シンガポールチャンギ空港の新複合施設「Jewel」(ジュエル) |超完全ガイド!

シンガポール Jewel(ジュエル)の外観

シンガポールのチャンギ空港に滝がある!? 営業開始以来、世界中の人々を魅了し続けている、シンガポールチャンギ空港のJewel(ジュエル)。アトラクションあり、ショッピングモールあり、レストランあり、ラウンジあり、ホテルあり。シンガポール空港のトランジット利用者だけでなく、すべての旅行者や観光客が、空港でショッピングを楽しみ、食事をして、待ち時間を快適に過ごせるよう作られた最新の複合施設です。

もはや、完全に、シンガポールで必ず訪れておくべき人気観光スポットになりましたね。

今回は、そんなチャンギ空港のJewel(ジュエル)を徹底解説!

場所、行き方、スカイトレインの乗り方、見どころ、ライトアップショーやアトラクションの営業時間、おすすめのレストランからお土産屋さん、便利スポット、さらにはホテルまで、そのすべてを、写真と動画を織り交ぜながら、がっつりとレポートしていきたいと思います。

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もくじ

Jewelってなに?

シンガポール Jewel(ジュエル)のウォーターフォール(滝)

チャンギ空港のJEWEL(ジュエル)がオープンしたのは2019年4月。開業までの建設コストはなんと17億シンガポールドル、日本円にして約1,700億円と言われています。シンガポールの玄関口チャンギ空港の開発なので、シンガポール政府の力の入れようも半端ではありません。

世界中を驚かせたのは屋内を豪快に流れ落ちるJEWELの滝!瞬く間にシンガポールの人気観光スポットになりました。

JEWEL(ジュエル)は、その滝とそれを囲むようにして配された各種施設(アトラクション、庭園、ウォーキングトレイル、レストラン、フードコート、ショッピングモール、ラウンジやホテルといった各種空港サービス)の総称、つまり空港隣接の大型複合施設のことを言います。

JEWEL(ジュエル)全体の広さはなんと14,000平方メートルもあるんです。めっちゃデカいです。

デザインは、マリーナベイ・サンズと同じ世界的建築家Safdie(サフディ)氏。鋼鉄フレームとガラスパネルを駆使したシンガポールらしい近未来感が、旅の始まりと終わりを彩ってくれるに違いありません。

シンガポールのチャンギ空港で、JEWEL(ジュエル)に立ち寄れるよう、行き帰りのスケジュールは少し余裕をもっておきたいところですね。

Jewelの場所と行き方

ジュエルの場所を把握するのに、一番便利なのがこの地図です。チャンギエアポートにもこの地図を使った案内図がたくさん表示されています。

ただし、距離感が少しつかみにくいのと、画がないとイメージがつかみにくいと思いますので、少し補足しておきましょう。

歩いてJewelに行く方法

Jewelはターミナル1に隣接、ターミナル2、3からは連結した遊歩道があります。以下緑のラインが歩きのルートになります。

(T1からJewelへは、通路があるというわけではなく、建物自体がつながっているイメージです。)

ターミナル1からの行き方

Jewelは、シンガポールチャンギ空港のターミナル1の目の前です。シンガポールに到着してまっすぐ50メートルも進めば、Jewelのエリア内に入ります。もう50メートルも進めばJewelの名物のウォーターフォール(滝)が現れます。

まさにターミナル1直結。一体と言ってもいいかもしれません。Jewelの案内版にそって行くだけで、100%たどり着けます。特に説明はいらないと思います。

ターミナル1から発着する日本へ(から)の直行便は、JALとデルタ航空ですので、シンガポール旅行のついでにJewelを訪れたいという場合には、JALかデルタが一応便利といえます。

ターミナル2、ターミナル3からの行き方

ANA(ターミナル2)とシンガポール航空(ターミナル3)をご利用の方は、ターミナル2とターミナル3からJewelにつながっている遊歩道(いわゆる動く歩道ですね)でJewelへアクセスできます。

チャンギ空港からジュエルへの遊歩道(外観)

この遊歩道はLinK Bridge(リンクブリッジ)という名前で、空港内の案内表示にしたがっていけば、迷うことなくJewelへのリンクブリッジに辿りつけます。

ターミナル2のLinK Bridgeの入り口は、MRT乗り場へのエスカレーターの右側、

少し距離はありますが、動く歩道ですし、エアコンも効いていますので、意外と快適に行けちゃいます。

チャンギ空港jewelへの遊歩道

正面のターミナル1以外からもちゃんと導線を確保しているところにシンガポール政府のJewelに対する並々ならぬ思いを感じます。

それにしても、施設が新しいので、写真が絵のようです。とてもきれいで快適な遊歩道です。

スカイトレインを使ってJewelに行く方法

チャンギ空港スカイトレイン

ewelオープンに合わせて、チャンギ空港の第1、第2、第3ターミナルは、完全に連結され、さらにターミナル間を結ぶモノレール「スカイトレイン」が開通しました。

スカイトレイン運行時間:朝5時~翌朝2時30分(AM2時30分~AM5時までは運行休止)

料金:無料

下の地図で、青いラインの引いてあるのが、スカイトレインのルートです。T1⇔T3、T1⇔T2、T2⇔T3 それぞれ往復で走っていますので、T4(ターミナル4)以外はスカイトレインで行き来自由です。

管理区域外、管理区域内、ともに同じルートのスカイトレインが走っていますので、出国手続きを行う前も、行った後も、スカイトレインで各ターミナルを移動することができます(もちろん、管理区域内と管理区域外の行き来はできないようになっています)。

Jewelは、ターミナル1に隣接なので、ターミナル2、ターミナル3からスカイトレインに乗って、ターミナル1に移動して、そこからJewelに行くというルートでも、Jewelへ行くことができます。

必見!スカイトレインからJewelの滝が見えます!

なんとJewelの名物のウォーターフォール(滝)の真横をスカイトレインが通過します。

このスカイトレインに乗れば、滝に水が流れている朝8時~夜12時30分まで、もっとも近くでJewelの滝を見ることができます!

写真をご覧ください。この距離間、大迫力のJewelの滝を見ることができます。必見です!

Jewelスカイトレインが真横を通過する

このスカイトレイン、何度も何度も乗りましたので、Jewelの滝をしっかり見る方法を少し解説しておきたいと思います。

まず、このスカイトレインは、T2⇔T3間のスカイトレインです。

T2⇔T3間のスカイトレインは、両方同時に出発して必ず、滝の前ですれ違います(この部分だけ複線になっていてすれ違う構造になっています)。

【ポイント1】T2からT3行きのスカイトレインに乗りましょう!

そこで重要なのが、T2⇒T3のスカイトレインに乗るか、T3⇒T2のスカイトレインに乗るかです。写真をよく見ていただくとお分かりの通り、どちらかのトレインは、肝心な滝の前で、目の前にもう片方のトレインがあって、滝をよく見ることができません。

前にあるのが、T2⇒T3のスカイトレインです。T2からスカイトレインに乗ると最も近くでJewelの滝を見ることができます。

【ポイント2】乗車したら進行方向左側の窓の前に陣取りましょう!

T2から乗車したら、進行方向に向かって左側の窓の前に陣取りましょう。

まだほとんどの乗客がスカイトレインから滝が見えることを知らないようで、ポジション争いは全く激しくありません。

が、トレインがJewel内に入って、突然滝が目の前に現れると、一斉に人が左の窓側に集まってきます。先にベストポジションを押さえてしまいましょう。

ターミナル4からの行き方

ターミナル1/JEWEL行きの無料シャトルバスでアクセス可能です。バスは、JEWELとターミナル1の間の通りにあるバス停に着くので、バス停からJEWELまでは歩いて1分です。

ターミナル2行きの無料シャトルバスで行く方法もあります。ターミナル1/JEWEL行きのバスが開通したので、JEWELへ行くのにこの方法を使う理由はないですね。

Jewelの営業時間と料金

これがシンガポールの凄いところなんですよね。

24時間営業!入場料金は無料です!

朝10時~夜10時くらいの間に訪れましょう

ただし、Jewelの名物のウォーターフォール(滝)は夜には止まります。夜は22時まで、朝は10時(金・土・日・祝日)、11時(月〜木)からスタートします。

折角Jewelに行ったのに、名物のウォーターフォール(滝)が見れないというのではつまらないので、Jewelに行く場合には、この時間はさけた方がいいですね。

滝が止まっちゃうと結構寂しい感じです😔

深夜のJewel

朝でも滝が流れる前はやっぱり寂しいです。

例えば、日本からシンガポールに深夜に到着する便やシンガポールを早朝に出発する便の場合には、通常スケジュールで到着後や出発前にJewelに行っても、水が流れていなくて残念、なんてことになりかねないので、少し時間調整をした方がいいですね。

また、Jewel自体は24時間営業で敷地内に無料で入場できますが、レストランなどはそれぞれの施設はそれぞれの営業時間でオープンし、クローズします。実際、深夜や朝方は、ほとんどのお店がクローズしていますので、注意が必要です。

Jewelをしっかり楽しみたいなら、ウォーターフォール(滝)が流れはじめ、ほとんどのアトラクションが営業を開始する朝10時くらいから、ウォーターフォール(滝)が止まる前の夜の10時くらいまでがいいのではないでしょうか。

一部のアトラクションは有料です

施設内に入って、滝を見て、ショーを観て、買い物をして、食事をして、というところで、だいたいOKだと思いますが、Jewelには、いくつかなかなか興味深いアトラクションが用意されていてます。

それらのアトラクションは有料です。ほとんどすべてのアトラクションを体験してきましたので、以下ご紹介します。

Jewelのアトラクションの数々

Jewelの目玉はアトラクションの多さです。シンガポール空港はもともとサンフラワーガーデン(ひまわり)とかバタフライガーデン(ちょうちょ)とかを、空港内に設置するなど、空港利用者を飽きさせない工夫を一生懸命してきたのですが、正直このブログでご紹介しておすすめするような規模感じゃない、しょぼーいものでした。

今回のJEWELは、空港の外ということで、おもいっきりやってきましたね~。敷地も十分にあるので、かなり整備された、大人から子供まで楽しめるアトラクションが整備されています。

マリーナベイサンズの隣りにあるガーデンズバイザベイのドーム型植物園で培ったノウハウを利用しつつ、亜熱帯植物園をコンセプトにしたアトラクションの数々。子供たちが飽きないように、そんな配慮が随所にみられます。

クリスタルクラウド

JEWELからターミナル1へ行く地上通路にできたインスタスポットです。24時間通行可能ですが、日中よりも夜の方が圧倒的に映えます。

料金:無料

資生堂フォレストバリー(Shiseido Forest Valley)

営業時間:24時間

料金:無料

5階建ての高さに匹敵するハウスの中に3,000本におよぶ熱帯樹木を配した植物園。その名も「資生堂フォレストバレー」。資生堂が冠スポンサーとなっているJewelの目玉となる巨大植物園です。

マリーナベイサンズの横のガーデンズバイザベイにあるドーム型植物園「フラワードーム」と「クラウドフォレスト」を上回る、シンガポール最大の植物園です。

Shiseido Forest Valley

Jewelの目玉であるウォーターフォール(滝)を360度取り囲むように配された、広大な熱帯雨林。木々の間には石畳の階段があり、2階、3階へアクセスできるだけでなく、3階、4階部分には展望台があります。

1階部分から40メートルの滝を見上げるもよし、4階展望台からウォーターフォール(滝)全体を見渡すもよし。リアルな熱帯雨林を再現した植物園であるとともに、Jewel全体の雰囲気を作り出す重要なファクターとして機能しています。

多くの人は階段風のベンチに腰かけて、ウォーターフォール(滝)を見上げて、ゆっくりとくつろぐスペースとして利用しています。

HSBC レインボーテックス(HSBC Rain Vortex)

営業時間:11時~22時(月〜木)、10時~22時(金・土・日・祝日)

料金:無料

その「資生堂フォレストバリー」の中心にあるウォーターフォール(滝)、正式名称は「レインボルテックス」(雨の渦)です。

世界で最も高い室内の滝。その高さはなんと40メートル!

HSBC Rain Vortex

ドーム型の屋根のくぼみに集められた水が円柱状の滝となって流れ落ちる独創的なデザインです。見たこともないダイナミックな光景に言葉を失います。

他国のいいところ取りでマネばかりしてきたシンガポールが、とうとう完全オリジナルの施設を創りだす力を手に入れた。そんな歴史的な1ページかも。鳥肌ものです。

この滝は天井から1階部分まで落ち、滝から落ちた水は1階部分で集められ、さらに地下へ。

地下ではこれがまた驚きの光景を見せます。ぜひ地下にも下りてその光景を見てください。それがこんな感じです。

巨大な円柱状のクリアケースの中を水がつたって、さらに滝が続いているかのような光景。でも水は円柱ケースの中。触れませんし、濡れることもありません。

このアイデアは流石ですね。そして、とてもキレイです。(写真は地下2階地点)

夜にはまた違った姿を見せます

夜になって辺りが暗くなってくると滝に光が投射され、滝は七色に光りだします。滝の色は定期的に変わり、ずっと見ていても飽きないくらい。きれいです。

ライトアップ開始時間:午後7時 ~

jewelの滝 ライトアップ
jewelの滝 ライトアップピンク
jewelの滝ライトアップ青

ライトアップショーも圧巻です

シンガポール jewelのライトアップショー

夜にはライトアップに加えて、20時00分から1時間おきに音楽に合わせたショーが行われます。

ショーの開始時間は、20時00分、21時00分、22時00分(22時は金・土・日のみ)です。

ショーの時間は5分程度、料金はもちろん無料です。

以下がライトアップショーのフルバージョンVTRです。時間のあわない方は、このVTRだけでもOKかも😁

ショーを観るためのベストな場所は?

いろいろなポジションから見た結論です。

1階から見上げても迫力あるショーが見られますが、おすすめの鑑賞ポイントは4階の展望デッキですね。

目線の高さでショーを観ることができます。(上記の動画が4階展望デッキから撮影したものです)

キャノピーパーク(Canopy Park)

ここからは有料アトラクション施設になります。

場所:Jewel 5階

営業時間:月曜日~木曜日 10時00分~22時00分、金・土・日曜日・祝日 10時00分~23時00分

料金:5シンガポールドル

キャノピーパーク フラワー

14,000㎡の敷地の半分を覆うのがキャノピーパーク。最上階5階にあります。

各コーナーに動物をかたどった植木を配するトピアリーウォークと、季節ごとのフラワーアレンジメントを配するペタルガーデンで構成されています。

キャノピーパーク おさるさん

1,000人ものお客さんを収容可能なイベントプラザでは、軽食や飲み物の屋台が並びます。

広大な植物園といった感じですが、このキャノピーパーク内には子供が遊べる施設のほか、とてもきれいに手入れがされたフラワーアレンジメントエリアがあって、かなり見ごたえがありますね。

JEWELの一番高いところから見られるウォーターフォール(滝)も、また違った姿を見せてくれます。

JEWEL5階からのウォータフォール(滝)

草花がとてもキレイに手入れされている庭園や動物を模ったフラワーアレンジメントなんかもあって、なかなかいい気分で散歩のできる施設です。

Jewelの一番高いところから見るJewelの全景や上から見下ろす滝もまた迫力があって見ごたえたっぷりです。

入場料は5シンガポールドルだけですので、時間があればぜひ訪れてみてください。ゆっくり見て回ると2,30分はあっという間に過ぎると思います。

お子様連れの場合には、この次にご紹介するディスカバリースライズ(Discovery Slides/滑り台)とフォギーボール(Foggy Bowls)を、追加料金なしで遊べるのでさらにおすすめです!

一生懸命遊んでもらって飛行機でぐっすり(笑)

キャノピーパークは夜もおすすめ!

キャノピーパークは夜のライトアップもキレイです。月曜日~木曜日は22時00分まで、金・土・日・祝日は23時00分まで営業してます。

夜のキャノピーパークはライトアップされていてとても綺麗です。

そんなに混んでいないちょっとした穴場感。映える写真も撮りまくりです。

そして何より滝が良く見える。この同じ高さ、というより、滝を見下ろす角度から、ライトアップショー・HSBCレインボーテックスが観れます。これ絶対キレイです。

ライトアップショーのタイミングを見計らってキャノピーパークへ行けば、この特等席からジュエルのショーを観ることができるんですね。これは絶対シンガポール旅行の最後の素敵な思い出になりますよ。

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キャノピーパークのチケットは安いので上記の中からサクッと買っても十分値段分は楽しめると思います。割引クーポンを適用するともう少し安くなりますけど…。

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ディスカバリースライド(Discovery Slides)

場所:Jewel 5階(Canopy Park内)

営業時間:月曜日~木曜日 10時00分~22時00分、金・土・日曜日・祝日 10時00分~23時00分

料金:5シンガポールドル(Canopy Parkのチケットに含まれます)

wikipediaより

アトラクションはまだまだあります。ディスカバリースライダーという滑り台です。

こちらもタダの滑り台ではありません。2台の通常の滑り台に、2台のトンネル型滑り台を加えた、合計4台。これがすべて一つの構造物に配されている不思議な形をした滑り台です。

Discovery Slides

トンネル型の滑り台もこども受けのいい遊具の鉄板ですね。みんな夢中になって繰り返し滑っていました。

フォギーボウル(Foggy Bowls)

場所:Jewel 5階(Canopy Park内)

営業時間:月曜日~木曜日 10時00分~22時00分、金・土・日曜日・祝日 10時00分~23時00分

料金:5シンガポールドル(Canopy Parkのチケットに含まれます)

Foggy Bowls

地面にあいた4つの不思議なボウル(穴)から吹き出すミスト(霧)。

雲の中にいるような体験を再現しているそうです。暑いシンガポールですから、ミストによる冷却効果も期待しつつ、子供たちを飽きさせない工夫なんでしょうね。

突然地面からミストが大量に吹き出すので、子供たちは大喜びです。

マニュライフスカイネット(Manulife Sky Nets)

場所:Jewel 5階(Canopy Park内)

営業時間:10時~22時

料金:大人15シンガポールドル、子供10シンガポールドル

マニュライフスカイネットは「バウンシング」と「ウォーキング」の2種類。

「バウンシング」は、250メートルという超ロングサイズのジャンピングネット(トランポリンのようなネット)が、最高8メートルの高さにまで設置されています。世界中のこどもたちが大興奮で飛び跳ねて遊んでいます。

「ウォーキング」は、Jewelの1階部分から高さ25メートルのところに設置されたウォーキングネットの上を歩きます。距離は100メートル以上あるのではないでしょうか。かなり長いです。ネットの下は25メートル。1階部分まで丸見えのネットの上を歩くのは、結構ビビります。

「ウォーキング」がおすすめです。この高さのネットは珍しいと思いますし、地上25メートルの高さにある穴だらけのネットの上を歩くのは意外とスリリングです。

キャノピーメイズ(Canopy Mazes)

場所:Jewel 5階(Canopy Park内)

営業時間:10時~22時

料金:大人12シンガポールドル、子供8シンガポールドル

wikipediaより

キャノピーメイズ!迷路です。

1.8メートルの高さの生垣で作られた、こちらも植物園仕様。

ゴールまで辿り着くと迷路全体が見渡せるサプライズビューが。世界各国で600もの迷路を作りだしてきたアドリアンフィッシャーと言う迷路デザイナー(そんな人がいるんですねw)渾身の一作だとか。

実際は迷路というほど難しいことはないので、気軽にチャレンジして大丈夫です。逆にしっかり迷路やりたいという方には物足りないかもしれません。

ミラーメイズ(Mirror Mazes)

場所:Jewel 5階(Canopy Park内)

営業時間:10時~22時

料金:大人15シンガポールドル、子供10シンガポールドル

JEWELにはもうひとつ迷路があります。それがミラーメイズ(迷路)です。

こちらの方が上でご紹介したキャノピーメイズ(迷路)よりも難しいですね。鏡で仕切られているので、通路か壁か、判断できません。スポンジの棒のようなものを渡されるので、それで探りながら前・横へと進んでいきます。

なんだか、JEWELのコンセプトとまったく関係ない感じがしますけど(笑)。

でも子供たちは大はしゃぎ。鏡の不思議な感じが、こどもの心をつかむんですかね。キラキラした近未来的な感じが子供うけするのは分かる気がします。

お子さんが退屈しているようなら、利用してみてもいいかもしれません。

キャノピーブリッジ(Canopy Bridge)

場所:Jewel 5階(Canopy Park内)

営業時間:10時~22時

料金:8シンガポールドル

Canopy Bridge

キャノピーブリッジ。23メートルの高さのところに設置された、長さ50メートルにわたる透明パネルの橋。

橋の中盤は足元が強化ガラスで出来ているので下が見えます。怖いといえば怖いです。

JEWELのスカイブリッジ

ウォーターフォール(滝)に一番接近できる橋ではありますが、長さ50メートルはいかにも短すぎです。旅の思い出に歩いてみるのも悪くはないですが、お金をはらってまで歩かなくてもいいかなという感じです。

ジュエルのアトラクション・チケットの買い方

私たちシンガポール在住者は、シンガポールの観光スポットのチケットはネットで買います。メアド登録&カード決済、5分もあれば窓口よりも安くチケットがゲットできるので、わざわざ窓口へ行って高い正規料金を払うなんて、お金を捨てているようなものですね(笑)。

最安チケットを検索しましょう

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あっ!?あっちの方が安かった…みたいにならないように一応サクッと値段を比べてから買ってくださいね。

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ジュエルの割引チケットまとめ

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レストラン&ショッピングゾーン

地下2階から地上5階まで300以上のレストラン、ブランドショップ、スーパー、お土産屋さんなどが出店しています。

日本からもユニクロや無印良品などが出店し、ポケモンセンターも出来ています。ポケモンセンターでは早くもレアキャラが発生するという噂が出て、いまだ熱心なシンガポーリアンが張り込んでいます。

(ポケモンGoはさすがに下火ですが、ピカチュウをはじめとしたポケモンキャラクターはシンガポールでは結構人気があります。)

帰国前に少し時間を作ってJewelに立ち寄れば、どんなお土産でも調達できますし、最後のシンガポール料理を楽しむこともできます。

お土産におすすめのお店

何百もお店があるので、さすがに一つ一つご紹介できませんが、1店だけ是非押さえておいていただきたいお店があります。

Fair Price

シンガポールの圧倒的No.1スーパーです。お土産は地元のスーパーで買う方が安いことはみんな知っていますが、旅行中わざわざスーパーにでかけるのは結構難しかったりしますよね。

地元のスーパーが空港にできちゃいました。

場所:Jewel 地下2階

シンガポールチャンギ空港Jewelのスーパーフェアプライス

空港の管理区域の外なので免税ではありません(7%の消費税(GST)がかかります)。それでも、チョコレートなどのお土産は圧倒的にここで買った方が安いです!

ちょっと価格帯を調べてみて驚いたのですが、このFair Price、空港内にあるのに、市内のFair Price と値段設定が同じです。

お土産のチョコレート

自分が日本に帰国する時に、いつもお土産として買って帰るTOBLERONEのチョコレート(袋入り)も、3袋で9.95シンガポールドル。市内とほぼ同じでした。

出国手続きをして、管理区域内のお店で買えば、おそらく3袋で50ドルくらいだと思います。管理区域内は免税になりますが、こういった日常品は全然高いです。

お土産のチョコレートの値段

帰国時は、ちょっと早めにチャンギ空港について、Jewelの中のスーパーFair Priceに立ち寄って、お土産を調達するというのも、全然ありだと思います。

おすすめのレストラン

レストランもたくさんあります。

ウォーターフォール(滝)を取り囲むようにレストランが配されているので、幻想的な滝を眺めながら、最後のシンガポール料理を楽しむことができます。

どこがいいかは気分次第ですよね。地上階(2階、3階、4階)には比較的ランクの高いお店が揃っています。

FIVE SPICE

ここでご紹介しておきたいのは、フードコート。シンガポールのホーカーですね。

空港では、キッチリ食事というよりも、ちょっとつまみたいとか、ちょっと食べながら時間を潰したいというひとの方が多いのではないでしょうか。そんな時に便利です。

場所:Jewel 地下2階

※ 場内の案内表示はFood Hall(フードホール)となっています。少し注意が必要です。

このフードコート、エリア内外にたくさん屋台サイズのお店があるので、最後のシンガポールフード、思う存分楽しむことができます。

Song Fa Bak Kut Teh

あとはソンファ・バクテー。日本からくる友人が必ず立ち寄って帰るレストランです。

ミシュランビブグルマンを獲得している、シンガポール・バクテーの名店。本店はクラークキーにあってちょっと不便ですが、ここなら帰国前にさっと立ち寄れます。

ソンファのバクテーは、胡椒とニンニクの効いた、日本人好みのオーソドックスなバクテーです。

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その他の便利な施設

その他にも便利な施設がたくさんありますので、その一部、知っていると役に立ちそうな施設をご紹介します。

格安で荷物を預けることができます

Jewel 荷物預かり所

チャンギ空港内で最近よく見かける「BAGGAGE STRAGE」

10Kgまでの荷物を24時間預かってくれて、たったの10シンガポールドル。

例えば、空港到着後一旦荷物を預けてJewelを散策に行くとか、トランジットでチャンギ空港を利用する時に荷物を預けて市内へ出掛けるとか、そんな時に便利ですね。

チェックインカウンターがあります

Jewel 無人チェックイン機

最近、シンガポールチャンギ空港が推している、ファーストチェックイン機が並んでいます。

これから出国する方はJewelでチェックインができちゃいます。預ける荷物があるなら、手荷物の預け入れもここで完了しちゃいます。

カウンターへ行って、並んで、係員とやり取りする必要なしです。是非やってみてください。驚くほど楽です。

チャンギラウンジ(Changi Lounge)

【営業時間】午前9時〜午後9時

【場所】管理区域外。ジュエルのショッピングモール1階のエレベーターホールE付近。アーリーチェックインカウンターや荷物を預かってくれるBAGGAGE STORAGEのむかい側にあります。

アンティーク系の調度品が使われているブリティッシュ調のラウンジです。

シャワーもあります。

軽食をとってひと休みできます。

プライオリティパスを持っていれば6時間まで無料です。

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⭐このラウンジはプライオリティパスが無くても割引料金で利用できるようになりました!イエイッ✌

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シャワーを浴びて仮眠をとれる「ホテル」もあります

これも目玉ですね。

チャンギ空港の管理区域外に待望のトランジットホテルができました。

その名も、YOTELAIR Changi Airport(ヨーテル・チャンギ・エアポート)!

シンガポールJewel内のホテル

チャンギ空港の管理区域内にはアンバサダーというトランジットホテルがありますが、管理区域の外には、立派過ぎるホテル「クラウンプラザ チャンギエアポート」くらいしか選択肢が無かったですからね。このクラウンプラザ チャンギエアポートは、世界No.1のトランジットホテルに選ばれるホテルですから、ちょっと立派過ぎて使いづらかったんです。

今回空港の管理区域外にトランジットホテルができたことで、航空券の選択肢がだいぶ広がりました。

例えば、比較的価格の安い早朝発の飛行機を予約して、前の日の夜にチャンギ空港入りして、Jewelをしっかり楽しんで、シャワーを浴びて、仮眠をとってから、日本へ出発する、なんてことができるようになりました。

上述のアーリーチェックイン機で、預け荷物を預けてしまえば、手ぶらでゆっくりですしね。空港直結なので、チェックイン後の移動も楽々です。かなり選択肢が広がったと思います。

部屋は2人用で10㎡、ファミリー用で19㎡です。ちゃんとしていると言ってもトランジットホテルですから基本的には寝るだけ仕様ですね。

singapore jewel yotelair family room

とはいえ、シャワーは各部屋についているので、やっぱり意外とちゃんとしてます。

Jewel yotelair single room

このホテルのもうひとつの売りは、シンガポールらしいハイテク設備。ルームサービスを頼んだら、このロボット君が運んできてくれます。

チェックイン・チェックアウトもカウンター前のタブレットで自分でできます。

とはいえ、ちょっと複雑でした。質問が多すぎて面倒になっているのか、ホテルスタッフがきて、どんどん指示してくれました。

たぶん、その奥のカウンターで対面でチェックインしてもらった方が早いです(笑)

実は上の写真、早朝6時のものです。結構使っている人いますね、やっぱり。

海外では珍しい簡易ホテルなためか、物価の高いシンガポールでは比較的安くステイできるためか、注目度高めのホテルです。少し予約が取りにくかったですから。

ヨーテルエア シンガポール チャンギエアポート

8.2  ¥11,577~

場所:シンガポールチャンギ空港

チャンギ空港直結/複合施設Jewel内/早朝・深夜便に便利/フィットネスジム

料金と空室状況を検索【Agoda】

ヨーテルエアシンガポールチャンギエアポートの宿泊レポートこちら。泊まってみました。

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Jewelの滝は、初めて見るとそのすごさに驚かされ、そのキレイさに心を奪われ、時間を忘れて見続けてしまいます。特に夜は、ライトアップによって色が変わり続け、定期的にショーがあるので、気づくと1時間見続けていた、なんてこともあると思います。

ゆっくり歩いて回り、ショッピングや食事を楽しんで、となれば2~3時間は簡単に過ぎると思います。空港施設というよりも一つの観光スポットと位置づけで、旅行プランに組み込んでいただきたいと思います。

これからどんどん注目されていくこと間違いなしのスポットなので、いち早く訪れていただきたいと思います。

ほんと凄いですから。

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