テレビやマスコミで幾度となく取り上げられた、シンガポール・セントーサ島の人気アトラクション【メガ・ジップライン】に何度も乗ってやっとわかった乗り方の極意を伝授します。メガ・アドベンチャー・パークへの行き方、服装や荷物の扱い、営業時間、チケットの値段、そして、割引チケットを一番安くゲットできる方法も。
シンガポール名物のメガジップラインをお得に楽しむために必要な情報を完全に網羅しました!シンガポールを知り尽くしたシンガポール駐在員のけんたが、またまたネットレベルを超越した情報を最高レベルでお伝えいたします。
皆さまのシンガポール旅行が最高のものになりますように。ただそれだけを願って…
メガ・アドベンチャー・パーク
メガジップラインがあるのは(運営しているのは)、メガ・アドベンチャーパークというところです。
以前はメガジップラインだけを運営をしていて、名前もメガジップ・アドベンチャーパークでしたが、最近はラインナップを増強中。名前も変えてメガ・アドベンチャーパークとして運営しています。
人気のメガジップラインに加えて、メガバウンス(トランポリン)、メガクライム(アスレチック)を建設。現在は合計3つのアトラクションを楽しむことができます。
メガジップラインが一番人気
その中でも、特に人気なのがメガジップラインです。基本的にはこれだけでOKだと思います。
セントーサ島の山のてっぺんからシロソビーチの小島まで、高低差75メートル、滑走距離450メートルのロングランを最高時速60kmのジップラインで一気に滑り下ります。
海に向かってジャングルの中を走り抜けて行く、このコース設計がセントーサ島のジップラインの一番の特徴です。シンガポール湾を望む壮大な景色を楽しみつつ、海へ飛び込むようなダイナミックなジップランを楽しめるのはここですです。
常にシンガポールの人気観光スポットの上位に君臨しつづける人気アトラクションなので、その存在を知ってしまったら体験しないで日本へは帰れません。
みんなに自慢できる絶対おすすめのアトラクションです。
(身長制限・体重制限)
身長90cm以上、体重30~140㎏の方が利用可能です。
体重30㎏未満の子どもでも身長が90㎝以上の場合はタンデム(親御さんと2人乗り)なら、利用可能です。
その他のメガアクティビティ
メガクライム
いわゆるアスレチックコースです。高さは5メートルから15メートル。15メートルから飛び降りるミニバンジー体験が含まれています。結構高さがあるアトラクションですので、命綱のロープをつけて行います。
(身長制限・体重制限)身長120cm以上、体重25~120㎏の方のみ利用できます
メガバウンス
いわゆるトランポリンです。8メートルくらいまでハネることができます。命綱付きです。
アトラクションの感じはメガアドベンチャーパークの出しているYouTubeが一番わかりやすいので、貼っておきますね。(再生の時は音量に注意してください)
チケットの値段
現地のチケットカウンターで買う場合のチケットの値段です。
アクティビティ | 料金 |
メガジップライン | 66 シンガポールドル |
メガクライム | 66 シンガポールドル |
メガバウンス | 15.5 シンガポールドル |
比較して最安値で割引チケットをゲットしましょう!
ただシンガポールで遊ぶ場合、チケットを窓口で買ってはいけません。
シンガポールのアクティビティのチケットはオンラインで買うと安いというのは、シンガポール在住者にとっては常識なので、まあ普通はオンラインでチケットを押さえてから遊びに出かけます。
メールアドレスを登録をして、クレジットカードで決済すると、登録したメールアドレスにチケットが送られてくるというシンプルなやつです。
これだけのことでチケットが断然安く買えてしまいます。
そりゃあネットで買うでしょ、という感じです。窓口でチケットを買うなんて、お金を捨てているようなもん。それくらいの感覚です。
このシンガポールのオンラインチケットですが、エイチアイエスなどが提携している【KKday】(ケイケイデイ)、フトバンクなどが出資する【KLOOK】(クルック)、あとは楽天系の【楽天トラベル観光体験】(旧サイト名:ボヤジン)あたりが有名ですかね。
為替の影響で日本円のチケット料金は結構が動くので、3社をチェックしてみて、安いところから買う、そんな感じで使っています。
メガジップライン|最安値でチケットをゲットしよう!
【KKday】【KLOOK】【楽天トラベル観光体験】を比較して、最安チケットをゲットしてください♪
各社とも価格は変動しますが、最近では【KKday】が最安値のことが多いですね。
【KKday】はここから550円の割引クーポンと5%割引クーポンが使えるので、ジップラインのチケットの最安値はしばらく【KKday】で確定っぽいですね!
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②5%割引クーポン!(サイト限定クーポン)
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✅ 手続きは超かんたん。メールアドレスを登録してクレジットカードやPay Payで決済するだけ。完了後すぐにチケットがメールで送られてきます。
✅ 印刷不要。スマホ画面の提示でOKです。
日本語対応/スマホ対応/購入後の日程変更可能
どこで買ってもジップラインのチケットは同じです。値段を比べてみて、安い方からチケットを買った方がいいと思います。高い方から買う理由はないですよね😉
【KKday】は海外では有名なサイトですが、初めて聞く方もいるかもしれませんね。【KKday】って何?というところから、【KKday】の使い方、チケットの買い方、そしてお得な割引クーポン情報など、こちらの記事で詳しく解説しています。
【KLOOK】も新規利用者向けに500円割引クーポンを発行しています。
メガジップラインの営業時間
営業時間は11時~18時です。コロナも明けて、通常営業を開始しています。
メガジップラインは3レーンしかなく、前の人が滑車路を完全に滑り終わってから、次の人が準備をして滑り始めるという流れなので、人が多くなると待ち時間が長くなりがちです。
特に夕方は人が多くなるので、少し時間に余裕をもって出掛けた方がいいです。
メガジップラインの場所・行き方
ジップラインの受付(チケット売り場)は2ヶ所あります。
①山頂インビアルックアウトのジップラインのスタート地点と、②シロソビーチのジップラインのゴール地点です。
シロソビーチのゴール地点で受付をすると、スタッフの方がカートで山頂まで送ってくれます。
メガジャンプやメガクライムも、メガジップラインのスタート地点にあります(メガバウンスはシロソビーチのチケット売り場の横にあります)。
① 山頂スタート地点のチケット売り場への行き方
住所:10A Siloso Beach Walk, シンガポール 099008
グーグルマップでは、「Climb Max(アドベンチャースポーツセンター)」 と表示されています。むかーしそんな名前だったんですね。多分。
行き方・アクセス
【モノレール「セントーサエクスプレス」で行く方法】
シンガポール本島の始発駅「ビボシティ・ステーション」から乗車して2駅目のインビアステーション(Imbiah Station)で下車。そこから徒歩15分くらい。
インビアステーションからはインビアルックアウトを目指して進みます。
マダムタッソ、スカイラインリュージュ、スカイヘリックス、ケーブルカーのセントーサ駅・インビアルックアウト駅を通過して、最後にメガアドベンチャーパークの看板の横のに沿って坂道を上がるとチケットカウンターが見えてきます。
最後150メートルの坂道は結構きついかもしれません。ジップラインの性質上、高い所に登らないといけませんからね。
道中は、最初にエスカレーターがあるとはいえ、全体的に登り坂です。
【ケーブルカーで行く方法】
ケーブルカーの場合は、シンガポール本島の駅「ハーバーフロント駅」から乗車して、マウントフェーバーラインの終点「セントーサ駅」で下車します。
セントーサ駅を出て右へ行くと、上の写真の大きな看板が見えるので、その左に折れて坂道を登ればチケット売り場が見えてきます。
セントーサ駅からジップラインのチケット売り場までの所要時間は7,8分(徒歩)です。
【タクシーで行く方法】
実はメガアドベンチャーの大きな看板の近くにタクシースタンドがあります。インビアルックアウトとか、ジップラインとか、言って伝わると思います。これが一番楽な行き方ですが、伝わらない場合に、場所を説明しきれないという難点があります。
② シロソビーチ ゴール地点のチケット売り場への行き方
グーグルマップで、メガアドベンチャーなどで検索すると出てくるのがこちらのチケット売り場です。実はここはゴール地点。
ここで受付をした場合は、上の写真にも写っているカートで山頂まで送ってもらえます。
【場所】10A Siloso Beach Walk, Sentosa Island, Singapore 099008
行き方・アクセス
【モノレール「セントーサエクスプレス」で行く方法】
シンガポール本島の始発駅「ビボシティステーション」から乗車して終点のビーチステーション(Beach Station)で下車します。
駅からはジップラインのチケット売り場までは徒歩10分程度です。
ビーチステーションも海岸沿い、シロソビーチのチケット売り場も海岸沿い。なので、砂浜を歩くかどうかは別として、駅からは、海岸沿いをテクテク進んでいけば自然にチケット売り場に到着します。
チケットを買うと、その場で装備を着用して、それからカートに乗ってレッツゴーです。坂道を歩いて登らなくていい分、こちらの方が体力的には楽だと思います。
【ケーブルカーで行く方法】
まず、ケーブルカーのシンガポール本島の駅「ハーバーフロント駅」から乗車して、マウントフェーバーラインの終点「セントーサ駅」で下車します。
「セントーサ駅」から歩いて、もうひとつ別のケーブルカーであるセントーサラインの「インビアルックアウト駅」へ移動。そこからセントーサラインの終点「シロソビーチ駅」へ。
シロソビーチ駅からは徒歩3分くらいでしょうか。ビーチにでたら、すぐにチケット売り場が見えます。
ケーブルカーは、シンガポールに遊びにくる友人などにはいつもおすすめしていますが、意外と満足度の高い乗り物(というよりアトラクション)です。意外とありなので、検討してみてください。
ジップラインの注意点(服装・荷物・カメラなど)
✅ 身長・体重制限
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身長制限:120cm以上。90cm以上120cm未満の方は保護者の同伴が必要(2人乗りだけOK)です。90cm未満だと参加できません。
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体重制限:最低体重30kg ~ 最高体重140kg
✅ 服装について
ジップライン等で遊ぶ前に、装備(固定具)を装着します。
装備を前提にした服装で行きましょう。スカートやキャミソールだとヤバいことになります。
また、靴はスニーカーがいいですね。サンダル等は受付で預けさせられます(裸足でジップラインをすることになります)。ジップラインの最中に落ちたら二度と発見できないので。
✅ 荷物について
リュックやショルダーバッグなど、ジップラインの最中に落ちる可能性がないタイプのものは、そのままジップラインに乗れますが、大きな荷物は預けさせられます。
サンダルもそうですが、スタート地点で預けると、ジップラインで下に降りたあと、上のスタート地点まで、荷物を取りに戻らなければなりません。大きな荷物の方は持っていかないか、持っている方は、ゴール地点のシロソビーチ沿いのチケットカウンター(上記の②のチケットカウンター)を利用しましょう。
✅ カメラについて
落下の恐れのあるものは利用させてもらえません。
紐のついた携帯(スマホ)ホルダーが受付で売っていますので、それを買うように言われます。こんな感じのネックストラップ(首にかける紐のついたホルダー)を日本から持っていくといいでしょう(参考画像として掲載しているだけなので、ここで買う必要は全くありません)。
注意点はこんなところでしょうか。
メガジップラインの乗り方とコツを初公開!
あとはスタート台に行って滑り降りるだけ。でも大事なのは乗り方です。ジップラインを最大限楽しむにはちょっとしたコツがあるんです。
こんな感じでスタートします
装備を着けたらこのスタート台へ案内されます。
こんな感じのやぐらの最上階、4階部分スタート地点がありますので、案内されたら階段をずんずんと上がって行きます。
スタート地点では、一人出発するたびにスタッフさんが新しい滑車をセットします。
この滑車に、先ほどつけた装備(固定具)をつないで滑り下りることになります。
パッケージを選んで先にメガクライムやメガジャンプをやった人は、高さにも多少なれていますし、滑車が丈夫なことも体感しているので、だいぶ余裕があるはずです。
1回勝負なので、この余裕が結構重要です。
スタート直前には、こんな感じで、吊るされた状態になり、係員のGOサインを待つ感じになります。
しっかり滑車が固定されていることを確認したら係員のGOの掛け声とともに、一気に滑車が滑り始めます。
映像の方がわかりやすいですね。スタート時の最初の15秒はこんな感じです。
一瞬ドキッとしますが、15秒後にはシロソビーチのキレイな景色が目に飛び込んできます。そちらは現地で体験してからのお楽しみです♪
ジップラインの乗り方のコツ
これはホントにネット初公開です(同じことをサイトに書いている人がいたら完全にパクリですね)。
何度も乗ってわかりました(逆に言うと何度も乗らないと気づかないことかもしれません)。
何がって?
実はジップラインはとっても面白いんですけど、ひとつ欠点があります。
ロープ1本で体を支えているので、そこを支点にして、結構くるくる回っちゃうんです。海側を見たいって思っても、山側向きになったりして…、体の向きも制御しにくいんです。
1度や2度乗っただけだと気づかないですね。これ。
こちらが悪い乗り方です。
こちらが良い乗り方です。
えーっ!?
上の女の子の方がしっかりロープにつかまっていていいじゃないですかー!!
ですよね。
でも違うんです。
角運動保存の法則
なんだ、なんだ⁉ いきなり物理ですか? 遊びなんだからやめてくださいよ。
大丈夫です。そんなに難しい話しじゃないです😅
どんな体制だと安定するか?回転しにくいか?という話しです。支点からの作用点までの距離が長いほど回転しにくく、短いほど回転しやすい、簡単にいうと、それが角運動保存の法則です。
ジップラインは最初は怖いので、一本のロープにしっかり両手で掴まります。そして、ギューッと縮こまるわけです。上の女の子のように。そうすると中心にどんどん力が集まって行って、結果的に回転しやすくなります。
ちょうどフィギアスケートの選手が、ジャンプをするとき腕をたたみますよね。その感じに似ています。
上の女性は実際に制御不能なほどくるくると回転し続けていました。
一方、下の写真の男性の姿勢を見てください。手を放して、足も少し中心から遠いところに置いています。こうなると、中心からの距離が長くなるので、回転しにくくなるんです。
そうすると景色ももっと楽しめるし、回転しないので、もっと余裕が出てきていろいろなポーズを楽しんだりできるというわけです。
固定具は実際はかなり安定して滑車に繋がれているので、回転さえ制御できれば、こんなポーズだって簡単にできるんです。
右の人は手を広げていますよね。これは回転を防ぐために自然とやっていることです。左の人もこのあと大きな姿勢を取ったはずです(このままだとくるくる回転します)。
いやぁ…このことに気づくのにだいぶ遠回りしました!
回転を押さえる方法がわかっているのといないのでは、ジップランの楽しみ方がぜんぜん違ってきます。回転を押さえられたら…白い砂浜に青い海、シロソビーチが本当にキレイに見えます。