青森空港でJAL・ANAの待ち時間は結構楽しいです。クレジットカードの提示で無料で使えるラウンジ「エアポートラウンジ」、青森のソウルフード「みそカレー牛乳ラーメン」、そしてりんごの名産地青森の人気スイーツアップルパイの頂点に君臨する「MACUREHOUSE(マキュレハウス)」など、ローカル空港とは思えない楽しみが青森空港にはあります。
到着ロビーでは青森名物のねぶた(のオブジェ)が迎えてくれます。
出発ロビーである2階に上がれば、鬼滅のみなさんが迎えてくれます。
そんな素敵な青森空港の楽しみ方。青森空港、結構好きです。
クレジットカードラウンジ「エアポートラウンジ」
まずはゴールド以上のクレジットカードの提示で無料で使えるラウンジ「エアポートラウンジ)のご紹介から。
いやぁ、結構きれいなラウンジです。地方のクレジットカードラウンジは、しょぼーい所が多いんですけど、青森空港のクレジットカードラウンジはキレイですね。
営業時間
初便の1時間前~最終便の15分前
料金
大人850円(税込)、小・中学生420円(税込)
無料で使えるクレジットカード
VISA、JCB、DC、UFJ、UC、クレディセゾン、TS3、ニコス、ダイナース、ライフカード、アメリカンエキスプレス、JACCS、楽天カード、エムアイカード、オリコカード
場所・行き方
場所:ターミナルビル2階(出発ロビー階)
行き方:エスカレーターでターミナルビルの2階へ上がると手荷物検査場(出発ゲート)があります。
その手荷物検査場を正面に見て左方向、お土産売り場の奥にあります。
青森空港は小さい空港なので、「エアポートラウンジ」という案内表示に従って進めば大丈夫です。
ラウンジのエントランスはこんな感じです。
改装仕立てでしょうか。小綺麗な感じで、モダンな雰囲気があります。
ラウンジ内はこんな感じ
利用客のプライバシーが保たれるように、ラウンジ内はウッド調のスケルトン柱で緩やかに区切られています。
ソファーエリアだけでなく、PCで仕事ができるようデスクスペースも設けられています。
ラウンドテーブルなんかも置いてあっておしゃれですね。
至るところにコンセントやUSBジャックがありますので、ラウンジに居る間にスマホの充電もばっちりです。もちろんWi-Fiも無料です。
ソフトドリンクも無料。コーヒーとジュース系のベンダーの他に、お茶・紅茶、それにオレンジジュースとりんごジュースが用意されています。
飛行機の出発までの短い時間リフレッシュするだけなので、これで十分ですね。
カウンターで頼めばビールを飲むこともできます(こちらは有料)。
まだ新しいラウンジなので、トイレも綺麗でした。トイレ目的で利用してもいいくらいです。ラウンジ内に喫煙室があります。喫煙者の方は喫煙目的で利用しても良さそうですね。
特に変わったサービスがあるわけでもなく、サービス内容は最低限でとてもシンプルですけど、キレイなラウンジなので、リフレッシュできます。
先に青森名物の「みそカレー牛乳ラーメン」を食べてから、出発までゆっくり過ごす。そんな使い方がおすすめですね。
「かわら」の「みそカレー牛乳ラーメン」
青森のソウルフードにして、青森空港の名物「みそカレー牛乳ラーメン」です!
青森空港で時間があったら、是非「かわら」の「みそカレー牛乳ラーメン」を食べておきましょう。
味噌+カレー+牛乳という、ものすごいインパクトのあるネーミング!
おかしな味を期待し過ぎた利用者からは「普通のカレースープやん」みたいな少しがっかりコメントも投稿されていますが…(笑)
個人的には普通に、いや、だいぶおいしいカレーラーメンだと思います。
その「みそカレー牛乳ラーメン」がこちら。デフォルトでバターがオンされています。
スープは味噌ラーメンのような色ですが、カレーのスパイスが結構利いているので、カレー味の方が強いですね。ただ牛乳でまろやかさが加えられているので辛さはありません。トッピングのわかめから出たものでしょうか。時折ほんのり魚介っぽい風味が鼻を抜けていきます。
だんだんとバターが溶け出して、バターの風味も加わっていくという…第一印象ほど単純じゃない意外と面白いスープですね。
麺は期待通りと言うべきでしょうか、太めのたまご麺です。インパクト強めのスープによく合います。
チャーシューは肩ロースですかね。脂の少ないさっぱりとした部位がこれまた強めのスープによくあっていると思います。
とろとろのやわらかいチャーシューは美味しいんですけど、このスープにはあわないでしょうから、これで正解だと思います。
わかめの旨味やバターのコクが溶け出した、最後のスープはかなりおいしいです。
みそカレー牛乳ラーメン。名前のインパクトほど奇抜な味ではないですが、結構イケると思います。
パティスリー・ボンジュールの「アップルパイ」
もうひとつ、青森空港を利用するなら試しておきたいものがあります。
それがこちらのMACUREHOUSE(マキュレハウス)で売っているパティスリー・ボンジュールのアップルパイです。
りんごの生産量日本一の青森県弘前市で50年以上に渡って弘前市民から愛されてきた伝統のアップルパイです。「弘前アップルパイ総選挙」で第1位を獲ったことから人気に火がつき、全国で一番おいしいアップルパイだという評価もある人気商品です。
MACUREHOUSE(マキュレハウス)という、青森県産の人気商品を扱うお店で売っています。
ホームページには、青森空港に出店直後2ヶ月足らずで5000個を売ったという微妙な売り文句が書かれています。利用者の少ない青森空港なので、1日100も売れればバカ売れなんだと思いますが…(笑)
問題は美味しいかどうか、ですよね。
焼きたてが食べれるのかな…と思いきや。
お土産仕様なので冷凍でした。自然解凍で45分で食べられるそうです。
そして、自然解凍したのが、こちらです。
煮りんごは塊りのまま。味付けも甘すぎずシンプルです。
りんごの名産地ですからね、素材に自信があるんだと思います(当たり前ですね)。りんごそのものの味わいや触感が残されています。
そして驚いたのはパイ生地のサクサク感。一度凍らせているので、自然解凍とはいえ解凍後はシナっとしそうじゃないですか。でも全くそんなことがないんです。サクッ、サクッ、という歯ごたえ。りんご感を残した煮りんごとサクサクのパイ生地がベストマッチ!
さっぱりおいしい大人のアップルパイ。他では絶対食べられない唯一無二のアップルパイですね。これ、超おすすめです!
青森空港は小さな空港ですけど、興味深い食べ物やおみやげがあって、ラウンジも綺麗で…結構居心地のいい空港でした。