台湾十份のランタン上げ体験レビュー|行く前に知っておくべきことや行き方も解説

台湾の人気観光スポット九份老街と一緒に回られることが多い十份(十分)、とりわけランタン上げが有名な観光スポットですが、事前に知っておいた方がいいことがあったので、日本の観光客の皆さんのお役に立つようまとめておきたいと思います。

もくじ

十份への行き方

例えば、台北駅からだとこうなります。

・台北駅 →(台湾鉄道)→ 瑞芳駅

・瑞芳駅 →(平渓線)→ 十分駅

十份駅からは徒歩で。線路沿いを歩いて5分くらいになります。

台北駅→瑞芳駅(台湾鉄道)

所要時間は40分(特急)から1時間(各駅)程度です。本数は1時間に2,3本。時刻表は台湾鉄道公式HPをご確認ください。

瑞芳駅 → 十分駅(平渓線)

所要時間は約50分。本数は1時間に1本。時刻表は台湾鉄道HPをご確認ください。

十份からはランタン上げのできる十份老街までは歩いて5分くらい。

ランタン上げのできる十份老街は駅そばの線路沿いにあるので、駅からは線路沿いを歩いて行くだけなので、迷うことはありません(人も多いですしね)。

とはいえ、九份・十份へ行くならツアーの方が断然楽みたいです。

ツアーガイドさん曰く、十份(十分)は日本語だとジュップンと読むので、ジュップンに行きたいと言ったら九份(台湾語だとJiǔ fèn ジォウフェン)への行き方を案内されたという事例があるんだとか。十份はシーフンと発音するので、ジュップンと言っても通じないうえ、むしろ発音が近い九份(ジォウフェン)を勘違いされるリスクがあるんだとか。

だから「ツアーがいいよ」という、ツアーガイドさんのセールストークなんですけどねw

ランタン上げの手順

① ランタンの種類を選ぶ

まずランタンを選びます。これがめちゃくちゃ重要です。

ランタンはこんな感じで、4色に分かれていて、それぞれの色に意味(どんなお願いをしたいか)があるんですね。そしてその色の組み合わせに種類があるんです。

なので、まず最初に、ランタンにどんな願いを込めたいかを決めて、それに応じた色のランタンを選ぶ、必要があります。

簡単そうなんですが、その場で決めるのは意外と難しい。なので、最初に色の意味を調べておいて、少なくともその色は覚えておいた方がいいです。

お願いしたいジャンルの色は覚えておいた方がスムーズです。

意味
健康
黄色金運
厄除け
オレンジ恋愛・結婚
薄いピンク幸福
仕事
勉強
開運
濃いピンク人間関係

② ランタンに願いを書く

次にランタンにお願いを書いて行きます。

こんな感じですね。黄色の紙には金運に関するお願いを、赤い紙には健康に関するお願いを、紫色の紙には勉強に関するお願いを、書いていきます。

こんな感じで、筆で、油性の墨で書いて行きます。が、これがまた、アドリブで書くのはちょっと大変です。

ノーアイデアで行くとこうなります(笑)。

まあ、他の誰よりも大きな願いを掲げたわけですが…。

例えば、恋愛・結婚のお願いをしたいなら、オレンジの入っているランタンを選んで、素敵な彼氏(彼女)が見つかりますように…と書く、それくらいは決めて行った方が、当日はスムーズです。

③ ランタンを飛ばす(上げる)

お願いを書き終わったら、外に出てスタッフさんに渡すと、まずは写真を撮ってくれます。

その後、ランタンに燃料紙を取り付けます。

そして着火。火はスタッフさんが付けてくれるので、まあ見ているだけですね。

そして、ランタンを飛ばします。

あの火だけで、かなりの勢いで上がっていきます。

ランタンはどこへ行くのかというと…燃料紙の火が消えると落下していき、そこらへんに落ちるそうです。

ランタンの骨組みは、地元の人が拾い集めて、5NTDで買い取られる仕組みになっているそうです。

ランタンを飛ばしたら、十份駅へ入線してくる電車見物。

スレスレを通っていく電車は見応えがあります。

そして、十份の滝へ。ランタン上げの場所からは歩くと30分くらい。道中は山道なので、自力で行く場合はパスですかね。

なかなか見応えがある滝、ではあります。

台湾へ行くなら、やっぱり九份・十份へは行っておきたいですよね。

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