【ホーチミン】カフェアパートメントで眺望重視なら「% Arabica」がおすすめ。行き方や注意点も解説。

ベトナム・ホーチミン旅行で必ず名前が挙がる観光スポットの一つとなった、ホーチミン1区グエンフエ通りに面したコーヒービル「カフェ アパートメント(The Café Apartment)」。SNS映えする外観と個性的なカフェやショップが集まる場所として人気を集めています。

この記事では、カフェアパートメントとは?というところから、行き方や注意点を解説します。また、バルコニー席で撮った写真がたびたびSNSを賑わしている話題のカフェ「% Arabica」もご紹介していきます。

もくじ

カフェアパートメントとは

カフェアパートメント。この建物はもともと1960年代の南ベトナム時代に建てられた古い集合住宅で、当初は官僚や軍関係者、その家族が住む住居として使われていました。ベトナム戦争の後も長らく一般のアパートとして機能していましたが、老朽化が進み、2000年代には多くの部屋が空き室に。

そんな中、若手起業家やアーティストたちがこの空間に目をつけ、住居を改装してカフェやブティックに変えていきました。その結果、廃れかけていたアパートは、ホーチミンの新しいカルチャー発信地へと姿を変え、現在では「カフェアパートメント」として人気の観光スポットになった。

そんな歴史があるカフェアパートメントは単なる「おしゃれカフェが集まった場所」ではなく、ベトナムの歴史と都市再生の物語が詰まった場所でもあるんですね。歴史ある建物と若者文化が融合することで、成長を続けるホーチミンらしい独特の魅力を放っています。

カフェアパートメントを訪れる際はぜひ、外観を眺めるだけでなく、建物内のカフェに入って、ホーチミンらしい独特の世界観を楽しみたいところです。

外観の独特な存在感

ベトナム戦争時代から残るコンクリート建築で、部屋ごとに異なる看板やテラスの装飾が施されており、雑多でありながらもアート感あふれる外観が大きな特徴です。

カフェがぎっちり入ったこの感じは唯一無二。一見の価値ありです。

カフェとショップの宝庫

建物内には数十店舗のカフェや雑貨店、アパレルショップが入居しており、それぞれ個性的なインテリアやメニューで差別化しています。ベトナムコーヒーをゆったり楽しめるお店から、スイーツやクラフトビールを扱う店まで多彩です。

ローカルと観光の交差点

地元の若者にとってはSNS映えする写真スポット、観光客にとってはベトナムのカフェ文化に触れられる場所として、人気沸騰中です。特にSNSでの人気が高く、SNSで噂を聞きつけたたくさんの人たちが昼夜問わず訪れ、いつも活気にあふれています。

眺望スポットとしても人気

建物自体は9階建てで決して高くはないんですが、目の前がホーチミンスクエアから続くグエンフエ通り。視界を遮るものがないため、バルコニーからはホーチミンの素敵な景色を楽しむことができます。

ホーチミンのシンボル「サイゴンスカイデッキ」を眺めながらゆっくりとベトナムコーヒーを愉しむ、そんな素敵な時間を過ごすことができます。

また夜のカフェアパートメントもおすすめ。活気溢れるグエンフエ通りの眼下に見ながら、エキゾチックなベトナムの夜を楽しむことができます。

ホーチミン・カフェアパートメントの行き方

カフェアパートメントは、ホーチミン中心部の目抜き通り グエンフエ通り(Nguyen Hue Boulevard) に位置しています。歩行者天国の広場に面しており、ドンコイ通りやベンタイン市場、サイゴンスカイデッキからも徒歩圏内なので、観光の合間に立ち寄りやすいロケーションにあります。

入口は少し分かりにくいですが、建物の1階の左端にある小さな通路から入り、階段またはエレベーターで各階に上がることができます。

狭い通路は、両サイドにバイクが停められて、さらに狭くなっています。ビルの外観はレトロファッションですが、入口はただのレトロ。ベトナム感丸出しのちょっと怖い雰囲気です。

カフェアパートメント利用時の注意点

カフェアパートメントの利用には、ひとつ注意点があります。

エレベーターに乗るには3,000ベトナムドンの利用料を払う必要があるということです(階段はタダです)。エレベーターを待っていると、その前に座っているおばちゃんが立ち上がって、3,000ドン払えと言ってきます。

日本では絶対にありえないことなので、新手のぼったぐりかと思いきや、エレベーターの横にエレベーターフィー(Elevator Fee)の貼り紙が…

1人3,000ドン。エレベーターの所有者はビルの所有者とは別です。エレベーター・フィーは、ほとんどのコーヒーショップやレストランで払い戻ししてくれます。とのことです。

3,000ドンといえば15円そこそこなので払ってもいいんですが…そもそも座ってるおばちゃんが本当に権利があって料金を徴収しているのかも怪しいし、お店で払い戻してくれるのかも怪しいので、階段を使いました。

これが正解でしたね。

階段で行けば、ゆっくりビル内の雰囲気を楽しんで、気になるお店があったら覗いてみて…そんな楽しみ方ができます。

建物の中には、コーヒーカフェだけでなくおしゃれな雑貨屋さんやスイーツのお店がたくさんあります。

この調子で小さいお店が9階まで入っているので、正直ぜんぶは回り切れないと思います。

めちゃ眺めがいいカフェ「% Arabica」

かわいいお店はたくさんありますが、 グエンフエ通りに面したバルコニーのあるお店は多くはありません。

カフェアパートメントに来たら、やっぱりバルコニー席でサイゴンスカイデッキ(ビテクスコ・フィナンシャルタワー)を眺めながら寛ぎたいところです。

そんな方におすすめなのが「% Arabica」というカフェですね。「% Arabica」は京都発、20か国以上で店舗展開をしている安心の日本クオリティのコーヒーカフェです。

清潔感のある白を基調とした店内デザイン。あたたかなアンティーク風のウッドフローリングとベトナムローカルな装飾を組み合わせたスタイリッシュモダンな空間が、居心地のいい雰囲気を作り上げています。

椅子やテーブルをゆったりと配し広さを感じる店内にはゆっくりとした時間が流れています。

注文を受けた後にバリスタさんが1杯1杯丁寧にコーヒーを入れてくれます。

本日3杯目のコーヒー^^;

カップには「% Arabica」のロゴマーク「%」が書かれています。カフェアパートメントのSNS投稿には、このカップの写真がめっちゃ多いですよね。

バルコニーには、5,6人用のテーブル席と5人掛けのカウンター席があります。

やっぱりカウンター席ですね。サイゴンスカイデッキ(ビテクスコ・フィナンシャルタワー)がとても近くに見えます。

そうはいってもここはベトナム・ホーチミン。日中は暑いです^^;

写真を撮ったら、みなさん結局店内に戻ってゆっくりしてますね。

カフェアパートメントは夜もおすすめ

カフェアパートメントは夜もおすすめです。昼は暑いのでむしろ夜の方がいいかも。

カフェアパートメントの営業時間はお店ごとに異なりますが、上記でご紹介した「% Arabica」夜10時まで営業してます。

見えますでしょうか。「% Arabica」のバルコニーのカウンター席でゆっくり語り合う人たち。

あんな感じでゆっくり過ごすホーチミンの旅も素敵だな…と思いました。

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