
沖縄・那覇を訪れたら絶対に外せないグルメスポット、それが「第一牧志公設市場(だいいちまきしこうせついちば)」です。
国際通りからすぐの場所にあり、2023年にリニューアルオープンしたこの市場は、まさに「沖縄の食のテーマパーク」。カラフルな熱帯魚や巨大な伊勢海老が並ぶ光景は圧巻ですが、ここでの最大の楽しみは、買った食材をその場で作ってもらって食べる「持ち上げ」ランチです!
「システムが難しそう…」「どのお店に行けばいいの?」 そんな疑問をお持ちの方のために、今回は実際に市場で高級魚や伊勢海老を購入し、2階の人気食堂「食事処 ツバメ」でフルコースを堪能してきました。
購入から調理オーダーの流れ、気になる料金、そして感動の味まで。写真たっぷりで徹底レポートします!
第一牧志公設市場の楽しみ方!「持ち上げ」システムの仕組みやリニューアル後の魅力を解説

那覇の国際通りからアーケード街を抜けた先にあるのが、「沖縄の台所」として親しまれている「第一牧志公設市場」です。 老朽化による建て替え工事を経て、2023年にリニューアルオープン!歴史ある市場の活気はそのままに、清潔で快適なスポットへと生まれ変わりました。
歴史ある「沖縄の台所」がスタイリッシュに進化
市場の正面に到着すると、「那覇市 第一牧志公設市場」と書かれた大きなアーチ看板が出迎えてくれます。「SINCE 1950」の文字が示す通り、戦後の闇市から始まり、長きにわたって沖縄の食卓を支えてきた歴史ある場所です。
建物は新しくなりましたが、ここには地元の人々の暮らしと観光客のワクワク感が交差する、独特のエネルギーが満ちています。青空に映える看板を見上げると、「さあ、美味しいものを食べるぞ!」と気分が一気に高まります。

建物の外観は、木目調を取り入れた温かみのあるモダンなデザイン。 リニューアルによって、市場の周りもスロープなどが整備され、ベビーカーや車椅子の方でもアクセスしやすくなりました。
外壁に大きく「肉」「魚」といった看板が掲げられている通り、鮮魚以外にもお肉にも力を入れています。あと物産品やフルーツも充実していますね。沖縄のお土産を買うのに立ち寄るといいと思います。

精肉・鮮魚・お惣菜!見て歩くだけでも楽しい1階エリア
市場の構成はシンプルです。
- 1階: 精肉店、鮮魚店、乾物屋、漬物屋などがひしめく市場エリア
- 2階: 沖縄料理や海鮮を楽しめる食堂エリア
まずは1階をぐるりと回り、カラフルな熱帯魚や、テビチ(豚足)、チラガー(豚の顔の皮)など、沖縄ならではの食材を見て歩くのが最初の楽しみ方です。

最大の魅力!購入した食材を調理してもらう「持ち上げ」
この市場での一番の醍醐味といえば、なんといっても「持ち上げ」システムです!
これは、1階の鮮魚店などで購入した食材を、そのまま2階の食堂に持ち込んで(=持ち上げて)、調理してもらいその場で食べるシステムのこと。

店頭には、色鮮やかな沖縄の魚や大きな伊勢海老、夜光貝などがずらりと並んでいます。
「お兄さん、この魚はお刺身が美味しいよ!」「半分は刺身で、半分は唐揚げにしようか?」といったお店の方との掛け合いも楽しみの一つですね。
活気あふれる2階の食堂街へ
食材を購入したら、お店の方に案内に従って2階の食堂街へ上がります。 2階には数多くの食堂が軒を連ねており、どのお店も多くの観光客や地元の人で賑わっています。
1階で買った海老や魚を、2階の食堂のプロの料理人が、好みの調理法(刺身、煮付け、マース煮、唐揚げなど)で料理してくれます。もちろん、食堂では、持ち込み食材以外にも、沖縄そばやゴーヤーチャンプルーなどの通常メニューもオーダー可能です。

例えば、 先ほど1階で選んだばかりの伊勢海老と魚を豪華な「船盛り」に。鮮度抜群の伊勢海老のプリプリ食感と甘み、白身魚の上品な旨味は、市場で食べるからこその贅沢な味わいです。
「自分で選んだ食材を、好きな調理法で、その場で食べる」。沖縄旅行のクライマックスにぴったりの贅沢な時間が流れます。

第一牧志公設市場へのアクセスと場所|国際通りからの行き方を写真付きで案内
第一牧志公設市場は、那覇のメインストリート「国際通り」から少し奥に入ったアーケード街の中にあります。 アクセス方法は、車よりも公共交通機関がおすすめ。最寄りは、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の「牧志駅」または「美栄橋駅」です。どちらからも徒歩約10分ほどで到着します。
今回は、観光客が最も利用しやすい「国際通り」から「市場本通り」を抜けていく定番ルートをご紹介します。

まずは国際通りを散策しながら市場を目指しましょう。 「牧志駅」側から県庁方面へ向かって歩くと、お土産屋さんやステーキハウス、カフェなどが立ち並び、沖縄らしい賑やかな雰囲気を楽しめます。

国際通りの中ほど、「むつみ橋」交差点の近くに、大きく口を開けたアーケード街があります。ここが「市場本通り」の入り口です。 黄色い看板や、大きな広告看板が目印。ここを曲がって、ディープな那覇の世界へと入っていきます。

アーケード内は屋根があるため、雨の日でも濡れずに移動できるのが嬉しいポイントです。 通りの両側には、名物の「海ぶどう」や「サーターアンダギー」、沖縄限定のお菓子などを売る小さなお店がびっしり!あちこち目移りしてしまいますが、市場を目指してこのまま真っ直ぐ進みましょう。

アーケードを数分歩き、少し開けた場所に出ると、モダンな木目のデザインが特徴的な建物が現れます。これが新しく生まれ変わった「第一牧志公設市場」です!

周辺のレトロな雰囲気の中でひときわ目立つ、清潔感のある外観。「青果」「精肉」「鮮魚」といった分かりやすい看板も掲げられています。この建物の1階が食材売り場、2階が食堂街になっています。
さあ、いよいよ中に入って、沖縄の「食」を体験しましょう!
【体験記】第一牧志公設市場で「持ち上げ」ランチ!
牧志市場観光のハイライトは、やはり「持ち上げ(上げ膳・据え膳)」システムを使った海鮮ランチです。 「1階で食材を買って、2階で調理してもらう」という流れは、初めてだと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、店員さんが親切にリードしてくれるので心配無用!
実際に私たちが体験した、注文から実食までの流れをレポートします。
1階鮮魚エリアで食材選び!色とりどりの沖縄魚に興奮
まずは1階の鮮魚コーナーへ。通路の両側にずらりとお店が並び、威勢のいい掛け声が飛び交っています。 カラフルな熱帯魚(イラブチャーやアカマチなど)や、見たことのない貝類が並ぶ光景は圧巻!どのお店で買うか迷ってしまいますが、魚の種類や値段を見比べながら直感で決めるのも楽しみの一つです。

店先には、すでにパック詰めされたお刺身も売っていますが、せっかくなら丸ごとの魚や貝を選びたいところ。 「2階の食堂で食べられます」という案内札があちこちに出ているので、気になった食材があればお店の人に声をかけてみましょう。

今回は、沖縄ならではの豪華なランチにするため、伊勢海老やセミエビ、夜光貝などが泳ぐ水槽の前で足を止めました。 「この魚は何?」「どうやって食べるのが美味しい?」と質問すると、お店の方が丁寧に教えてくれます。

店員さんと相談してメニューを決定!「半分刺身、半分唐揚げ」もOK
今回は鮮魚店でガッツリ買い込むことに。ここで重要なのが「調理方法の相談」です。 一匹の魚でも、半身ずつ違う料理にしてもらうことができます。お店の方と相談しながら、今回は以下のようにオーダーを決めました!
- 伊勢海老: 身はプリプリの「お造り」に、頭や殻は出汁が出るので「お味噌汁」に。
- 白身魚(イラブチャー): 半分は新鮮な「お造り」に、もう半分はフワフワの「唐揚げ」に。
- 高級魚アカマチ: 半分は新鮮な「お造り」に、そしてもう半分は甘辛の「煮付け」に。
- 活き車海老: 香ばしさがたまらない「ガーリックバター炒め」に。ガーリック多めにしてもらいました。

購入した食材はお店の人が運んでくれるので、手ぶらでエスカレーターを使って2階へ上がります。お昼時は混雑するので、オープン直後を狙うのがおすすめです。

今回案内してもらったのは、エスカレーターを上がって後方、向かって左手にある「食事処 ツバメ(燕)」という食堂。1階の鮮魚店の店員さんのおすすめ店です。台湾出身の女将さんが切り盛りする、市場内でも特に人気のお店で、海鮮料理の腕前はピカイチなんだとか。
他の食堂が営業を開始してお客さんを取り込んでいる中、11時のオープン時間を厳守。この商売っ気の無さは本物。店員さんのおすすめを信じて、オープンまで少し待つことにしました。

【実食レポ】第一牧志公設市場の持ち上げ!新鮮魚介のフルコース
1階で選んだ食材が、プロの手によってどのような料理に変身するのか。 ここからは、実際に「食事処 ツバメ」でいただいた料理の数々を、感動の味とともにレポートします。市場ならではの「鮮度」と、食堂のお母さんたちの「手料理の温かさ」が融合した、間違いのない美味しさです。
まずは沖縄の定番!「オリオンビール」で乾杯
席に着いたら、まずは飲み物をオーダー。沖縄に来たらやっぱりこれ、「オリオンビール」です!
市場のガヤガヤとした賑わいをBGMに、昼から飲む生ビールは格別。料理が出来上がるまでのワクワク感を高めてくれます。

圧巻のビジュアル!「伊勢海老と鮮魚の豪華船盛り」
ビールを一口飲んだところで、主役の登場です! 先ほど1階の水槽で選んだ伊勢海老と、白身魚(半身)、夜光貝などが、巨大な「船盛り」になって運ばれてきました。 まだ動いているほどの新鮮さ。透き通った伊勢海老の身と、艶やかな白身魚のコントラストが美しく、そして豪華。SNS映えも間違いなしです。

さっそく一口いただいたのは、沖縄を代表する魚イラブチャーのお刺身。 皮目を湯引きしてあるため、独特の食感と皮下の旨味が楽しめます。淡白な白身ながらも噛むほどに甘みがあり、もちもちとした弾力がたまりません。「青い魚」という見た目のイメージを覆す、上品で繊細な味わいです。

香りだけで飲める!「活き車海老のガーリックバター炒め」
続いて運ばれてきたのは、1階で「塩焼きか炒めか」迷って決めた「車海老のガーリックバター炒め」。 調理場から運ばれてくる段階で、香ばしいニンニクとバターの香りが漂ってきます。 熱々の殻をむいて頬張ると、プリッとした海老の身から濃厚な旨味がジュワッ!殻が柔らかいので、バリバリと頭から食べるのもおすすめ。ビールが止まらない一品です。

フワフワ食感の絶品!「白身魚の唐揚げ」
お造りにしたなかったイラブチャーの半身は、「唐揚げ」にしていただきました。 姿揚げにされた魚に、ネギたっぷりの特製ソースがかかっています。刺身の弾力とは打って変わって、火を通した身は驚くほどフワフワ! サクサクの皮目と、ホクホクの白身、そして塩味の効いたタレの相性が抜群で、箸が止まりません。

ご飯が欲しくなる!「高級魚の煮付け」

こちらは、沖縄三大高級魚のアカマチの半身を使った「煮付け」。 沖縄の食堂らしい、少し甘めの醤油ダレでじっくりと煮込まれています。魚の脂が煮汁に溶け出し、それがまた身に染み込んで最高に濃厚な味わいに。 堪らず「白いご飯」を注文しました。まいう~♪
締めの至福。「伊勢海老の頭の味噌汁」
宴の締めくくりは、刺身で食べた伊勢海老の頭を使った「お味噌汁」です。 伊勢海老の殻から出た濃厚な出汁が味噌に溶け込み、一口飲むだけで海老の風味が口いっぱいに広がる至福の一品。「持ち上げ」をした人だけが味わえる究極の贅沢ですね。旅の疲れも吹き飛ぶ深みのある一杯でした。

まとめ:那覇に行ったら「牧志市場ランチ」はマスト!
自分たちで選んだ魚を、自分たち好みの料理で食べる。 第一牧志公設市場でのランチは、単なる食事ではなく、沖縄の食文化を体感できる最高のアトラクションでした。
今回のオーダー・料金まとめ:
- 調理代: 1人3品まで500円〜(お店による)
- 食材費: 1階で購入(予算に合わせて調整可能)
- 飲み物・ご飯等:2階店舗で注文(料金は普通の居酒屋さん程度)
今回の市場の鮮魚店で買った食材は、大きな伊勢海老、ゲンナーイラブチャー、高級魚アカマチ、車海老5尾。これら合計で14,400円でした。これに、ビールや泡盛、ごはんやチャーハンをプラス。調理代を加えた食堂への支払いは11,000円。全部トータルで25,400円でした。
お腹いっぱい食べて、飲んでも、トータルで1人5千円くらいです。
もちろん予算に合わせてメニューは調整してくれますので、1階の鮮魚店で店員さんに相談してみてくださいね。
第一牧志公設市場の持ち上げランチ!食材選びから調理法まで自分で作る沖縄グルメのフルコース、相当楽しめます。那覇を訪れた際は、是非挑戦してみてくださいね!
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