タイバンコクにはスワンナプーム空港とドンムアン空港の2つの空港があります。スワンナプーム空港は、ANA・JAL・タイ国際航空などが、ドンムアン空港は、エアアジアやノックスクートなどのLCC(格安航空会社)が就航しています。
今回は、スクート航空を利用したので、ドンムアン空港の国際線ターミナルのプライオリティパスラウンジをレポートします。
プライオリティパスを持っていれば世界1,200箇所以上のラウンジがタダで使い放題。空港に早めに到着しても、ラウンジで食事をして、飲み物を飲んで、時にはシャワーを浴びて、搭乗時間までゆっくりと過ごすことができます。
プライオリティパスは、楽天プレミアムカードに無料で附帯しています。これが一番格安な入手方法であることはとても有名ですね。自分もその方法でゲットしています。お得なゲットの仕方も一応詳しく記事にしてあります。プライオリティパスを最もお得にゲットする方法
ドンムアン空港の国際線にあるプライオリティパスのラウンジは3つ。その他、国内線の発着する第2ターミナルにも、ワーキングスペースという名称ですが、管理区域外にひとつラウンジがあり、航空券がなくてもプライオリティパスだけで利用できます(ただし、オープン時間は午前6時~午後10時)。
今回は深夜便ということで、国際線の管理区域内の3つのラウンジをチェックしてきました。空港に早めについて、ラウンジでゆっくり…と言いながら、最近は空港につくとプライオリティパスラウンジのハシゴ&レポで忙しい😁。
いいラウンジが見つかれば、次からは決め打ちでそこへ直行できるのでゆっくりできるので、1回目は仕方がないですね。そう、この記事の目的はそれなんです。皆様がわざわざハシゴしなくても、一番いいラウンジに直行していただけるように。ただそれだけです。
✅ ドンムアン空港の国際線プライオリティパスラウンジにはシャワーがありません!
はじめに結構大事なお知らせがこちら。ドンムアン空港の国際線ロビーでプライオリティパスが使えるラウンジは3つありますが、どのラウンジにもシャワーはありません。
これは誤算でした。最終日は深夜発だったので、空港ラウンジでシャワーを浴びてから飛行機へ、というプランでしたが叶いませんでした。
皆さまも、一応念頭においておいた方がいいかもしれません。
それでは、各ラウンジのご紹介に移りましょう。
コーラルラウンジ(THE CORAL EXECUTIVE LOUNGE)
【営業時間】毎日24時間
【場所】国際線ターミナル1の出発ロビー3階、出国審査を通過し管理区域内に入ってすぐ。VAT(消費税)払い戻しデスクの隣にがあります。
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ラウンジ内、席数はそれほど多くないものの、利用者が少ないので自由に使うことができます。ただ天井が低いためか、ソファーの形に統一かがないためか、どうもゴミゴミした感じの圧迫感を感じます。
コーラルラウンジの特徴なんでしょうか。プーケットのコーラルラウンジも似たような雰囲気でした。
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このダイニングのシーリングライトの使い方も、ドンムアン空港にある他のプライオリティパスラウンジよりも、ワンランク上ですね。料理の品数は他のラウンジよりも少し多めでしょうか。
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ちょっと上品なスイーツ用のクーラーケースなんかがあるところはおしゃれですね。まあ、写真のインパクトほど、内容はありませんけど。
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部分的にゴージャスに見える部分が目を引くものの、全体としては、こじんまりしている感じですね。
夜ということもあるんでしょうけど。昼間であれば窓の外は滑走路で、飛行機が往来する画をみながらくつろげるんじゃないかと思います。
このラウンジは昼専用かな、という印象です。
なお、このコーラルラウンジ。15分の肩首マッサージが無料で受けられます。エスカレーターを下って左側に人がセラピストが数名待機しています。
ビールを飲んで、マッサージを15分やってもらって、飛行機に乗ってぐっすり寝るなんて、すばらしいフライトプランが実現できますよ。
ミラクルラウンジ(MIRACLE LOUNGE)(地下)
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【営業時間】毎日24時間
【場所】国際線ターミナル1の出発ロビー3階の国際線出発エリアの出入国審査場を通過した後、左折します。右側に見えるバッグ屋NaRaYaの隣りに入り口があって、コーラルラウンジと同様に地下に下ります。
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受け付けはこの地下へのエスカレーターの右手。愛想のいいお姉さんがいました。ブログにアップする写真を撮らせてと言って、撮らせてもらったのがこれ。
ブログにアップしたら、日本人の間ではあなたは有名人になりますよって言っておいたので、見かけたら、ブログ見たよって話しかけてあげてください😄
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ラウンジ内はこんな感じです。何か会議室を改造したような無機質な部屋。コーラルラウンジと同じ雰囲気があるのは、天井が低いから。でもここも、窓の外は空港。昼間ならバーンと視界が広がっているはずです。その意味では昼専用ですが、食事、ドリンク、椅子、などのクオリティはすべてにおいて、コーラルラウンジの方が上です。
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この臨時で作ったテーブルの上に食事を並べるやり方も、きれいに見せるには限界がありあそう。エスカレーターを降りてきたら、いきなりこのテーブルがある感じですから、どうも清潔感的にもマイナス印象です。
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正直にいうならば、このラウンジは無しですね。受付のお姉さんが愛想がいいのに残念です。
ミラクルラウンジ(MIRACLE LOUNGE)(2階)
ドンムアン空港には、ミラクルラウンジが2つあります。一つは先にご紹介した地下にあるもの。ものの数十メートル離れたところ、今度は2階にミラクルラウンジがあります。(受付は出国手続きと同じフロア)
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【営業時間】毎日24時間
【場所】国際線ターミナル1の出発ロビー3階、出入国審査を通過した後左折します。免税品の受取カウンターがあり、その裏手。ラウンジはここから階段で上の階に上がった場所にあります。
ココが一番良かったですね。
昼間は空港滑走路の見えるコーラルラウンジに負けるかもしれませんが、夜で外が見えないならば、こちらの方が開放的です。天井が高いからでしょうね。
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料理の品数も十分ですね。缶ビールも無料。サンドイッチやデザート、フルーツ、スナックなどの軽食が充実しているので、ガッツリ食事をするというよりも、まったり時間を潰す場所と言った感じです。
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この半個室タイプのソファールームがラウンジ全体を取り囲むように10部屋以上。ここが押さえられれば、勝ちです。何時間でも時間を潰せるでしょう。プライオリティパスHPの案内では、一応2時間制と書かれていますが、プライオリティパスで時間を気にされたのは、シンガポールのアンバサダーラウンジだけなので、基本的にはあまり気にしなくていいと思います。
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トイレもきれいだったのでパシャリ。
全体が木目調で統一されたラウンジだったんですね。写真を並べてみて初めて分かりました。だから、妙に落ち着く。ハマりやすい雰囲気のあるラウンジですね。
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ここまでの3ラウンジが、国際線ターミナルの管理区域内にあるラウンジです。
タイの出国手続きを済ませて、飛行機に乗る前のエリアにあるので、ラウンジを利用するには搭乗券が必要です(ラウンジ受付でも提示を求められます)。従って、これらのラウンジはタイを出国するときに利用可能なラウンジであって、タイに到着したときには利用することができません。
タイ到着時に利用できるラウンジ
ドンムアン空港プライオリティパスラウンジの裏情報です。
ドンムアン空港には管理区域外(出国手続前のエリア)に1つだけプライオリティパスラウンジがあります。国内線が離発着するターミナル2です。
管理区域内への国内線の搭乗券がないと入場できませんが、管理区域外のラウンジであれば、搭乗券がなくてもアクセスできます。
このラウンジは、管理区域外にあり、かつ、利用するのに搭乗券の提示は求められません。プライオリティパスを提示するだけで、ラウンジを利用することができるので、搭乗券のないタイへ到着時した時にも利用可能です。
ドンムアン空港に到着するLCC便は、価格が安い分、時間帯が遅かったり早かったりするので、深夜や早朝に空港に着くこともあると思います。そんな時に、ちょっと時間を潰すのにとても便利なラウンジです。
場所はこちら。
ミラクル・コ・ワーキング・スペース(MIRACLE CO-WORKING SPACE)
【営業時間】午前6時~午後10時
【場所】第2ターミナルの4階。チェックインカウンターがある吹き抜けフロアを取り囲むようにある4階フロアにあります。
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コ・ワーキングスペースとなっていますが、ラウンジです。少し簡単なつくりなので、ラウンジというラグジュアリーな言葉が使いにくかった、そんな程度です。
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座ってくつろげるスペースはあるし、簡易な食事もありますので、1,2時間は余裕で潰せるはずです。
スワンナプーム空港が開港したときには、閉港の予定だったドンムアン空港ですが、LCCの活況の効果もあって、近年どんどんと拡大を続けています。とはいえ、まだまだレストランなども少なく時間潰しに苦慮しますので、このラウンジの存在は覚えておくと何かの役に立つと思います。
【タイバンコクの旅行情報】