【体験レビュー】チャンギ空港T2のHub & Spoke|プライオリティパスで食事とシャワー

チャンギ空港第2ターミナルのHub & Spoke(ハブ&スポーク)は、プライオリティパスで食事とシャワーをまとめて利用できる施設です。一般的な空港ラウンジではなく、カフェ、シャワー、レンタサイクルなどが集まった複合施設で、場所もターミナルの建物内ではありません。

チャンギ空港のプライオリティパスの無料施設は使い倒していますが、Hub & Spokeは群を抜いてアクセスが悪い(笑)。でも、特典はかなり充実しているんですよね。これがまた悩ましい^^;

第2ターミナル内にある案内表示に従って行けばいいだけなんですが、案内を見ながら進んでいくと、なんとターミナルビルの外へ。乗合バスの待機所であるCoach Bayを抜けて、屋外通路へと案内されます。「これであってるのか?」と思った頃に、ようやくカフェらしき建物が見えてきます。

大きな荷物がある時や出発前のように後の予定が決まっている時には要注意ですね。移動時間が結構かかります。ただし、プライオリティパスホルダーさんは行く価値ありです。シャワーも含めて、無料特典のクオリティが段違いです。満足度はかなり高いと思います。

Hub & Spokeの結論

おすすめ用途到着後または出発前の食事とシャワー
営業時間毎日7:30~22:00(食事・ドリンクのラストオーダー20:00)
場所第2ターミナル・到着階Level 1からCoach Bayを経由した制限区域外
利用時間最長3時間
特典内容食事、ドリンク、シャワー、タオル。パッケージによりレンタサイクルまたはビール・シェイク・デザート
私の評価遠いのが欠点。それでも食事とシャワーを一度に済ませられる特典は強い

Hub & Spoke以外のラウンジ、レストラン、マッサージ施設を確認したい方は、チャンギ空港プライオリティパス完全ガイドをご覧ください。チャンギ空港の各ターミナルで利用できる施設を特典とともにまとめました。

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もくじ

Hub & Spokeの場所|T2からの行き方を写真で解説

Hub & Spokeは、第2ターミナル到着階の制限区域外にあります。制限区域外、つまり到着時なら入国審査後のエリア、出発時なら出国審査前のエリアにあるので、シンガポール到着時にも出発前にも使える施設です。

ただし空港ターミナルビルの中にあるわけではありません。空港の敷地内ではありますが、徒歩で10分くらいはかかる場所にあります。初めて行く場合は、その微妙な遠さに驚く、というより合っているのか?と不安になる可能性があるので、道中の写真を撮ってきました。

不安な方は、こちらでさらっと予習してから出かけてください。

ターミナルビル内の案内表示を見つける

まずはビル内でHUB&SPOKEの案内表示(紫色のロゴマークが目印)を見つけましょう。この案内表示は空港のいたるところにあります。1階の到着ロビーからビルの外に出ることになるんですが、中2階にもあったと思います。

チャンギ空港T2到着階にあるHub & Spokeの案内表示
T2到着階から「HUB & SPOKE」の案内に従って進みます

第2ターミナルの到着時なら、入国審査→預け荷物の受取→税関を抜けて、制限エリアの外に出たら左方向に向かいます。HUB&SPOKEは、Coach Bayを抜けた先にあるので、Coachの案内表示を頼りにしてもOKです。

Hub & SpokeとCoach方面を示すT2到着階の案内
「Coach」の表示と同じ方向へ進みます

ターミナルビルから屋外へ出てCoach(小型バスの停留所)を目指す

「Coach」または「HUB&SPOKE」の案内に従って進むと、ターミナルビルの外に出てしまいます。ここで一回えっ?となります。外なん?と。でも合ってます。ビルの外をCoach Bayに向かってどんどん進んでください。

Car Park 2AとCoach BayにあるHub & Spokeの案内
Coach Bayへ出た後もHub & Spokeの表示があります

ターミナルビルの外に出たら横断歩道を渡り、パーキングの側道をどんどん進みます。ここにも、あちこちに「HUB & SPOKE」の案内表示があるので、少し自信が出てくると思います。

Coach Bay外側にあるHub & Spokeへの案内表示
建物の外周に沿って進みます

ここがCoach Bay。大型バンが何台も待機しています。ここにも柱や壁に「HUB & SPOKE」の案内表示があるので、それに従ってさらに進みます。

チャンギ空港T2のBay 9付近にあるHub & Spokeの表示
Coach Bayを通過してさらに進みます

Coach Bayを抜けると屋根付きの歩道が現れます。「HUB & SPOKE」の案内表示はあるものの建物は見えません。まだ先なん?とまた心配になると思いますが合ってます(笑)。

Hub & Spokeへ続くチャンギ空港T2外側の屋根付き通路
車道沿いの屋根付き通路を進みます

最後の分岐は「Showers・Toilets・Dining」へ

屋根付きの歩道を進んでいくと最後に分岐が…左がBicycle Rental、直進が「HUB & SPOKE」、そしてなんと右も「HUB & SPOKE」(Showers・Toilets・Dining)…。パニックです(笑)。

Hub & Spokeのレンタサイクルとシャワー・飲食施設の分岐案内
食事とシャワーは「Showers・Toilets・Dining」方向です

プライオリティパスを使う方は、ここは右の「Showers・Toilets・Dining」方向へ進んでください。すぐに緑に囲まれた建物とガラス張りのカフェが見えてきます。

緑に囲まれたHub & Spoke Caféの外観とテラス席
屋外通路の先にHub & Spoke Caféがあります

ここまでくれば安心…なんですが、今度は、プライオリティパスはどこで使えるのか?どこで提示すればいいのか?と悩むと思います。

プライオリティパスを提示するのはこのカフェの中です。

チャンギ空港Hub & Spoke Caféの入口
プライオリティパスの受付はHub & Spoke Caféで行います

店内のカウンターでプライオリティパスをチラッと見せれば、店員さんがすぐに反応してくれます。

Hub & Spoke Caféの一般向けデジタルメニューボード
プライオリティパスはカフェのカウンターで提示します

営業時間は7:30~22:00、食事の注文は20:00まで

Hub & Spokeの営業時間は毎日7時30分~22時です。ただし、プライオリティパス特典の食事とドリンクのラストオーダーは20時なので少し注意が必要です。

後述するレンタサイクルのプランはさらに早くて受付は17時30分まで。早朝はレンタルショップがオープンしていないことが多いとの情報もあるので、レンタサイクルプランを考えている方は注意しましょう。

プライオリティパスの特典は2種類

カフェのカウンター(レジ)でプライオリティパスと当日の搭乗券を提示すると、プライオリティパスの特典が書かれているメニューが提示され、パッケージAかパッケージBか、聞かれます。

Hub & SpokeのPriority PassとLoungeKey専用メニュー
パッケージAとBの内容、対象のメインとドリンクがまとまった専用メニュー

一瞬戸惑いますが、Aは2時間のレンタサイクルのついているプラン。Bはレンタサイクルなしのプランです。レンタサイクル?と一瞬興味を持ちそうですが、観光の方はそんなことをしている場合ではありません(在住者の方はなおさら)。時間がもったいないので、レンタサイクルなしのパッケージBを選びましょう。

(魔が差してAにしようかな…と伝えたら店員さんに止められました。マジ?って。それくらい人気がないんだと思いますw)

パッケージAとパッケージBの違いはこんな感じです。

パッケージAパッケージB
レンタサイクル2時間ビール1/2パイント、またはシェイク/デザート
シャワー2回シャワー1回
使い捨てタオル付使い捨てタオル付
食事はメイン1品+フライドポテト+ドリンク2杯食事はメイン1品+フライドポテト+ドリンク2杯

どちらも食事・ドリンクの内容は同じ。パッケージAは2時間のレンタサイクル付(前と後にシャワー(2回))、パッケージBは、ビールもしくはシェイク(orデザート)付(食事の前か後にシャワーを1回)、という感じですかね。

メインは10種類、ドリンクも2杯選べる

プライオリティパスで食べられるメイン料理は、レンダンチキン、チキンのナシレマ、魚とオタのナシレマ、ミー・ルブス・ジャワ、ラクサ、ミーシャム、ベーコン・アーリオオーリオ、ソーセージ入りシャクシュカ、ハウスサラダ、ビーフラザニアの10種類です。

ローカルドリンクは、コピ、コピO、コピC、テー、テーO、テーC、パンダンレモングラス、レモンティー、缶飲料、ミネラルウォーター。この中から2つ選べます。

Hub & SpokeのPriority Pass対象メイン料理の写真
専用メニューには対象料理の一部が写真付きで掲載されています

プライオリティパスの利用前に確認したい条件

  • 当日の搭乗券と有効な会員証が必要
  • 同じ施設で選べるパッケージは24時間以内に一つ
  • 同伴者も1人につきラウンジ利用1回分としてカウント
  • 子どもは利用不可
  • 最長利用時間は3時間
  • シャワーは先着順
  • ジムは対象外
  • 混雑時は施設の判断で断られることもある

また、クレジットカード付帯のプライオリティパスでは、Hub & Spokeのような空港ラウンジ以外の特典が対象外になっているケースがあるようなので、ご自身のカードの対象条件を確認してから向かいましょう。ここまで来てから使えないとなったらダメージが大きいと思います。

プライオリティパスがなくても利用できる

⭐Hub & Spokeのシャワー利用券や食事券は、KlookやKKdayでも購入することができます。

Klook・KKdayでは割引クーポンを発行しているので、通常より安く、利用券や食事券を購入することができます。詳しくはこちら。

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受付と注文の流れ

Hub & Spoke カフェのカウンターでプライオリティパス会員証と当日の搭乗券を提示し、パッケージ(AまたはB)を選びます。専用メニューからメイン料理、ローカルドリンク、パッケージBならビールまたはシェイク/デザートを注文します。

Hub & Spoke Caféのカウンターとシャワー用タオル
食事の注文とシャワーパスの受け取りはカフェのカウンターで行います

シャワーもこのカフェのカウンターで受付です。使い捨てのタオルとシャワー施設の入場券(QRコード)が渡されます。

Hub & Spoke Caféで受け取る使い捨てバスタオルとQRコード
カフェでタオルとシャワー入場用QRコードを受け取ります

ここで、シャワーを先に浴びるかどうか聞かれると思います。

「お風呂を先?それともお食事が先?」と新婚のお嫁さんばりの質問ですが、そんな意図ではなく、ただすぐに料理を作っていいかを気にしているだけなので、シャワーファーストとか、シャワーレイターとか、言って順番を伝えてあげましょう。

パッケージBでレンダンチキンとシェイクを注文

今回はパッケージBを選択。

注文したのは、メイン1番のレンダンチキン、フライドポテト、シェイク、アイスコピです。ドリンクはもう一杯頼めますが、シャワーの後にとっておきます。

メインだけでなく、ポテト、ボリュームのあるシェイク、ドリンク2杯まで付くので、軽食というより一食分をしっかり取れる構成です。

Hub & SpokeのPriority Pass特典で注文したレンダンチキンとシェイク
パッケージBで選んだレンダンチキン、ポテト、シェイク、アイスコピ

レンダンチキンはかなりうまい!

運ばれてきたレンダンチキンは、写真で想像していたよりしっかり大皿。大きな骨付きチキンに濃厚なスパイスソースがたっぷりかかり、ご飯、卵、野菜まで添えられています。空港ラウンジによくある小さなセットミールではなく、普通にカフェで食べる一皿です。

Hub & Spokeのレンダンチキン
骨付きチキン、ご飯、卵、野菜を盛り付けたレンダンチキン

サイドのフライドポテトは、小さなワイヤーバスケットで別に提供されました。これも作りたての熱々。もしかしたらビールが正解だったかも…。

Priority PassのパッケージBに含まれるフライドポテト
メインとは別に付くフライドポテト

ビールではなくシェイクをチョイス

今回はビールではなくシェイクを選びました。しかもオレオクッキー&ホイップ。

これは失敗。海外のデザートなのでめちゃ甘です。しかも、ドリンクで選んだアイスコピ(練乳コーヒー)と丸かぶり。甘いドリンク2発で完飲不可…撃沈しました。

Hub & SpokeのPriority Pass特典で選んだシェイク
パッケージBではビールの代わりにシェイクを選べます

今回は飲み物のチョイスを間違ってしまいましたが、料理+ポテト+シェイクのボリュームは満点。クオリティもかなり高いです。空腹で行ってしっかり食べたいお店ですね。

2杯目のローカルドリンクはミネラルウォーター

2杯目はシャワーの後でペットボトルのミネラルウォーターを注文。これは地味に正解。あとでコンビニに立ち寄って飲み物を買う手間が省けました。

Hub & Spokeの特典でシャワー後に受け取ったミネラルウォーター
2杯目のドリンクはシャワー後のミネラルウォーターにしました

シャワーの使い方|QRコードで入場、ロッカーも使える

食事が終わったら、Hub & Spoke Caféで受け取った、使い捨てのタオルとQRコードをもってカフェの外のシャワールームへ。

Hub & Spoke Caféで受け取る使い捨てバスタオルとQRコード
カフェでタオルとシャワー入場用QRコードを受け取ります

シャワーの入口はカフェの横。すぐに見つかると思います。入口の案内に1回S$5、2回S$7と表示されている通り、プライオリティパスがなくても有料で使えます。

Hub & Spokeの有料シャワー入口と料金表示
シャワーは一般利用も可能。現地表示は1回S$5、2回S$7です

入口には「シャワーパスはカフェで引き換えてください」と書かれた改札があります。KlookやKKdayのロゴもついてます。

Hub & Spokeシャワー入口のQRコード対応改札
シャワーパスは先にカフェで受け取ります

カフェで受け取ったQRコードは改札の読み取り口へかざして入場するセルフ方式。カフェで受付した後は、シャワー前で特にすることもないので楽々です。

Hub & Spokeシャワー改札でQRコードを読み取らせる様子
受け取ったQRコードを読み取らせて入場します

大小のロッカーと荷物整理用ベンチ

改札を抜けた先にはロッカールーム(更衣室)があります。大小のロッカーがあっていずれも追加料金はかかりません。

Hub & Spokeシャワー施設のロッカーとベンチ
大小のロッカーと荷物を整理できるベンチがあります

ロッカーはタッチパネル方式。日本語にも対応しているので安心です。

Hub & Spokeシャワー施設のタッチパネル式ロッカー
タッチパネルで使用するロッカーを選びます

6桁の暗証番号+施錠時に選択した恐竜の絵が解除キー。英語だと迷いそうな、ひと捻りある設定ですが、日本語表記なので簡単です。

日本語表示に対応したHub & Spokeのロッカー操作画面
6桁の暗証番号と恐竜の確認項目を設定します

大型ロッカーの大きさはこれくらい。小型のスーツケースなら余裕で入ります。

ハンガーと棚を備えたHub & Spokeの大型ロッカー内部
大型ロッカーにはハンガーと棚が備わっています

個別ブースにレインシャワーとアメニティ

シャワーは共用スペースの中に個別ブースが並ぶ造りです。ラウンジによくあるトイレ・洗面台一体型の完全個室ではありませんが、シャワー部分は一人ずつ区切られてプライバシーは確保されています。

Hub & Spokeに並ぶ個別シャワーブース
共用スペースの中に個別のシャワーブースが並びます

シャワーは備え付けのレインシャワータイプ。湯量・水圧ともに申し分なく快適です。

Hub & Spokeのレインシャワーとバスアメニティ
個別ブースにはレインシャワーとバスアメニティがあります

ロッカールームにはドライヤーのある洗面台があるので、きっちり身支度を整えてから出発できます。普通のことのようですが空港ラウンジの窮屈なシャワーとは明らかに違う快適さを感じます。

スッキリして気分よく飛行機に乗れそうです。

Hub & Spokeシャワー施設の鏡・洗面台・ドライヤー
シャワー後に使える洗面台とドライヤー

⭐Hub & Spokeのシャワー利用券は、KlookやKKdayで購入することができます。

Klook・KKdayでは割引クーポンを発行しているので、通常より安く購入することができます。詳しくはこちら。

≫ Klookの割引クーポン情報まとめ

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レンタサイクル付きのパッケージAはおすすめしません

パッケージAでは、自転車を2時間借り、サイクリングの前後に2回シャワーを使えます。自転車はカフェとは別方向にあるGoCyclingで受け取ります。

Hub & SpokeにあるGoCyclingのレンタサイクル受付
レンタサイクルはGoCyclingで受け取ります

GoCyclingの周囲には、一般的な自転車だけでなく、前かご付きや複数人で乗れるタイプなど多くの車両が並んでいます。

Hub & SpokeのGoCycling周辺に並ぶレンタサイクル
GoCyclingの周囲にはさまざまなレンタサイクルが並んでいます

空港からJurassic Mile、East Coast Park、Marina Bay方面へつながるサイクリングルートがあるようです。かなり遠くまで行くんですね…💦

チャンギ空港からのサイクリングルート案内図
Jurassic MileやEast Coast方面へ複数のルートが延びています

Hub & Spokeのメリットとデメリット

食事とシャワーの内容はかなり充実

パッケージBなら、メイン、ポテト、シェイクまたはビール、ドリンク2杯、シャワー、タオルまで一度にそろいます。到着後に食事と身支度を済ませて市内へ向かう時や、観光後に汗を流してしっかり食事をとってから出発したい時には、ぴったりの組み合わせです。

デメリットは遠さ。時間調整のためのラウンジとしては向かない

欠点は、T2到着階から遠いことです。往復だけでも時間を使い、出発時にはさらに出国審査と搭乗口までの移動が残ります。これだけ不確定要素が多いと所要時間が読めません。出発までの時間調整目的には向かないでしょうね。

また、ここはソファで仮眠したり、静かな空間で長く仕事をしたりするスペースはありません。搭乗前にゆっくりしたい場合は、管理区域内のSATS Premier LoungeやAmbassador Transit Loungeなどを選ぶ方が賢明です。

チャンギ空港で利用できるその他のラウンジや飲食店は、チャンギ空港プライオリティパス完全ガイドでまとめて解説しています。時間のあまりない方や出発ゲートまでの移動時間が気になる方は、制限区域内のラウンジを利用した方がいいかもしれませんね。

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