2018年のシンガポール観光白書がシンガポール政府観光局からリリースされ、2018年の外国人観光客は前年比で6.2%増加し、過去最高の1,850万人であったことが明らかになりました。
今回は、この2018年観光白書でも紹介されたシンガポール政府お墨付の最新ホテルをご紹介します。
シンガポールのホテル産業の状況
最新ホテルのご紹介の前に少しだけ、2018年シンガポール観光白書に記載されているホテル産業の状況をご紹介しましょう。
2018年12月末時点での、シンガポールのホテルは410施設、66,994部屋。国土が狭いのでそれが多いのか少ないのか、ちょっとわからないですが、1,850万人の観光客が海外から来るわけですから、多いという感じはしないですね。
出典:シンガポール政府観光局
こんなデータも載っています。
2018年のシンガポールのホテルの1部屋あたりの平均料金は219シンガポールドル。2万円弱といった感じでしょうか平均宿泊料金は年々下落しているのがわかります。
一方で稼働率は2018年で86%とかなり高水準を維持しています。東京の2017年の稼働率が80%なので、かなり高い稼働率を維持していると言えます。
稼働率が上がれば、需給バランスから料金が上がりそうですが、逆に下がっています。不思議な状態ですが、そんな統計データが出ています。
出典:シンガポール政府観光局
その統計データの横にチョコンとこんなデータが載っているんです。
2018年に新しくオープンしたホテルの情報です。
出典:シンガポール政府観光局
ご存知の通り、シンガポールは政府の協力なコントロールのもとで発達してきた国ですから、政府の公文書に特定のホテルを紹介をするということは、相当な覚悟の表れなんです。
公の文書で紹介したホテルが、悪いホテルだったということは許されないのがシンガポールです。なので、観光白書の中で、ちょっと紹介されているだけのホテルですが、そのクオリティは相当期待できると思います。
ということで、これらのシンガポール政府推奨の2018年オープンのホテル情報をお届けします!
2018年にオープンした新しいホテル
シンガポール政府が観光白書にまで載せてアピールしているホテルです。しかも2018年にオープンしたピッカピカのホテルです。経験上みんな知っていますよね。新しいホテルはたいてい良いホテルです。
グランドパークシティホールホテル
2018年5月に改装してオープンしたホテルです。ここおすすめですね。
立地はシティホール。ラッフルズプレイス、ブギス、クラークキー、ボートキーなど、観光やビジネスで使いそうなエリアはどこも徒歩圏。タクシーを使えば、どのポイントへも数ドルで行けそうなまさに中心エリアにあります。
イギリス植民地時代の美しい建築様式を残しつつ、モダンなデザインや最新の設備を取り入れた、今シンガポールが最も力を入れているタイプのリノベーションホテルです。グランドパークシティホールホテルは、もともと5つ星の伝統的なホテルでしたが、建物の老朽化が激しくなってきたため、今般大幅修繕をしてリニューアルオープンしました。
アゴダの評価点数は7.8点。このロケーションにもかかわらず、随分低い印象です。
理由は、このホテル、リノベーションしながら営業していたんですね。ダラダラと。その間の評価がものすごく低い。これが平均を押し下げています。そんな経営政策上の失敗があって評価点は低く、それもあって、プロモーションも多く、宿泊料金は安め。
そう、私たち利用者の立場からすると、おいしいホテルなんです。立地最高、新装オープン、5つ星サービス、シンガポール政府バックアップのおすすめホテル。ビジネスにも観光にも間違いなくフィットします。
グランドパークシティホールホテル
ダクストン リザーブ シンガポール オートグラフ コレクション
このホテルがまた渋いロケーションなんです。
タンジョンパーガーやラッフルズプレイス近辺に事務所があるビジネス出張者には結構おすすめ。近くには、日本食、イタリアン、ローカル料理などたくさんのレストランがあって、居酒屋やおしゃればバーラウンジなんかもあって、食事に困ることはないでしょう。もちろん、コンビニなんかもちょっと歩けばいくらでもあるエリアです。
チキンライスで有名なマックスウェル、バクテーで有名な歐南園亞華肉骨茶、チリクラブの隠れた名店メルベンシグネチャーの分店も徒歩圏。とても便利な立地ですが、ちょっとマニアックな場所と言えるので、土地勘があった方がよさそう。
地図を見てなるほどってわかる方には、良さがわかると思います。そんな方向け。ビジネス出張向けかなっと思います。
ダクストン リザーブ シンガポール オートグラフ コレクション
ザ キャピトル ケンピンスキー ホテル シンガポール
最初にご紹介したグランドパークシティホールホテルにも近い、観光にもビジネスにも便利な最高の立地にあるホテル。イギリス植民地時代のゴージャスな建物のデザインを残した、リノベーションタイプの高級ホテル。2018年の9月にオープンしたピカピカホテルです。
もとはドイツ系で、しっかりとしたホテルサービスに定評があるケンピンスキーホテルグループ。快適なホテルライフが約束されたようなものです。部屋はそれほど広くはないですが、新ししホテルなので設備はすべて最新。個別の浴槽とシャワーのある専用バスルームがある日本人にはうれしいルームデザインとなっています。
ザ キャピトル ケンピンスキー ホテル
マックスウェル リザーブ
この記事の2つ前で紹介した「ダクストン リザーブ」同様、渋いロケーションの新築ホテルです。渋いというのは、悪い意味ではく、本当にいいロケーションです。
周りには日本食屋さんも多いエリアで、日本人と過ごす機会の多いビジネス出張者向けでしょうか。チキンライスで有名なマックスウェル、バクテーで有名な歐南園亞華肉骨茶、チリクラブの隠れた名店メルベンシグネチャーの分店も徒歩圏、チャイナタウンへも歩けますので、観光にも使えます。
2013年オープンのホテルですが、早くも全面改装して2018年11月に再オープン。本気度が違います。ロケーションだけでなく、ホテルサービスの評価が高い点も見逃せないポイントです。
マックスウェル リザーブ
シンガポールのホテル情報
数えきれない日本人観光客のみなさんをアテンドした駐在員のシンガポールのホテル情報。訪問目的や予算に合わせて選べるよう、シンガポールのホテルを目的別にまとめました。
日本語のサポートがあるホテル
大きなプールがあるホテル
マリーナベイのキレイな夜景が見られるホテル
コスパ重視のホテル
⭐ 海外ホテルの予約の仕方と現地での利用方法
アジア最強の海外ホテル予約サイトアゴダ(Agoda)の予約の仕方をスクショをつかってわかりやすく説明しました。日本語だけ。かんたんです♪