シンガポール電車(MRT)ガイド|路線図・乗り方・切符の買い方




singapore MRT

シンガポールの電車(MRT)の切符の買い方、乗り方、路線図、始発時間・終電時間、混雑する時間帯の調べ方など、シンガポールの電車の乗り方をしっかりご案内していきます。

まず初めに、シンガポールでは電車のことをMRTと呼びますので、それを押さえておいた方が道を聞いたり、調べたりするのに便利だと思います。路線(電車)のことをMRTと呼ぶだけでなく、駅のことももMRTと呼ぶ人が多いです。

MRTは、Mass Rapid Transit(マス ラピッド トランジット)の略で、名前には Rapid が含まれています、電車はすべて各駅停車、ゆっくり走ります。

もくじ

シンガポールのMRT(電車)の 路線図

上の路線図は2023年11月時点のものです。最新の路線図はシンガポールMRT公式サイトから入手できます。

MRTは6路線、East West Line、North South Line、North East Line、Circle Line、Downtown Line、Thomson-East Coast Line があります。

それぞれの路線には色がついているため、日常的には、それぞれ、グリーンライン、レッドライン、パープルライン、イエローライン、ブルーライン、ブラウンラインといった具合に、色名で呼称されます。

グリーンライン(緑の線)の右端にシンガポールチャンギ空港駅があります。旅行でシンガポールを訪れる方は、まずそこから乗る方も多いのではないでしょうか。

シンガポールチャンギ空港駅の始発時間・終電時間

ということで、まずは、シンガポールチャンギ空港の情報からお伝えします。

始発時間

月曜日~金曜日5時31分
土曜日5時31分
日曜日・祝日5時59分

終電時間

月曜日~金曜日23時18分(市内方面)
土曜日23時18分(市内方面)
日曜日・祝日23時18分(市内方面)

観光の方はあまり関係ないと思いますが、Pasir Ris 方面の最終は00時06分です。

運転間隔

8時00分~9時00分

12時30分~14時00分

19時30分~22時15分

7分~9分
上記以外の時間帯12分

その他の駅の情報は右リンク先から確認できます。▶ 駅ごとの始発・終電・運転間隔の情報はこちら

シンガポールのMRT(電車)の切符の買い方・電車の乗り方

シンガポールの電車の乗り方をご説明する前に大事なことを。

シンガポールには切符がない!

シンガポールにはもともと日本の切符のような形の物はなく、切符はすべてカード型です。そして、以前は、1回ごとカードにチャージして乗車するスタンダードチケットというのがありましたが、現在は廃止されています。

singapore mrt standard ticket

現在、シンガポールで電車に乗るには、Suicaのような交通系カード(プリペイドカード)か、タッチ機能の付いてクレジットカード(Visaタッチなど)が必要です。

具体的に見てみましょう。

EZ-LINK CARD(イージーリンクカード)

まずはez-linkカードです。

日本でいうスイカとかパスモとかに当たるカードです。ゲートにカードをタッチして、駅に入場するのは日本と同じです。

駅で購入する場合の料金は12ドルで、7ドルがカード代金、5ドルが切符代に使える代金です。カード代金の7ドルは戻ってきません。その代わり、このカードだと通常よりも安く電車に乗れます。

ez-linkカードは、事前に予約しておけば、シンガポールのチャンギ空港に到着した時点で受け取れます。MRT(電車)の駅も空港直結なので、

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KKdayって何?という方もいらっしゃるかもしれませんね。こちらの記事でKKdayとは?というところから、お得な割引クーポン情報まで、KKdayの使い方を詳しく解説しています。

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NET FlashPay(ネッツフラッシュペイ)

シンガポールのNET(ネッツ)とは、銀行のデビットカードのことで、NETは銀行口座の残高の範囲内でしか使えず、NETを使うとすぐに銀行口座から引き落としがあります。

NET(ネッツ) Plash Pay は、同じNET(ネッツ)でも、カードにチャージするタイプです。事前にチャージした範囲内でしか使えないので、まさにスイカやパスモと同じで、こちらも機能はez-linkと全く同じ。ゲートにカードをタッチして駅へ入場、電車に乗ることができます。

NETフラッシュペイカードは、事前に予約しておけば、シンガポールのチャンギ空港に到着した時に、受け取れます。

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シンガポールNETフラッシュペイカードの割引予約

受け取り場所は到着してすぐの場所にあるUOB(銀行名)の両替所のカウンターです。入国審査を終えて、管理区域から出たらすぐにわかる、こんな感じのとても目立つカウンターです。

UOBのカウンターでは、シンガポールドルへの両替ができるので、そのついでにSIMカードとNETカードもゲットしましょう。これで旅の準備は完璧です。

一か所で必要なものが全部揃うのでとても便利です。

便利なのはいいけど、NETカードが買えるklook(クルック)って何?という方もいらっしゃいますよね。

klook(クルック)はシンガポールの旅行チケットなんかが格安で買える、世界で一番ググられている海外旅行の割引チケットサイトです。

何それ?という方は、是非こちらの記事を読んでみてください。klook(クルック)って何というところから、最新の割引クーポン情報と一緒に買い方や使い方もバッチリ解説させていただきました。

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Singapore Tourist Pass(シンガポール・ツーリスト・パス)

期間中、MRTと路線バスが乗り放題になるパスです。1日券(20ドル)、2日券(26ドル)、3日券(30ドル)があります。

券売機では販売していないので、チケットオフィスで購入する必要があります。

料金のうち10ドルはデポジットで、発券から5日以内であれば、払い戻しが可能ですが、これも特定のチケットオフィスでしか払い戻してくれません。

このブログで紹介するために買ってみましたが、どうも返金しにくくしているように感じられて、かなりイラつくチケットです。

やっぱり、おすすめはEZ-LINKカード、かな。

VISA タッチ(クレジットカード)

という感じで、旅行者にはちょっと不便なシンガポールの電車のシステムですが、もし、あなたのクレジットカードに、このアンテナのようなマークがついてたら、すべての心配が吹き飛びます。

このクレジットカードを直接ゲートにタッチして入場することができます。

チャージの仕方

ezlinkカードやNETフラッシュペイカードは、駅にあるこのような発券機でチャージします。

こんな感じです。

各駅の改札付近に日本と同じような形で設置してあるので、すぐわかると思います。

ただし、基本的にはクレジットカード用で、現金でチャージができるのは、この「Cash Accepted」と表示されているものだけなので、注意が必要です。

まず、カードトレイがあるので、そこにカードをのせます。

次に「Cash」を選びます。(金額が表示されているのはカード支払いのものです)

お金を入れます。チャージ可能額の最低金額は10シンガポールドルです。

「Confirm」(確認)を押します。

カードトレイが光ったら、チャージ完了です。

「Cash Accepted」と書いてあるもの以外では、現金でチャージができないことと、10ドル以下の金額のチャージはできないことで、悩む方が多いみたいですので、そこだけ注意してください。

あとは日本と同じ感じで行けると思います。

シンガポールのMRT(電車)の乗り方

乗り方も日本のスイカやパスモと同じです。

ゲートにあるセンサー部分にタッチするとゲートが開きます。そのままホームへ入場して電車に乗ります。降りるときも同じです。カードをタッチするとゲートが開きます。

多くに人が行き交うシンガポールMRT電車の改札

シンガポールの切符はすべてカード式なので、ゲートには切符の投入口のようなものはありません。タッチするしかないので、迷うことはないと思います。

ツーリストパスでタッチ入場。

ezlinkでタッチ入場。

Visaタッチでもタッチ入場。

ゲートの形はいろいろですが、乗車券はすべてカード式なのがシンガポール流です。

MRT(電車)利用時の注意点

MRTの利用にはいくつか注意点があります。

〇 飲食は禁止です(罰金500ドル)

〇 喫煙ももちろんダメです(罰金1,000ドル)

〇 ペットの持ち込みは禁止です(罰金500ドル)

〇 可燃液体の持ち込みは禁止(罰金5,000ドル)

〇 ドリアンの持ち込み禁止

ドリアンは匂いますからね。でも、ドリアンの持ち込みは何回か見たことがあります。

よく見るとドリアンの持ち込みは罰金が無くなったので、努力義務。法的にはセーフなんですね。

一方で、日本ではマナー違反とされる、車内での通話はOKです。

なので、普通に大声で電話を続けるインド人・中国人によく遭遇します。

それ以外に日本と違うのは、

〇 各駅停車しかありません。

〇 到着した電車が混雑していたら、無理して乗らず、1本見送ります。日本のように、ギュウギュウに押し込んで乗ってくることは絶対にありません。

〇 座席の両端にあるReserved Seetには、お年寄り、ハンデのある人、妊婦さんなどが座ります。さらに、仮にそういう人が周りにいなくても常に空けておきます。ガラガラでも、端は空けて座ります。

〇 普通の席でもお年寄りがいれば、席を譲ります。日本よりも譲る人が断然多いので、知らない顔をしていると、冷たい目で見られます。

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シンガポールのMRT(電車)は、(車の渋滞緩和のため)その利用を促すため、とても簡単に乗れるように設計されています。是非チャレンジしてくださいね。

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EZ-LINKカードを空港で受け取れるサービス

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デザインは違いますが、ezlinkカードは普段からよく使っているカードなので、普通におすすめします。

ezlinkカードを1枚持っておけば、シンガポール旅行がかなり便利になると思います。

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