【体験レビュー】台北の超人気店『阜杭豆漿』の日本語メニュー・おすすめメニュー・行き方まとめ

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)の人気メニュー鹹豆漿

台湾・台北グルメの朝ごはん部門でダントツ一番人気の豆乳・鹹豆漿が有名な「阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)」。早朝5時半のオープン時点で行列ができるという人気店ですが、2018年からミシュランガイドのビブグルマンに選ばれ続けているとおりその実力も折り紙付き。

この記事では、台北の超人気店「阜杭豆漿」の場所・行き方・営業時間などの基本的な情報から、日本語メニューやおすすめの人気メニュー、そして注文の仕方などの実践的な情報まで、「阜杭豆漿」をスムーズに楽しむための情報をまとめました。

そして最後に、開店時間(オープン時間)の5時半でどのくらい行列ができているか、実際の様子をお伝えしつつ、行列必至の人気店「阜杭豆漿」には何時にいったらいいのか?について実体験に基づく結論をご提案させていただきました。やっぱり…日本の皆さんに海外旅行を気持ちよく楽しんでほしいので。

もくじ

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)の基本情報

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)の基本情報
住所100 台湾 Taipei City, Zhongzheng District, Section 1, Zhongxiao E Rd, 108號2樓
電話番号+886 2 2392 2175
アクセスMRT善導寺駅5番から徒歩1分
営業時間5時30分~12時30分(月曜日無休)
所要時間20~30分
料金100台湾ドル程度
公式サイト公式サイト

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)の場所・行き方

行き方:MRT(地下鉄)板南線善導寺駅の5番出口から徒歩1分です。阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)は、5番出口を出て右手に華山市場と書かれているビルの2階にあります。

入口は5番出口の交差点を右折した先、次のビルの角(の手前)にあります。早朝から行列ができるお店なので、朝6時半くらいには5番出口を出た右側くらいまで行列が伸びていると思います。

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)のメニュー

メニューは2階にあがり、注文カウンターの手前くらいまで行くと、こんな感じで手で持てるものが置いてあります。なので、カウンターで注文する前に行列に並びながらこのメニューを見て、どれにするか検討することができます。

注文の仕方

多くの日本人の方は、この日本語メニューを見て、メニューに書かれている番号を覚えて注文しています。

例えば「ナンバースリー、ワン」(No.1を1つ)という感じで注文しています。

カウンターの手前に日本語メニューが置いてあるとはいえ、予備知識なして、じっくり選べるほど余裕はないので、何を注文するかは事前に当たりを付けておいた方がいいと思います。

そのうえで『No.1×2、No.3×2、No.12×1』とか書いた紙を持って行けたら完璧です。英語は通じないので、文字で伝えるのが間違いない方法です。

阜杭豆漿のメニュー・料金

選びやすいように、阜杭豆漿のメニュー・料金を書き出してみました。こちらをご活用いただければと思います。

(単位:元)

番号品目値段
1豆乳(アイス・ホット)30
2ライスミルク(アイス・ホット)30
3鹹豆漿 (シエンドウジャン)
⭐⭐⭐塩豆乳(小エビやザーサイ具入り豆乳)
40
31台湾風キャラメル味焼パイ30
32台湾風ネギ入り焼パイ30
33台湾風千切り大根入り焼パイ30
11台湾風厚焼きパン35
12厚餅夾蛋(ポウピンジャーダン)
⭐厚焼きパン+卵
45
13厚焼きパン+油篠65
14厚焼きパン+油篠+卵75
21台湾風薄焼きパン30
22薄焼きパン+卵40
23薄焼きパン+油篠60
24薄焼きパン+油篠+卵70
41台湾風卵入り焼クレープ35
42台湾風卵入り焼クレープ+油篠65
43ネギ入り焼き卵15
44目玉焼15
45油篠=台湾風揚げパン30
46台湾風おにぎり(大根漬物+ポークフロス+揚げパン)55

阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)のおすすめメニュー

阜杭豆漿で一番人気のあるメニューは、鹹豆漿 (シエンドウジャン)厚餅夾蛋(ポウピンジャーダン)、です。多くの人が注文する定番の組み合わせです。

阜杭豆漿の名物の組み合わせなので、観光的にもこちらがおすすめです。迷ったらこの2つを注文すればいいと思います。

それぞれもう少し見ておきましょう。

鹹豆漿 (シエンドウジャン

これが圧倒的1番人気ですね。日本語メニューでは、塩豆乳(小エビやザーサイ具入り豆乳)と記されています。

小エビの出汁スープに豆乳を入れた温めた半熟豆乳スープ。揚げパン(油篠・ヨウテーヤオ)・ザーサイ・青ネギをトッピングした料理で、茶碗蒸しのような味わいと表現される、和風感のあるスープです。

白いスープかなと思いきや、ベースは和風だしのような小エビスープです。

これを慌てずに時間をかけてゆっくり飲みましょう。

揚げパン出汁スープに染みて、カリッとした食感を残しつつ、噛むほどにジュワッと出汁スープが染み出すめちゃうま料理に変貌します。

この鹹豆漿(シエンドウジャン)がまずはマスト(Must)です。

ちなみに揚げパン(油篠・ヨウテーヤオ)はもともと入っているので、よほどのヨウテーヤオ好き以外は、追加で買う必要はありません。

厚餅夾蛋(ポウピンジャーダン)

日本語メニューでは厚焼きパン+卵と書かれています。

鹹豆漿(シエンドウジャン)が有名ですが、この阜杭豆漿の調理場は、ほとんどのパン作りで占められています。

作り方はこれですね。窯の外側に生地を張り付けて焼き上げる、ナンのような調理法です。

これは、台湾夜市で胡椒餅を作っているお店で見た風景。この製法で作られたパンは、外がカリッと、中はもっちり。

厚餅夾蛋はこちら。この照り!美味しいの確定です。

たまごはそんなにインパクトはないですが、パン自体がめっちゃ美味しいです。

豆乳(アイス)

そして是非頼んでいただきたいのが、この豆乳です。

市販の豆乳なんかとは全く違う滑らかな口あたり。味が濃いとかそういう次元ではなく、別物です。なんだろ?これは…。めちゃくちゃ美味しいです。是非お試しあれ。

阜杭豆漿へは何時に行けばいいか?

結論から言うと、最低でもオープン時間の5時30分を目指してください。

平日5時30分到着で30分待ち!

こちらが平日朝5時30分の様子です。オープン時刻ですでに1階の外まで行列ができています(お店は2階です)。

ビルの1階の入口付近から2階へ上がって注文カウンターに辿り着くまで、20分はかかります(この日は1階の外にできている行列をあわせると全部で30分待ち)。

特に誰かが行列を捌いているわけではなく、純粋に「注文を聞いて、料理を準備して、お金の受け払いをする」、その時間だけでこの行列が発生しています。

なので、基本的にはどの時間帯でも進みは同じ。時間帯によって進みが早くなったりはしないと思います。

5時30分に到着して、席に着いたのが6時過ぎ。

この時点でほぼ満席ですが、それでもこのテーブルの前の席は空いていますので、やっぱり行列の原因は、お店のキャパではなく、注文捌きのスピードです。

6時30分ごろに外へ出ると行列はさらに伸びていました。最後尾からの待ち時間は45分くらいでしょうか。

5時半で30分待ち、6時半で45分待ち、その後さらに行列が伸びると予想されることを考えると、やっぱり開店時間の5時半か、できればそれより前の到着を目指すのが正解かなと思います。

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