フルムーン、満月ですね。満月の夜にタイのパンガン島で繰り広げられている、その名も「フルムーンパーティー」。世界中からパーティー好きが集まって、夜通しビーチで踊り、飲み、語り明かします。
うわさが人を呼び、人が人を呼び、その規模はどんどんと大きくなっているようです。この世界の波に乗り遅れてはなるものか、行ってきましたよ、パンガン島!
すぐに有名になって、日本人の間でも話題になるに違いありません。
友達「ねー知ってる?タイのパンガン島って。フルムーンパーティってのがあって、なんかすごいらしいよ」
あなた「もちろん知ってるよ。この間行ってきたからね。」
友達「えー!!!まじ!!!どんな感じだった。教えて、教えて~ッ」
ってなりますよね。なりましたよ、実際w
欧米では超有名なこのフルムーンパーティー。日本を含むアジア方面にも、じわじわ広まってきています。なんかパーティやってる島があるらしいというのは、結構な人が知っていますが、行ったことがない、行ってみたいって人が周りにも結構います。
まさに爆発寸前です。フルムーンパーティ、行ってみましょう!
フルムーンパーティーって何?
で、そのフルムーンパーティーってなんなのかというと、満月の夜に、パンガン島のハードリンビーチ一面に、露店やDJブースが出て、夜通し、飲んで、踊り明かすっというパーティーです。
なんだパーティーか、っと侮ることなかれ、です。マジでクレイジーです。
いやいや、またまたi phone の限界。夜なので、なかなかいい写真が撮れないですが、すっごい人とすっごい活気。アジア人よりも欧米人が圧倒的に多いですね。
関係ないけど、こういうところに行くと日本人は、なぜか人気です。
会場は、簡単にいうなら、こんな海の家が並んでいて、それぞれで違う音楽を流しているみたいな感じ。音楽のジャンルも、テクノ、トランス、ドラムンベース、サイケデリックと本当にいろいろ。好きなところに入って、もしくは、砂浜で、自由に楽しむって感じです。
テンションが上がってくると、なぜか火遊びがしたくなるんですかね。
こんな火の輪くぐりとか、火のついた棒でリンボーダンスとか、が始まります。
結構服に火がついて燃えてるやつとかいましたけど…。
こんな感じで、がんばる人は朝までガンガン遊んでいます。ピークは12時ごろまでですけど。
深夜過ぎると砂浜で酔いつぶれる輩が出てきます。
フルムーンパーティの楽しみ方
フェイスプリントをして、バケツカクテルを飲んで、踊りまくる。みたいな。
どうも、説明するのに、いい写真がないので、フルムーンパーティー公式Facebookのフォロワーになって、ページから写真をお借りしました。さすがに、いい写真です。
この女の子が持っている名物のバケツカクテル。(なにげにバックの観衆もすごい!)
こんな感じで、ウイスキーとジンジャーエールとエナジードリンクとか、ウォッカとスプライトとフルーツジュース、みたいな感じで売っています。これをバケツにジャーっと入れて、ストローで混ぜ混ぜ。バケツのまま、ストローで頂きます。
お値段は450バーツ。1,500円弱ですかね。そこそこしますね。ビールは100バーツでした。
フェイスペイントはこんな露店でやってくれます。100バーツです。
好みの柄を選んでペイントしてもらう感じ。ブラックライトインクっていうんですかね。蛍光色で、暗いところでも光るやつでペイントしてれます。
パンガン島の場所・行き方
パンガン島の位置はここです。バンコクから、直線距離で約500 Km 南にあります。下の地図の赤い印の島です。
その下にある、パンガン島よりも少し大きな島が、サムイ島です。
行き方はいろいろありますが、パンガン島には空港がないので、最後はフェリーに乗ることになります。チュムポーンの近くと、スラタニの近くから、それとサムイ島から、パンガン島行きのフェリーが出ています。
いろいろ行き方はありますけど、どこからフェリーを乗るか、そしてどうやってそのフェリー乗り場に行くか、という違いです。
サムイ島とスラタニからフェリーに乗るなら、近くに空港があるので飛行機で行くという選択肢があり、陸路で行くなら、バンコクから近いチュムポーンに電車かバスで行く、ということになるでしょう。
それぞれの行き方の時間と料金
① 飛行機でサムイ島へ行って、フェリーでパンガン島へ
バンコク-サムイ島間は、バンコクエアウェイズかタイ国際航空。バンコクではスワンナプーム空港を使います。
スワンナプーム空港~サムイ空港 1時間10分
サムイ空港~パンガン島(フェリー)1時間30分(サムイ空港からフェリー乗り場への移動を含む)
飛行機は往復で3万5千円くらい。フェリーは往復25ドルくらい(3,000円弱くらい)。
サムイ島に泊まるついでにという方以外は、選択肢には入らないと思いますが…。実は、フェリーの時間がとても短くて済むというメリットがあります。
② 飛行機でスラタニまで行って、フェリーでパンガン島へ
バンコク-スラタニ空港間は、エアアジア。バンコクではドンムアン空港を使います。
ドンムアン空港~スラタニ空港(飛行機) 1時間15分
スラタニ空港~パンガン島(フェリー) 4時間くらい(スラタニ空港からフェリー乗り場への移動を含む)
料金は飛行機が往復で2万円弱、フェリーが30ドルちょっと(3,500円くらい)と言った感じ。
③ リムジンバスでチュムポーンへ行って、フェリーでパンガン島へ
バンコク~チュムポーンのフェリー乗り場(バス)~パンガン島(フェリー) 合計10時間くらい
料金は、片道 1,200バーツ~(4,000円くらい~)という感じ。往復だと、8,000円くらいですね。
電車で行くのは時間がかかりすぎるのと、安くもないのでパスで。
という感じでしょうか。
自分は、飛行機でスラタニ空港に行ってから、空港でフェリーのチケットを買って行きましたが、実はバスが楽かな。バスに乗れさえすれば、自動的にパンガン島まで連れて行ってくれるので。次回があれば、バスで行きます。
フルムーンパーティに参加するときのおすすめのホテル
パンガン島のホテルを探す時、フルムーンパーティに参加することをメインにするかどうかで、どのエリアのホテルに泊まるかが変わってくるかも。
パンガン島を隅々まで回ったわけではありませんが、ホテル予約サイトを分析した結果としての、パンガン島のホテルエリアはこんな感じでしょう。
左の赤い丸がトンサラ港のフェリー乗り場。右下の青いところが、ハードリンビーチ、フルムーンパーティの会場です。
トンサラ港からハードリンビーチまでは、10キロちょっと。グーグルマップでは車で25分と出ます。
フェリー乗り場とハードリンビーチを中心にホテルが集まっていて、そこから少し離れたところにリゾートホテルがあるといった感じでしょうか。それに、ちょっと行くことはできませんが、右上の方にいいホテルが集まっていますね。
今回の目的は、フルムーンパーティですので、潔くハードリンビーチのど真ん中にステイすることにします。
泊まったのは、パナン ベイショア リゾート、結論から言うと大正解でした。
ハードリンビーチ沿い、まさにフルムーンパーティの会場の前にありますが、ホテルのエントランスには常にガードマンが立っていて、宿泊者以外は敷地内に入ることができません。
(ビーチ側からホテルをとった写真です)
すっごく盛り上がるパーティーなんですけど、意外とワイワイし続けるのは疲れたりして、、、ちょっと部屋に戻って休んでから出直したり、トイレに帰ってきたりとか、近いことのメリットは大きかったですね。
混み混みのソンテウ(乗り合いのタクシーのようなものです)にのって移動しなくてもいいし。夜通しうるさいと言ったって、そういうつもり出来ているんで良いんです。昼に休めばいいですし。
部屋も清潔だし、コンビニも近いし、隣のタイ料理屋さんもうまいし、言うことなしですね。
疲れたらすぐに部屋に戻って、体制を立て直せるのは本当に良かったですね。着替えだってできるし。
あとは、お金かな。いつでも戻れるから、たくさん持っていく必要がなくて安全です。
他にも探せば、自分だけの安くて良いホテルを発見できると思います。評価点数とコメントを重視して探すのがポイントです。
フルムーンパーティでの注意点
最後に、パーティーに参加してみて思ったことですが…
やっぱりスリとか落とし物にのリスクが結構ありそうですね。特に、はしゃぐので落とし物に注意ですかね。スマホとか。お金とか。
必要なお金は、飲食代と行き帰りの交通費くらいですので、あまり持ち歩かない方がいいと思います。
これ、特にステマではなくて、本当にご紹介です。同じの持っている人に会うと気まずいので、あんまり教えたくはないのですが…。
スリとか、落とし物のリスクがあると思う時に使っているものです。
これです。普段はパスポートケースにしていますが、ちょっと危ないところに行くときは、これにスマホとお金を入れ、このケースの紐を、ズボンのベルトの紐に結びつけて、ケースを前ポケットに入れて出かけます。(服装までかぶっては大変なのでこちらはご紹介できませんが、前ポケットの大きいズボンってのも、とても便利です。)
万が一落としそうになっても、紐がくくってあるので大丈夫。万が一、スられそうになっても、紐でくくってあるので大丈夫。紐なので強く引っ張ればちぎれるでしょうから、強盗にあった場合には観念ですけどね。 小物なんですけど、意外と便利、旅先ではとても重宝していますので、記事を読んでいただいた皆様にこっそりと。(というほどのことでもないか…😅)
さて、みなさま、パーティーの準備は整ったでしょうか?
人生一度きり。世界一のパーティーです!思いっきり楽しんじゃって下さーい!
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