シンガポールを知り尽くした現地駐在員が、ユニバーサルスタジオシンガポール(USS)、水族館シーアクアリウム、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク、メガジップラインなどなど、セントーサ島でしっかり遊ぶためのモデルコースを、子連れ家族旅行、一人旅、グループ旅行など旅行タイプ別を考慮しながら真剣にまとめました。
シンガポールの観光情報でグーグル検索の上位に来るサイトは、結局ほとんどがどこかの旅行サイトとタイアップしています。
皆さんも薄々気づいていると思いますが、シンガポールに住んでそういうサイトをウォッチしていると、残念ですが実際ほとんどがそうです。
そういうサイトがモデルコースを書くと、結局自分のタイアップしている旅行なりチケットなりを売りたいだけ。実際には無理があるプランになってしまっています。そもそも、シンガポールのことをよく知らないので書いてくるので、まあいい加減です。
そんな状況を見かねて、このサイトでは、シンガポールの正しい観光情報を発信しているわけですが、最近やっと有名なサイトになってきて皆さんに正しい情報が少しずつ届くようになってきましたので、ここらで、シンガポール在住者として、ちゃんとしたモデルコースを作ってみたいと思います。
今回は【セントーサ島】編です。
やっぱり、現地のことを良く知っているひとのサイトの方が安心です♪
セントーサ島とは?
セントーサ島とはシンガポールの南に位置するレジャーアイランド。「ユニバーサルスタジオ(USS)」、世界最大級の水族館「SEAアクアリウム」、巨大プールパーク「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」をはじめとする人気のテーマパークやアトラクションが目白押し。シンガポール観光では欠かすことのできないスポットです。
セントーサ島への行き方
シンガポール本島からセントーサ島へは、地下鉄MRTでハーバーフロント駅まで行き、そこから、モノレール「セントーサエクスプレス」に乗りかえて行く方法が一般的です。
MRTの路線図とハーバーフロント駅の位置はこちら。
MRTのハーバーフロント駅から、モノレールの始発駅ビボシティ駅へが歩いて5,6分。ショッピングモール「ビボシティ」を通り抜けて行きます。
モノレールの始発駅は、以前は「セントーサステーション」という名前でしたが、結構前に「ビボシティステーション」に変更しました。
まだセントーサ島ではないのに「セントーサステーション」という昔の名前もわかりにくかったのですが、「ビボシティステーション」も、ショッピングモール「ビボシティ」と混同されてしまって結局わかりにくいです(笑)
駅名の変更自体はどちらでもいいことですが、実はもっと大事なことがあります。
この駅名が変わったのは、だいぶ昔のことです。今はこんな☟感じです。
これ☟は昔のものです。シンガポールの観光情報サイトでこの写真をみたらダウト。そのサイトの情報はぜんぶ古いです(笑)
何が言いたいかというと、これからお伝えする「モデルコース」は、現地のことをちゃんと知っているシンガポール在住者がお届けする、ちゃんとした情報だということです。
シンガポールのような変化の激しい国に関しては、旅行ブロガーさんがモデルコースを組むのは、ちょっと無理があります。モデルコース通りに動こうと思ってチケットを手配して現地に行ったら違った…なんてことになりかねません。
セントーサ島への行き方は上記の①モノレールで行く方法のほかに、②徒歩で行く方法③タクシーで行く方法、それに④ケーブルカーで行く方法があります。
ここで詳しく書くとモデルコースまで辿り着けなくなっちゃうので、こちらの記事を参考にしていただければと思います。
4種類もの方法で、実際にセントーサ島へ行ったうえで記事を書けるのも、また在住者だけなんです。ほんとは(笑)。
セントーサ島を満喫するためのモデルコース
さてさて、やっと本題。
に行きたいのですが、その前に、まずはセントーサ島のアトラクションを整理しておきましょう。数を減らした方が頭の中が整理されて、スケジュールをイメージしやすくなると思いますので。
セントーサ島のアトラクションと人気度ランキング
たくさんあり過ぎて迷ってしまうと思うので、勝手にレーティングしてみます。旅のスタイル・目的によって、評価はもちろん違うと思いますので、あくまで参考です。
(⭐⭐⭐超人気、⭐⭐人気、⭐まあまあ人気、星なしはまあ無視していいんじゃないかな、という感じです)
⭐⭐⭐ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
⭐⭐⭐巨大プールパーク「アドベンチャーコーブウォーターパーク」
⭐⭐水族館「SEAアクアリウム」
⭐⭐メガ・ジップライン
⭐セントーサケーブルカー
⭐ウィグスオブタイム
⭐スカイラインリュージュ
⭐ゴーグリーンセグウェイ
⭐クレーンダンス
⭐AJ ハケット
⭐キッザニア・シンガポール
アイフライ・シンガポール
マダムタッソ・シンガポール
シンガポール・4Dアドベンチャーランド
ヘッドロックVR
トリックアイミュージアム
上記は人気度に関するレーティングなので、人気度では2つでも、実際は星3つくらいのおすすめ度のアトラクションもありますし、人気度で星1つのアトラクションの中にも、おすすめのアトラクションは正直あります。
が、重要なのは、上記の人気度ランクで星が付いてないアトラクションは、少なくとも旅行できた方はお金を払って時間を費やしてまでやる必要はないかな、ということ。選択肢から切り離してしまって構わないということです。
そうすると結構楽ですよね。星3つ、もしくは星2つのアトラクションを中心に予定を立て、星1つのアトラクションにも参加するかを検討する、という感じになるので。
ということで、レーティングに多少迷いはありますが、割り切って上記のレーティングを使いながら、セントーサ島のモデルコースを考えて行きましょう。
セントーサ島観光に必要な日数
これも、それぞれの旅行タイプによって違いますが、シンガポールでやることは山ほどあると思いますので、セントーサ島で3日も4日も使うのはもったいないです。
できれば1日。家族旅行などで遊びを重視する場合でも2日程度にしておきたいところです。
楽しそうなアトラクションがいっぱいあって、つい欲張りたくなりますが、バランスも大事なので、そのあたりのバランスにも配慮してモデルコースを作っていきたいと思います。
旅行タイプ別モデルコース
シンガポールに住んでいると、日本からシンガポールにくる家族や友達、会社の上司や同僚、またはその家族を、セントーサ島に案内することがよくあります。
そんな時、あの人はこういうタイプだなとか、家族と一緒なら小さいお子さんが一緒かどうか、彼女や奥さんが一緒かどうか、そういうことをいろいろ考えながらコースをアレンジしていくんですが、今回は、そんなときに考える思考回路に沿ってモデルコースをご提案していきたいと思います。
実際に案内したプランがベース。実践的なモデルコースなので、結構使えるはずです。
定番スポットしっかり派(テーマパーク重視タイプ)
旅行先の定番スポットは外せないというタイプです。自分もこのタイプです。
世界中あちこち行っていますが、定番スポット、つまり人気があるところって、人気があるだけの理由があるんですよね、結局。行っておかないと何となく後で後悔しますしね。
こちらでご紹介するのは、以下のような旅行タイプの人に適っているプランです。
- 友達同士のグループ旅行
- 子連れの家族旅行
- カップル、ご夫婦
- 一人旅でもOK
結局すべての旅行タイプの人に合いそうですが、1人旅でもゆっくりその土地を見て回りたいという方には向かないかも。セントーサ島自体がそういう性質がありますけど。
ということで、まずはセントーサ島と定番コースから。
このモデルコースのメインはこちらです。星は先ほど勝手に付けたやつですw
⭐⭐⭐ユニバーサルスタジオシンガポール
⭐⭐水族館「シーアクアリウム」
分かりやすくするために、すっごくシンプルに言うと、この2つがセントーサ島の定番です。
この2つを核にするのがモデルコースの出発点です。
ユニバーサルスタジオシンガポールだけでもいいんですけど、それだけだと海外旅行としてはちょっと物足りないかもなので、この2つを回ることをおすすめしています。
ポイントは
・ユニバーサルスタジオシンガポールは出入口で手にスタンプを押してもらうことで、何度でも再入場ができる
・ユニバーサルスタジオシンガポールと水族館「シーアクアリウム」は徒歩3分程度しか離れていない
ユニバーサルスタジオシンガポールの外にはフードコート(ホーカー)をはじめ、海外らいしレストランもたくさんあるので、一旦外に出るのもありです。途中で一回外に出て周辺を散策して、水族館を回って、またユニバーサルスタジオに戻ってくる。こんなコースが充実度が高くなっておすすめです。
ベーシックプラン(定番スポットしっかり派)
(9時)セントーサ島到着
マクドナルドあたりで朝食、セブンイレブンでおやつと飲み物を調達
(10時)ユニバーサルスタジオシンガポール入場
シンガポールの夜は長い(日没は19時ごろ)。その代わり朝はみんな弱いです(一般論です 笑)。ユニバーサルスタジオは平日でも混みますので、早めに入場するのがおすすめです。
ユニバーサルスタジオシンガポールの主要なアトラクションを制覇しようとすると、スムーズに乗れて3時間~4時間はかかります。アトラクションだけでなく、パーク内にも見どころがいっぱいありますし、ウォーターワールドのショーも見たいので、プラス2時間くらい。
順調にアトラクションに乗れれば、6時間くらい過ごすと、楽しかった~って感じられると思います(もちろん個人差はありますけど)。
ディズニーランドのファストパスの有料版にあたる、並ばなくていいチケット「エクスプレスパス」を買うことをおすすめします。これ、もちろん押し売りなんかじゃなくて、ユニバーサルスタジオを楽しむための重要アイテムです(園内でも買えます)。
(13時)昼食
ユニバーサルスタジオを一旦出て、外のホーカーなどで、おそめのランチ。もちろんユニバーサルスタジオの中で食べてもOKです。
(14時~16時)水族館「シーアクアリウム」
一番暑い時間は、涼しい水族館に避難します。世界最大級の大型水族館。大きな魚におどろき、キレイな熱帯魚に癒される。ユニバーサルスタジオの
(16時ごろ)再びユニバーサルスタジオへ
なんとなくのイメージですみませんが、アラブ系の観光客の帰りが早い気がします。夕方くらいから、アトラクションが空いてくることもあります。
なので、この時間ごろから混雑も和らぎ始めて過ごしやすくなりますね。(気温はまだまだ暑いです。日没は7時ごろなので、4時くらいは普通に真昼感です。)
(夜)選択肢はいくつかあります。
・ユニバーサルスタジオシンガポールのパレードと花火(週末のみ、スケジュールは要確認)
ユニバーサルスタジオの営業時間(閉園時間)は時期によって変わりますが、平日は午後7時、土曜日と祝日前は午後9時まで営業し、パレードと花火ショーをやることが多いですね。
もちろん人も多くなって混雑しますが、週末を狙っていくのが一番満足度が高いと思います。ユニバーサルスタジオの最大の攻略法は週末(パレード+花火ショー)+混雑は「エクスプレスパス」で回避!です。
・ミュージカルショー「ウィングスオブタイム」
セントーサ島のビーチで行われる、レーザーや花火を使ったミュージカルショーです。ユニバーサルスタジオは平日は午後7時に閉園することが多いので、その場合は、モノレールで2駅のビーチステーションまで行って、駅の目の前のビーチが会場の「ウィングスオブタイム」を見るというのも満足度が高いツアーになるはずです。
・無料のショー「クレーンダンス」を見る
ユニバーサルスタジオを出てすぐに海岸沿いで、クレーンを使ったショーが毎日午後8時に行われています。午後8時という、夜のスケジュールのど真ん中にこれを入れちゃうと、この日の夜が終わっちゃうので、微妙ですけど。
クレーンダンスをメインにするのではなく、セントーサ島の夜を散歩しつつ、クレーンダンスも見て、食事でもして帰る…って感じなら、素敵かも。
・セントーサ島から離れてマリーナベイエリアへ行って夜景とディナーを楽しむ
その他の日の夜の予定にもよりますけど、マリーナベイサンズの前の噴水ショー「スペクトラ」やガーデンズバイザベイ・ライトショー「ガーデンラプソディ」を見にいくのもありです。
おそらくユニバーサルスタジオで相当疲れていると思いますので、マリーナベイサンズの前の噴水ショー「スペクトラ」をゆっくり見るだけ、あたりがいい感じだと思います。
「スペクトラ」を見た後は、マリーナベイサンズのモールの地下にあるフードコート(ホーカー)「ラサプラマスターズ」で食べてもいいですし、ちょっといい所で食べてもいいかも。
当たり前ですがシンガポールのことは本当に詳しいので、ちょっと書き始めただけで、どんどんアイデアが出てきます。どーしよう (^^;
こうしますか。①お金は掛かるけど絶対満足するプランと②節約プラン。
両方とも、基本的に時間に余裕を持たせて、詰め込み過ぎないようにする。そんな感じでモデルコースを作って行きます。
必要なチケットはベストなチケットを選んでリンクを張っておきますね(ボリュームが増えちゃうので文字リンクにします)。
このサイトでは割引チケットは、いくつかのサイトを比較してから決めていただくのがいいですよ、とご提案していますが、実際はその時の割引クーポンの内容や買う枚数(合計金額)によって、最安値は変わってきます。
シンガポールの基本スタンスとしては、まとめて買う場合は【楽天ボヤジン】、個別に買う場合は【KLOOK】がお得なので、その方針でチョイスしていこうと思います。
なお、オンラインの割引チケットですが、どの会社も、メールアドレスを登録してクレジットカードで決済すると、そのメアドにeチケットが送られてくるというかんたんな仕組みなので、1社にこだわる必要はないと思います。どの会社を使っても結局メールアドレスにチケットは集まってくるので、条件の良い所をチョイスして使うのが正解です。
ベストプラン(定番スポットしっかり派)
これは「ユニバーサルスタジオ(USS)」の再入場システムを利用して、「水族館」とUSS周辺ゆっくり見て回るのがベストです。
これはUSSが夜まで営業してパレードと花火ショーをやっている日に行くことが前提になります。
(10時)ユニバーサルスタジオ
(14時~16時)水族館「シーアクアリウム」
~ USS周辺も散策 ~
(16時~21時)夜のユニバーサルスタジオ
20時~ ライトアップパレード、21時~花火ショー(時間は時期によって異なります)
パレードと花火ショーを楽しんだら、パークの外の地球儀の周りで写真撮影ですね♪
地球儀のオブジェだけじゃないですよ。周辺にはお土産屋さんもたくさん。キラキラしたネオンのオンパレード、インスタスポットの宝庫です。
シンプルですが、これがベストです。
くどいようですが、「エクスプレスパス」は使ってください。シンガポールまで来て、アトラクション待ちで何十分も(もっとかも)並ぶなんて、時間がもったいないですし、体力ももったいないです。
【KLOOK】で割引チケットを買う場合は、割引クーポンを忘れずにチェックしてください。
ちょっとお金がかかるけど満足度の高いコース(定番スポットしっかり派)
カップルやご夫婦での旅行をイメージしてプランニングをしてみたいと思います。お子様連れの家族旅行は、少しコストを抑えた方がいいと思うので、この次のプラン「お金を掛けずにしっかり満足するコース」をご参考にしていただいた方がいいと思います。
(午前10時~16時)⭐⭐⭐ユニバーサルスタジオ
パーク内はちょっと高いけどランチもユニバーサルスタジオの中で済ませます。
(16時~18時)⭐⭐水族館「シーアクアリウム」
(18時30分)モノレールでビーチステーションまで移動
セントーサ島内のモノレールでの移動は無料です(セントーサ島内のモノレールの駅には改札がありません)。
いいやつがありました。自分で作ったやつです。黄色はモノレール、青は歩きです。(現在はマーライオンタワーはありません。)
(19時前後)シロソビーチでサンセット
シンガポールの日の入り時刻は1年を通じて19時前後です。
(19時40分)⭐ウィングスオブタイム鑑賞
開始時刻:19時40、20時40分(ショーの時間は20程度)
【割引チケット】ウィングスオブタイム鑑賞チケット(KLOOK)
※ 先に食事をして20時40分の公演を見るというのもありです。その場合には、先にウィングスオブタイムの会場の目の前にあるレストラン【Good Old Days(グッドオールドデイズ)】のディナーブッフェなんかもありです。【KLOOK】から、お得なミールクーポンが出ています。
▶ Good Old Days(グッドオールドデイズ)のディナーブッフェ・ミールクーポン
時間指定はできませんが、ビュッフェなので、大丈夫でしょう。19時頃がサンセットなので、19時30分くらいから1時間くらい食事をして20時40分の公演を観るというのも、いいプランですね。(その場合は後からご紹介するスカイラインリュージュ等はできなくなりますけど…。ディナーはどうせ必要なので、これくらいがいいような気もします。)
(20時~)夜のセントーサ島をブラブラ散歩。。。
いろいろありますので、こちらをご覧ください。記事が長くなり過ぎちゃうので(お伝えしたいことは山ほどあります^^)。
・タクシーでホテルに帰りましょう!ビーチステーションにもタクシーが待機しています。
(それ以降はオプションで)
・アクティブなカップルはライトアップした夜のスカイラインリュージュに挑戦するのもありかも。(リュージュは想像よりたぶん5倍くらい楽しいですが、体力と相談、ですね)
営業時間:21時30分まで(最終スタート時間)
・夜のセントーサ島を散歩して、フェスティブウォークの高級レストランでディナーというのもありです。
こんな感じですかね。オプションは体力と相談しながら。いいプランだと思います。
このプランのおすすめ割引チケット
【必要な割引チケット】
【オプション用の割引チケット】
お金を掛けずにしっかり満足するコース(定番スポットしっかり派)
家族旅行、特に小さなお子さんがいることをイメージします。
家族旅行は人数が多いので、節約はすごく大事ですよね。例えば4人家族ならチケットは4人分ですからね。大きいです。
(9時)セントーサ島に9時ごろに着きましょう
朝はマクドナルドでどうでしょう。ホテルが朝食付きプランなら、このマックはランチに使ってもいいと思います。(USSの出口で腕にスタンプを押してもらえば再入場できます)
場所は、地球儀のオブジェから見て、ユニバーサルスタジオ入口とは反対側。スターバックスなどがあるThe FORUM というレストラン街の地下1階です。
※ このスタバで無料Wi-Fiにつなげます。今回ご紹介している割引チケットは、【楽天ボヤジン】【KLOOK】ともに、当日でも(直前でも)普通に買えますので、そこでゲットしてもOKです。(初めての方は事前に手配しておいた方が、安心感的にベターではありますけど…)
セブンイレブンで買い出し。オープンよりもちょっと早く行く理由の2つ目はこれですね。
ユニバーサルスタジオのオフシャルページでは英語で、飲食物の持ち込みはできればやめてねくらいのゆるーい感じで書いてありますが、大きなカバンとかでない限り、手荷物の厳格な検査はないので、小さいリュックなんかに入れて行けば持ち込みはぜんぜんOK。
園内の飲み物は、外の2、3倍しますので、外で買っていくのが正解です。セブンイレブンもユニバーサルスタジオの近くにあります。
おにぎりとかサンドイッチも売っています。ランチ用にしたら節約できます。日本のセブンイレブンよりかなり不味いので、強くはおすすめしませんけど…^^;
さて、準備完了です。ユニバーサルスタジオへGoです。
(10時)⭐⭐⭐ユニバーサルスタジオシンガポール
ランチを外で食べたり、セブンイレブンで買っていったりする場合は【KLOOK】が安いです。
- ユニバーサルスタジオ 割引チケット(KLOOK公式)
- シーアクアリウム(水族館)割引チケット(KLOOK)
- 【割引チケット】ユニバーサルスタジオとシーアクアリウムのセットチケット(楽天トラベル観光体験)
(14時~16時)⭐⭐水族館「シーアクアリウム」
おすすめは16時から、一番大きな水槽(Open Ocean)Feeding time(魚の餌やり)が行われます。(火曜~日曜日の16時~、月曜日は餌やりはお休みなので注意です)
なので、正確には行くのは、14時30分くらいから16時30分くらいでしょうか。USSに戻ってくるのが面倒な場合は、10時から15時過ぎまでUSSで遊んで、そのあと水族館へ行ってしまうというのもありです。水族館の営業時間は通常19時までです。
家族旅行の場合は、これくらいで、こども達も疲れてくるころじゃないでしょうか。
モノレールに乗ってホテル方面、シンガポール本島に戻りましょう。
体力に余裕がある場合は無料のショー「クレーンダンス」を見ましょうか。小ぶりなショーですが、お子さんなら、おおっーってなるかも。
20時から、水族館を出てすぐの場所で開催されます。
(場所はこちら)
(クレーンダンスの詳しい記事はこちらです)
ディナーはビボシティのフードコートで
帰りは、リゾートワールド駅からモノレールに乗ってシンガポール本島・ビボシティ駅へ戻りましょう。(帰りもモノレールは無料です。セントーサ島内の駅から乗った場合はいつでも無料です、ビボシティ駅を出るときも切符は不要です。)
ビボシティ駅を出てすぐのところに、なかなかキレイに演出されている「フード・リパブリック」というフードコートがありますので、ここで食べるのがいいと思います。
フードコートなので好きなものが食べられるし、セルフで気兼ねがないし、料理も安いです。
平日は22時までやっています(金・土・祝日前は22時30分まで)。
(フードリパブリックのご紹介記事はこちらです)
ユニバーサルスタジオだけじゃなく、水族館もちゃんと見て、あとはローカル感も味わいつつ観光するイメージ。満足度はかなり高いと思います。
わいわいアクティブ派(プール重視タイプ)
やっぱり赤道直下の南国シンガポールを旅行先にセレクトしたからには、ウォーターアクティビティも、スケジュールに入れておきたいところ。
こちらでご紹介するモデルコースは、以下のような旅行タイプの人に適っているプランです。
- 友達同士のグループ旅行
- 子連れの家族旅行
- カップル、ご夫婦
ですね。
シンガポールでプールといえばココです。アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク!
アトラクションが充実しているので、プールというよりは遊園地ですね。ウォーターパークと名付けられた所以です。
ユニバーサルスタジオシンガポールと双璧をなす、セントーサ島の人気テーマパークです。
このモデルコースのメインはこちらです。
⭐⭐⭐アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク
⭐⭐水族館「シーアクアリウム」
(ポイント)
✔ 2つの施設の営業時間
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク:10時~18時
水族館「シーアクアリウム」:10時~19時
✔ ユニバーサルスタジオシンガポールと両方とも行きたい!という方が多いです。でも、同じ日に両方行くのは、時間的にも大変ですし、体力的にもキツイはずなので、止めておきましょう。→ どっちかを選ぶか、2日に分けて行くことをおすすめします。
✔ プールの場所は水族館「シーアクアリウム」の隣りです。プールの中には、水族館同じ熱帯魚を見れるシュノーケリング・プール(無料)があります。2つの施設は相性抜群なので、一緒に回りたいところです。
上の2つの写真は、敢えてのセレクトです。水族館で見た熱帯魚をプールでシュノーケリングで実際に見ることができます。もちろん、その逆もありです。
どっちが先がいいですかね。
どちらを先にするかは一長一短あるので、こればっかりは好みかなと思いますが、それぞれのメリット・デメリットを押さえておきましょうか。
水族館→プールのプラン(エンジョイ派)
このプランの場合のタイムスケジュールはこんな感じになります。
(10時~12時30分)水族館「シーアクアリウム」
~ 周辺でランチ ~
(14時~18時)アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク
メリットは、
- 熱帯魚を見てから、実物を見ることができる
- 水族館のあとのプールでのシュノーケリングへの興味が増す
- 施設の外でランチを食べられる(ランチの選択肢が増えて、コスパがいい)
- プールが終わったらさっさと帰れる(プールは疲れるので意外と大事かも)
デメリットは、
- プールは18時閉園。プールの方が1時間閉園が早いのでその分時間がもったいない(逆なら水族館に19時まで居れます)
- こどもはプールに早く行きたいかも
プール→水族館のプラン(エンジョイ派)
逆の場合はこんな感じでしょうか。
(10時~15時30分)アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク
~ ウォーターパーク内でランチ ~
(16時30分~19時)水族館「シーアクアリウム」
メリットは、
- 水族館の方が営業時間が1時間長いので、スケジュールに1時間余裕ができる。
- 水族館の方が魚の種類が多いので、水族館が先のプランよりもそれぞれの感動が増すかも。
- 暑いプールの後に、涼しい水族館でクールダウンできる
- 水族館後に、サンセットや夜の雰囲気を味わうチャンスがあるかも(シンガポールの日没は19時ごろ)
デメリットは、
- パーク内でランチを食べることになるので割高。
- プールの後は疲れていてつらいかも。
そのあとに、体力があれば、お土産ショップを回ってクレーンダンスを見たり、ウィングスオブタイムを鑑賞したりできて、充実度が高いのは後者【プール→水族館】の方です。
が、個人的には【水族館→プール】がおすすめ。
家族旅行を想定していますが、水族館で見た熱帯魚を、そのあとプールでシュノーケリングで実際に見るのは格別だと思います。小さいお子さんって、シュノーケルを最初は結構こわがりますからね。興味を持ってもらって、あとからチャレンジ!がいいかも。
プールは18時に終わりますが、その場合は、シンガポール本島に戻ってマリーナベイサンズの噴水ショーやクラークキー(シンガポールリバー沿い)での食事、リバークルーズで夜景観賞など、いろんな選択肢が出てきます。
シンガポールの夜は忙しいので、セントーサ島はこれくらいにしておく、というのも丁度いい感じかもしれません。
このプランのおすすめ割引チケット
【必要な割引チケット】
【オプション用の割引チケット】
イルカと遊ぶ 裏わざプラン(エンジョイ派)
ちょっと料金が高いんですが、実はコレが最上級プランです。
コーブウォーターパークの中には、ドルフィンアイランドというイルカと遊べるプールがあります(もちろん海水です)。そこで行われているアトラクションプランがこちら。
ドルフィンディスカバリー(Dolphin Discovery)
インストラクターの指導のもと浅瀬でイルカと触れ合って写真撮影のできるチケットです。イルカと一緒に撮った写真は一生の宝物になるはずです。
【料金】
大人:158シンガポールドル(約13,000円)
子ども(12歳以下):150シンガポールドル(約12,000円)
料金には、プール「コーブウォーターパーク」の入場料(大人38シンガポールドル、子ども30シンガポールドル)も含まれています。
【開催時間】
10:30, 11:30, 13:30, 14:30, 16:30, 17:00~(体験時間は1時間くらい)
このプランは一見高そうですが、他と比較すると実はそうでもありません。
ハワイなんかでも人気のプランですが、同じくらいの値段で、離れたところまでバスで移動して…って感じで1日仕事だったと思います。シンガポールの場合は、巨大プールパーク内にあるので、移動時間ゼロ。プールのついでに行ける鬼効率のプラン。料金はプールの入場料込みなので、意外とありの料金です。
参加人数が限定されているプランなので、料金を安くする希望者が増えて予約が取れなくなる、高すぎると参加者が居なくなるので、調整された後の最適料金になっているはずです(シンガポールはそういう調整が大好きです)。
イルカとキスしている写真。最高のお土産だと思います。
(ご注意)このプランを選択したら、水族館は諦めてもいいかも。別の日にユニバーサルスタジオシンガポールへ行けるなら、水族館はそちらと組み合わせると最強プランなんですが…
お得な割引チケット情報
ドルフィンアイランドの割引チケット
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク内にあるイルカと遊べるプール「ドルフィンアイランド」。
イルカと触れ合って、イルカと一緒に写真撮影!思い出に残るステキな写真が撮れますよ。
【KKday】の割引クーポン情報や割引チケットの買い方はこちらの記事に詳しく記載していますので、参考にしていただければと思います。
アクティブ派(アトラクション重視タイプ)
セントーサ島のアトラクションをアクティブの遊びたい人向けのプランです。
こちらでご紹介するモデルコースは、以下のような旅行タイプの人に適っているプランです。
- 友達同士のグループ旅行
- 少し大きなお子様連れの家族旅行
- カップル、ご夫婦
- シンガポールが2回目のリピーターの方
ですね。遊園地で遊ぶよりも、プールで遊ぶよりも、シンガポールの自然の中で遊びたいという方向けです。
ユニバーサルスタジオも、プールも、水族館も、行ったことがあるよというシンガポールリピーターの方にも適っているモデルコースです。
このモデルコースのメインはこちらです。
⭐⭐メガ・ジップライン
テレビや雑誌で取り上げられることが多いシンガポール・セントーサ島のイチオシアトラクションです。
セントーサ島の亜熱帯ジャングルをスタートして、景色がキレイなシロソビーチの小島へ向かって滑り降りるジップライン。海へ吸い込まれていく、そんな感覚が非日常的なリゾート気分を盛り上げてくれます。
ユニバーサルスタジオシンガポールやアドベンチャー・コーブ・ウォーターパークなどのテーマパーク系とは違い、何時間もかからないので、スケジュールは午後スタートくらいでいいと思います。
⭐ スカイラインリュージュ
星1つでいいのかな、星2つでもいいんじゃないかな。という感じもしますが…
ニュージーランドで生まれ、世界的に人気を博したスカイラインリュージュのシンガポール版です。これがなかなか楽しい。いや結構楽しい。いやいやかなり楽しいです。
シロソビーチ沿いのチケットセンターまでは、メガジップラインを降りてから徒歩で行けます。南国ビーチをゆっくりと歩いてリフレッシュ。それから、もうひと遊び。そんな感じで行けます。
この2つをメインにして、ジップラインの山頂受付へのアクセスがいいケーブルカー、シロソビーチ沿いにあるセグウェイツアー・AJハケットジャイアントスイング・ウィングスオブタイムあたりを組み合わせるのが移動効率がいいプランになりますが、あまり欲張るとお金がかかるので、さじ加減が重要です。
一応モデルプランをご提示します。
移動効率的にケーブルカーとの相性がいいのでケーブルカーを組み込みます。ケーブルカーはできれば、行きは日中、帰りは夜がおすすめなので、夜まで居れるようにプランを立てます。
スカイラインリュージュは夜にはライトアップされてキレイなので夜を狙います。もしくは、ウィングスオブタイムでもいいと思います。
(15時ごろ) ケーブルカーでセントーサ島入り
(16時ごろ) メガジップライン
(17時ごろ) シロソビーチ散策
(18時ごろ) Good Old Days(グッドオールドデイズ)でディナービュッフェ
(19時ごろ) シロソビーチからサンセット
(19時40分~20時) ウィングスオブタイム鑑賞
または
(19時30分~21時) 夜のスカイラインリュージュ
(21時ごろ) ケーブルカーでシンガポール本島へ戻る(ケーブルカーは21時30分まで要乗車)
このプランのおすすめ割引チケット
【必要な割引チケット】
【オプション用の割引チケット】
のんびり派(キレイな景色重視タイプ)
ゆっくりとシンガポールの、そしてセントーサ島の雰囲気を味わうプラン。
これは小さなお子様連れの家族旅行やグループ旅行には向かないと思いますが、それ以外はその人の旅行スタイルでゆっくりしたい方に適っているプランです。
このモデルコースのメインはこちらです。
⭐⭐シンガポール水族館
⭐ウィングスオブタイム
午後から出掛けてゆっくり水族館を見て、シロソビーチで夕陽を見て、ウィングスオブタイムを鑑賞して、フェスティブウォークをブラブラ。おいしいものでも食べてゆっくり帰る。そんな大人の休日もいいですよね。
このプランのおすすめ割引チケット
【必要な割引チケット】
【オプション用の割引チケット】
セントーサ島を遊ぶためのチケットは、ネットで買うとかなり安く買えますので、少なくとも現地へ行って窓口で買うようなことはしないようにしてくださいね。
皆さまのシンガポール旅行が一生忘れられないステキな旅になりますように
ボンボヤージュ(bon voyage)~素敵な旅を~
セントーサ島・シロソビーチ周辺の人気観光スポットまとめ
シロソビーチはシンガポールが力を入れているエリアなので、周辺には人気の観光スポット・アトラクションが集中しています。近くのアトラクションを組み合わせれば、遊びの効率もアップ!シンガポール旅行がどんどん充実していきます。
【シンガポール旅行情報】
シンガポール旅行で使える割引クーポン情報
現地駐在員がシンガポールの人気観光スポットを完全ガイド!
-
ユニバーサルスタジオシンガポール完全攻略ガイド【2024最新】
シンガポールの一番人気の観光スポットであるユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)。シンガポールに住んでいると、家族や友人がシンガポールに遊びに来るたびに... -
ガーデンズバイザベイ完全ガイド|見どころ・料金・ショー・チケットを安く買う方法【2024年最新】
シンガポールの人気観光スポット【ガーデンズバイザベイ】(英語表記:Gardens by the bay)の行き方、営業時間、チケットの料金、夜のショー【ガーデンラプソディ】の... -
シンガポール水族館 完全ガイド|行き方・アクセス・営業時間・料金・見どころ|2024年最新
シンガポール・セントーサ島の水族館【シーアクアリウム】の場所・行き方・営業時間、そして最安値で割引チケットを買う方法など、シンガポールの旅行観光に役立つ情報... -
めっちゃ暑いぜ!シンガポール人気No.1プール【コーブ・ウォーターパーク】
シンガポール・セントーサ島の人気No1プール、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークの場所・行き方、ロッカーや貸しタオルの有無、ラッシュガードはあった方がいい... -
【シンガポール】ナイトサファリの完全攻略法|見どころ・営業時間・行き方・安くチケットを買う方法
ナイトサファリに何度も何度も行ったリピーター、現地シンガポール在住のサラリーマンけんたが、人気の観光スポット【ナイトサファリ】の場所、行き方、営業時間、入場... -
シンガポール動物園完全攻略ガイド|チケットを安く買う方法・行き方・営業時間・見どころ
家族旅行に人気!シンガポールの人気観光スポットの一つ「シンガポール動物園」の場所・行き方(アクセス)、所要時間、見どころ、ショー・餌やり体験・キーパーズトー...