シンガポールのコロナ対策が英語のアニメでよくわかる!今回は第2回目です。
コロナウイルスと戦うシンガポールのコロナ対策のニューヒーロー「The soaper 5(ザ・ソーパーファイブ)の動画を見ながら、ウィズコロナの英語を学んで行きましょう。
今回は第2話(2分53秒)です。
まずは一度動画を見てください。英語を理解するためのポイントは後ほど解説します。
英会話のポイントを解説
一度で理解しきるのは大変ですよね。
もう一度セリフを振り返りながら、単語やフレーズを押さえていきましょう。そのあとで、もう一度動画を見てみると、二回目は相当理解できると思います。
イントロ
第2話のイントロはこうです。
Three years have passed since Varun’s conversation with his father.
「(第一話の)ヴァルンとお父さんとの会話から3年が経過しました」
あ、主人公のこどもは、Varun(ヴァルン) って言うんですね。第1話のお父さんとの会話から3年後の話しです。
He’s made it his mission to get people to follow basic hygiene steps, but he hasn’t had much success…
「ヴァルンは人々に、basic hygiene steps を守らせようとがんばってきましたが、成果はそれほど上がっていませんでした…」
make it:うまくいく、成功する、間に合う、都合がつく
get 人 to ~:人に~をさせる
not much:それほど…でない
微妙ですが、ある程度うまくいっていたけど、それほど成果は収めていなかった…みたいな感じですね。
本編
ヴァルンは公園で遊びながら、こどもたちを見守っています。
友達が目をこすると…ヴァルンがすかさず注意します!
こども(ヴァルン):Hey you! Stop rubbing your face!
rub:擦る
「顔を擦っちゃダメだぁぁぁ!」
うざいっすね。こんな子が公園にたら(笑)
こども(ヴァルン):The viruses are going to get into your eyes and your mouth.
「ウイルスが目や口に入っちゃうよ~!」
ウイルスが見える特殊能力を持つヴァルンは、公園にある遊具にたくさんのウイルスが付着しているのが見えるです。だから、なんですけど…
でも、うざぁwww
だから友達はこう言います。
友達:What are you going on about? Dude!
「何言ってんだよ、ったく」
いいですねぇ。実践的な英会話って感じです。
What are you going on about?:何(ごちゃごちゃ)言ってんの?
What are you on about とgoingを省略することもよくあります。日常的に使うフレーズです。
go on about ~:~についてごちゃごちゃ言う、わめき散らすみたいな意味です。
Dudeはダチ(友達)みたいな感じですが、おいおい…とか、やれやれ…みたいな感じで、その時々で意味が違ってきます。Heyとかもそうですね。
これも、よく使われます。
今回は、What are you going on about? Dude! は、「何言ってんだよ、アホんだら」って感じですかね(笑)
続けて
友達:You’re weird!
「変な奴だな」
と言ってますから。
weird:変わってる、変な感じ、奇妙
これも英会話で頻出です。覚えておいた方がいいと思います。日本ではStrangeの方が有名かもしれませんが、ちょっと固い感じがします。
こども(ヴァルン):Why doesn’t anyone else get it?
「なんでわかってもらえないんだろ?」
get it:理解する
よく、わかった!とか了解!という意味で、I got it!とか言いますよね。それです。
こども(ヴァルン):With all the germs out there, you can’t just go touching things and rubbing your face.
germs:細菌
ヴァルンは、ウイルスが見えるという特殊能力を持っているので、人のことを思って、注意したくなるんですね。
でも、普通の人はもちろんウイルスが見えない。だから理解されないんですね。
こんなに細菌があちこちに付着しているのに、物を触った手で顔をこすったりしたらダメだよ…なんでわかってもらえないんだろう…
ここでストーリーが急展開!
友達1(ウィルソン):I know what you mean.
「君の言ってることわかるよ!」
なにぃーーー!なんとヴァルンの他にもウイルスが見える子どもが登場します!
友達1(ウィルソン):Those disgusting things were lurking around the slides and swings.
「あの気味の悪いやつが滑り台やブランコあたりに潜んでるもんね 」
disgusting:気持ち悪い、おぞましい
lurk:潜む、隠れている
slides:滑り台
swings:ブランコ
こども(ヴァルン):I know. right?
「だよね~」と、わかってくれた人がいて喜ぶヴァルン。でも…
こども(ヴァルン):Wait. You can see them, too?
「待って!君も(ウイルスが)見えるの?」
友達1(ウィルソン):those disgusting bug-like things?
「あの気味が悪い虫みたいなやつのこと?」
友達1(ウィルソン):Yeah, kinda.
「まあね」
kinda は、Kind of の短縮系。ある程度という意味合いですが、会話では、まあねって感じですね。
友達1(ウィルソン):Ooh, actually I can see them even better today.
「今日は特によくウイルスが見えるよ」
actually:実は
actuallyはシンガポールっぽい英語って感じがします。シンガポールでは、なんでもactuallyなので、神妙に考えないですね。
ウィルソンは今日は特にウイルスがよく見えるらしい。
友達1(ウィルソン):I’m gonna get you!
gonnaは、going to の略です。
テーブルに付着したウイルスを発見して、「コラ、ウイルス!退治してやる!」って感じ。
そして、アルコールとふきんを取り出します!
友達1(ウィルソン):I try to clean the tables as best as I can after eating in the canteen.
「食堂で食べたあとはなるべくテーブルを拭くようにしてるよ」
canteen:食堂
as best as I can:できるだけ、なるべく
as best (as) I canは、できれば…という意味じゃないですね。できるだけ頑張るという感じで、結構がんばる感じです。微妙なニュアンスですが…
友達1(ウィルソン):Might as well clean those, too.
might as well:せっかくだから~する、当然~もする
「一緒にthose(ウイルス)もキレイにしちゃおうっと!」って感じですね。ウィルソンは、こんなことを言いながら、チャキチャキとテーブルを拭いて、ウイルスを拭き取っていきます。
こども(ヴァルン):It’s a sign!!!
こども(ヴァルン):I always thought I was alone in this…but you help me, I’m sure we can beat the viruses together.
It’s a sign(サイン)!
サインだ!というのは、兆候だ!という意味ですが、これから、一緒にウイルスと戦っていく仲間が出来るかも!イエーイ!ってところでしょうか。
友達1(ウィルソン):A pump of soap and a paper towel, that’s all you need!
pump:ポンプ(スプレー)
友達1(ウィルソン):But there’s only so much two of us can do, you know?
there’s only so much I can do:できることは限られているよ
「僕ら二人でできることは限られているよ。」
ヴァルンの誘いにウィルソンは残念ながら消極的です。そしてどこかへ行ってしまいます。
友達1(ウィルソン):Catch you later. I’m off to wash my hands.
「じゃあね。手を洗いに行ってくる。」
Catch you later:またね。
こども(ヴァルン):It’s a sign!!!
「二人いれば、他にも一緒にやってくれる人がいるはずだよね。」
ヴァルンは、コロナと戦うメンバーを求めているようです。
こども(ヴァルン):It’s a sign!!!
「僕達はヒーローになるんだ!」
ここでヴァルンがさらに特殊な能力は見せつけます。目からレーザーのようなものを発射して、ウイルスをやっつけます。
この先、特殊な能力を持つ友達と出会い、コロナと戦うヒーローズが結成されていきます!
最後にもう一度、通しで観てみましょう。理解が深まりますよ。