アンコールワット遺跡、アンコールトムに向かう途中に象に乗れるアトラクションがあります。象にのって屋外を歩く体験もさることながら、遺跡をバックに象にのった写真が撮れるというのが、ポイントですね。
どうですか、この写真。良くないですか。
アンコールワット遺跡には象をモチーフにした建造物や彫刻がたくさんあって、遺跡と象は相性抜群です。
アンコールワットと象
カンボジアでは、象は神聖な動物として崇められる一方で、兵力や労働力としても重宝されてきたといいます。
アンコールワット遺跡群では、ときどき象を使った建造物を目にします。
例えば、このアンコールトムにある象のテラスが有名です。
王宮前広場の壁一面、長さは350メートルにわたって、象の彫刻がほどこされた壁が続いています。テラスを象や人々が支えているようにも見えます。
その他、アンコールトムのバイヨン寺院では、注意して見ると象を使った壁画がたくさんあります。
東メボン寺院の象のようにきれいに形が残っているものもあります。王宮を囲むように四方に象の石像が建てられています。
やっぱり、アンコールワット遺跡(群)では、象は特別な生き物なんですね。
アンコールワットの象乗りアトラクション
アンコールで象に乗れすコースは3つあります。
① アンコールトムの南大門前からバイヨン寺院の手前までのコース
② バイヨン寺院の手前からバイヨンを1周するコース
③ プノン・バケンの山を登るコース
このうち一番おすすめなのは、①のアンコールトムの南大門前からバイヨン寺院の手前までのコースです。あまり長く乗ってもしょうがないですよね、ということで(笑)
所要時間が20分くらい、料金は1人20ドル。午前中しかやってないので、ご注意ください。
トゥクトゥクを1日チャーターするのに20ドルくらいのアンコールワットで、象に20分乗るだけで同じ20ドルとは激高ですね。
でも、意外とありです。観光ですからね。
のっしのっしと歩く象のうえで、ふわふわと揺られるのは気持ちよかったです。スタッフも親切で、カメラを預ければバシャバシャ写真を撮ってくれますw。
プノンパケンにも象乗りのアクティビティがあります。
プノンパケンは山の上にあるので、歩くとそれなりに疲れます。それを補助するための象乗りです。つまりプノンパケンの象乗りは移動手段ですね。
料金は同じ20ドルです。でも、移動手段としての象はあまりおすすめしないかなぁ。サンセット前のプノンパケンへの登り道は結構混むので、そんな中で象に乗っていると結構邪魔な感じです。乗っている人もバツが悪そうにしていましたので。