飲んだ後や食事の後の締めにパフェを食べる、いわゆる締めパフェは北海道札幌の文化と言われていますが、地元民に聞いても、そんなことをする人はいないので実はわからないみたいです。
皆さん、笑いながら、締めにパフェとか食べるらしいよ~って言っていますw。なので、地元民におすすめの締めパフェ店とか聞いても誰も知らないんですよね。実は。
そうは言っても、新鮮なミルクでつくる北海道のパフェは、いつ食べても美味しい。食べた後でももちろん美味しいし、飲んだ後だって、美味しいものは美味しいんです^^;
でも地元の人が知らない締めパフェ店。その本当のところを事前に知る方法は限られてきます。締めパフェ店をハシゴする人もいないでしょうから、比較できる人もほとんどいないでしょう。
ということで、またまた出番かなと思い、いっぱい情報を集めてきました。
ネットでもほぼ存在しない実体験に基づく、締めパフェ店の比較情報!
北海道札幌に何度も出張へ行き、いくつもの締めパフェ店を食べ歩いた甘党サラリーマンが、実際に行って、食べて、比べて…札幌の締めパフェ店情報をまとめました。
数ある札幌の締めパフェ店の中で、自らリピートするお店だけをピックアップして、お店の雰囲気やメニュー、場所や行き方など、お店探しに役立つ情報を厳選してお伝えして行きたいと思います。
パフェ、珈琲、酒、佐藤
北海道札幌の締めパフェ文化の発信源、絶大な人気を誇る「パフェ、珈琲、酒、佐藤」です。
場所・行き方
グーグルマップがおかしいですね。本店の場所はこちらです。
ちょっとわかりにくいので写真で見ておきましょう。
狸小路の1丁目のファミリーマートの先の路地を入っていく感じです。
「パティシエの本気サンドイッチ」というお店の先の路地を左へ入った突き当りに「パフェ佐藤」はあります。
ちなみにこの「パティシエの本気サンドイッチ」というお店も、夜は閉まってしまいますが、とても美味しいお店です。
メニュー
メニューは看板メニューの塩キャラメルとピスタチオのほか5種類のパフェを取り揃えています。系列店よりもパフェの種類は多めです。
今回いただくのはこちら、佐・堪能コースです。
おつまみ&お酒→パフェ&コーヒーへとつなぐ「パフェ、珈琲、酒、佐藤」の神髄が味わえる、フルコースです。
まずはおつまみとお酒。
上品に盛り付けられた美味しいおつまみを楽しみながら、サッポロ生ビールをゆっくり味わいながら飲んでいく…至福のひととき。
おいしいお酒を楽しんだら、看板メニュー「塩キャラメルとピスタチオ」のパフェを頂きます。
まだまだ終わらない至福の時間。大人になってパフェをこんなに楽しめるとは思ってもみなかった…いろいろな味を少しずつ。ゆっくりと大人のパフェを堪能します。
そして最後にちょっぴり濃いめのコーヒーの香りを、香りを楽しみながらゆっくり飲んでいく。
お酒が好きな方はぜひこの「佐・堪能コース」を楽しんでみてください。いい時間が流れます。
とはいえ、人気店なので、店先にはいつも長い行列ができているので、なんとなく長居しにくい感じがあります。「佐・堪能コース」を楽しむ時は、お客さんの少ない早めの時間帯がいいかもしれませんね。
ちなみに「パフェ、珈琲、酒、佐藤」は森永製菓とのコラボで、小枝「塩キャラメルピスタチオ味」を販売しています。このことからわかる通り、やっぱり「塩キャラメルとピスタチオ」が看板メニューなんですね。
再訪(2度目の佐・堪能コース)
半年ぶりにパフェ佐藤を訪問。またまた佐・堪能コースを注文してみました。
半年前よりも、塩キャラメル&チョコレートが172円値上げされてました。(1,150円→1,322円)
そして佐・堪能コースも200円値上げ(2,600円→2,800円)。ちょっと高いですね。次回は無いかな…。
今回はスパークリングワインをチョイス。ビールよりもこっちの方が映えますね。
パフェは気になっていた苺とチーズをチョイス。単品で1,803円。単品でなんとか、という感じの価格帯です。
最後にコーヒーを飲んで。ちょっとの値上がりでだいぶテンションが変わります(笑)。
お持ち帰りができます。
値上げしても佐藤の人気は衰えず、行列はどんどん伸びています。気付いていないかもしれませんが、ここはバーなので、お客さんの回転はめっちゃ悪いです。この行列の最後の人。2時間待ち以上確定です。
2時間待つほどの価値は無いと思います。でも美味しいことは美味しい。だったらお持ち帰りでいいじゃん。気付いてしまいました。
ソフトクリーム通の地元民いわく、佐藤のパフェはソフトクリームが美味しいんだとか。
なので、これが正解です。このことに気付くのに何年かかったか(笑)。
パフェ、珈琲、酒、佐々木
場所・アクセス
狸小路の東の端、1丁目の人気店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」の姉妹店、佐々木です。場所は、佐藤から徒歩1分、わずか1ブロック隣りにあります。
本家のパフェ佐藤よりも若干空いている確率が高いですが、それでも人気店には変わりありません。ピーク時には行列必至です。
メニュー
メニューは、佐藤と同じですね。塩キャラメル&ピスタチオが一押しです。
新しいお店というだけあって、店内は本家のパフェ佐藤よりもキレイです。
といいつつ食べたのは、3種のショコラ。(塩キャラメルとピスタチオは体験済みなので…)
それに苺と焦がしカスタード。
ここのパフェですが、ソフトクリームが意外と美味しいので、こんな感じでソフトクリームの入ったメニューがおすすめです。
パープルダリア
場所・行き方
場所はすすきののど真ん中。怪しげなお店の多いエリアの近くですが、まあ大きな通りに面しているので、特に危険なことはありません。むしろ、パープルダリアの映えるパフェを求めて、女性のお客さんが行列を作っているので、結構健全かもしれません。
メニュー
パフェはフルーツやトッピングの異なるソフトクリームスタイルです。ドリンクとセットで2,000円弱という価格帯です。
こちらがフルーツパフェ。たくさんのフルーツと山盛りのソフトクリーム。写真映えしそうな見た目もさることながら、このボリューム感も魅力です。
チマチマとしたデコレーションで逃げるパフェ店が多いなか、真っ直ぐ素材で勝負しているところが好感です。
中にはフルーツ、ジュレ、カダイフ(小麦粉を極細に揚げたもの)などが仕込まれていて、食べ進めるにつれ食感が変わる、飽きさせない工夫も。
こちらはぶどうパフェ。パープルダリアの名前の由来?にもなった看板メニューです。
パーラー ペンギン堂
場所・行き方
場所は狸小路1丁目から南へ2ブロックほど、創成川に近い裏路地にあります。南北線のすすきの駅から3,4分のところにあります。
すすきのの繁華街からも5,6分で行けるので、締めパフェもOKですね。
メニュー
パフェは単品で1,100円〜1,500円くらい、セットにすると1,500円〜という感じです。安くはないですが、札幌では、暴利をむさぼる締めパフェ店が増えてきているので、相対的に安心価格です。
ペンギンの縫いぐるみの並ぶカウンターは歴史を感じさせるレトロな雰囲気。
バーカウンターでは、お酒が合った方がちょっと落ち着きます。
ペンギン堂は単品のソフトクリームを絶賛する口コミもあるお店。
自然とソフトクリーム系のパフェを頼むことが多くなります。
こちらはチョコレートと塩キャラメルのパルフェ。
写真を撮っている間に早くも溶け出すミルク感たっぷりのソフトクリーム。パフェで提供するからこそできる極限のミルク感が味わえます。
これは…コーヒーと塩キャラメルのパルフェ、だったかな?(笑)。
この感じです。口に入れた瞬間にミルク化するギリギリのソフトクリーム。おいしい。
といいつつ、勝手にソフトクリーム推しにしていますが、実はお店はソルダム(シャーベット)を推しています。
個人経営的なので割と丁寧で、でも、ベタベタした感じじゃない接客が、結構居心地がよかったりするお店です。
ななかま堂
場所・アクセス
すすきの駅から徒歩2分。月寒通沿い、東急REIホテルの対面あたり。
メニュー
この日はクリスマス限定メニュー。
何が載っているか詳しく書かれているので選びやすいですが、1,500円〜2,000円の価格帯が悩ましい。高いなぁ…。
こちらはレギュラーメニューのお茶目なすずらん。
こちらはクリスマス限定メニュー、クリスマスツリーの空には冬三日月です。
ななかま堂がよくやるグラス内に空洞をつくるデザイン。これはジュレが入ってますが…。
料金的には、ちょっと高すぎですが、味はおいしいです。
夜パフェ専門店 パフェテリアパル
ななかま堂の姉妹店として、オープンしたのがパフェテリアパルです。
場所・行き方
すすきのの大通り、月寒通り沿い、ダイワロイネットやメルキュールの対面のビル、地場系の回転寿司ぼさーるが1階にあるビルの6階にあります。
メニュー
単品で1,680円〜1,880円、セットで2,000円以上という価格帯です。
こちらがプラムディスコ。小さいです。
上に載っているメレンゲのボールを開けると小さなチョコアイスが入っているという…。なんか味で勝負してこいよって感じ。
こちらがピスタチオとチョコレート。ほとんど空洞ですwww
味で勝負してこいよって感じです。
といいつつ、半年後に2度目の訪問。あの空洞だらけのピスタチオとチョコレートは200円値上げ!
桃花扇というパフェは、2,680円!!!
こちらです。さすがに2,680円は高すぎるので、もう行きません…。といいつつ、また来ちゃうのかな(笑)
オカシガク(ケーキの缶詰)
場所・アクセス
場所はすすきのの月寒通沿い。メルキュールやダイワロイネットの対面あたりにあります。上でご紹介したパフェテリア・パルと同じ場所です。
というかパフェテリアパルの案内板には、by Risotteria GAKUと書かれているので、このOKASHI GAKUと同じ系列です。
気になる人が多いらしく、夜には人だかりができていることが多いので、発見しやすいと思います。
この日は最後に締めパフェをと思いパフェ店を徘徊するも、どこも行列。仕方がないので、缶詰めで我慢することに(笑)。
鉄板メニューでしょうか。苺のショートケーキの缶詰めをチョイス。
これをパカっと開けて食べます。
味はまあまあです。ちょっと虚しいかもw
でも完食です^^
このケーキの缶詰めですが、どうやら東京スカイツリーにもあるらしいです。東京の方は無理しないでも大丈夫ですね。