
ベトナム・ホーチミンの中心部、活気あふれるドンコイ通りに静かに佇む白亜の洋館「ホテル・コンチネンタル・サイゴン(Hotel Continental Saigon)」。
1880年創業、ベトナム最古のホテルとして知られるこの場所は、フランス統治時代の面影を色濃く残すコロニアル建築の傑作です。オペラハウスの隣という絶好のロケーションに加え、かつてカトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画『インドシナ』の舞台となったことでも有名な老舗ホテルですが、「実際の居心地はどうなの?」「設備は古くない?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ホテル・コンチネンタル・サイゴンに実際に宿泊した体験をもとに、客室の雰囲気や設備、美しい中庭(パティオ)で楽しむ優雅な朝食の様子など詳しくレビューしていきたいと思います。

立地|オペラハウス前という歴史的な場所に佇むホテル

ホテル・コンチネンタル・サイゴンは、ホーチミン1区の「オペラハウス」すぐそばというホーチミン観光に抜群の立地にあります。
目の前にはドンコイ通りというホーチミン観光・ショッピングのメインストリートが広がり、ホテルの後方には巨大ショッピングモール「ビンコムセンター」、すぐ前から人気の「市内観光ツアーバス」の発着所があります。日本人街のレタントン通りへも徒歩5,6分圏内、ベンタイン市場へも10分くらいで歩けます。
まさにホーチミン1区のど真ん中。ホーチミンの観光スポット、ショッピングモールや市場、それにナイトスポットまで徒歩圏の超便利なロケーションが魅力です。
外観|140年以上の歴史を刻む「ベトナム最古」の名門ホテル

外観は白を基調とした コロニアル様式の建物は、1区の観光エリアでもひと際目立つ存在。歴史を感じさせる佇まいは、ホーチミンという街の長い歴史をそのまま体現しています。
東南アジアには、このような植民地時代に建てられた伝統的な建築物を現代風にアレンジして営業しているホテルが結構ありますが、そういうホテルは一般的に超高級ホテルとされ、宿泊料金はバカ高いのが一般的ですが、ホテル・コンチネンタル・サイゴンはそうでもないところが魅力です。

⭐8.5 ¥16,822
ロビー・エントランス|ゆったりとした空間が心を整える

ホテルに足を踏み入れると、天井の高いロビーが広がり、豪華でゆったりとした空間が広がっています。
エントランスロビーの端にひっそりと設けられたチェックインカウンターも古き良きフランス統治時代の名残でしょうか。主張しすぎないホテルサービスが好印象です。
ホテルスタッフの対応も落ち着いており、英語でのコミュニケーションはもちろん問題なし。ビジネス利用の出張者はもちろん、旅行観光の拠点としても向いている雰囲気でした。
今回宿泊するのは2階。豪華な吹き抜けの階段を上って客室フロアに向かいます。

客室|歴史の余韻を感じるクラシックな空間
ドアを開けて部屋に入るとすぐにその広さに圧倒されました。広いエントランス、その奥に見えるベッドルーム、その向こうに見えるベランダの窓…広い。

ベッドルームへ進むともう一つ驚かされるのが、天井の高さ。ゆったりとした空間はやはり正義。無条件に贅沢な気分になります。

クッションの効いた大きなベッドは寝心地抜群。快適です。
ただし、ベッドメイクはベトナムクオリティ。世界の有名5つ星ホテルなら、このシーツのしわは許されないかも。まあ、一度寝てしまえば同じですが…(笑)

ベッドルームの奥には、バルコニーへと続くラウンジスペース。ここだけで1部屋分くらいありそうな広いスペースです。
重厚なウッド調の家具や建具が創り出す、オールドクラッシクな雰囲気が心を落ち着かせてくれます。

サービスのフルーツや紅茶を飲みながらひと息。名門ホテルならではの贅沢感です。

デスクはこんな感じ。部屋全体の雰囲気に合わせたクラシカルな作りです。新しいホテルのそれとは違いますが、十分広いので、部屋に仕事をする可能性のあるビジネス出張用のホテルとしても、使えると思います。

バルコニーからは、オペラハウスとその前を通るドンコイ通り。ピーク時には交通量も多く、活気あるホーチミンの街並みを感じることができます。

バスルーム・設備|必要十分ながら古き良き空気感

バスルームや水回り設備は、さすがに古さを感じます。必要最低限、不快感なく使えるレベルですかね。
掃除もちゃんとやっているとは思いますが、高温多湿のベトナムでこれだけ歴史のあるホテルだと、このくらいげ限界かな…という感じ。不満はありませんが、ピカピカの最新ホテルと同じというわけにはいかないかな…まあ許容範囲です。水圧やお湯の出は安定しいるので、それも含めて許容範囲かと思います。
アメニティも必要最低限はそろっています。コンビニが近いわけではない(レタントン方面に3,4分歩いたところにあるサークルKが一番近い?)ので、このあたりがちゃんとしているのはありがたいです。

設備|ジム・プール・サウナ
ジムもありますが狭いですね。ホテルでは必ず筋トレします…みたいな人には向かないかもしれません。

また、プールはありません。特に暑い時期はプールがあった方がいいという方もいるかも。
あとはサウナ。サウナもあるんですが、私たち日本人はたぶんいまいち…と思うだろうクオリティでした。これもないものと考えた方がいいと思います。
朝食ビュッフェ|一日の始まりを静かに整える朝食
ホテル・コンチネンタル・サイゴンは、朝食ビュッフェの評判が高いのも特徴です。
会場はホテルの中庭。オープンエアのヨーロピアンスタイルが本当に素敵です。

朝ごはんを食べて、コーヒーを飲んで…ゆっくりとした時間が流れています。

メニューは洋食を中心にベトナムの軽食も取り入れたバランスの良いラインナップ。

たまご料理とバインミーのライブキッチンが特徴的です。

びっくりするほど豪華なメニューがあるわけではないですが、会場の雰囲気を含めて、気持ちのいい朝食時間を過ごせることは間違いないと思います。

観光前や仕事前に静かにリズムを整えたい人向けですね。
ベトナムのフォーレストランは早朝からの営業が基本。ホテルの近くには、ミシュランビブグルマン獲得の老舗フォーレストランがあります。観光なら、ホテルの朝食をスキップして、こちらを食べに行くというのもアリかも。

周辺環境|徒歩圏内で観光・散策が完結
観光スポットが集中するホーチミン1区のど真ん中にあるホテルなので、ホーチミン観光には超便利!これ以上なロケーションのホテルであると言えるのではないでしょうか。
ホテル周辺のホーチミンの人気観光スポットとそこまでの距離の目安は以下の通りです。
ビンコムセンター(ショッピングモール)まで徒歩2分
ホーチミン最大級のショッピングモール、ビンコムセンターはホテルの真裏。物価の安いベトナムで買いすぎちゃっても部屋が近いのでへっちゃら。荷物を置いて、また買い物へ。ショッピングにも適したホテルです。

ホーチミン歌劇場・オペラハウスまで徒歩30秒
人気のAOショーを観ることができるオペラハウスはまさに目の前。移動が楽なのはもちろん、部屋でドレスアップして出掛けてみようかな…なんていうアイデアも浮かんできそうです。


ホーチミン市内観光バス(ナイトツアーバス)乗り場まで徒歩1分

人気のナイトツアーバスの乗り場も目の前。ほとんど移動することなく、オペラハウス、ナイトツアーバスの両方を楽しめます。

ホーチミン人民委員会庁舎(旧市庁舎)まで徒歩3分
ホーチミンのフレンチコロニアル建築の代表格であるホーチミン人民委員会庁舎。ホーチミン観光の定番スポットです。夜のライトアップが特に人気です。

ベンタイン市場まで徒歩10分
ローカルな雰囲気を味わいたいならベンタイン市場。ショッピングモールでは買えない地場のお土産が見つかります。場内の屋台でベトナムフードも安く食べられますよ。

カフェアパートメントまで徒歩5分

おしゃれなカフェが集まる不思議なアパートメント「カフェアパートメント」へも徒歩5分。話題沸騰中の映えスポットにも散歩気分で立ち寄れます。

サイゴンスカイデッキまで徒歩10分

ホーチミン市街が一望できる展望デッキ「サイゴンスカイデッキ」も徒歩圏。徒歩10分と少し歩きますが、道中には、前述のカフェアパートメントを始め、ローカルなカフェやレストランが多数。食事がてら、気軽に出かけることができます。

カフェアパートメントがあるホーチミンスクエアは両サイドにたくさんレストランがあるので、グルメ派にもおすすめです。

夜遊び、観光、ランチ、ディナー、コーヒー、散策、どこへでも徒歩で気軽にアクセスできるロケーションは、旅の選択肢を格段に増やしてくれます。
滞在して感じたメリット・注意点まとめ

さすがはホーチミンの名門「ホテル・コンチネンタル・サイゴン」。かなり快適に過ごすことができましたし、旅行者にも出張者にもおすすめできるホテルだと思います。
良かった点
- 歴史のある名門ホテル。サービスに不安がない。
- 伝統的なコロニアル建築の建物。ホテル自体が観光スポットのよう。
- 人気観光スポットが徒歩圏内。観光に超便利なロケーション。
- ショッピングモールが近く、ショッピング中心の観光でも便利。
- 朝食がおすすめ。リラックスできる雰囲気が秀逸。メニューもGood!
- 客室は広く快適。スペースに余裕があって寛げる。
- コスパも良い。東南アジアの同クラスのホテルと比較すると圧倒的に安い。
注意したい点
- 歴史ある老舗ホテルなので、最新設備を優先する人には物足りない可能性あり。
- 4階建ての低層ホテルなので、高層階からのパノラマビューのような景色は期待できない。
歴史ある建造物の、伝統的な建築様式を残しつつ、現代風にリノベーションした、いわゆるモダンクラシックと言われるジャンルのホテル。古新しい…あの感じです。
フランス植民地時代に高級ホテルとして街の中心に建てられた高級ホテルなので、基本設計がとにかく贅沢。空間を広く使ったゆったり設計になっています。
古き良きフランス統治時代のベトナムホーチミンの歴史を感じながら、スローな時間を楽しむことができる大人向けのラグジュアリーホテルです。
まとめ|街と時間が一体になる滞在を
ホテル・コンチネンタル・サイゴンは、ベトナム・ホーチミンの中心で、ただ泊まる以上の体験を求める人にぴったりです。ホテルで過ごした時間が旅の“余韻”として残る不思議な体験ができると思います。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 清潔感 | ★★★☆☆ |
| 部屋の広さ | ★★★★★ |
| ロケーション | ★★★★★ |
| 設備(ジム・ランドリー) | ★☆☆☆☆ |
| 朝食 | ★★★★★ |
| コスパ | ★★★★☆ |
観光目的でもビジネス出張目的でもOK。ホーチミンステイを楽しみたい方におすすめのホテルです。

⭐8.5 ¥16,822
アジアのホテルは基本的にAgoda(アゴダ)一択!Expedia(エクスペディア)やKlook(クルック)も一応チェックする。
アジア旅行のホテル探しは、これでOKです。
海外のホテル予約はだいたいAgoda(アゴダ)を使っています。客室のグレードやサービス、手数料なんかを比較すると、結局Agoda(アゴダ)が最安値なので。

海外旅行サイトのKlook(クルック)もホテル予約を開始!キャンペーン中だったり、常時使える割引クーポンがあったりで、意外と最安値になりやすいのが現状です。一応チェックかな…と思います。

海外のホテルの予約といっても、やり方は国内のホテルと何も変わらないので、ご自身で予約することを検討してみてください。選択肢が広がって、旅行先での自由度がアップするので、旅の満足度がめちゃくちゃアップしますよ。
【参考記事】




