香川県の観光名所こんぴらさん(金刀比羅宮)のある琴平で一番人気の温泉旅館『ことひら温泉 御宿 敷島館』に泊まってきました。
金毘羅(こんぴら)参りに一番便利で、近くにおいしいうどん屋さんがあって、観光に便利で、大きな温泉があって、施設が新しくて、口コミ・評判が良い、琴平地区No.1の温泉旅館(ホテル)です。
大きな温泉が気持ちいいですよ♪
とっても素敵なホテルでした♪
何よりも嬉しかったのは、ホテルスタッフの方々の温かいお心配り。2連泊しましたけど、すっごくリフレッシュできました。
久々に大当たりのホテルでしたので、是非皆さんにも味わっていただきたいと思い、今回は『ことひら温泉 御宿 敷島館』をご紹介してみたいと思います。
『御宿 敷島館』の場所・アクセス
こんぴら表参道に面しており、金刀比羅宮への参拝や周辺の観光にとても便利な立地にあります。
【アクセス】JR琴平駅から徒歩8分・琴電琴平駅から徒歩5分
【電話番号】0877-58-8005
【住所】香川県仲多度郡琴平町川西713−1
『御宿 敷島館』の館内の様子
明治時代に建てられ、2004年に国の登録有形文化財に指定された、木造3階建ての入母屋造りの旅館「敷島館」をリノベーションして、2019年にオープンした、古き良き時代の景観と風情を纏った、新しいホテルです。
部屋はこんな感じ
一番スタンダードな「和ツインルーム」はこんな感じです。ツインベッドを置きながら、和テイストの崩さない落ち着いた造り。隅々までキレイに清掃されていてとても清潔です。まだまだ新築といってもいい雰囲気です。
木目調で統一されていて温かい雰囲気。ビジネスホテルやシティホテルのような殺伐とした感じがありません。一番安いお部屋タイプですが、ソファや大型テレビなどもあって、十分リラックスして寛げる空間です。
お風呂はシャワールームタイプです。館内に大きな温泉と使い放題の4つの個室風呂があるので、部屋にはこれぐらいで十分という感じです。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは、ミキモトコスメティックス。あの真珠のミキモトが作っているコスメです。お肌に良さそう。
アメニティーも一通り。和テイストのラッピングがしてあり、部屋全体の和テイストを壊さないように配慮されています。さすがですね。
トイレは当然お風呂とは別です。こちらも壁紙やトイレットペーパーなどで、モダンな和テイストを表現しています。この統一感が心地いいです。
家具も同系色の木製で統一されています。
お茶やコーヒーもバッチリ用意されています。
お水ももちろん無料(タダ)です。この2リットルのボトルの他に冷蔵庫に500mlが2本あるので、お水を買う必要はないですね。
引き出しには、あらかじめ温泉セット(大きめタオル、小さめタオル、ビニール袋)が入った「湯かご」が用意されています。このかごを持って大浴場(温泉)へ行くだけ。この行き届いた感じがまた心地いいんです。
作務衣も用意されています。
浴衣がいいという方は、1階の「浴衣処」に行くと、いろんな柄から選び放題です。
こういうサービスをしている温泉旅館は多いですが、この「敷島館」の浴衣はとにかく種類が豊富です。可愛い絵柄の浴衣も多く、選んでいても、そして実際に着ていても、楽しい気持ちになるはずです。
「敷島館」は快適な睡眠にも力を入れています。程よい弾力の低位タイプのベッドの寝心地は最高です。手元にこのトローラーが集中しているのも使いやすくてグッドです。
枕にもこだわっています。備え付けの枕の他に、エレベーターホールの横の「枕処」から好きな枕を選んで利用できます。
高級羽毛枕、横寝枕、二つ折り枕、両面枕、メッシュ枕、そば枕、備長炭枕など、お気に入りの枕で寝られるのもうれしいサービスです。
静かな旅館で、大きな温泉風呂に浸かって、和テイストのお部屋でゆっくりと過ごす…ゆったりと時間が流れる最高の休日が約束されています。
館内施設はこんな感じ
オープン仕立ての旅館ですからね。館内も超キレイです。
こちらがエントランスです。「敷島館」のレトロなテイストを残しながら現代風にアレンジした、いわゆる和モダンな造り。広い畳の間が宿泊客を迎えてくれます。
フロントデスク(受付)も和モダンそのもの。雰囲気を損なうものは一切は見えないように配慮されています。
休憩スペースでさえも和テイストで統一しています。この統一感がすごく心地良いんです。
ここでは24時間コーヒーやお茶が飲み放題です。朝ごはんのあと、ここでゆっくりコーヒーを飲んで過ごすのも、いい時間です。
コーヒーマシンさえもウッド調です。
そして、エレベーター。こちらもしっかり木目調です。テイストの統一感は決して崩しません。
廊下もスッキリ。落ち着くんですよね、不思議と。
和モダンで統一され、掃除の行き届いたきれいな館内で、心からリラックスして穏やかな時間を過ごすことができると思います。
温泉はこんな感じ
参拝前には心身を清め、参拝後には石段を往復して疲れた体をじっくりと癒やす。そんな気持ちを込めてか、「敷島館」はお風呂にもかなり力を入れています。
まずは大浴場。
男女に分かれていて、それぞれとても大きい温泉風呂です。何より新しくて綺麗で清潔なところがいい所です。そして温泉です。
源泉の智光院温泉は、低張性弱アルカリ性冷鉱泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、糖尿病、不眠症などに効果があるそうです。
露天風呂もあります。五右衛門風呂も2つ。なんだか楽しくなります。
そのほか、寝風呂、打たせ湯、サウナなどもある、ほぼフルコースの大浴場。日ごろの疲れごとをさっぱりと洗い流すことができそうですね。
大浴場の他に、個室風呂が4つ。こちらは24時間入れます。
こんな感じの使用中を知らせるライトがあって、ランプの点灯していないところなら、24時間いつでも使えるという、なかなか便利なお風呂です。
種類は、陶・岩・ヒノキ・竹の4種類。
大きさはこんな感じで、家族でゆっくり入れる広さです(写真は竹のお風呂です)。
自分でランプを確認して空いていれば自由に使えるので、かなり自由度の高い個室風呂です。
お風呂上りにマッサージチェアでもみもみ。完全にリラックス…。もちろん無料です。
大浴場の隣にある「湯上がり処」で、キレイな庭園を眺めながら、アイスキャンディーでクールダウン。もちろん無料です。
しかも無制限(そんなに食べる人はいないと思いますけど^^)。お子様連れの方にぴったりです。
「湯上がり処」のおもてなしサービスですが、朝はヤクルトに変わります。
これなんか結構すごい画じゃないっすか(笑)
「敷島館」のおもてなしサービス
これまでご紹介したサービス(「浴衣処」「枕処」「湯上がり処」)以外にも、「御宿 敷島館」ではたくさんのおもてなしサービスがあります。
① ウェルカムドリンク
15時〜18時(コーヒーマシンは24時間無料)
② おしのぎ
18時〜18時30分
お腹空いた〜って方にw夕飯までのおしのぎのおやつを出してくれます。
③ 夜鳴きそば
22時30分〜23時00分
お休み前にお腹空いてきた…ってありますよねw
昼間はうどんを食べてるので、しょうゆラーメンがまたちょうどいいです。
④ ランドリー
乾燥機付き洗濯機が無料です。洗剤も置いてあります(無料)。
あったら嬉しいなぁというものが全部あるという感じです。しかも、すべて無料なので、なんかVIP感があって心地いいです。
『御宿 敷島館』の良いところ
ここまでご説明させていただいた通りですが、このホテル(旅館)はかなり良いです。よい所と悪い所を少し整理してみましょう。
ロケーション
まずは立地(ロケーション)です。
こんぴらさんの表参道に面した通りにあるため、こんぴら参りはもちろん、周辺での食事やショッピングにも超便利。近くにおいしいうどん屋さんもあるし…これ以上ない立地です。
車で来る方にとっては、父母ヶ浜や周辺の有名うどん店へのアクセスも良好。香川県西部の観光の拠点としても使える便利なホテルです。
新しい建物
2019年8月オープンの新しいホテル(旅館)です。
ホテルスタッフがとても優秀なんだと思います。掃除が行き届いていて今でも新築同然の雰囲気です。
やっぱり綺麗なホテルは気持ちいいですよね。
温泉施設が充実
大浴場(15時〜翌朝10時)と4つの無料貸切風呂(24時間)も大きくてキレイ。
利用時間が長く、使い勝手が最高です!
いつでも温泉を楽しめる環境が、心身ともにリラックスさせてくれます。
スタッフの笑顔
これが一番印象的でした。
オープン直後にコロナが発生し、とても苦労した経験が、訪れる宿泊客をより大切にするホテルスタッフの空気を作ったのかもしれません。
唯一無二の琴平観光に便利なロケーションにあって、一番きれいなホテルですから、ちょっと天狗になったりしてもおかしくなさそうですが、スタッフのみなさんは、ホントに低姿勢で温かい方ばかりでした。
ホテルスタッフの皆さんのさりげない温かい心配りが旅をより充実させてくれます。
ホテルの評価って、結局ホスピタリティが一番大事だったりします、よね。その意味ではこのホテル、最高ランクのホテルだと思います。
『御宿 敷島館』の悪いところ
ないです。
ちょっと心配なのは、もしかしたら今後少し値段が高くなっていくもしれません。最高の立地にあって、非の打ちどころのないホテルなので、多少高くても仕方がない、それだけの価値があるホテルであり続けるとは思いますが…。
もしお値打ち価格で予約が取れそうなら、即予約!でいいと思いますよ。