使える割引クーポンも用意してもらいました。
こちら☟のクーポンを使えば、【KLOOK】の経験者さんも、割引価格でチケットを購入することができます。
② 6%または3%割引クーポン(2回目以降も使える)
初回なら6%割引き、2回目でも3%割引きでチケットが買える割引クーポンです。
KLOOK 6%割引クーポン
【クーポンコード】(コピペできます)
スマホ対応/PayPay・Apple Payも使えます
クーポンコードの右の「コピーする」ボタンをタップ(又はクリック)して、チケット購入ページ(Klook)のクーポン入力欄に貼り付けるだけで、自動的に割引になります。是非忘れずに使っておいてください。
✅ 割引クーポンはサイト限定(サイト名あじあ(ASIA)が入った特別クーポン)なので他では手に入りません。
✅ 手続きは超かんたんです。メールアドレスを登録してクレジットカードやPayPayで決済するだけ。決済完了後すぐにeチケット(バウチャー)がメールで送られてきます。
✅ 印刷は不要です。当日はスマホ画面の提示で入場できます。
お得な割引チケット情報
KLOOKの割引チケット
※ どのチケットがおすすめか
KLOOKはチケットの種類も多彩です。セットチケットは安くて嬉しいんですが、観光の方は結局どのチケットがいいの?って迷ってしまうので、ちょっと補足しておきます。
KLOOKのセットチケットは、基本的に以下の①〜⑤の組み合わせで成り立っています。
① フラワードーム
位置関係はこんな感じです。
おすすめは、鉄板コースの「フラワードーム+クラウドフォレスト」ですね。
【KLOOK】ではいろいろな組み合わせチケットを用意しています。
日本語対応/スマホ対応/オープンチケット
KLOOKの最新の割引クーポン・キャンペーン情報はこちら。クーポンの使い方、チケットの買い方も詳しく解説しました。
【KKday】の割引クーポン情報
KKdayからは、①400円割引クーポン(新規登録・初回限定・2,500円以上購入から利用可)と、②5%割引クーポン(初回限定・最大600円割引)が発行されています。
① 400円割引クーポン(初回限定)
2,500円以上の購入で400円割引になる割引クーポンです(新規登録・初回限定)。
KKday 400円割引クーポン
新規登録の方限定でお試しの割引クーポンを発行しています。
こちら☟から新規登録すると400円割引クーポンをゲットできます。
② 5%割引クーポン!(初回限定・当サイト限定クーポン)
KKday 5%割引クーポン
【クーポンコード】(コピペできます)
スマホ対応/PayPay・Apple Payも使えます
✅ 手続きは超かんたん。メールアドレスを登録してクレジットカードで決済するだけ。完了後すぐにチケットがメールで送られてきます。
✅ 印刷不要。スマホ画面の提示でOKです。
日本語対応/スマホ対応/購入後の日程変更可能
【KKday】の使い方、チケットの買い方、そしてお得な割引クーポン情報など、こちらの記事で詳しく解説しています。
【シンガポール旅行情報】
シンガポール旅行で使える割引クーポン情報
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