IFRSのための会計英語|英語の給料明細の読み方




海外で働いていれば、給料明細も当然英語です。日本語の給料明細を見ても、給料の計算の仕組みとか控除の内容とか、よくわからないのに、英語にされると余計わからない。

とりあえず、給料明細に出てきそうな項目は全部覚えちゃいましょう。そうじゃないと、チェックできないですもんね。

もくじ

給料明細って英語でなんていうの?

シンガポールにきた当初は知らなかったです。

給与?サラリー?明細?ディテール?みたいな感じで想像していて、全然違ったのを覚えています。

給与明細は「Payment Slip」(ペイメントスリップ)と言います。

給料明細の項目の英語表現を押さえましょう

給料明細は、通常は、給料の支給内容(内訳)の記載があって、税金とか保険料とか控除されるもの内容(内訳)の記載があって、差し引きで支給額(振り込まれる金額)が計算されるという構造になってますよね。

給料(Payment)- 控除(Deduction)= 振込額(Net payment)

それに加えて、給料の計算のもとになる残業時間とか、有給の消化状況とかも、記載されているのがよくあるパターンじゃないでしょうか。

今回は、そんな典型的な給料明細に記載されている項目の英語表現を押さえておきたいと思います。

給料(Payment)の内訳項目

総支給額(Gross Payment)は、基本給(Base Salary)+残業代+各種手当+交通費という感じ。基本給以外は、〇〇手当という名称になっています。

日本語英 語
基本給Base Salary
役職手当Position Allowance
家族手当Family Allowance
住宅手当Housing Allowance
残業手当Overtime Allowance
深夜勤務手当Midnight Shift Allowance
休日勤務手当Holiday Allowance
通勤手当Commutation Allowance
一時金Lump sum

控除(Deduction)の内訳項目

控除項目の種類は働いている国によって違いますが、日本のはほぼフルスペックだと思いますので、日本の給与明細をベースに記載してみました。

日本語英 語
健康保険料Health Insurance Premium
介護保険料Nursing care Insurance Premium
厚生年金保険料Welfare Pension Insurance Premium
雇用保険料Unemployment Insurance Premium
源泉所得税Withholding Income Tax
住民税Inhabitant Tax
財形貯蓄Employee’s savings

保険の料金は、Premium(プレミアム)といいます。これは、給与の控除項目としての社会保険料に限りません。企業が掛ける普通の損害保険や個人で書ける傷害保険や生命保険などでも、保険料はプレミアムといいます。

勤務記録(Service Record)の内訳項目

上記のような支給額の計算項目のほかに、給与の計算のベースになる勤務時間の記録や休暇の取得状況が給料明細には記載されることが多いですね。

日本語英 語
時間外勤務時間Overtime Hours
休日勤務時間Holiday Hours
深夜勤務時間Midnight Shift Hours
生理休暇Menstrual Leave
代休Holiday in lieu
欠勤Leave Deduction
遅刻・早退Late/Early
当月有給休暇消化日数Paid Holiday This month
有給休暇残日数Paid Holiday Balance

海外でよくあるのが生理休暇で、生理というのは男性でも意外と知っていた方がいい英語です。Menstrual は、「生理の」という形容詞です。名詞の「生理」はMenstruation(メンストレイション)です。メンスと略しても、英語として通じます。

T.O.M. (time of the month)とか、Periodとかも、よく使います。単語で通じないと、説明しないといけなくなって、余計変な空気になりますので、男性も覚えておきましょう。

あとは、Holiday in lieu(ホリデイ イン ルー)も、あまり出てこないですが、代休を表現するときにはよく使われます。Day off in lieu、exchange day、compensatory day off、compensatory leave、substitute day off とか、他にもいろいろな言い回しがあります。

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