インドネシア・ジャカルタの第2空港「ジャカルタ・ハリム空港」
こんな辺鄙な空港にもプライオリティパスが使える「ラウンジ」があります。でもちょっと場所がわかりにくい。いや、だいぶわかりにくい。
プライオリティパスが使える「インドネシア・ジャカルタ・ハリム空港」のラウンジ
ラウンジの名前は、SAPHIRE PREMIAIR EXECUTIVE LOUNGE(サフィア・プレミア・エクスクルーシブ・ラウンジ)です。
場所は、チェックインカウンターの左。手荷物検査を受ける前にラウンジがあるというとても珍しい場所にあります。
通常は、空港ターミナルに入る前に手荷物検査をして、航空会社のチェックインカウンターでチェックインをして(搭乗券を発券してもらって)、出国手続きと手荷物検査をして(今回はインドネシア内の移動なので出国手続きはありません)、空港内のロビー(お土産屋さんなどがあるところ)に行って、あとはゲートに行って飛行機にのるだけっという状態になってから、ラウンジを探しますが、そこまで行ったら行きすぎなんです。
迷っても時間がもったいないので、もう一度言いましょう。
ハリム空港のプライオリティパスが使えるラウンジは、空港ターミナルに入ってすぐ左側にあります。
(SAPHIRE PREMIAIR EXECUTIVE LOUNGEの入口)
空港ロビー内にある、こちら↓ではありません。
(こんな小さな空港にいくつもラウンジがあるわけないと思い、カウンターのお兄さんに何度も聞きちゃいました。)
受付はこんな感じです、ちゃんとプライオリティパスの表示がされています。
出発時刻のアナウンスはありません。フライトスケジュールのモニターはありますが、インドネシアクオリティなので、ぜんぜん正確ではありません。
この時は飛行機の出発が3時間以上も遅れたのですが、この受付のお兄さんがフライトの状況を逐次教えてくれました。15分おきに出発カウンターに電話して確認しているから大丈夫と。
いやぁ、本当にいいやつでした。
スマホのチャージもできます。(これは滞在時間(待ち時間)が長くなるととても重要)
インドネシアのコンセントなのでアジャスターが必要ですが、受付の右側には充電ターミナルがあるので、アジャスターがなくてもそこで充電できます。(だれかに持っていかれないように注意を払っていなければいけませんけど)
この時は、またまた受付のお兄さんヘルプで、お兄さんがどっかから充電ケーブルを借りてきて、貸してくれました。いいやつです。
ラウンジ内はこんな感じ
ハイソな感じではないですが、十分なスペースがあります。
奥には手荷物検査機のようなものが…。空港ターミナル外から直接このラウンジに入れるような感じでした。(これを使っている人は見かけませんでしたが…)
食事もお腹を満たせる程度のものは揃っています。ドリンクも缶ジュースやコーヒー程度のものですが、十分でした。
この時は、もともとはここで食事をするつもりはなかったのですが、フライトが大幅に遅れて、行き先のジョクジャカルタに着くのが夜中になってしまいそうだったので、予定を変更して結局ここで食事をとりました。
期待に反して、かなり旨かったです。
こうやって臨機応変に予定を組みなおすことができるのが、ラウンジのもうひとつの利点です。
結局、18時20分出発予定のフライトが出発したのは22時前。出発の1時間前くらいには空港についているので、飛行機がこんな感じで遅延した場合には、4時間とか5時間とか空港で待たなければなりません。
プライオリティパスで無料でラウンジを使えるおかげで、ソファーに座って、スマホのバッテリーを充電しつつ、専用のWiFiを使ってサクサクスマホをいじって、旅の予定を練りつつ待つことができました。もちろん5時間くらい待っているわけなので、大変ですが、これを外で待たなければいけないとなったら、もう本当に地獄だったでしょう。
出発ロビーはこんな感じでごった返していましたから。
うえの写真は、空港に到着してすぐの様子です。
これから5時間後、搭乗可能となったときに戻りましたが、地ベタに座る人もいるし、食べ物は食い散らかしてあるし、待たされてイライラした乗客が係員に詰め寄るような場面があったりと、ひどい状態でした。
プライオリティパスは、世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使えるカードです。
空港での待ち時間を快適に過ごせるので、いつも本当に便利なカードだなと感じていましたが、今回は、飛行機が大幅に遅延して、いつも以上にその有難さを感じました。
本当に役に立つカードですので、本当におすすめします。