シンガポールがまたやった!セントーサ島のセンソリースケープがめちゃ綺麗!行き方・楽しみ方を解説

シンガポールがまた世界を驚かせています。セントーサ島のど真ん中を貫く全長約350メートルのプロジェクションライトニングパース、セントーサ・センソリースケープ(Sentosa Sensoryscape)が遂に完成!

セントーサ・センソリースケープは、最新技術を駆使し、五感に働きかけるインタラクティブな6つの没入体験型アトラクションが配したセントーサ島を南北に縦断する遊歩道。そのクオリティの高さから人気スポットであるプロジェクションマッピングの本家チームラボを凌駕するともいわれています。

無料とは思えないほどハイクオリティのライティングアトラクションの数々に大満足間違いなし!シンガポールへ行ったら是非訪れておきたい新名所がセントーサ島にまた一つ現れました。

もくじ

センソリースケープの場所・行き方

ユニバーサルスタジオシンガポール、SEAアクアリウム、コーブウォーターパークがあるリゾートワールドセントーサから、ウィングスオブタイムやスカイラインリュージュがあるシロソビーチまで、遊歩道が整備されています。

セントーサ・センソリースケープ(Sentosa Sensoryscape)を限定的に考えるなら、その場所はインビアステーションからビーチステーションの間、モノレールに沿って設置されている遊歩道周辺になります。

モノレールで直接行く場合は、インビアステーションか、ビーチステーションで降りれば、目の前にセンソリースケープのスタート地点があります。

センソリースケープの営業時間・ライトアップの時間

セントーサ・センソリースケープは、公共施設なので24時間いつでも訪れることができます。

夜になると、ライトアップされ、プロジェクションマッピングが始動。スマホアプリを使ったAR(拡張現実)体験や、インタラクティブな光のショーやプロジェクションマッピングを楽しむことができる「ImagiNite」が始まります。

ライトアップの時間(「ImagiNite」の時間)は19時30分~21時15分です。天候不良等の特別な場合を除き年中無休で実施されます。

センソリースケープの料金

無料です。

没入型デジタルアートのクオリティはとても高く、チームラボだったら3~4,000円は取られてもおかしくないレベルです。これが無料!またシンガポールが世界を驚かせています。

セントーサ・センソリースケープ(Sentosa Sensoryscape)の見どころ

セントーサ・センソリースケープ(Sentosa Sensoryscape)は、USSのあるセントーサ島の北側から、シロソビーチのあるセントーサ島の南側まで、新しくできた350メートル続く遊歩道。

まず、グランドレベルの遊歩道があって、その上に、

アッパーレベルの遊歩道。2階建ての遊歩道になっています。

この遊歩道の最初と最後に1つずつ、遊歩道の横に4つ、合計で6つのライトアップアトラクションが配置されています。遊歩道の上下、様々な角度でアトラクション(展示)を楽しむことができる設計になっています。

遊歩道自体も見どころのひとつ。夜になるとライトアップされて、その姿は一変します。

遊歩道の横の幾何学デザインのモニュメントがライトアップされ、カラフルなセントーサモノレールがすぐ横を通りすぎてく。シンガポールらしい近未来感たっぷりの不思議空間が浮かび上ってきます。

特筆すべきは床面投影のプロジェクションマッピング。

セントーサに生息する生き物たちのバーチャルな餌場というイメージだそうです。これ、人に動きに反応して形を変えるタイプのプロジェクションマッピングなんです。人が踏んだところに花が咲いたり、水紋が広がったりする、日本のチームラボでもめっちゃ人気のあるやつですね。

この床面投影が種類を変えて2、30メートルおきに設置されているので、歩いているだけで、本当に飽きません。普通なら、これだけで、余裕でお金が取れるアトラクションになるレベルだと思います。

ルックアウトループ(LOOKOUT LOOP)

「ルックアウトループ」は、環状の橋から周囲の景色を一望できる展望スポットです。USSのある北側のリゾートワールドセントーサやシロソビーチのある南側の穏やかな海の景色を楽しむことができます。

夜になると、夜にはミストとレーザー光線で宇宙を想起させる演出が行われます。

タクティル・トレリス(TACTILE TRELLIS)

植物に直接触れることができる、五感のうち触覚をテーマにしたエリアです。

この花びらのような空間では、ベルベットのような中国ヨモギ、羽毛のようなアスパラガス植物、独特のとげのあるジュニペルス種など、多様な質感の植物に触れることができます。

ここも夜がおすすめ。デジタルアートの世界に一変します。

夜になると、壁面に光のプロジェクションが投影され、熱帯雨林の中心で光と火がどのように想像力を刺激したかを創造的に描き出します。

センテッド・スフィア(SCENTED SPHERE)

芳香を放つ植物が植えられた嗅覚をテーマにしたエリア。セントーサの多様で癒しのある植物の香りを楽しむことができます。

夜になると、インタラクティブなライトアートや拡張現実(AR)を用いた映像体験が可能な、デジタルアートスポットに変貌。幻想的な花々が咲き乱れる中、蝶と共に踊るような感覚を味わえます。

シンフォニー・ストリームス(SYMPHONY STREAMS)

水の流れる音やプロジェクションマッピングが施されたエリア。五感のうち聴覚をテーマにしています。

日中は、拡張現実(AR)技術により、海の生き物が水辺を優雅に泳ぐ様子が楽しめます。

夜になると、インタラクティブなライトプロジェクションが空間を幻想的な水中世界へと変貌させ、バーチャルな海洋生物が音楽に合わせて自由に泳ぎ回ります。

パレート・プレイグラウンド(PALATE PLAYGROUND)

「パレート・プレイグラウンド」は、食用植物、芳香のハーブ、エキゾチックなスパイスが植えられ、セントーサの地元の風味を深く味わえる味覚をテーマにしたエリアです。庭園を探索し、料理のインスピレーションを得たり、島のテンブスの木を再利用して作られた丸太の座席で休息を楽しめます。夜になると、セントーサに生息するバーチャルな生き物たちの餌場となり、インタラクティブな床面投影で独自の山脈やサンゴ礁の動植物のプロジェクションマッピングを楽しむことができます。

グロー・ガーデン(GLOW GARDEN)

グローガーデンは背の高い花の茎を模したライトが立ち並ぶユニークなエリアです。

このエリアも夜になると一変します。高く伸びた茎がリズミカルな色彩で点灯し、幻想的な雰囲気を醸し出します。

セントーサ・センソリースケープの予定を決めるための周辺情報

セントーサ・センソリースケープをどのように旅行に組み込んだらいいか、それを考えるために必要そうな情報を少しまとめておきましょう。

そのあとで、セントーサ・センソリースケープを組み込んだ、ベストなセントーサ島観光プランをご提案させていただきたいと思います。

ユニバーサルスタジオシンガポール(USS)の営業時間

基本営業時間は10時~19時(日曜は20時まで)ということが多いですね。

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USS周辺からセントーサ・センソリースケープまで

USSからセントーサ・センソリースケープの始点、インビアステーション辺りまでの道も、こんなかんじで結構きれいです。

USS→セントーサ・センソリースケープ→シロソビーチ(ウィングスオブタイム)(またはその逆ルート)というように、USSをスタートにしても結構楽しめます。

シロソビーチのサンセット

シロソビーチは西向きなので、サンセットが正面に見えてとてもきれいです。シンガポールの日没時刻は通年19時ごろなので、その頃にビーチに居られるスケジュールを組むととサンセットも楽しめます。

ウィングスオブタイム

シロソビーチの特設会場で行われるミュージカル花火ショーです。

セントーサ・センソリースケープは「ウィングスオブタイム」との相性がいいですね。というよりも、セントーサ・センソリースケープのHPなんかを見ていただければ感じると思いますが、シンガポールの観光局は「ウィングスオブタイム」とセットで行くことを想定していると思われます。

「ウィングスオブタイム」の公演は1日2回。①19時40分~20時00分、②20時40分~21時00分です。

ウィングスオブタイムの詳しい情報はこちら。

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セントーサ・センソリースケープを組み込んだベストなセントーサ島観光プラン

セントーサ・センソリースケープ(Sentosa Sensoryscape)へ行くならやっぱり夜がおすすめです。

ライトアップ時間は19時30分~21時15分なので、その間に1時間くらい滞在できれば結構楽しめるんじゃないかと思います。

シロソビーチで行われる花火を使ったミュージカルショー「ウィングスオブタイム」の公演は1日2回。①19時40分~20時00分、②20時40分~21時00分。

シロソビーチのサンセットが19時~19時30分頃。

このあたりの情報を総合すると、

19時:モノレールでビーチステーション着。シロソビーチでサンセットを堪能
19時40分~20時:「ウィングスオブタイム」鑑賞
20時~21時ごろ:セントーサ・センソリースケープを通ってUSS方面へ歩いて帰る。

※ USSへ行く場合も、まずは、モノレールでビーチステーションまで行って、帰りにセントーサ・センソリースケープを楽しむというスタイルがいいと思います。シロソビーチのサンセットを狙う場合は、少し早めにUSSを出るようにしましょう。18時30分くらいにUSSを出れば、余裕だと思います。

(帰りのセントーサ・センソリースケープの利用方法)

セントーサ・センソリースケープはモノレールと平行しているので、帰りは、途中のインビアステーションでモノレールに乗って帰ってもいいし、USS近くのリゾートワールドセントーサまで歩いて、そこからモノレールに乗って帰ってもいいと思います。

さらに時間のある方は、モノレールに乗らずに、セントーサ・ボードウォークを通って、歩いて帰ってもいいと思います。

端から端まで歩いても、総距離は2キロです。

セントーサ・ボードウォークはこんな感じです。夜は涼しいので、夜景を楽しみながらゆっくり帰るのも素敵だと思います。

シロソビーチからUSSを通過して、セントーサ・ボードウォークを通って歩いて帰るルートは、こちらの案内版の黄色い線のルートになります。

いずれにしても、シロソビーチ「ウィングスオブタイム」セントーサ・センソリースケープは、結構満足度が高く、しかもあまりお金がかからなくていい観光スケジュールなんじゃないかと思います。

「ウィングスオブタイム」はこのほど花火4倍増でリニューアルしています。

クライマックスは結構見ごたえがあります。

【シンガポール旅行情報】

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