シンガポールのゴルフクラブの歴史は、イギリスの植民地時代。1891年に、イギリス人が公園を切り拓いて9ホール作ったゴルフコース(レースコース)を作ったのが始まりだが、1924年にBukitのジャングルを切り拓いてロイヤルシンガポールゴルフクラブができたのを機に、最初のゴルフコース(レースコース)は閉鎖された。そのため、今回ご紹介するSICCのBukitゴルフコースは、現存するシンガポールで最も歴史あるゴルフコースとなっています。
The Singapore Island Country Club(SICC) Bukit コース
Bukitコールを有するロイヤルシンガポールゴルフクラブは、シンガポール独立直前に、もう一つのビックゴルフクラブであったアイランドクラブ(1932年オープン)と合併し、シンガポールアイランドカントリークラブとなった、シンガポール最大のゴルフクラブである。
Bukitコースジャングルを切り拓いて作られたため、コースには樹木が多く残されており、戦略性を高めている。イギリス植民地時代の名残を残す、シンガポールのゴルフの歴史を感じさせてくれる名門コースである。
プレーするには、原則としてメンバーの同伴が必要。このbukitコース、以前はオールドコースとしてカートの利用が許されておらず敬遠されがちであったが、現在は電動カートが導入されており、コースコンディションが良ければ、コースへの乗り入れも可能である。
距離表示は、イギリス植民地の歴史を持つシンガポールらしく、メートルである。
クラブハウス
クラブハウスはクラシカルで全体的に落ち着いた雰囲気です。
大きな吹き抜けのロビーを抜けた先にコースを一望できるレストランがあります。
伝統がクラチャンのボードにも表れています。歴代のチャンピオン名がずらーっと掲示されています。
リノベーションを繰り返し表面的にはモダンな雰囲気となっているが、館内に醸し出されている重厚なイメージが、Bukitコースの長い歴史を感じさせるまさに名門コースの佇まいである。
レストランはとても開放的です。現地でゴルフをする場合は、レストランに集合するのが慣例ですかね。プレイはスルーなので、たいていスタート前に食事をとります。
メニューは豊富で、何を頼んでも水準以上のテイストが期待できます。なぜか日本人ゴルファーはウォーターメロンジュースが大好きですね。
料金はメンバーにチャージする仕組みとなっている(ゲストは直接支払することができません)。
コース
自然を活かしてシンガポールのゴルフ場の中では(ベイエリアのコースとの比較では)樹木が多く、林間コースに類するようです。ただ、林間コースとはいえ、フェアウェイは広く、それほど圧迫感は感じません。
パー71。
距離は、青ティーで6,077メートル(6,646ヤード)、白ティーで5,751メートル(6,289ヤード)です。
コースはとてもよく整備されており、素晴らしい景観とともに、ゴルファーの心を完璧に満たしてくれます。
見てください。この絶景を!。
もうこれ以上の説明はいらないですね。😀
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