マリーナバラージとは?
Barrage(バラージ)とは、セキとかダムなど川の水を止める装置のことを言います。
マリーナバラージは、マーライオン像などがあるマリーナベイサンズの前の貯水池とシンガポール海峡のとおる外海とを仕切るセキで、マリーナベイを淡水に保つために造られた仕切りのことを言います。
地図でみるとココです。
ここに造られた仕切りで、左側がマリーナベイ(淡水)、右側がシンガポール海峡(海水)となっています。
一見海のように見えるマリーナベイサンズの前の水辺ですが、
遠めから見ると、実はマリーナバラージによって、外海と区切られていることが分かります。
つまりマリーナベイサンズの前は海ではなく淡水。マリーナベイの正体は、水資源に乏しいシンガポールがいざという時のために造った貯水池なんです。
アクセス・行き方
近そうで遠かった、マリーナバラージですが、MRTのトムソンイーストコーストラインが出来て、めちゃくちゃ行きやすくなりました。
トムソンイーストコーストラインの終点、ガーデンズバイザベイ駅で下車。
1番出口を出てすぐにところにあります。
出口を出て真っすぐ進み、突き当りの水辺を右へ行くと、マリーナバラージがあります。
マリーナバラージはどんな感じか?
マリーナバラージには管理棟があって、2階にはサスティナブルシンガポールギャラリーと題して、環境保全の展示がなされています。
ちょっとプロパガンダ感が漂いますがなかなか見応えのある展示です。
屋上は芝生の広場になっています。
マリーナベイサンズ、ガーデンズバイザベイ、シンガポールフライヤーが、同時に見える珍しい場所です。シンガポーリアンたちが週末をゆっくり過ごす穴場的な場所です。
外には海に飛び出した展望デッキがあり、シンガポール海峡を往来する貨物船を間近でみることができます。
旅行できた方が、ここで時間をつぶすのはちょっと勿体ないですが、ガーデンズバイザベイへ行くついでに立ち寄るくらいなら、いいんじゃないかなと思います。
ガーデンズバイザベイまでは数百メートル。マリーナベイに沿ってゆっくり歩いて行くのも休日らしくていいんじゃないかと思います。
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