今使っている相棒のバックパック(リュック)を紹介したくて「旅の便利グッズ」というカテゴリを作りました。そういえば、このバックパックに出会うまで、ネットにはあいまいな情報しかなく、店頭に行っても違いがよくわからず、随分迷ったなぁっなどとふと思い出しましたので。同じように迷っている方の一助になったらうれしいです。
いわゆるバックパッカーと言われる人たちのように、ハードにハングリーに旅をするつもりがなくても、バックパックでの旅は便利で快適です。なので、普通に旅行をされる方も、バックパックという選択肢を検討してみてもいいと思います。ちなみに、自分は家族旅行でも海外出張でも、基本的にこのバックパックを使っています。
特に大きいなぁっと感じているバックパック旅行のメリットが2つあります。
【メリット1】 飛行機に乗るときに荷物を預ける必要がありません。
飛行機会社によって制限重量は変わりますが、ほとんどの場合バックパックは機内に持ち込むことができます。手荷物だけなら現地についてラゲッジクレームで荷物が出てくるのを待つ必要がありません。入国審査後は税関へ直行できるので、すべての手続きがスムーズになります。ほぼ先頭で外に出れば、タクシー待ちなどの心配もないですし、時間節約の効果は意外と大きいです。
【メリット2】 旅の機動力がアップします。
スーツケースをガラガラ引きずって歩くわけではないので、悪路もお構いなし。歩いてどこへでもアクセスできます。また、荷物スペースの心配をする必要がないので、交通手段の選択の幅も広がります。
一方で、バックパックはスーツケースに比べて、容量が少ない、持ち運ぶ必要がある、などのデメリットもあるので、この負担をできるだけ軽減できるバックパックを選びたいところです。
とはいえ、メーカーもたくさんあって、サイズ・機能・値段・素材など、いろんな検討要素があって、実際に使ってもいないので、何がベストか決めるのは難しいんですよね。
自分も初めてバックパックを選んだ時は随分と研究しました。そして、研究に研究を重ねて、最後にたどりついたベストのバックパックがこれなんです。
ソロツーリストのバックパック
聞かない名前だな。。ですよね。。。だからの、あえての、ご紹介なんです^^。このバックパックをかついで、これまで20ヶ国ちかく旅をしましたが、全く不満はないです。完璧なバックパックです。
結構レアなところも気に入っているんで、正直言うと、これを持っている人があまり増えて欲しくはないんですけど…(そんなに増えるわけない、はずですけどね😁)
SOLO TOURIST のバックパックの良いところ
① 容量は40リットル
容量問題、最初は悩ましいですよね。リットルとか言われても大きさのイメージがわかないですもんね。
上級バックパッカーは、軽量化のために、3,4日分の服しか持ち歩かないので、人によっては30LくらいでOKと言うようですが、30Lだと余裕スペースがほとんどないので、寒い国への旅行で服がかさばる場合とか、現地でお土産とか食料とかを入れたくなった場合に、困ることもあると思います。
容量については、ネットではいろいろ情報がありますが、旅行用という意味では40Lにしておけば間違いないと思います。1週間分くらいの洋服は余裕で入ります。
(SOLO TOURIST のバックパックは、50Lのもありますが、40Lをおすすめします。普通の旅をしていて、40Lでスペースが決定的に足りないという経験はありませんし、いっぱいに入れてそれなりの重量に収める限界が40Lだと思います。仮に50Lにパンパンに荷物を入れたら、結構重くなって持ち運びがつらくなったりすると思います。)
このバックパックは、アジャスターの紐がついているので、荷物が少ない場合には小さくまとめることができます。
(写真で、バッグの下の方や真ん中のポケットの下、上のポケットについている黒い紐がアジャスターです。荷物の量が少ない時にはこれをつないで、バックを小さくすることができます。)
② メイン収納スペースは2室タイプ
メインのスペースは2室タイプのものが圧倒的に便利です。2室タイプとは…
右の写真で、下の黒い部分とオレンジの部分の境目にファスナーがついていてそこから開けることができます。真ん中の写真のように下の部分だけで1室になっています。仕切りもファスナーなのでそれを開ければ2室を大きな1室とすることもできます。
③ ポケットの数が多い
ポケットも多いです。上のふた部分の裏にもポケットがありますし、サイドやウエストベルトにもポケットがあります。
④ 出し入れ口はファスナータイプで、南京錠の取り付けができる
ファスナーには穴が開いているので、そこに南京錠を通して、鍵をかけることができます。
⑤ 暑さ対策
背面やショルダーベルトはメッシュ生地になっていますので、暑くても蒸れません。
⑥ 重さ対策
ウエストベルトはもちろん、ショルダーベルトを胸の前でつなぐベルトもついています。体に近いところで(重心に近いところで)荷物を持つことが重さを軽減させるコツなので、意外と重要です。
⑦ お手頃価格
ヨーロッパ系の登山メーカーの多機能タイプのバックパックはめっちゃ高いです。それに比べると必要な機能が全部入ってこの値段は断然お買い得です。
⑧ アースカラーの渋いオレンジ
色は黒とオレンジの2タイプあるようですが、オレンジは結構渋い色あいでかっこいいです。他人のものと取り間違えたりしない程度に目立っていて、でも街中で歩いていても変に目立ったりしない程度の渋さが、まさに海外旅行仕様という感じがします。
という感じで、海外旅行に使うバックパックに必要な機能は全部入っていますので、とても使いやすいです。
ロックをお忘れなく!
まず、南京錠を最低2つですね。
ポケットは2つ以上ありますけど、大事なものが入っているポケットにだけはロックをしておいた方がいいですね。カッターか何かでビリビリっとやられたら終わりなので、ある意味ハッタリ。そんなに高いものを買う必要はないと思います。
でも、一応TSAロック※対応の方がいいですかね。空港で預けることはあまりないと思いますけど。
※TSAロック:通常、アメリカの空港を利用する際は、手荷物の施錠が禁止されていて、TSAロック以外の鍵を施錠したまま荷物を預けると、検閲の際、カギを破壊されてしまう。しかし、米国連邦航空省運輸保安局(TSA)公認のカギであれば、施錠したまま荷物を預けることができ、TSA職員が特殊なツールで解錠し、荷物をチェックした後、施錠してまた荷物を戻してくれる。アメリカ本土はもとより、ハワイ・グアムなどアメリカ領の全地域への旅行、乗り継ぎでアメリカの空港を利用する場合にもTSAロックは活躍してくれる。
こんな感じのが良かったな。なんかカッコいい。
あとはワイヤーロックも必要ですね。ハッタリがもっと効くので、意外と使います。
チェックインの時間より前にホテルに着いた時とか、チェックアウトの後とか、ホテルにバックパックを預けていく時なんかに。
海外なので、一応できる用心はしたいですね。面倒ですけど。旅の途中で荷物が無くなったってなったら、せっかくの旅が台無しですしね。