【孤独のグルメ台湾聖地巡礼】五郎さんがハシゴした「原味魯肉飯」!衝撃名のスープ「下水湯」と「乾麺」実食レポ

『孤独のグルメ Season5』の台湾出張編。台北の歴史ある問屋街・迪化街(ディーホアジエ)を訪れた井之頭五郎(松重豊さん)は、「永楽担仔麺」で絶品の鶏肉飯を平らげました。

しかし、五郎さんの胃袋はまだ満たされていなかった…。

「胃袋の火がついちまった。もう一軒、入れそうだ」

店を出て周辺を歩き回ること数分、目に飛び込んできた台湾ローカルな店構えに吸い寄せられるように入ったのが、今回ご紹介する「原味魯肉飯(ユェンウェイルーローファン)」です。

まさかの「ご飯物からのハシゴ」という、伝説の暴挙(?)が繰り広げられた聖地。五郎さんはここで、店名にある魯肉飯ではなく、あえて別のメニューを選んでいました。

五郎さんが実際に食べたメニューの感想、そして店名にもなっている看板メニューの実食レポ、お店への行き方、注文方法まで、これから聖地巡礼を考えている方のために詳しくレポートします。

原味魯肉飯の基本情報
住所台北市大同區永昌街19號
電話番号+886225567237
アクセスMRT松山新店線「北門駅」から徒歩約10分
営業時間11時30分~19時30分(日曜定休)
所要時間30分程度
予算~150台湾ドル
もくじ

孤独のグルメ台湾ロケ地「原味魯肉飯」とは?

「原味魯肉飯」が登場したのは、『孤独のグルメ Season5』第4話。先に訪れた「永楽担仔麺」と同じく、台北の迪化街エリアにあります。

ドラマの中で五郎さんは、永楽担仔麺を出てすぐに、この店の看板を発見。「原味(オリジナルな味)」「魯肉飯(ルーローファン)」という直球な店名に惹かれ、迷わず入店しました。

お店は、巨大な布市場「永楽市場」のすぐ近く。かなりレトロ感のあるこれぞ台湾のローカル食堂!といった雰囲気が逆に魅力的です。地元の人々がバイクで乗り付けてサッと食べていく、そんな日常の光景が広がっています。

アクセス徹底解説!「永楽担仔麺」から徒歩10秒!

「原味魯肉飯」は、以前ご紹介したロケ地「永楽担仔麺」から、永楽市場を挟んで反対側という近さにあります。ぜひ五郎さんと同じようにハシゴを楽しんでみてください。

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  • MRT松山新店線「北門駅」から徒歩約10分

【行き方】

  1. MRT北門駅3番出口を出て、塔城街を北上し迪化街エリアへ。
  2. 左手に「永楽市場」の大きな建物が見えたら、その手前の路地(南京西路233巷)に入ります。
  3. すぐ左手にオレンジのメニューが店頭に掲げられている「原味魯肉飯」が見えてきます。

【ポイント】 周辺は似たような屋台や食堂が多いです。店先の調理場とそれを囲むオレンジのメニュー看板、そしてそこに掲示されている五郎さんの写真を目印に探しましょう。

実食!五郎さんが選んだ「乾麺」と衝撃の「下水湯」

席に着き、いざ注文。店名は「魯肉飯」ですが、直前に鶏肉飯を食べていた五郎さんが選んだのは、意外にも麺とスープでした。

五郎さんセレクト(ドラマ内)

  • 乾麺(ガンミェン / 汁なし麺)
  • 下水湯(シャーシュエタン / 砂肝スープ)

私も五郎さんにならって、この2品を注文。というか「永楽担仔麺」にならって、「五郎さんセットください」と言ったら、それで通じました(笑)。

シンプル・イズ・ベストな「乾麺」

まずは、五郎さんがメインに選んだ汁なしの和え麺「乾麺」

茹でた中細麺の上に、魯肉飯(ルーローハン)にも使われる肉味噌ダレが乗った、非常にシンプルな一品です。

食べる前によくかき混ぜます。麺の熱でタレの香りが立ち上り、食欲をそそります。 一口食べると、麺は程よいコシがあり、濃厚な甘辛いタレがしっかりと絡みついてきます。具材がシンプルだからこそ、小麦の風味とタレの旨味がダイレクトに感じられます。

「麺も…うん、いい。このタレ、麺にも合うなぁ」と五郎さんも納得していた通り、飾らないけれど後を引く美味しさです。

名前でビビるな!滋味深い「下水湯」

続いて、メニューを見て誰もが二度見するであろうスープ、「下水湯」

ドラマの中でも五郎さんが「下水…湯…?」と絶句していましたが、これは台湾では一般的な「砂肝(や鶏の内臓)のスープ」のこと。決して怪しいものではありません!

恐る恐るスープを一口飲んでみると…

「あらっ、すっきり!美味しい!」

透明なスープは、生姜がしっかりと効いていて、非常に爽やかで滋味深い味わい。口の中の油をリセットしてくれるので、濃厚な味付けの料理の口直しにぴったりです。 具材の砂肝は、丁寧に下処理されており臭みは一切ありません。コリコリとした食感が良いアクセントになっています。名前のインパクトとは裏腹に、とても優しくて美味しいスープでした。勇気を出して注文すべし!

注文方法とメニューについて

「原味魯肉飯」は、観光客も多いエリアにあり、また親日の夫婦が経営しているため、とても入りやすいお店です。

ドラマの中で、五郎さんは壁に書かれたメニューの中から「乾麺」と「下水湯」を指さして注文していましたが、「原味魯肉飯」には日本語メニューもあります。

ドラマの中でも最後にこれを提示されて、五郎さんは「先に言ってよ~」と泣いてましたよね。

裏面には孤独のグルメで五郎さんが食べたものがバッチリ表記されています。

五郎さんと同じ「乾麺」と「下水湯」を食べたいならこれを指さしてもいいですし、日本語で「五郎さんセットください」と言っても通じます(実際通じましたw)。

まとめ:五郎さん流「台湾グルメハシゴ」を体験せよ!

「永楽担仔麺」で鶏肉飯を食べた後、すぐさま「原味魯肉飯」で乾麺とスープを平らげる。 実際にこの流れを体験してみると、五郎さんの飽くなき探求心と胃袋の強さに改めて感服します。

といいつつ、僕も完食です。

レトロな迪化街の雰囲気の中で、地元の人々に混じってかっこむ台湾のB級グルメは格別です。

ぜひ皆さんも、台北を訪れた際は、五郎さんと同じルートで台湾グルメの神髄を味わってみてください!

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