バガン遺跡へのアプローチは、
- ヤンゴンから飛行機 1時間くらい、往復料金2万円~3万円
- ヤンゴンからバス 10時間くらい、片道料金2千円くらい
- マンダレーから飛行機 1時間くらい、往復料金1万円~2万円
- マンダレーからバス 6時間くらい、片道料金1千円くらい
あたりが考えられるところでしたが、今回は時間を確保することを優先して、一番楽で早いルート1.をあっさり選択しました😁。
だって大変でしょ、バスとか。
ヤンゴンからバガンへの行き方はどう考えても飛行機一択です(笑)
ちなみに、ヤンゴンからは JJ Express というラグジュアリバスが出ているようですね。シンガポールからクアラルンプールに行く高級バスほどではないですが、モニター付きのなかなか快適そうなバスです。時間があればこれもなかなかいい選択肢かなと思いましたけど…。
いや、やっぱ、飛行機でしょ。陸路の移動は時間がもったいない。
ヤンゴン空港からニャウンウー空港(バガン遺跡)へ
バガン遺跡の最寄の空港はニャウンウー空港になります。英語表記は、Nyaung-U です。Baganじゃないんですね。
航空会社を、航空券の比較サイトスカイスキャナーで調べると、出てくるのはミャンマー国際航空のみですが、ネットでさらに調べると、エアカンボーザ(AIR KBZ)、ゴールデンミャンマー航空といった、ローカルの航空会社がいくつか運行されていることがわかります。
エアカンボーサ(AIR KBZ)を選択
価格を比較すると、ミャンマー国際航空が往復3万円くらい、エアカンボーザ、ゴールデンミャンマー航空が往復2万円くらい。そのうち、便数が多いエアカンボーザを選択。トラブルがあった場合の振り替えの選択肢が多いはずなので。
航空券は普通に自分で予約できます。HPのリンクはこちら▶ エアカンボーザのHP
東南アジアでも、誰もがスマートフォンを持っているようなご時世ですからね。ネット環境もさすがに整っているでしょう。普通に。
ただ、ヤンゴン航空の国内線のフライトスケジュールを確認してもらえればわかりますが、ミャンマーの国内線は周遊便が多くて、非常にタイトにスケジュールが組まれています。これ、ボロブドゥール遺跡に行ったときのインドネシアの国内線と様子が似ているんですね。タイトに予定が組まれているので、機材トラブルなどでひとつ予定が狂うと玉突きで予定が狂って、大幅に遅延することがありそう。実際インドネシアのハリム空港で数時間足止めを食った経験があるので、飛行機は早めの便をとった方が無難でしょうね。
ということで、エアカンボーザの一番便、7時発の便を予約しました。一番の便なら、他の便のトラブルの影響を受けにくいですから。
早朝便なので、夜ヤンゴン空港について、近くのホテルで1泊。こちらのホテルは、空港に近く、ホテルから空港までの、送り迎えがタダ。しかも安いんで、トランジットにはおすすめです。
ちなみに、リコンファームは必要ないです。
普通の航空会社なので、トラブルがあっても空港で対応できるでしょう。もちろん、航空会社の人も英語を話しますので、あまり過度な心配はいらないでしょうね。融通できないときは、できないでしょうし。これ他の航空会社も同じですね。つまるところ、いたって普通です。
朝のヤンゴン空港の様子
7時のフライトで5時半くらいのヤンゴン空港に着きましたが、飛行機がざっと20機くらいは待機していましたね。これなら、なんかあっても振り替えるだけって感じですね。
(写真は搭乗前にパシャリとしたもの。すでに何便か発った後なので少しすいてきています)
国内線の出発は、早朝に集中しているので、例えば午前の最終便でトラブルがあった場合に夕方まで待たなきゃいけないみたいなことはあるかもしれません。そう言ったリスクに備えて、なるべく早い便をとっておくにこしたことはないとは思いますが、便数がなにしろ多いですし、各空港が離れているわけでもないので、融通は利きそうな雰囲気はあります。
ちなみに、ヤンゴンの国内線のターミナルは新しくなっていて、プライオリティパスで使える空港ラウンジが半端じゃなく綺麗です。
飛行機の様子
使用機材は…わかりません😁。これです。
プロペラ機です。
機内は、こんな感じで2列×2の4列タイプ。広くはありません。カンボジアのプノンペンからシェリムアップへ移動したときの機材の雰囲気に似てます。(たぶん同じ)
狭いし、天井も低い😁。でも12月のハイシーズンなのに、機内はガラガラ3割くらいの搭乗率ですね。
機内食
1時間程度の短いフライトですが、軽食とコーヒー(か紅茶)を出してくれます。早起きしていてお腹が空くと思いますが、空港でがっつり食べなくてもいいかもしれません。
こんなもんですけど、短いフライトでそっけない感じかなと思っていたので、なんだかうれしかったですね。AIR KBZのロゴ入りチョコレート付きです。
結構企業努力しているんだなっと思いました。
ちなみに帰りは夕方の便でヤンゴンに戻りましたが、そこでも同じような軽食が提供されましたので、どの時間帯にのってもこのくらいの軽食は提供されると考えていいと思います。
飛行機からバガン遺跡を見るには、どこの席に座るべきか
皆さんご存知のとおり、バガン遺跡は無数の遺跡が広大は原野に点在する大遺跡群です。
ニャウンウー空港は遺跡群から離れていませんので、皆さん離着陸のときにその遺跡群を上空から見れるのではないかと期待するわけですね。こんな感じのを。
(ちなみに上の写真は、気球ツアーに参加して気球の上から撮影したものです。気球ツアーは最高でした。このツアーに参加するなら、飛行機のシートなんてあまり関係なくなってしまうんですけど…。
とはいえ行きの飛行機ではまだバガン遺跡を見ていないわけなので、少しでも早く見たいというのが心情ですよね。自分も空港でチェックインした時に、ウィンドウシート(窓側の席)をお願いしました。そしてチェックインカウンターのお兄さんは快く笑顔で、前に向かって右側の座席を確保してくれました。
でも、ニャウンウー空港着陸時にバガン遺跡を見たいと思ったら、前に向かって左側の座席が良かったようです。どうも、搭乗してから見まわすと、左側に座っている人が多かったので、みなさんよく調べてきてるんだなと思いましたよ。
左側指定する人が多いので、単に窓側の席をお願いすると、受付のお兄ちゃんは右側をあてがったんですかね。左側を残しておくために。
もう1点、結構盲点があります。この飛行機はプロペラ機なんですね。
なので…真ん中あたりの席に座ると良い写真はとれません。こんな感じで、常にプロペラが邪魔します😁。見るだけならプロペラは高速で回転しているので、ほとんど邪魔にならないんですが、写真をとるとこんな感じでプロペラが写るんですね。
結論としては、バガン遺跡群を飛行機から見るには、
前に向かって左側、窓側、前方か後方(真ん中あたりは避ける)の席
を取るべし、ということになります。
ネット予約時に座席指定はできませんので、そういう席を確保したければ、他の人より早めに空港に着いてチェックイン時にお願いする必要があります。
といっても見えるのは、着陸する30秒くらい前からの一瞬だったみたいですけど。でもどうせなら見たいですよね。
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