シンガポール クランジ競馬場の行き方、新聞の買い方、シートの取り方など

シンガポールにもクランジ競馬場という競馬場があります。

シンガポールでは、ギャンブルも立派なビジネスのひとつ、政府にとっては大事な歳入源とみているため、カジノと同様にシンガポール政府にガッチリ管理されて運営されています。

カジノは、マリーナベイサンズとセントーサ島といったメインの観光スポットに設置さていますが、競馬場は郊外にあります。さすがに、国土の狭いシンガポールで、広い敷地を必要とする競馬場を中心地付近につくるわけにもいかないのでですから。

シンガポールの競馬場は、クランジ(kranji)という場所にあります。シンガポールの北部、もうマレーシアへ繋がる橋のたもと、ウッドランドのすぐそばにあります。

もくじ

クランジ競馬場の場所・行き方

クランジ競馬場へ行く方法で一番注意したいのは、その名称です。正式名称は【シンガポール・ターフ・クラブ(Singapore Turf Club)】です。

クランジ競馬場から英訳してもうまく検索できません。クランジ競馬場とグーグルマップに入力しても、クランジ競馬場は検索候補に出てきません(クランジ競馬場と入力すると、グーグルマップが判断して、シンガポール・ターフ・クラブを表示してくれます)。

でも、現地の日本人は皆(おそらく皆)クランジ競馬場と呼んでいますので、そのように呼ばせてください。シンガポール・ターフ・クラブのほうが、逆に、は?ってなりますので。😅

住所:1 Turf Club Ave, Singapore 738078

【行き方】

電車で行く方法

MRTレッドラインのクランジ駅から直結です。上のグーグルマップでも競馬場のすぐ上(北側)にクランジ駅が表示されていると思います。

タクシーで行く方法

市内中心部からタクシーで行っても25ドル程度で行くことができます。

タクシー呼びだしのアプリを使う場合にも、競馬場名に注意が必要です。正式名は Singapore Turf Club で検索するようにしてください。

いずれにしてもアクセスは良好。郊外とはいえシンガポールは狭いですから、簡単にたどり着くことができます。

競馬新聞の買い方

競馬場についたら、競馬新聞を買いましょう。これは、日本と同じですね。

競馬場に向かう小道のわきにある露店で売っています。こんな感じのものです。

新聞?日本ではレースのデータが載っているものと言えば、競馬新聞なので、そう表現しましたが、シンガポールのそれは新聞タイプではないです。B5サイズの小冊子みたいな感じです。

シンガポールのレースデータだけが載っている小冊子が4ドル、そのほかの競馬場(香港やマレーシアなど同時開催している他国の競馬場)のレースデータも載っている小冊子が6ドルです。

お店の前で、よくわかんない感じにしていると、6ドルの方を売りつけられちゃいますので、クランジオンリー!とかシンガポールオンリー!とか言って、シンガポールのレースデータだけが載っている冊子を買いましょう。

買う前にちょっと注意してください。

クランジ競馬場には3種類のエリアがあって、誰でも、30シンガポールドルを払えば、オーナーズラウンジというきれいなエリアに入れます(競馬場なので30ドルあれば、何百ドルに化ける可能性があるのはごもっともなのですが、個人的にはきれいなオーナーズラウンジで楽しく競馬をすることをおすすめします)。

オーナーズラウンジの入場者は、受付時に、このレースデータの小冊子を一冊無料でもらえます(正確には入場料に含まれているというべきでしょうか)。

内容は、露店で売っている小冊子とほとんど同じです。

露店で売っている小冊子(競馬新聞)は種類かありますが、特にこだわりがなければ、入場時にもらえるこの小冊子だけで十分だと思います。

(今回買ってしまったRacing Guideという小冊子(上)と、入場時に受け取った小冊子(下)は、予想記事も含めて内容はまったく同じでした)

オーナーズ・ラウンジがおすすめ

競馬場の入場券(観覧席)は以下の3種類です。

〇 1階席 8ドル(MRTのカードで払うと6ドル)
〇 2階席 同じ
〇 オーナーズラウンジ 30ドル  … 名前は、オーナーズですが、誰でも入れます!

オーナーズラウンジが絶対おすすめです!

開催の都度、競馬場に足を運ぶ生粋のギャンブラーでない限り、オーナーズラウンジがおすすめです。

ゆったり食事をして、ビールでも飲みながら、競馬を楽しむ。そんな感じがシンガポール旅行らしいと思います。

オーナーズラウンジの席

テーブルには、それぞれ、こんな感じで専用モニターが付いていて、パドック・返し馬の様子を席に座ったまま見ることができます。

ぎりぎりまでモニターで馬の様子をチェックして、小冊子のデータを見ながら、仲間とあーだこーだ言いながら予想して、直前に、近くのカウンターへ行ってサッと馬券を買う。そんな感じで競馬を楽しむことができます。

コースも大きなガラス窓で仕切られているだけなので、返し馬もレースの様子も、しっかりと生で見ることができます。

距離が少し離れている感じはあるので、臨場感は割り引かなければいけませんが、見てください。この眺め。これだけで30ドルの元が取れたような美しさです。

(金曜日のナイター競馬の様子)

クランジ競馬場 ナイター

欠点があるとすれば、パドックまでの距離くらいでしょうか。

オーナーズラウンジから、パドックも生で見れるようになっているのですが、ラウンジが3階で、パドックが1階ということもあり、少し馬の様子をつかみにくいですね。

まあ、もともと色んな情報が欠如している中での勝負ですので、ゆっくりモニターで馬の様子を見ながら馬券を検討するというのが良さそうですね。シンガポールですし…🙂

クランジ競馬場の1階なんかには、日本と同じように相当強者のドロドロの競馬おやじが居ます。日本以上という人も居ます。

なので、普通の日本人の方は、オーナーズラウンジは必須だと思いますよ。

自分は怖くてオーナーズラウンジ以外利用したことがありません。というか、日本人同士でクランジ競馬場へ出掛けるときは、皆さん普通にオーナーズラウンジを選択します。

30ドル(割引チケットで25ドル)くらい、勝って、取り返せばいいんです。

ということで、次回は、自分がオーナーズラウンジの30ドルをあっさり取り返した、▶ 必勝!クランジ競馬場での馬券の買い方をお伝えします。必読です!

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