ミャンマーヤンゴンは5つ星ホテルのオープンラッシュです!
数年前のヤンゴンのホテル市場は、外資参入によってホテル需要が増加する一方で、ホテル(特に外国人向けの高級ホテル)の絶対数が少ないため供給が追い付かず、ホテル料金は、ヤンゴンの物価の割には、かなりの高値で安定的に推移していました。
そうです。今ではもはやあれは何だったんだという感じ。少し信じられなくなってきていますが、ヤンゴンのホテルは数年前まで高いといわれていました。
その頃に建設を開始した外資の高級ホテルが、ここ2018年頃から次々完成し、今度は供給過多。ホテル料金は下落し続けています。
これに拍車をかけているのが、新築ホテルのプロモーション合戦。同じ時期に次々とオープンしたため、なかなか認知度が上がらず、各ホテルともプロモーションと称した値下げ合戦を開始。これに既存の高級ホテルも巻き込まれる形でホテル料金がどんどん下がっています。
以前はヤンゴンNo.1の5つ星ホテルといわれていたシャングリラホテルの宿泊料は、ピーク時の3分の1くらいになっています。
ホテルサイドにはちょっと気の毒な感じはしますが、わたしたちにとっては有り難い話しです。しばらく、ヤンゴンの新築の5つ星ホテルは狙い目です!
パンパシフィック ヤンゴン
ヤンゴン市内の北西エリア、中心部からアウンサンマーケットを右手にシュエダゴンパゴダ方面に抜けるメイン通りに出来たパンパシフィック。
アウンサンマーケットを挟んで、シャングリラホテルの反対側といった立地。この至近距離にパンパシフィックができたんじゃあ、シャングリラホテルも値崩れしますよね。以前はまず3万円を下ることが無かったと記憶していますが、今は1万円代半ば。パンパシが新築で1万円代前半の価格なので、ガリガリやっているのがよくわかります。
いずれにしても、新築のパンパシに1万円ちょっとで泊まれるんですから、見逃す手はないですよね。
レストランやバー、エステやジムなども、パンパシフィッククオリティですから、言わずもがな。プールは大きくはないですが、清潔で、しかもインフィニティタイプです。
すべて完璧な5つ星ホテルサービスです。ホテルが開業してからは比較的明るいエリアになったので、家族旅行にも安心して使えるホテルです。もちろんビジネスも。
ちなみに有名観光スポットまでの距離は以下の通り。
ボージョー アン サン マーケット – 260 m、スーレーパゴダ – 790 m、セントメアリー大聖堂 – 1.26 km、シュエダゴン パゴダ – 2.16 km、ボタタウン パゴダ – 2.32 km
アゴダの評価点数9.1が示す通り、利用者の評価もすこぶる高く、今一番おすすめの高級ホテルです。それにしても、安い!
パンパシフィック ヤンゴン
プルマン ヤンゴン センターポイント
2018年オープンの5つ星ホテルです。
スーレーパゴダから徒歩数分の好立地。この辺りはビジネス街でもあるので出張などでも利用しやすい立地といえるでしょう。
観光客にとっても、スーレーパゴダ、セントメアリー大聖堂、ボタタウンパゴダあたりは徒歩圏なので、徒歩とタクシーをうまく組み合わせることで、意外と効率的な観光コースをつくれるロケーションでもあります。
マーケットやチャイナタウンの雑踏からは離れていて静かなのはいいですが、反面ナイトライフやお土産の購入などには少し不便ですかね。
ホテル内にはレストランもバーもあるので市街地へ行かなくても済みそうですが、移動する場合には、タクシーを使った方がいい距離感ですね。ホテル周辺は渋滞するエリアではないので、タクシーを捕まえるのにはそれほど不便は感じないと思います。
プルマン ヤンゴン センターポイント
ヤンゴン エクセルシオール
こちらも2018年オープンの新しいホテルです。
上でご紹介したプルマンヤンゴンセンターポイントのすぐ裏手に位置しているので、今後両ホテルが激しい価格競争に入るのは必至と言われていましたが、一旦プルマンが引いた形。料金が高いプルマンには閑古鳥が鳴いているという情報です。
部屋の大きさはプルマンに少し軍配。それでも一番狭い部屋で34㎡ですから、ゆったりサイズですけど。立地条件から考える利用法は、プルマンヤンゴンセンターポイントと同じですね。
なにかとプルマンセンターポイントと比較されるホテルですが、私たちは、しっかりとプロモーションを見極めて、クレバーに安い方を選んでいきたいですね。両方ともとても評判のいいホテルなので、どちらを選んでも後悔することはないでしょうし。
オープン時には高くなりがちなアゴダの宿泊者評価ですが、プルマンもエクセルシオールも、9.4点というのは、ちょっと異常に高い数値です。かなりのホテルサービスが期待できそうですね。
ヤンゴン エクセルシオール
冒頭ご紹介しましたが、狭いヤンゴンに上の5つ星ホテルが3つもオープンしたことにより、それまで1強だったシャングリラホテルの価格もかなり落ちてきていて、相当狙い目です。。
スーレー シャングリ ラ ヤンゴン ホテル
2014年オープンなので全然古くないです。一時期はヤンゴンのビジネスの一丁目一番地と言われたさくらタワーの目の前、ビジネスの拠点とするには申し分のない好立地です。
例えばトランプ大統領がシンガポールに来た時に泊まったのがシャングリラホテルですから、シャングリラホテルのホテルとしてのステータスが超のつく一流であることには疑いはないところ。まわりに幾らタダの一流ホテルができても、あまり関係ない、はず。ですが…
いまのところ、ちょっと揺らいでいます。いや、だいぶ揺らいでますね。
シャングリラホテルは立地もいいのでチャンスですね。このレベルのホテルに1万円ちょっとで泊れるのであればラッキーだと思います。
シャングリラ ヤンゴン
この料金差。シャングリラは、相当パンパシフィックに押されてますね。オープン後3年以上も、無風状態でヤンゴンNo.1ホテルでしたからね。ちょっと天狗でしたかね。そうですね。ちょっと天狗でした。
次回はパンパシだな。こりゃ。
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