うどん県とも称される四国香川県。県内の讃岐うどん店の数はコンビニよりも多いとか。おいしい讃岐うどんを求めて全国から観光客が集まり、美味しいうどん店をハシゴする「讃岐うどん巡り」が人気です。
今回は、高松・坂出・丸亀を中心に、観光客に人気の有名うどん店から地元に愛されるうどん店まで、5日間かけて、全部で30店、行ってきました。
この旅で回った30店のうどん店はこちらです!
上のグーグルマップを開いていただくと、お店ごとに休業日・営業時間・おすすめメニューなどの小ネタも記載しています。
この地図はもともとは自分用、今回の讃岐うどん巡り用に作ったものなので、これから行く人にとっても結構便利だと思います。
今回は3日目。今回も有名店・人気店のホントのところをレビューしていきたいと思います。
それでは3日目。元気よく行ってみましょう!
讃岐うどん巡りのベストルート(3日目)
今回の香川旅行は4泊5日。1泊目、2泊目は、琴平の温泉旅館に宿泊し、3泊目、4泊目は高松のホテルに泊まる予定です。
ということで、3日目は、琴平地区から高松地区への移動日です。日中は讃岐うどん巡り、琴平から丸亀・坂出地区の有名うどん店を辿って高松へ向かいます。そして、夜は高松でもう一つの香川名物「骨付き鳥」を食べる。そんなスケジュールです。
琴平のNo.1温泉旅館の「敷島館」を早朝にチェックアウトして、土日の7時00分〜8時00分の1時間しかうどんを提供していない「岡崎製麵所」へ向かいます。昨日も早朝に行ってしまい見事に定休日だったのでリベンジです。
その後、朝8時30分に開店する「がもううどん」へ。元祖No.1讃岐うどん「がもう」です。その後周辺の有名店を巡った後、最後に秘境中の秘境「三嶋製麺所」を攻める。これが本日のルートの概要です。
(3日目に巡ったうどん店一覧)
香川で一番人気がある正当派讃岐うどん店の「がもう」は行列必至。開店する8時30分には現地に着きたい感じです。一方で、これまた人気の秘境のうどん店「三嶋製麺所」は16時までやっているので、今日のスケジュールにはある程度余裕があります。
①岡崎製麺所:打ちたてうどんをどんぶりでもらって外で食べる製麺所スタイル
②がもううどん:香川No.1の呼び声高い正統派讃岐うどん
③手打ちうどん田村:名物元気親父が打つエッジの利いた手打ちうどん
④一福本店:中村うどん系コシのある細麺うどん
⑤池上製麺所:るみおばあちゃんが切り盛りするアットホームな雰囲気が人気
⑥三嶋製麵所:山中と佇む地元に愛される香川秘境の製麺所
まずは、香川県民のうどん習慣を垣間見ることができる、製麺所スタイルのうどん屋さん「岡崎製麺所」から覗いてみましょう。
岡崎製麺所
【食べログ の評価点】⭐3.38点(執筆時点)
【営業時間】AM7:00~AM8:00
【定休日】土・日・祝日のみ営業
【住所】香川県三豊市財田町財田上2032
【電話番号】087-567-2131
土日祝日の朝7時〜8時の1時間だけ。営業時間がむっちゃ短い幻の讃岐うどんです。
土日祝日の朝限定で玉売りをしています。飲食店(うどんを調理して提供するお店)ではないので、器(どんぶり)やお箸は、自分で用意する(持っていく)必要があります。
他のお店や販売店に卸すうどんを作るために、朝はうどん打ちで大忙し。そんなうどん工場(調理場)の引き戸をそそーっと開けて、「すみませーん、うどん1玉ください」と言って、持参したどんぶりを渡しましょう。
大将か女将さんが一瞬手を止めて、「あったかいの?つめたいの?」と聞いてくれます。
そしたら「つめたいの」と答えましょうw。
製麺所の出来たて麺はしょうゆうどん・冷が一番おいしいので、「つめたいの」がおすすめです。もちろん温かいのでもOKですけどね。
うどんを受け取ったら料金(1玉90円)をお支払いして終わりです。
あとは、外で勝手に食べます。
作業場の外に、ちっちゃなテーブルとイスがありますので、そこで食べれます。
調味料も自分で用意していく必要があります。醤油だけでなく、味の素、ネギ、生姜、卵まで持っていく人がいるみたいです。シンプルな味付けがうどんの香りを一番引き立てる気がするので、醤油だけで十分かと。
今回は、前日に、食べログで評価点No.1になったこともある、讃岐うどんの名店「須崎食料品店」で醤油を買っておきましたので、そちらを持参。「ヤマモリの名代つゆ(3倍濃縮)」です。
「ヤマモリの名代つゆ」をさっとひと回し。
ダイソーで買った使い捨てのどんぶりのせいで見た目がちょっとアレですけど^^;
打ちたての麺が醸す小麦の香りと香ばしい醤油の匂いが、朝のすきっ腹をガンガン刺激します。
岡崎製麵所の麺ですが、弾力がものすごく強いです。
コシの塊のような男気溢れる麺です。小麦がガンガン主張してくる白濁色のうどん。これはうまい!
外の丸テーブルでうどんを啜っていると、ご近所の方が、スウェット姿で鍋を持って、うどんを買いにきていました。地元民の週末の朝のルーティンという感じでした。
香川県民のリアルなうどん習慣に触れたような…さわやかな朝うどんでした。
がもううどん
続いて向かったのが、香川で一番うまい「かけうどん」が食べられると言われている「がもううどん」さんです。
【食べログ の評価点】⭐3.99点(執筆時点)
【営業時間】8:30~14:00(平日)、8:30〜13:00(休日)
【定休日】日曜日、月曜日
【住所】香川県坂出市加茂町420-1
【電話番号】087-748-0409
食べログ点数の過去最高は4.05点で、一度は全国No.1のうどん屋になったこともある讃岐うどんの王様です。
県下最高と評される讃岐うどんを1玉150円(2玉250円、3玉350円)で、また、同じく県下最高クラスの天ぷら・お揚げを100円均一で提供する、高コスパ店でもあります。
特に讃岐うどんの代名詞とも言えるかけうどんが有名。その味を求めて全国から人が集まる行列必至の超人気店です。
そんな有名店「がもううどん」ですが、まずはその行き方。これがめっちゃわかりにくい(笑)。駐車場はとても広いんですけど、そこまでの道が細いw。国道11号からどこを曲ったらいいかもわかりにくいですし…。ということで、みんなが道に迷う「がもううどん」の行き方、ドラレコの動画があったので、ちょっと編集して載せておきますね。参考にしてみてください。
営業時間は、8:30~14:00(平日)、8:30〜13:00(休日)とされていますが、8時ごろから開店することも多いそうです。また、玉が無くなり次第終了なので、余裕をもって行きましょう。No.1のうどん屋ですからね。チャンスを逃したらもったいないです。
注文は、店内に入ってすぐ左手にある釜茹で場で行います。
玉数(小・大・特大)と、温かいのか冷たいのかを告げると、どんぶりにうどんをのせて渡してくれます。
そのまま前へ進むと、天ぷら、お揚げ、たまごのトッピングコーナーがあります。ここでトッピングしたら、そのすぐ前で、お会計をします。
お会計が終わったら、その後ろにある鍋にあるだしをかけて、ネギをトッピングして終了です。
店内には数名分しか座れる場所がないので、うどんは基本的には外で食べます。駐車場とお店の間にあるベンチとかそこらへんでw
今回食べるのは、こちら。がもううどんの一番人気、温かいかけうどん(小・1玉)+お揚げです。いわゆる、きつねうどんですね。
100円均一の天ぷらも人気ですが、このお揚げの評価がとても高い。ふっくらジューシー!そして、デカい!
だしは鰹と昆布をベースに、イリコをアクセントにしたもの。昆布の風味を結構感じる優しい味わいです。
うどんは若干細い、いわゆる中細麺。角の落ちたツルツルの麺肌からくるツルっとした喉越し、噛めばもちもち食感の優しいうどんです。
最近の讃岐うどんは、「須崎食料品店」「日の出製麵所」「谷川米穀店」のような、コシの強い冷やし系の手打ちうどんが人気なので、絶頂期から比べるとちょっと人気を落とし気味の「がもううどん」ですが、ここのかけうどんこそがザ・讃岐うどんなんだと。
讃岐うどん巡りで絶対に外してはいけない名店中の名店です。
手打うどん たむら
がもうの美味い出汁を楽しんだ後は、極太のバリコシうどんで有名な手打ちうどんたむらに向かいます。
【食べログの評価点】⭐3.95点(執筆時点)
【営業時間】9:00~13:00
【定休日】日曜・祝日
【住所】香川県綾歌郡綾川町陶1090-3
【電話番号】087-876-0922
食べログ点数が4点に迫ろうかという、今最も勢いのあるうどん店の一つ「手打うどん たむら」。高評価連発の理由は、商売上手の元気おやじと男気あるバリコシ太麺。そして、有名になっても守り続けるローカル店のルール、雰囲気です。
この雰囲気ですよ。うどんの味ももちろん重要ですが、こういう地元の空気に触れられるのがほんとに楽しんですよね、旅行って。
メニューは、うどん小が200円、大が300円。種類は、温かいのか冷たいのか、そして、時間が合えば、釜揚げを用意してくれることがあります。
おじさんに注文すると、うどんをどんぶりに入れて渡してくれます。その後は、調理場にガンガン入って、出汁を入れたり、トッピングをしたり…お会計は後で自己申告です。
ここまで調理場に入れるうどん屋さんは、この「たむら」だけです。
地元の学生さんとかが、自転車で立ち寄って、勝手に湯がいて、出汁をかけて、お金を払って帰る…そんな日常が目に浮かぶ…ローカルに馴染んだ讃岐うどん店なんですね。
コシの利いた極太麺が有名な「手打ちうどんたむら」で頼むべきは、やっぱり冷たいうどん。しょうゆか、かけか。今回は、かけうどん・ひやひや(冷たいうどんに冷たい出汁)にしました。
おじさんにもらったうどんに、セルフで出汁をかけ、ネギ・生姜をのせて、七味を少々。讃岐一ゴッツイ、冷かけうどん(小・200円)の完成です。
この麺です。写真だけでわかりますよね、コシの強さが。そして、透明感の少ない白濁系のうどんが強い小麦の香りを放ちます。
機械で切っているので、純手打ちではありませんが、麺の角が立ってますよね。いわゆるエッジが利いているというやつです。
出汁は讃岐らしくイリコ強めの、ちょっと塩分強めかな。太麺にちょうどいいようにアレンジしているんだと思います。
すると、地元の方らしきお客さんが来店。店主のおじさんが「釜うどんできるよ~」と言うと、お客さんは「じゃあそれの大」と答えます。
そんなやり取りを見て、孤独のグルメの井の頭五郎が如く、「じゃあ、それの小ください」と、つい言ってしまいました(笑)。店主のおじさんは「じゃあ釜玉にしてあげるね」と。今、かけを食べ終わったばかりなのを見て、違う種類を、ということで気をまわしてくれたようです。
そして、待つこと数分。おじさんが用意してくれたのがこちら。
幻の「たむらの釜玉」(小・250円)です!
釜から揚げたての麺の艶やかな麺肌、手打ちのねじれ太麺の強いコシ、しなやかにそして力強く伸びる麺の弾力…そんな田村の釜揚げうどんが、卵を纏うとこうなります。
うっ、美し過ぎます。
いいうどんでした。御馳走様でした。
最後は、また調理場にズカズカ入っていって、①丼の中身をザルに捨て②丼をザルの横にあるバケツに入れて③おじさんに食べたものを申告して精算します。
この手順もローカルルール。手順は店内に貼ってあるので心配は要りませんけどね。
今回は、うどん小(冷)200円+うどん小(釜揚げ)200円+卵50円の合計450円です。安っ!
それにしても、こんな小さなお店なのに、お土産用のうどんセットがあるんですね。しかも、店主のおじさんがパッケージに(笑)。これは…かなりの商売人がやる手法です。店主、侮れず…。
予定外に2杯食べちゃいましたが、ローカル感たっぷりのなかなか面白いお店でした。
朝から「岡崎製麺所」「がもううどん」のあとの「手打ちうどんたむら」なので、まだ4杯ですが、太麺だからかな…意外とお腹がいっぱいになったので、次は…細麺で有名な一福へ行くことにします。
うどん 一福
たむらの太麺を楽しんだ後は、香川で1,2を争う細麺うどん、つるつるののど越しで有名な一福(いっぷく)さんへ向かいます。
【食べログの評価点】⭐3.93点(執筆時点)
【営業時間】10:00~14:00(平日)、10:00~15:00(土日祝)
【定休日】金曜日
【住所】香川県高松市国分寺町新居169-1
【電話番号】087-874-5088
香川さぬきうどんブームの火付け役と言われる、うどん「なかむら」の創業者の息子さん(弟さんの方)が経営する「中村うどん」で修業した店主が切り盛りするお店。
説明が長いですね(笑)
「一福」には中村の文字はありませんが、中村系の細麺うどん店です。
メニューは豊富です。かけ(冷・温)、しょうゆ(冷・温)、ぶっかけ(冷・温)、ざる(冷)、釜あげ(温)、釜玉(温)があります。
細麺なので、シンプル、あっさり頂きたいところ。かけ(冷・温)、ざる(冷)あたりが人気です。
注文の仕方は、さぬきうどんの典型的なセルフスタイルです。先に揚げ物を取るところが少し違うかなというくらい。流れに乗って行けば迷う事はありません。
トッピングの揚げ物が豊富です。奥の厨房で調理しているので、揚げたて、出来たて確定です。
1軒前の「手打うどん たむら」のメニューがシンプルすぎたので、むっちゃテンションが上がります。
が、すでに、これが本日5杯目。さきほどの「手打うどんたむら」の極太麺のひやひやと釜玉の2杯が腹にずっしり利いてきて、何を注文すべきか迷わせます。
たむらの極太麺の後、今食べたいのは、優しいおうどん♪
とうことで、注文したのは、温かいかけうどん(1玉)(230円)です。
自分で出汁をかけて、ネギ、天かす、七味を少々。優しい香りのする透き通った出汁。そのうまみの邪魔にならないよう、トッピングは最低限にしたい感じです。
こちらが一福の細麺。細いのにコシが強いと評判です。
やっぱり温かいうどんはちょっとコシがぼけますね。滑らかな麺肌と細い麺、のど越しで味わうといったところでしょうか。
その代わり、温かい出汁が最高にうまいです。中村系の聖域と言われる黄金色の出汁を見事に受け継いでいます。
うまい!
でもやっぱり、ひやひやにすべきだったかな…と周りを見渡すと、そうでもない。あつあつのかけうどんを食べている人、結構いました。ざるうどんの人も意外と多かったかな。
まあ、いいでしょう。本家中村うどんでは、ひやひやを食べるぞ、などと訳のわからない誓いを立てて、「一福」をコンプリート。
お次は、この旅で一番楽しみにしていたうどん店のひとつ「三嶋製麵所」へ。
と思いましたが、時間に余裕がありそうなので、道中、これまた有名店「池上製麵所」に立ち寄ることにしました。
池上製麺所
【食べログの評価点】⭐3.70点(執筆時点)
【営業時間】10:30~14:30
【定休日】火曜日(祝日の場合営業、翌月曜日代休)
【住所】香川県高松市香川町川東下字高須899-1
【電話番号】087-879-2204
讃岐うどん界のアイドル?るみばあちゃんが切り盛りするうどん店として有名になったのが、ここ「池上製麵所」です。
高松駅から約13キロとすこし不便ですが、高松空港からだと約3.5キロ。空港でレンタカーを借りて移動する人が、旅の始めに、もしくは最後に、立ち寄ることが多いうどん店です。
るみばあちゃんはご高齢で最近はお店に居ないのだとか。代わりに等身大パネルが飾ってありました。
るみばあちゃんは居ませんけど、女性中心のスタッフがおばあちゃんの意思を大切に守って運営している。注文カウンターだけでなく、店内の片付き方からそんな雰囲気を感じます。
店内の飲食スペースは、彩光をたくさんとったおしゃれなつくりです。
メニューは豊富です。創作系のメニューが多いのも、るみおばあちゃんイズムでしょうか。
中でも、おすすめなのは肉うどん、みたいです。讃岐のうどん店は、こんな感じで、メニューの最初におすすめメニューを載せてきます。
でも、注文したのは、こちらもネット口コミで評判の、冷やしかけうどん。
この上品な盛り付けを見てください。
るみばあちゃんのお客さんへの気遣いが、お店に根付いている感じ。なんかほっこりします。
麺は細麺ですね。少しだけ透明がかった風合い、これは美味しい讃岐うどんの証ですね。
細麺ながらエッジを残ししなやかなコシを作り出しています。弾力のある伸びる麺はのど越し抜群です。スルスルっと食べれちゃう優しいうどんです。
しっかりとした処理されたえぐみのないイリコの風味が香るやや薄口の出汁、最初からトッピングされている万能ネギとのバランスも最高です。
やっぱり、冷たいうどんは美味しいですね。
創作料理に頑張っている感じがしたので、ちょっとだけ試してみたくなりました。
餃子とコロッケを合わせたギョロッケなる食べ物が名物だとか。ちょっとつまんでみました。
まあ、予想通りの味でしたw。ここで食べなくてもいいかなと言う感想ですw
「池上製麵所」は、るみおばあちゃんの心遣いが残っている、やさしい気持ちになるお店でした。
有名店なので立ち寄れてよかった、かな。
ということで、最後は秘境のうどん店「三嶋製麵所」へ向かいます。
三嶋製麵所
讃岐うどん系YouTuberのいち押し店。讃岐の山奥に佇む秘境うどん店、この旅で訪れたうどん店の中で、ぶっちぎりの田舎店です。
【食べログの評価点】⭐3.75点(執筆時点)
【営業時間】10:00~16:30
【定休日】金曜日
【住所】香川県仲多度郡まんのう町川東276
【電話番号】087-784-2266
高松市街地からの距離は谷川米穀店の方が遠いのですが、道中の険しさはこの「三嶋製麵所」の方が上です。道中やロケーションはこんな感じです。ドラレコを編集して行き方の参考動画を作ったので、三嶋製麵所へ行こうという方は参考にしてみてください。
お店の中はこんな感じで、製麺所そのものです。
打ち立てのうどんを一杯お裾分けしてもらう感じなので、メニューはシンプル。うどん1玉(150円)、温かいのか、冷たいのか、だけです。
製麺所系のうどん店では、冷たいのがおすすめですね。
冷たい方うどんの方が、コシがしっかり残って、歯ざわり、のど越しもよく、小麦の香りを引き立ててくれます。
こちらが三嶋製麵所の冷たい醤油うどんです。
テーブルにあるネギをのせ、粗びき唐辛子をかけ、醤油をひとまわし。カボスをちょこっと絞っていただきます。
うまいに決まっています。
強いコシのもっちり食感。それでいて麺肌は滑らかでつるっとしたのど越し。小麦粉の香りがふわっと鼻を抜け、醤油の香り、カボスの酸味、唐辛子のアクセントが絶妙に合わさって、むっちゃ美味い!
ここまで美味い麺を食べさせられると、やっぱりもう一杯、温かいのも、行きたくなります。そしてテーブルにある生卵(40円)をオン。
これが、また激うまです。
卵の色が違いますよね。見ただけで鮮度抜群なのが分かります。
卵の味を壊さないように荒くかき混ぜていただきます。
コシの強い太麺のうどんに、濃厚な卵の黄身がよく合います。
食べログの点数は伸び悩んでいますが、讃岐でトップクラスの製麺所系のうどん店であることは間違いないですね。「須崎食料品店」「日の出製麵所」「谷川米穀店」にも引けを取らない旨いうどんでした。
ということで、本日のうどん巡りは6軒(8杯)で打ち止め。夜の骨付き鳥に備えて。
→讃岐うどん巡り(翌日・4日目)の記事はこちら
←讃岐うどん巡り(前日・2日目)の記事はこちら
讃岐うどん巡り(初日・1日目)の記事はこちら
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