
シンガポール・ケーブルカーは、セントーサ島への移動そのものを楽しめる空のアトラクションです。日中は南国らしい海とビーチ、夕方はロマンチックなサンセット、夜はきらびやかなシンガポールの夜景を眺めながら空中散歩。セントーサ島へ行くなら、ぜひ体験しておきたい乗り物です。
なかでも注目したいのが、TripZilla Excellence Awards 2025で2部門を同時受賞した、ガラス床の球体型キャビン「SkyOrb(スカイオーブ)」。大きな窓と足元のガラス床から、セントーサ島へ街並みを見渡せる大パノラマが広がります。子連れのシンガポール旅行なら、時期によって登場するポケモンやディズニーの期間限定キャビンも見逃せません。車内までキャラクターの世界観で彩られ、写真映えも抜群です。
今回は、シンガポール在住の私けんたがまたまたシンガポールケーブルカーを体験。注目のSkyOrbやキャラクターキャビンに実際に乗ってきました。これまでもシンガポール・ケーブルカーを何度も利用してきたので、その視点から、通常キャビンとの違いや乗車中の景色を、実際の写真とともに紹介します。もちろん、ケーブルカー乗り場への行き方、乗り方・営業時間、各駅の見どころといった基本情報もご提供。窓口よりも断然安くチケットを買って遊んできたので、その買い方や当日の動き方もご紹介していきます。
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シンガポール・ケーブルカーとは?2つの路線を走る空のアトラクション
シンガポール・ケーブルカーは、海を越えてセントーサ島へ渡る「マウントフェーバーライン」と、セントーサ島内を走る「セントーサライン」の2路線からなる空のアトラクションです。
旅行者がセントーサ島へ向かうときは、MRTハーバーフロント駅近くの乗り場からマウントフェーバーラインに乗るのが基本。港や街並み、海、セントーサ島を一望しながら島へ渡れます。

セントーサラインは、セントーサ島内の観光スポットやビーチエリアを結ぶ路線です。特に夕方は、南国の海とサンセットを空から眺められます。

2路線はつながっていないため、島内でいったん降りて歩いて乗り換えます(マウントフィーバーラインの終点セントーサ駅からセントーサラインのインビアアウトルック駅までは歩いて2~3分)。
駅の位置と周辺の観光スポットは、下の地図で確認できます。
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シンガポール・ケーブルカーの乗り場はどこ?旅行者はハーバーフロント駅から
シンガポール・ケーブルカーに乗るなら、旅行者はMRTハーバーフロント駅から歩いて行ける「ハーバーフロント駅」から乗ればOKです。マウントフェーバーラインの始点のマウントフェーバー駅から乗車しようとすると、わざわざタクシーに乗る必要があるから得策ではありません。
少し紛らわしいのですが、MRTのハーバーフロント駅と、ケーブルカーのハーバーフロント駅は別の場所にあるということ。同じハーバーフロント駅という名前なのに、MRTを降りてからケーブルカー乗り場までは、徒歩で約5~10分と結構離れています。
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MRTハーバーフロント駅からケーブルカー乗り場への行き方
MRTハーバーフロント駅に着いたら、案内板にある「Cable Car(HarbourFront Tower 2)」の表示を探してください。基本的には、この案内に従って進むだけです。
- MRTハーバーフロント駅の改札を出て、B出口方面へ進みます。
- ハーバーフロント・センターに入り、「Cable Car」の案内に従って2階へ上がります。
- KFC横の連絡通路を通り、HarbourFront Tower 2へ向かいます。
- 現地購入または引換が必要なチケットは1階のカウンターへ。直接入場できるQRチケットならカウンターを通らず、エレベーターで15階の乗り場へ上がります。



写真で見ると少し複雑に感じますが、現地には案内板が何度も出ています。途中で建物の外へ出るため不安になりますが、「Cable Car」の表示を見失わなければ大丈夫です。
HarbourFront Tower 2まで行くと1階にチケット販売カウンターがあります。現地で購入する場合や、チケットの引換が必要な場合はこちらで受付のスタッフさんに注文します(英語)。
QRコードで直接入場できるチケットなら、カウンターはスルーして左へ。エレベーターで直接15階の乗り場へ進めます。

シンガポール・ケーブルカーの乗り方|QRコードなら窓口に並ばず簡単
ケーブルカーは現地の窓口でもチケットを購入できますが、QRコードで直接乗れるネット予約の方が断然ラクです。スマートフォンにチケットを表示し、乗車口でスタッフに読み取ってもらえば、そのまま乗車できます。

QRコードを確認してもらったら、列に並び、スタッフの案内に従ってキャビンへ乗り込みます。キャビンは乗車口をゆっくり動いているので、慌てる必要はありません。

という感じで、ケーブルカーはチケット販売窓口をパスして直接乗り場まで行けるQRコードタイプの方が断然楽だし、なにより時短になります。しかも、ケーブルカー・スカイパスはネットの方が窓口の定価よりかなり安く販売されていることが多いです。窓口に並ばず乗れて料金も安いため、事前にネットで購入しておくメリットは大きいと思います。
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シンガポール・ケーブルカーはどの駅で降りる?セントーサ島のアトラクション別ガイド
セントーサ島で迷わないために、行き先ごとに降りる駅を押さえておきましょう。こちらのマップを見ていただくとイメージが付きやすいと思います。
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結論からいうと、USS・シンガポール・オーシャナリウム・アドベンチャー・コーブ方面へ行く場合は④センソリースケープ駅、スカイライン・リュージュ・スカイヘリックス(SkyHelix)・メガジップライン(MegaZip)へ行く場合は③セントーサ駅または⑤インビア・ルックアウト駅、シロソビーチ方面へ行く場合は⑥シロソ・ポイント駅で降りると効率的です。
セントーサ駅|マウントフェーバーラインの終点
シンガポール本島のハーバーフロント駅からマウントフェーバーラインで海を渡ると、終点の③セントーサ駅に到着します。ここからセントーサ島のシロソビーチ沿いを走るセントーサラインに乗るには、3分ほど歩いて⑤インビア・ルックアウト駅へ向かいます。
スカイライン・リュージュ、スカイヘリックス(SkyHelix Sentosa)、Mega Adventureのメガジップラインは、この③セントーサ駅周辺に集まっています。
インビア・ルックアウト駅|リュージュ・SkyHelix・MegaZip
③セントーサ駅から近い⑤インビア・ルックアウト駅。スカイライン・リュージュ、スカイヘリックス(SkyHelix Sentosa)、Mega Adventureのメガジップラインを利用する場合は、この駅でもOKです。
センソリースケープ駅|USS・オーシャナリウム・アドベンチャー・コーブ方面
ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)、シンガポール・オーシャナリウム、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークへ行くなら④センソリースケープ駅。駅からセンソリースケープをリゾート・ワールド方向へ進みます。
Sensoryscape(センソリースケープ)そのものを歩きたい場合もこの駅が便利です。夜のショー「ウィングス・オブ・タイム」は反対のビーチステーション方向へ進んだ先にあります。
シロソ・ポイント駅|シロソビーチ・AJ Hackett方面
⑥シロソ・ポイント駅は、シロソビーチ西側とフォート・シロソ方面の駅です。海辺を歩きたい人や、ビーチ側からセントーサラインに乗りたい人はここを利用します。
バンジージャンプとジャイアントスイングで知られるSkypark Sentosa by AJ Hackettもシロソビーチ沿いにあります。Mega Adventureのメガジップラインのシロソビーチ側の受付もその近くです。どちらもケーブルカーの駅から歩いて5分ほど。駅前にはビーチ沿いを走る無料シャトルカート「セントーサ・ビーチシャトル」もあるので乗ってみるのもいいかも。
シンガポール・ケーブルカー乗車体験|SkyOrbと期間限定キャビン
シンガポール在住の私は、これまでマウントフェーバーラインとセントーサラインに何度も乗り、通常キャビンから期間限定デザインまで実際に見てきました。
今回は、新しく加わったSkyOrb(スカイオーブ)にも乗車。通常キャビンとの違いや、2026年現在運行されているポケモン、ディズニーの期間限定キャビンを、現地で撮影した写真とともに紹介します。
SkyOrb(スカイオーブ)|ガラス床の球体型キャビン
SkyOrbは、マウントフェーバーラインを走る球体型のプレミアムキャビンです。2024年に登場し、2025年にはTripZilla Excellence Awardsの「Best Scenic Attraction」と「Best Iconic Experience」を同時受賞しました。

実際に乗ってみると、違いは見た目だけではありません。大きな円形窓に加えて床の一部がガラスになっているため、正面や横だけでなく、足元を流れていく海や建物まで見渡せます。

通常のキャビンからも景色は十分楽しめますが、SkyOrbは視界が下方向まで広がるのが大きな違いです。ただし、SkyOrbに乗るには、一般的なスカイパスよりちょっと高いSkyOrb用のチケットを買う必要があります。
SkyOrbの良いところは景色だけではありません。SkyOrbは専用レーンから乗れるので、通常キャビンの行列をスキップ♪ 混雑時にはかなりの時間短縮になります。

期間限定のポケモンキャビン|マウントフェーバーライン
2026年7月現在、マウントフェーバーラインではポケモンの期間限定キャビンが運行されています。キャラクターによって外装が異なり、一部のキャビンは座席や床までポケモン仕様です。


運行しているキャビンが順番に到着するため、写真と同じキャラクターに乗れるとは限りません。どのポケモンがやって来るかは、乗車時のお楽しみです。
期間限定のディズニーキャビン|セントーサライン
セントーサラインでは、2026年6月24日から9月20日まで、ディズニー・クルーズラインをテーマにした期間限定キャビンが運行されています。全51台に11種類のデザインが施され、スティッチやグーフィーなどが登場します。


2026年夏は、マウントフェーバーラインがポケモン、セントーサラインがディズニーです。2つの路線に乗れば、景色だけでなくキャビンの雰囲気の違いも楽しめます。
過去の期間限定キャビン|ハローキティとポケモン
シンガポール・ケーブルカーでは、以前から期間限定のキャラクターキャビンが繰り返し登場しています。2024年には、ケーブルカーとハローキティの50周年を記念したコラボレーションも行われました。

ポケモンとのコラボレーションも今回が初めてではありません。以前は現在とは異なるデザインのキャビンが運行されており、同じポケモン企画でも内容は少しずつ変わっています。

キャビンの次に注目したいのが、乗る時間による景色の違いです。同じ路線でも、日中、夕方、夜では見えるシンガポールの表情が大きく変わります。
シンガポール・ケーブルカーの景色|日中・夕方・夜でどう違う?
シンガポール・ケーブルカーから見える景色は、乗る時間帯によって大きく変わります。これまでいろいろな時間帯で体験してきましたが、南国らしい爽快な景色なら日中、海に沈む夕日なら夕方、シンガポールの夜景なら夜がおすすめです。
日中|セントーサ島と海を見渡す南国のパノラマ
日中は、青い海と緑に囲まれたセントーサ島をはっきり見渡せます。リゾート・ワールド・セントーサやウォーターパークなどの位置も上空から分かり、これから遊びに行く場所を眺めながら島へ渡れるのが楽しいところです。

海峡を渡るマウントフェーバーラインは特に視界が開け、ハーバーフロントの街並みからセントーサ島のリゾートエリアまで、景色が次々に変わっていきます。

夕方|セントーサラインから眺めるサンセット
夕方のセントーサラインでは、海の向こうに沈んでいく夕日と、夕焼けに染まるセントーサ島を楽しめます。特にシロソ・ポイント駅付近は視界が開け、キャビンから海と夕景を一緒に眺められるおすすめの区間です。

夕日の見え方は天候に左右されますが、晴れ間が出ている日は日没時刻より少し早めに乗ると、明るい海から夕焼けへ変わっていく景色を楽しめます。

夜|ハーバーフロントへ戻りながら楽しむシンガポールの夜景
夜になると、港やハーバーフロント周辺のビル、行き交う船の明かりが浮かび上がります。マリーナベイのような高層ビル群の夜景とは違い、海と港を中心に広がるシンガポールらしい夜景です。

セントーサ島へ向かうときだけでなく、遊び終わった帰りにもケーブルカーを利用すると、日中とはまったく違う景色を楽しめます。特におすすめしたいのは、昼にケーブルカーでセントーサ島へ渡り、帰りは夜景を見ながらハーバーフロントへ戻る乗り方。ケーブルカーが単なる移動手段じゃなくなります。
では、2つの路線と時間帯をどう組み合わせれば、景色とセントーサ観光を効率よく楽しめるのか。次に、時間帯ごとの景色を生かしたおすすめルートを紹介します。
シンガポール・ケーブルカーのおすすめルート|昼・夕方・夜景を楽しむ乗り方
この記事で紹介する2路線のケーブルカー・スカイパスは、マウントフェーバーラインとセントーサラインをそれぞれ1往復できるチケットです。乗り放題ではありませんが、乗る順番と時間帯を工夫すれば、日中の南国風景、夕方のサンセット、帰りの夜景まで楽しめます。
シンガポール・ケーブルカーの営業時間と所要時間
- 営業時間:8時45分~22時
- 最終乗車:21時30分
- マウントフェーバーライン:1往復約30分
- セントーサライン:1往復約20分
2つの路線を続けて1往復ずつ乗った場合、乗車時間は合計約50分です。ただし、今回紹介するルートでは途中でセントーサ島を観光するため、朝から夜まで1日かけて楽しみます。
昼・夕方・夜景を楽しむおすすめモデルコース
- 日中|ハーバーフロント駅からセントーサ駅へ
午前から昼にかけて、ハーバーフロント駅からマウントフェーバーラインに乗り、セントーサ駅へ向かいます。海峡を渡りながら、青い海とセントーサ島を見渡す南国らしい景色を楽しめます。 - 昼|セントーサ島のアトラクションで遊ぶ
セントーサ駅で降りたら、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールやシンガポール・オーシャナリウム、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークなど、目的のアトラクションへ向かいます。行きたい場所と最寄り駅は、前の「どの駅で降りる?」で紹介したとおりです。 - 夕方|セントーサラインでサンセットを楽しむ
日没の少し前になったら、セントーサ駅から徒歩数分のインビア・ルックアウト駅へ。ここからセントーサラインを1往復します。特にシロソ・ポイント駅付近では、海の向こうに沈む夕日と、夕焼けに染まるセントーサ島を楽しめます。 - 夜|セントーサ駅からマウントフェーバー駅へ
暗くなったらセントーサ駅へ戻り、マウントフェーバーラインに乗車。途中のハーバーフロント駅では降りず、そのままマウントフェーバー駅まで向かいます。港や街の明かりが浮かび上がり、日中とはまったく違うケーブルカーからの夜景を楽しめます。 - 最後|マウントフェーバー駅からハーバーフロント駅へ戻る
マウントフェーバー駅で夜景を楽しんだら、再びケーブルカーに乗り、ハーバーフロント駅へ戻ります。これでマウントフェーバーラインとセントーサラインの両方を、それぞれ1往復使い切ることができます。
この順番なら、マウントフェーバーラインでは日中と夜、セントーサラインでは夕方の景色を楽しめます。単純に往復するのではなく、セントーサ観光と時間帯ごとの景色を1枚のチケットにまとめられるため、ケーブルカー・スカイパスの価値を最も感じやすい乗り方です。
夜景まで楽しむ場合は、最終乗車の21時30分より余裕をもって移動してください。営業時間は変更されることがあるため、出発前に最新情報を確認しておくと安心です。
シンガポールケーブルカーのスカイパス(乗車券)を安く買う方法
それでは、このケーブルカー・スカイパスを現地窓口より安く購入し、QRコードを使ってスムーズに乗る方法を紹介します。

ケーブルカー・スカイパスは、現地窓口で定価購入するより、ネットで事前購入した方がかなり安くなります。時期によっては40%前後の差が出ることもあるため、正直、窓口で買うとかなり損です。
私もシンガポールの観光チケットは、基本的に窓口ではなくネットで購入しています。ただし、販売価格や使えるクーポンはサイトによって違うため、KKday、Klook、楽天トラベル観光体験を比較してから買うのがおすすめです。
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ということで、皆様のシンガポール旅行が一生忘れられないステキな思い出になることを願って…Bon Voyage(ボン・ボヤージュ)~ステキな旅を~
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