
ベトナム・ホーチミンのローカルグルメの「フォー」。最近は、ヘルシーで鶏の旨味が凝縮された「鶏肉のフォー(フォー・ガー)」が人気です。ホーチミンにもフォー・ガーをメインに据えるお店が増えてきましたが、あるお店の中でも地元民から「鶏フォーなら絶対にここ!」と指名買いされる、ミシュラン・ビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)にも選出された名店をご存知でしょうか?
ホーチミン3区にある1958年創業のフォーの老舗「Phở Hương Bình(フォー フン ビン)」がそれです。
鶏の旨味が凝縮された黄金色の透き通ったスープと、しっとりジューシーな鶏肉のハーモニーは、まさに絶品。一口食べれば、ミシュランが認めた理由がすぐに分かるはずです。
今回は、そんな名店「フォー フン ビン」へ実際に足を運び、自慢の鶏肉フォーを堪能してきました! 気になるメニューや注文方法、ローカル感あふれるお店への行き方まで、たっぷりの写真とともにレポートします。
Phở Hương Bình(フォー フン ビン)とは?
「フォー フン ビン」は、半世紀以上にわたって変わらぬ味を守り続けるフォー専門店です。 特に有名なのが、透き通ったスープとジューシーな鶏肉が特徴の「フォー・ガー(鶏肉のフォー)」。シンプルながらも奥深い味わいは、まさにベトナムのソウルフードと呼ぶにふさわしい逸品です。
見てください、この美しいスープ! 黄金色に輝くスープには、鶏の旨味がぎっしりと凝縮されています。たっぷりの青ネギと、しっとりとした鶏肉が食欲をそそります。朝食から夕食まで、いつ食べてもホッとする優しい味わいです。

アクセス・行き方:3区の大通りの交差点で主張する名店
お店があるのは、観光客で賑わう1区から少し離れた3区。 Vo Thi Sau(ヴォー・ティ・サウ)通りという大通りに面しており、アクセスは比較的わかりやすい場所にあります。Grabやタクシーで訪れるのが便利です。
鮮やかな黄色の看板に、赤い文字で「PHỞ HƯƠNG BÌNH」と書かれています。 看板の右側には、誇らしげにミシュランガイド(MICHELIN GUIDE)の赤いロゴマークが!歴史ある建物と新しい栄誉が共存する、独特の佇まいです。

| フンビン フォー レストランの基本情報 | |
|---|---|
| 住所 | 148 Võ Thị Sáu, P.VTS, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh 700000 |
| 営業時間 | 6時30分~21時00分(無休) |
| 所要時間 | 30分程度 |
| 予算 | 85,000~100,000ドン |
お店の周辺は、バイクが行き交うベトナムらしい活気あるエリア。 周辺にはネイルサロンやアオザイの仕立て屋さんなどもあり、ローカルな生活感を肌で感じることができます。

入り口の柱には、2023年から3年連続で獲得したミシュラン・ビブグルマンの認定ステッカーが貼られています。 「美味しいものを安く提供する」というビブグルマンの理念を体現している証です。これを見るだけで、入店前から期待が高まりますね!

メニューと注文方法:写真付きで分かりやすい!
店内に入ると、空いている席を探して着席。各テーブルの上には手元で見られるメニューがおいてあります。 ベトナム語だけでなく英語表記や写真もあるので、観光客でも安心して注文できます
店内は広々としており、清潔感があります。 テーブル席が並び、一人でもグループでも入りやすい雰囲気。奥の調理場では、店員さんが手際よくフォーを作っている様子が見えます。

メニューは大きく分けて「鶏肉(Phở Gà)」と「牛肉(Phở Bò)」の2種類。 鶏肉フォーは部位(胸肉、もも肉、手羽など)によって細かく選べるのが特徴です。
- Phở Gà Ức(鶏胸肉のフォー): 85,000 VND
- Phở Gà Đùi(鶏もも肉のフォー): 85,000 VND

オープンキッチンにはじっくり煮込まれたスープが入った寸胴鍋。店内には鶏出汁のいい香りが立ち込めています。フォーは注文してから調理されるので、少し待ち時間がある感じ。鶏出汁のいい香りが空腹というスパイスを増幅させます。

実食:鶏の旨味が爆発!絶品フォー・ガー
今回は、一番人気の「Phở Gà Ức(鶏胸肉のフォー)」を注文しました。 正確にはミシュランの写真を見せながら、指をさして注文したのがこちらです。

注文から数分、湯気を立てて運ばれてきたフォーは、まさに絶景!

別皿で提供される、たっぷりのハーブ(バジル、ノコギリコリアンダーなど)とモヤシ。これらを熱々のスープに浸して食べるのがベトナム流です。 スープの香りとハーブの爽やかな香りが混ざり合い、食欲を刺激します。
まずはスープからいただきます。 …美味しい!鶏の出汁がしっかりと効いていながら、脂っこさはなく、すっきりとした後味。何時間もかけて丁寧に作られたことが分かる、深みのある味わいです。

そして主役の鶏肉。 パサつきは一切なく、しっとりとしていてジューシー!皮の部分はプルプルで、噛むほどに鶏肉本来の甘みが口の中に広がります。スープと一緒に頬張れば、まさに至福の瞬間です。

麺は角のある細麺タイプ。 箸で持ち上げるとずっしりとした重量感がありますが、口に入れるとツルリと滑らか。鶏の旨味たっぷりの黄金スープがよく絡み、噛むほどに米の甘みを感じます。 シャキシャキのモヤシ、柔らかい鶏肉、そして香り高いハーブとのハーモニーは完璧。あっという間に完食してしまう美味しさです。

まとめ:ホーチミン3区は鶏肉フォーの聖地だった!「フォー フン ビン」も「ミェン ガー キードン」もおすすめ。
1958年から続く伝統の味と、ミシュランも認めた確かなクオリティ。 「フォー フン ビン」の鶏肉フォーは、派手さはないものの、毎日食べても飽きないような、しみじみとした美味しさがありました。
3区には、同じく鶏肉フォーの人気店、ミシュランビブグルマン掲載の「ミェン ガー キードン」があります。
同じ鶏肉フォー…どちらを食べるべきか?こればっかりは好みとしか言いようがないですね。どちらもかなりレベルが高いので。

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