二刀流!本田圭佑がカンボジア代表の監督に!

先日、オーストラリアのメルボルンビクトリーに加入することを発表したばかりのサッカー日本代表の本田圭佑選手が、8月12日、矢継ぎ早にサプライズを発表しましたね。なんと、サッカーカンボジア代表の「Head of delegation」、実質的な監督に就任するといいます。
初陣は9月10日にホームで開催されるマレーシア代表戦の予定だそうです。

ワールドカップが終わってまだ1か月たたないというのにどんどん動きますね、本田選手。賛否両論あるとは思いますけど、こういう行動力はすごいと素直に思います。

サッカーのキャリアは皆さん結構ご存知だと思いますが、サッカーやりながらいろいろやってますよね、本田選手は。

有名なのは、2015年にはオーストリアの3部リーグのSVホルンへ出資しオーナーになりましたね。SVホルンは、翌年には2部に昇格しましたが、その次の年には3部に降格。そして今年5月3部で優勝を果たし、来年から再び2部で戦うようですね。

このSVホルンの買収額は5億円。選手の給料と運営費ですでに何億もの赤字が出ているといいます。が、本田選手は、そんなことは気にしない♪みたいな感じのようですが。

本田選手は、SVホルン買収後、カンボジアの当時アマチュアクラブであった「ソルティーロ・アンコールFC」も取得。現在は2部リーグで戦っています。2017年には、チームを日本に招待して、文化交流を図ったり。そんなこともしてましたね。

そのあと、昨年にはウガンダ1部のクラブチーム「ブライトスターズFC」も買収し、現在は合計3つのフットボールクラブのオーナーとなっています。

このほかにも、日本でソルティーロサッカースクールを開設したり、同じソルティーロサッカースクールをカンボジアで始めたり。

そして、ワールドカップ直後には、アメリカ出身で俳優やプロデューサー業を務めるウィル・スミス氏と共に、ベンチャーファンド「Dreamers Fund」を設立したり。

一見華やかなビジネスマンのようですが、全部アーリーステージへの投資なんですね。なんとなく、社会貢献とか、そういった方向への強い思いみたいなものがあるように思えてきました。

なんで、このブログでこんなことに触れるかというと。先日のカンボジアの実質監督への就任会見で語った本田選手のことばが印象的だったからです。

本田選手が語ったミッションというのは2つ。

「ひとつは、カンボジアサッカー連盟、各チーム、育成年代のすべてが同じサッカースタイルをつくること。つまり、カンボジアのサッカーのスタイルを確立すること。それがミッションのひとつです。これは日本でもすごく苦労していることです。目指すものがバラバラだと、みんなが違う方向に向かって、強いサッカーチームができあがりません。サッカーというのは今日、明日では強くならないので、しっかり目標を掲げ、そこにみんなが我慢しがら一緒になって進んでいくことを今回のミッションのひとつとして掲げます。」

ここまではまあそうかなと思いました。

でも、もうひとつ、本田選手が語った実質的な監督就任のミッションがありあす。

「ふたつめは、サッカーを強くするだけではなく、サッカー以外のカンボジアの素晴らしいところを世界に伝えていくことも私の使命だと思っています。何度もカンボジアに足を運んでいて、カンボジアの素晴らしいところをいくつも目にしてきました。文化、世界遺産、農業、そういったところを世界にアピールをしてくつもりでいます。さらに、一番の特徴であるカンボジア人のまじめなところ。日本人と共通する部分でもあると思うが、そこをアピールしていきたい。もう一度繰り返しますが、ひとつはサッカーのスタイルと確立すること。ふたつめは、サッカー以外のカンボジアの魅力を世界にアピールすることです」

これ、素晴らしくないですか?

自分もカンボジアの素晴らしさってあると思っていて。だから、なーんとなく、皆さんにお伝えしたいなって思いました。

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