【辛口レビュー】沖縄の「ポーたま」はまずい?高い?行列に時間をかけて並ぶ必要があるのか?

沖縄名物ポーたま

「沖縄旅行に行ったら絶対に食べるべき!」と、猫も杓子も絶賛するかりゆしソウルフードの「ポーたま(ポークたまごおにぎり)」。

SNSを見ればキラキラした投稿ばかりですが、あまのじゃくな私は思うわけです。 「所詮、スパムと玉子を挟んだおにぎりでしょ? なんでそんなに並ぶの?」 と。

コンビニなら安く買えるものに、わざわざ貴重な観光時間を削って行列に並び、コンビニとはくらべものにならないほど高い料金を払う価値は本当にあるのか? 「まずい」という噂は本当か?「高い」だけなのか?

そんな疑問を解消すべく、実際に那覇空港店と牧志市場店に足を運び、行列に並んで実食してきました。忖度なしの辛口レビューをお届けします。

もくじ

そもそも「ポーたま」とは?沖縄のソウルフード

沖縄那覇の名物ポーたまのおにぎり

沖縄のコンビニやスーパーには必ず並んでいる「ポークたまごおにぎり」。 スパム(ポークランチョンミート)の塩気と、ふんわり甘い玉子焼きを海苔とご飯で挟んだ、シンプルながら中毒性の高い家庭料理です。

中でも専門店「ポーたま」は、ここ数年人気急上昇中!ガイドブックに取り上げられることの多い有名店です。「ポーたま」は注文を受けてから一つひとつ手作りするのが最大の特徴。「できたて、片手のごちそう」というコンセプトの通り、ホカホカのご飯とパリッとした海苔の食感は、作り置きとは別格の美味しさです。

検証1:タイパに疑問?あの行列に並ぶ価値はあるのか?

沖縄に到着してすぐ、那覇空港の到着ロビーに出ると目に飛び込んでくるのがこの光景です。

沖縄那覇の名物ポーたま那覇空港店の行列
いつ見ても長蛇の列。これを見るだけで心が折れそうになります。

しかも、この長蛇の列にはさらなる罠があります。

ポーたまは、できたてを提供できるように、注文を受けてから作りはじめるのが原則。なので、行列に並んで、カウンターで注文した後も、またいい加減待たされます。右側に立っている人たちがその人たちです。

この写真は空いている方ですが、この程度の行列でも30分は待たされると思っていただいた方がいいですね。

沖縄旅行で沖縄に滞在できる時間は限られています。美味しい沖縄そばを食べたり、ステーキを食べたり、きれいなビーチや大きなプールで遊ぶ時間を削ってまで、ポーたまのために、30分とか1時間とか並ぶ価値があるかと言われれば、答えはキッパリ「No」です。

国際通りの牧志公設市場の近くのポーたまもこんな行列。

沖縄那覇の名物ポーたま牧志市場店の行列

ひと昔前は並んでる人なんかいなかったのに…結局は人が人を呼んでいるだけなんです。たかがスパムとたまごのおにぎりです。冷静になれたらいいですね。

沖縄那覇の名物ポーたま牧志市場店の数年前の様子

検証2:コスパに疑問?おにぎり1個にこの値段は「高い」のか?

次にポーたまの価格設定についてです。

まずはこちらのメニュー表をご覧ください。

スタンダードでも450円。スペシャル系は定食が食べられそうな750円という価格設定。

メニューを見て驚くのがその値段。 最もシンプルな「ポーたま」でさえ450円。油みそや高菜やおかかをトッピングするだけで550円まで跳ね上がります。「エビタル」や「ゴーヤの天ぷら」といったスペシャルメニューになると、1個750円もします。

しかも…現在絶賛高騰中!半年前くらいで「ポーたま」で390円。油みそなどのトッピングが480円。「エビタル」などのスペシャルメニューが650円〜700円。

沖縄那覇の名物ポーたまのメニュー
半年前のメニュー。ポーたまは390円。これでも高い。

これを「高い」と言わずして何と言うでしょうか。もともと許容範囲を2段階くらい越えていく値段でしたが、今回の値上げでさらにもう1段越えてきました(笑)。

繰り返しになりますが、ポーたまは、所詮スパム(沖縄ではこれをポークと呼びます)とたまごを挟んだおにぎりです。

スパムを切って焼いて、卵焼きを焼いて、ごはんにはさんで、海苔で巻く。作り方は以上です。自分でスパムの缶詰を買えば、1つの缶詰から10個以上のポーたまおにぎりが作れるでしょう。

つまり、ポーたまは完全に「観光地価格」。しかも、じわじわ値上げ中!皆さんどこまで耐えられますか?

種類2024年2026年前半2026年
中ごろ
ポーたま390円390円450円
油みそ440円480円550円
高菜440円480円550円
明太マヨ440円480円550円
鰹昆布440円480円550円
ねり梅440円480円550円
ゴーヤの天ぷら550円650円750円
島豆腐の厚揚げ油みそ650円700円750円
エビタル600円680円750円
沖縄那覇の名物ポーたま2024年のメニュー
2024年の牧志市場店のメニュー表

検証3:「まずい」という噂は本当か?実食レビュー

沖縄那覇の名物ポーたま

では、肝心の味はどうなのでしょうか。ネットの一部で見かける「まずい」という意見。 実際に購入した「ポーたま」がこちらです。

沖縄那覇の名物ポーたまを食べる
見た目のインパクトは抜群。確かに美味しそうではあるけれど…。

実食した結論から言います。 「まずいわけがない。でも、想像通りの味である」

スパムの塩気、玉子焼きの甘み、そしてご飯と海苔。この組み合わせで「まずく」作るほうが難しいです(笑)。そりゃあ普通に美味しいです。

そしてこのポーたま。専門店ならではの「出来たての温かさ」と「ご飯のふっくら感」は、コンビニのポークたまごのおにぎりとは別格。特に、揚げたてのエビフライが挟まった「エビタル」や、苦味がアクセントの「ゴーヤの天ぷら」などのスペシャルメニューは、一つの「料理」として完成されています。

しかし、「未知の感動的な美味しさ」を期待して食べると、肩透かしを食らいます。「うん、美味しいスパムおにぎりだね」という感想に落ち着くはずです。

家で作ろうと思えば作れてしまう味。そこに数倍の値段と時間をかける価値を見出せるか、その1点が問題なんです(笑)。

検証4:「エビタル」のポーたまは、まずいのか?実食レビュー

それじゃあ、スペシャルメニューはどうなの?

せっかくだから、エビフライがトッピングされた豪華なポーたまを食べてみよう♪という方もいらっしゃるでしょう。750円。お弁当がひとつ買えるくらいの値段です。ちょっと高いけど、これでお腹いっぱいになるならアリかも…そう思って食べてみました。

それがこちらです。あれ?なんか小さくなってないか?これで750円。しかもポークとたまごとエビフライが合わさってもなんの化学反応もなし。ただ450円のポーたまに300円の小さいエビフライが付いたものでした。

うーん。これはさすがに「リピなし」。断言しますねw

結論:ポーたまは「タイパ」と「コスパ」が問題?

沖縄那覇の名物ポーたまプレーン

辛口でレビューしてきましたが、結論をまとめます。

「ポーたま」は、タイパの悪さ(長い行列&待ち時間)とコスパの悪さ(値段が高い)、両方が揃っているのが問題なんですよね。なので「何も調べずに行列に並び、高いお金を払うなら、コスパの悪い観光客向けの食べ物」と言わざるを得ません。

逆に言えば、それさえ解消できれば、「一度は食べる価値のある沖縄のアイコンフード」でもあります。

解決策1 スパムを買って自分で作る

「沖縄で食べるのがいいんだよ~」とか「沖縄でポーたまの写真をSNSに上げた~い」という方以外は、これでいい気がする(笑)。

1つ買えば10個は作れます♪

解決策2 事前注文アプリ(Fastpick)で行列回避

コスパは捨てて、タイパを追求するというのも、一つアリかも。

事前注文アプリ「事前注文アプリ(Fastpick)」を使えば、行列は回避できます。Fastpickなら、予約が可能。指定した時間にお店に行けばサクッと受け取れます。行列を横目に商品を受け取り。「待つ時間」という最大のデメリットを解消できます。

以前は店舗よりも値段が高いという謎設定でしたが、今は店舗と同じ。と言っても高いものは高い💦

種類店舗Fastpick
ポーたま450円450円
油みそ550円550円
高菜550円550円
明太マヨ550円550円
鰹昆布550円550円
ねり梅550円550円
ゴーヤの天ぷら750円750円
島豆腐の厚揚げ油みそ750円750円
エビタル750円750円

ちょっと無理です

個人的には、コスパもタイパも悪いポーたまは、「捨て」でいいと思います。所詮おにぎりです。

お客さんの半分以上は外国人で、観光目的で何となく買っていだけに見えます。

日本の皆さまはポーたまはパスして、浮いた時間とお金をお土産や旅行の楽しみに回した方がいいと思いますね♪

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