バガン遺跡、死ぬほど遺跡があるので正直なにがなんだが分からなくなってしまいます。でも、ポイントは落としたくないですよね。
1日はタクシーをチャーターして、2日目はe-バイクを借りて、遺跡巡りをしてきました。
タクシーか、e-バイクか
まず予備知識なしで乗り込んできた人はタクシーの方がいいでしょうね。ポイントを外さずに効率よく回ってくれます。だたし、バガン遺跡群は遺跡の数こそ多いものの、e-バイクで回れるくらいの範囲に点在しています。
両方やってみて、正直おすすめはe-バイクですね。自分のペースで回れる方がやっぱり楽しい。休みたいときに休んで、行きたい方向に行けますから。特にミャンマー(バガン)は危険じゃないですからね。
バガン おすすめ遺跡の地図
ホテルの受付で渡されたのはこんな地図です。写真はオールドバガンを中心に一部だけですけど…網羅しようという気持ちはわからないでもないんですけど、これじゃあ小さ過ぎてわかりません。
ということで、重要ポイントに絞って地図を作りました。
必ず行った方がいいポイントは赤い印の7つ。これならスッキリじゃないですか。
(青字のところは、e-バイクで回るなら行ってみても面白んじゃないかというエリアやポイントです)
では、上の地図に沿って、遺跡を見てみましょう。
① Shwe zi gone Pagoda(シュエズィーゴン・パゴダ)
バガンではひときわ目立つ黄金の寺院(パゴダ)です。アーナンダ寺院と並んで、パガン王朝を代表する宗教建築物として知られています。
ヤンゴンのシュエダゴンパゴダを思わせるような、ガッツリとゴールドで装飾された寺院です。規模はシュエダゴンには到底及びませんが、ミャンマーの仏教信仰のあり方がわかる綺麗なパゴダですね。
② Htilominlo Temple (ティーローミンロー寺院)
1211 年建立の赤レンガ造りの仏教寺院。三層構造の寺院には 4 体の仏像が4方向を向いて祀られている。このあと何度も登場する、バガン遺跡の仏像配置ですね。
座っている黄金の仏像では保存状態が一番良い仏像です。
③ Bulethi(ブレディ)
サンライズ、サンセットスポットとして、超有名なブレディ。写真は日の出を見に行った時のもの。車も多く、最上段まで登れずに階段まで人が溢れています。
昼間でもバガン遺跡群がきれいに見れます。
右側(スマホでは下)の写真が東側です。東側にはもう一つ中くらいのパゴダがあるので、日の出を見る場合には、そちらのパゴダ(日の出の方向に向かってBulethiの前にあるもう一つのパゴダ)の方が視界を遮るものが無くておすすめです。
iphoneカメラの限界で、バルーンの色を写真では出せませんが、色とりどりのバルーンと日の出を同時に楽しむことができるスポットです。
④ Dhammayangyi Temple (ダマヤンジー寺院)
バガン遺跡最大で、かつ、その形の良さから、非常に人気のある寺院。
自分が王になるために父王と兄の皇太子を暗殺したナラトゥ王が、その罪滅ぼしのために最大の寺院を建て始めましたが、寺院が出来上がる前にナラトゥ王は暗殺されたため、未完成のままとなっている寺院です。
ココも4方向へ向けて仏像が祀られていますが、1体はなぜかツインです。
王位継承に絡む暗殺と因縁のある寺院で、幽霊寺院ともよばれるそうです。
そういわれると、そういう雰囲気はあります…かね。
⑤ ananda temple(アーナンダ寺院)
王朝に最盛期をもたらした王といわれている第3代チャンシッター(Kyanzittha)王が、1105年に建立した寺院。パゴダ遺跡の中でも、最も美しい寺院であると評価されることもあるようです。
こちらも4方向、4体の仏像が祀られていますが、立像なんですね。これも綺麗です。
⑥ Thatbyinnyu(タビニュ寺院)
高さ 60 m を誇る 12 世紀創建の仏教寺院。ミャンマーで一番高さが高い寺院。美しい装飾が施された本堂の内側には回廊が張り巡らされている。
⑦ Bu Paya(ブーパヤー)
3世紀頃ピュ-族の王により建てられたとされる仏塔で、Bu(ブ-)とは夕顔(ゆうがお)の意味。この仏塔は夕顔の実の形を意味している。
エ-ヤワディ-川沿いにあり、サンセットビューポイントとしても有名です。
以上が絶対行くべき遺跡7選です。
この7遺跡を行っておけば、あとは気の向くままに残りの遺跡巡りをすればいいと思います。
といっても無数の遺跡の中から行くべき遺跡をチョイスするのは難しいですよね。
ということで続編も作りました。
この記事でご紹介した7つのメイン遺跡以外で、自分が回ってみてよかった遺跡をまとめましたので、ご参考にしていただけたらと思います。