シンガポールは**「Fine City(ファイン・シティ)」と呼ばれます。これには「素晴らしい街」という意味と、「罰金の街」**という意味の2つが込められています。
「ガムを持ち込んだら即逮捕?」「電車で水を飲んだだけで高額な罰金?」……ネットには極端な情報が溢れていますが、現地で暮らす日本人の視点から言わせれば、実態は少し異なります。
本記事では、観光客が本当に気をつけるべき罰金の種類と最新のルールを詳しく解説します。何が「天国」で何が「地獄」なのか。この記事を読んで正しくルールを理解すれば、罰金に怯えることなく、世界一クリーンで安全なシンガポールを心から楽しめるはずです。
シンガポール「罰金天国」の真実
シンガポールって、道にごみ捨てたら罰金なんでしょ?
その通りです。シンガポールは「罰金天国」いや、罰金地獄です。
シンガポールはなぜそんなに厳しい罰金制度を設けているの?
シンガポールは罰金という制度をうまく使って、外国人労働者を含む国民生活を統制し、安全で安定した社会システムを維持しているんです。
なんのために?
それは自国に外国資本(外資)を呼び込むためです。
シンガポールの社会システムを語ると、すべてはココに帰結します。すべての出発点と言ってもいいかもしれません。
シンガポールは資源のない小国、外資を呼び込むことで経済を発展させてきました。そのため、外国人が、シンガポールに投資しやすい環境を整備する必要があるのです。安全で、生活のしやすい環境、それも外国人が投資しやすい(外国人がシンガポールにきてビジネスをしやすい)環境の重要なファクターひとつなんです。
なぜそこまで厳しくしないといけないのか?
外国資本に頼るということは、世界各国から様々な文化的宗教的な背景をもった労働者が流入します。シンガポールが多民族国家である背景も究極的には外資誘致の国策にあるんです。
そんな多種多様な国民にルールを守らせ社会を安定させるために厳しい罰金制度があるんですね。シンガポールの厳しい罰金制度の目的は、安全な生活環境の維持し、外資や労働力を誘致すること。資源の乏しい小国シンガポールが発展するための国策の根幹であったりするんです。
独裁政権のもとで反乱するかもしれない国民を監視する…そういう類のものとはまったく理念が違うんです。
なので、ちゃんとルールを守る習慣のある私たち日本人は、あまり恐れる必要はないんです。ルールを知ってさえいれば…
街をクリーンに保つための罰金
ということで、今回は、シンガポールへ旅行へ行く日本人に皆さまに是非知っておいていただきたい、シンガポールの罰金制度をご紹介していきたいと思います。
楽しいシンガポール旅行にするために、一読しておいてください。
でも、変に身構えないでくださいね。一読していただくだけで大丈夫です。私たち日本人にとっては、当たり前のことがほとんどなので。
ガムの持ち込み
罰金 10,000シンガポールドル(110万円)
クレイジーです。ガムが路上を汚すことを防ぐため、ガムの吐き捨てを統制するのではなく、ガムの持ち込み自体を禁じてしまっているんです。
ゴミのポイ捨て
初犯で最高1,000シンガポールドル(11万円)、再犯は最高2,000シンガポールドル(22万円)とボランティア(清掃作業)。
ゴミを捨てて11万円取られたら後悔しきれません。泣
路上につばを吐く
罰金 1,000シンガポールドル(11万円)
自然にやってませんか?口の中に食べカスが残っていてペッペッってやりそうになることもあ理想ですが…ほんと注意が必要です。
鳥のエサやり
罰金 1,000シンガポールドル(11万円)
糞害が問題なんでしょうけど、エサやりをする人を問題の根源とするところがシンガポールらしい。
喫煙場所以外での喫煙

罰金 1,000シンガポールドル(11万円)
歩きたばこをしている人はほとんど見ませんね。
蚊の発生するような環境を作る
罰金 10,000シンガポールドル(110万円)
マジですか?マジです。
政府の職員が検査にくるそうです。植木鉢とかエアコンが水漏れとか、雨水がたまり場とか。ボーフラがわく環境があると、110万円の罰金を受ける可能性があります。
シンガポールは常夏なので、蚊がいません。毎週のように、白煙を上げて殺虫剤を撒いています。クリーンに保つことと、マラリア・ジカ熱・デング熱といった蚊が媒介する感染症の予防のためです。
蚊に刺されないことはありがたいことですが、この徹底ぶり、たまに怖くなります。
多国籍の労働者を統制するための罰金
電車内での禁止事項

- 車内での飲食 罰金 500シンガポールドル(5.5万円)
- 社内での喫煙 罰金 1,000シンガポールドル(11万円)
- ペットの持ち込み 罰金 500シンガポールドル(5.5万円)
- 可燃液体の持ち込み 罰金 500シンガポールドル(5.5万円)
それにドリアンの持ち込み禁止というのもあります。匂いがきついからですけど、そこまで法整備しなくてもいいんじゃないって感じがします。いろんな国籍の人がいるので、いろんなことを想定するとそうなっちゃうんですかね。
日本人の方は、車内での飲食は注意しないといけませんね。たまにいますよね。お子さんにも注意です。
あと、ドリアンの電車内への持ち込みも10年くらい前までは罰金の対象で、ユニークな罰金制度として取り上げられることも多かったんですが、今は罰金の対象になっていません。
公衆トイレで水を流さない
罰金 最高1,000シンガポールドル(11万円)
そんなことまで法律で決める?って感じ。教育の問題だろ!って言いたいところですが、他国からの労働者も多く、バックグラウンドがわからないから罰則で統制するってところでしょうか。
横断歩道から50m以内の場所での横断歩道を利用しない横断
罰金 50シンガポールドル(5,500円・初犯)、再犯の場合は1,000シンガポールドル(11万円))
他の東南アジアの国の人はどこでも渡りますからね。それをケアしているんでしょうね。
風紀を守るための罰金
夜(深夜10時半~朝7時)の公の屋外での飲酒
初犯で最高1,000シンガポールドル(11万円)の罰金、再犯は最高2,000シンガポールドル(22万円)の罰金または禁錮刑3か月。
夜外で酒を飲んでしまって、2回捕まったら刑務所行きもありって…
たっしょん(立ち小便)

罰金:5,000シンガポールドル(55万円)
税制の維持のための罰金
申告しないでたばこを持ち込んだ場合
罰金 最高5,000シンガポールドル(55万円)
シンガポールにたばこを持ち込む場合、税金を支払う必要があり、税額は1本単位で決められています。1本42.7セント。1箱持ち込む場合には、8.54シンガポールドル(約1,000円)を納める必要があります。
この税金を納めないで持ち込んだ場合、最高5,000シンガポールドル(55万円)の罰金😱😱😱
確かな情報ではないですが、少なくともマレーシアから入国する際には1箱未満(19本以下)であれば税金が要らないということでした。ジョホールバルで友人の結婚パーティ-に参加した際に、友人がマレーシアでたばこを買って、1本抜いて持ち込んで、税関で本数を数えられていて、19本だからOKってなっていましたので、少なくとも慣行としては19本までOKのようですよ(規程ではなく慣行なので自己責任でお願いします)。
それにしても、55万円って。
いかがでしたでしょうか。旅行の方も気を付けないといけない項目がいくつかあると思います。知らないでやってしまいそうな、ガムやたばこの持ち込み、電車内での飲食は少し気を付けたほうがいいかもしれませんね。
シンガポールの安全な生活は、この恐ろしい罰金制度に怯える市民の自制で成り立っています。道徳教育に力入れたほうがよくないか?と思います。がこれがシンガポール。
一応気を付けていきましょう!




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