お風呂で読書♪今度のキンドルペーパーホワイトは防水機能付き

お風呂で本が読めたらなぁ、読書好きの夢が遂に叶います!

これまで最も高い評価を受けてきた電子書籍端末のキンドルペーパーホワイト(Kindle Paperwhite)。その後継機がアマゾンからリリースされました。

従来から10%以上も薄型化・軽量化し、さらに防水機能まで付いたとあって、業界は大注目。早くも電子書籍端末の完成形とまで評価されています。

もくじ

電子書籍のメリット・デメリット

まずはキンドル以前に気になるのが、電子書籍ってどうなのってところですよね。無類の本好きの自分が、キンドルを使って普段から感じている電子書籍の良いところと悪いところを上げてみましょう。

⭕ Kindleが持ってよかったなと思うこと

① 整理整頓ができる

本って結構かさばるんですよね。読み終わって良かった本は手許に置いておくわけなんですが、これが結構かさばるんですよね。キンドルなら読み終えた本を全部端末内に保管できます。

② 持ち運びが便利

旅行の時とか。2,3冊持ったりすると結構場所を取るし、何しろ重いですよね。キンドルなら何冊持っても端末重量の200グラム前後です。

③ 文字の拡大ができる(フォントも選べる)

自分には関係ないですが、これが重要な人も多いはずです。最近の文字は小さすぎる!(渡辺謙)ってやつですよね。自分な好きな文字サイズ、フォントに設定して本を読むことができます。

タブレットでもできるじゃないかって思いますよね。でも、ちょっと違います。

視覚的にご説明した方がわかりやすいので、ここだけ写真を。タブレットの方は文字を大きくてきますが、画面ごと拡げているので文字が画面からはみ出してしまいます。なので、文字を大きくして読むときには、常に画面からはみ出した部分を追っていなければいけないんですね。

キンドルの方は文字だけ大きくしますので、文字は画面にいつも収まっています。そのため片手でページ送りだけして読むことができます。

左がキンドルペーパーホワイト、右がipad mini。

④ 辞書機能が便利

最近は洋書を読むのをメインに使っています。やっぱり辞書機能があるのは便利です。

⑤ 検索が容易

これは、本によっても違いますが、付箋機能があるので後で検索がしやすいですね。

⑥ 本屋さんに行かなくても買える

メリットととらえるか、デメリットととらえるか。というのも、本屋さんで選んでいるのも楽しかったりするので。

一応メリットとしていうならば、本屋さんにわざわざ行かなくても、本屋さんよりももっとたくさんの本の中から本を選ぶことができます。

⑦ すぐ読める

本屋さんへ行かなくても買えることに派生するメリットですが…。読みたいと思ったらダウンロードすればすぐ読めるというのもメリットですね。本屋へ行く必要もなければ、配送されるのを待つ必要もありません。

⑧ 電子書籍の方が値段が安い

印刷したり、配送したり、本屋さんに置いたりといったコストが掛からない分、売り値も当然安いです。本と電子書籍の差額を積み上げれば、キンドルの端末代なんか、とっくに回収しています。

⑨ 無料の本がある

アマゾンでは無料の本のラインナップがあります。自分が読みたい本があるとは限りませんが、意外な掘り出し物があることはある。

⑩ 海外でも日本の本が買える

海外でも、日本の本を買うことができます。アマゾンジャパンは本の海外配送サービスをやっているので、自分のいるシンガポールでは本を受け取ることができます。が配送サービスを受けられない国もあるでしょう。

電子書籍ならネット環境さえあればどこでも買うことができます。旅行中など拠点が一定でなくても、購入できるのもポイントですね。

❌ kindkeでは物足りないところ

① 味気ない

慣れの問題ではありますが、紙の良さ、紙をめくるという動作など、本を読んでいるときに慣れ親しんだ動作がないので、味気ない感覚が残ります。

② 図解やカラーに弱い

図やカラーを用いた解説本や学習本には向かないですね。

③ 画面が小さい

画面が小さいので、表現できる内容にも限りがありますね。

④ 立ち読みができない

アマゾンに立ち読み機能があって内容の一部を読むことができますが、本屋さんで立ち読みするのとはちょっと違う。全部見せたら誰も買わなくなるので、仕方がないですけど。

電子書籍の容量は?

新キンドル ペーパーホワイトは、8GBタイプと32GBタイプ。

データボリュームは、漫画は一冊40MB、本は1冊0.5MB(500KB)くらいが標準。

8GBタイプは、漫画だけなら200冊、本だけなら16,000冊入る計算になります。32GBタイプだと、漫画800冊、本64,000冊入りますね。もちろん、漫画や本の種類によってデータボリュームは異なりますし、ソフトなとで多少容量を食いますので、あくまで目安です。

(アマゾンのキンドルオアシスの販売ページでは、8GBでマンガ140冊、書籍数千冊、32GBでマンガ650冊が保管可能である、と記載されています)

という感じですので、本中心の方は8GBタイプで用足りるはず。漫画中心の方は32GB合った方がよさそうという感じですね。

いずれにしても、実際の本を家に置いたら部屋が埋まってしまうような分量の保管ができることには違いありませんが。

キンドルペーパーホワイトとは

では、キンドルペーパーホワイトは、なぜ、電子書籍端末をリードする地位を気づいたのでしょうか。他の読書端末となにが違ったのでしょうか。キンドルペーパーホワイトの最大の特徴であるディスプレイ(画面)のすばらしさを見ていきましょう。

電子書籍端末は、キンドルペーパーホワイトに限らず、紙に近い表示の電子ペーパーといわれるディスプレイを採用しているため、目に優しく疲れにくいという特徴があります。

スマホやタブレットは画面が発光するのに対して、キンドルペーパーホワイトは画面に対して光を当てているため、暗がりでも直接ライトを見るようなまぶしさを感じることがないのです。

歴代のタブレットやスマホ、電子書籍端末を集めたらこんなことに😁。

左から、楽天Kobo、キンドルぺーバーホワイト、iphone、ipad mini、ipad airです。世代とかは覚えていませんが。

こうやって並べるだけで、ディスプレイの大きさ、色み、発色など、お分かりいただけるのではないでしょうか。本を読むなら左から2番目のキンドルがよさそうですよね。。

このうち、本を読むという意味では比較対象になりそうな、楽天Koboとipad miniとキンドルペーパーホワイトを比較してみましょう。

楽天Koboとの比較

楽天Koboの方が先に買ったので、キンドルの方が進化している可能性もありますが、ここは単純な比較です。

まずは、ディスプレイ自体の大きさは同じくらいですが、発色が全然違いますね。左がKobo、右がキンドルです。

どっちがいいとは言いませんが、ペーパーホワイトはホワイトっていうくらいだから、白いですね。この電子ペーパー、ペーパーというだけあって、さまざまな環境下で紙と同じように自然に見えるのがポイントなのでちょっと確認してみましょう。

✅ 直射日光の下でどうみえるか

こちらがキンドルです。

そして、こちらがKoboです。

写真ではなぜか若干Koboの方が白いようにも見えますが…。直射日光下ではほぼ同じです。

これだけはっきりと文字が認識できれば、晴れた日の屋外、例えばプールサイドやビーチでキンドル片手に読書するなんていうのも可能ですね。

ちなみにスマホだとこうです。皆さんご経験があるんじゃないかと思います。周りが明るすぎると、液晶の発光が足りず、良く見えないですよね。

✅ 暗いところでどう見えるか

もう一点興味深いのが暗がりでの見え方。これはキンドルペーパーホワイトが一番得意とするところです。

キンドルとKoboを2台並べて

電気を消すと

なんと、Koboはまったく見えませんが、キンドルはしっかり見えます。しかも自然な調光で。これなら暗がりで読んでいても目が疲れることはなさそうです。

先ほども触れましたが、ペーパーホワイトは、画面をライトで照らしている構造。つまり、この画面の部分だけ部屋の証明が付いているような感じなんですね。

では、ディスプレイ自体が発光する ipad miniとの比較ではどうでしょうか。

ipad miniとの比較

✅ 直射日光の下でどう見えるか

キンドルの紹介ページでは、スマホやタブレットが直射日光下で黒く見えるのは、発光が足りないだけでなく、ディスプレイ自体が光を反射するからのように書かれています。原因はどちらかよくわかりませんが、直射日光の下ではスマホやタブレットでは文字が読みにくいというのは経験上確かですよね。

 暗いところでどう見えるか

これまで、ipad miniはディスプレイが発光していて、キンドルはディスプレイを照らしている。この違いがまぶしく感じるかどうか、目に優しいかどうかの違いだという風に書いていますが、いまいちピンとこないかもしれません。もう少し視覚的にわかりやすいように、壁に立てかけて、暗くしてみました。

ipad mini の場合。床部分にディスプレイから発光した光が反射しています。この光がまぶしいんです。

キンドルの場合。床部分にはほとんど光が反射していないのがわかります。画面自体が光を放っているのではなく、照明を当てられて光っているのと同じロジックで光って見える。

暗がりで懐中電灯を下から顔に当てて幽霊のように…あの感じです(余計わかりにくい?😁)

写真の感じからでも、まぶしさの違いがお分かりいただけるのではないでしょうか。これが電子ペーパー、キンドルペーパーホワイトの実力です。

✅ バッテリー持続時間

長時間バッテリー。一度の充電で数週間利用可能(明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合)です。

正確な比較はできないですが、ライトの消費電力も違いますし、読書特化なのでアプリの数も違うので、タブレットやスマホとは比べ物にならないほど、バッテリー持ちがいいことは想像の通りです。

新型キンドルペーパーホワイトで進化したところ

それでは今回に新発売になったキンドルペーパーホワイト、電子書籍端末の完成形ともいわれていますが、一体どこが進化したのでしょうか。

防水機能が付きました!!!

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これが言いたくて言いたくて仕方が無かったです。ついにキンドルペーパーホワイトに防水機能が付きました。

これまでも、防水機能付きのキンドルはありました。Kindle Oasisというやつです。ちょっと大きくて、やぼったくて、価格も29,980円〜という、防水なだけでは手が出せない代物でした。

今回は、電子書籍端末としては、完成の域にあるキンドルペーパーホワイトの防水対応!これはもう凄いことですよ。完璧です。これが、なんと13,980円~。

ほんとに、キンドルオアシスを3万円とか出して買った方には申し訳ないです。これから、初めてキンドルを買う方!完全に勝ち組です!

防水性能もIPX8等級、深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないレベル、だそうです。そんなに長く沈まないですけどね。お風呂に入っているくらいじゃあ全く問題ないレベルということは確かですね。

とうとう、愛読家の夢「お風呂で読書をする」が叶います!アマゾンさんありがとう!

解像度や画面サイズに大きな変更なし

従来と同じ、6インチ、最高解像度300ppiのディスプレイを採用しています。

キンドルは、もともと本を読むには十分な解像度と最適な画面サイズの結論に辿り着いているので、この点に関しては、ほとんど変更がありません。

唯一の変更点は、内蔵LEDライトが1つ増えていること(4つ → 5つ)。旧キンドルでも十分な明るさが確保されていますので、明るさの均一性を狙った改良であると考えられます。

軽量化、薄型化に成功

やはりキンドルは読書に特化した端末として、画面を含めた大きさの最適解をすでに得ていますので、端末の面積には変更ありませんが、2018年の新型で大幅な薄型化に成功しています。

旧モデルの厚さ9.1ミリから、新モデルでは8.18ミリとなり、1ミリ近くの薄型化に成功しています。

また、重さについても、旧モデルが217グラムであったのに対し、新モデルでは191グラムと、26グラムの軽量化に成功しています。

デザインの微調整

旧モデルにあったベゼルとスクリーン部分のつなぎ目がなくなり、一体化したデザインになりました。防水対応と同じにスタイリッシュな見た目になりましたね。

【旧キンドル】

かなり注目しないとわからないですが、確かにつなぎ目があってカッコ悪い。

【新型キンドル】

横のヘリの部分です。

細かな修正点ですが、外観はすでに高い領域に達していたので、完成形に向けて最後のブラッシュアップが行われた、そういう印象ですね。

4G対応機種の発売

電子書籍の市場に、マンガの需給が増えているんでしょうね。旧キンドルでも、3G回線無料で利用できるモデルがありましたが、新型キンドルでは4G対応が発売されます(4Gタイプは遅れて2018年12月に発売)。

個人的にはWi-Fiだけで足りています。だいたい家でダウンロードしているので。仮に外でダウンロードしたければ、スマホとテザリングすればいいので、あまり必要性は感じないなぁ…。ですが、この機能を待っていたというレビューなんかもあるので、いろいろな使い方があるのかな、とは思います。(たぶん使ってない人のレビューです(毒))

最低容量の拡大(4GBから8GBに)

最低容量が4GBから8GBにアップしました。これによって、ラインナップは8GBタイプと従来と同じ32GBタイプに。

すでに触れましたが、8GBタイプは、漫画だけなら200冊、本だけなら16,000冊程度保管できるので、本中心の方なら、8GBで十分です。

32GBタイプは、漫画800冊、本64,000冊程度保管できます。マンガ中心の方は32GBの方が安心ですね。

新型キンドルの使用シーン

防水機能が新たについたキンドル、どんなシーンで使えそうか、想像してみました。

✔ まずは通勤通学電車の中ですかね。持ち運びもらくらく。ページ送りも片手でサクサク。読み終わってもゴミは出ない。そしていつも、キンドルだけカバンに忍ばせておけばいい。らくらくです。

✔ カフェでまったり小説を読むなんてのもいいですよね。薄暗いシックなカフェでも、オープンテラスの明るいカフェでも、キンドルが画面を最適な明るさにしてくれます。

✔ 旅行にもキンドル1台持っていくだけ。飛行機の中でも、新幹線の中でも。バッテリーの持ちがいいので、電池切れも気にする必要なしですね。

✔ 寝る前にちょっと読書を。電気をつけなくても読めるのがキンドル。誰かが横で寝ていても読書を楽しめます。眩しさもなく目が痛くなりません。

✔ 少しずつ老眼が進んできて小さな文字が見えにくい。そんな時もキンドル。文字を最適な大きさにセットしておけば、全ページその大きさで表示されます。

✔ 洋書でも挑戦しようか。辞書機能があるから、いちいち辞書を引かなくていい。

さらに防水機能がついたので、こんなことも。

✔ キンドルをもってプールへ行こう。海へ行こう。

✔ キンドルで料理レシピを見ながら料理をしよう。よごれても後で洗えるから大丈夫。

✔ お風呂で本を読むのが最近の習慣。お湯の温度を低くして、ながーく浸かれば美容効果も。とか。

水と汚れに強い。紙の弱点のほとんどを克服したキンドルなら、新しい読書の形がどんどん生まれるに違いありません。

こんな動画も発見しました。まあ汚れ系は全然気にしないで使えますって感じですね。洗えますから。

結局新型キンドルペーパーホワイトは買いなのか?

新型キンドルペーパーホワイトは、これまでキンドルで好評だった機能を積み上げ、一つのデバイスに集約したもので、まさに電子書籍端末の集大成、完成形といえるもの。

いわば防水機能の本ですから、小さな革命です。これまでなかった読書シーンが生まれ、そこからまた新たなニーズが生まれるかもしれません。ちょっと大袈裟でしょうか。

これまでキンドルを買うことを躊躇していた方。キンドルは今回で一応の完成を見たと思います。ここまで待たれたのが羨ましい。躊躇なく買っていただいていいと思います。問題は、自分も含めた、すでにキンドルペーパーホワイトを持っている方ですね。買うしかないですよね。中古市場もあるので、現行モデルは売りましょう😁

なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性もありますので詳細は販売ページをご確認ください。また、モデルにより発売開始日が異なりますので、そちらについても販売ページをよくチェックしてみてください。

どれを選択すればいいか

選択肢は、容量(8GB・32GB)、広告(あり・なし)、無料4G通信(なし・あり)の組み合わせです。容量が大きい方が価格が高いですし、広告がない方が価格が高い。また、無料で使える4G通信がある方が、価格が高いです。

容量は8GBか32GBか

マンガ中心の人は32GB、本中心の方は8GBで十分。

8GBタイプは、漫画だけなら200冊、本だけなら16,000冊程度保管できるので、本中心の方なら、8GBで十分でしょう。32GBタイプは、漫画800冊くらいまで保管できそうなので、マンガ中心の方は32GBの方が安心です。(キンドルオアシスの販売ページでは、8GBはマンガ160冊、本数千冊、32GBは、マンガ640冊程度と記載されいています)。

広告のありか、広告なしか

広告ありバージョンは2,000円安く買えます。主にスリープ状態からの立ち上げやホーム画面で広告が表示されるようです。

広告なしバージョンがおすすめなのは言うまでもありません。

Wi-Fiのみか、無料4G通信付きか

無料4G通信は、32GB+広告なしとのセットだけの販売ですので、8GBの方は選択できませんん。32GBが必要なマンガ中心で利用する予定の方か、そんなに容量は要らないけど通信が欲しい方(そういう人は稀だと思いますが)が対象です。

自宅や会社などWi-Fiがつながるところも多いと思いますので、よほどの頻度でマンガや本を買う人以外は4G通信機能は要らないと思います。通信機能を内蔵しなくても、自分のスマホとテザリングすれば、通信可能な人も多いと思いますので。

ということで、結論としては、タイプ別にそれぞれ1択です。

✅ マンガを中心に使う方 ➤ 32GB + 広告なし + Wi-Fiのみ

もくじ